サイクリングの楽しみ方やサイクリングウェア、おすすめサイクリングロードなどをお届けする「初心者のためのサイクリング入門」!
サイクリングをやってみたいけど、何からはじめたらいいかわからない…そんな方必見!
自転車系YouTuber「あむ」さん監修でお届けします。
※この記事は2020年10月9日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
サイクリングとは?
サイクリングとは、自転車を使ったレクリエーションのことです。
遠方に足を伸ばす遠乗りから身近な場所での走行まで、幅広く使われています。
日本でも100年以上前から徐々に普及し、特に1960年代には健康的なスポーツとして大きなブームが起こったほど。
ここ数年も、シェアサイクルの広まりや、アウトドア人気の影響などもあり、サイクリングが再び注目を集めはじめています。
≪サイクリングを始める前に≫
早速、サイクリングの楽しみ方について解説したいところですが、その前に最低限の交通ルールや予備知識を押さえておきましょう。
◇知っておきたい交通ルール
・車道の左側を走る(歩道を走らない)
・右折をする際は二段階で
・夜間は必ずライトをつける
・ベルは歩行者に対して鳴らさない
・ハンドサインを覚えておく(マストではないが、知っておくと安心)
◇知っておきたい予備知識
・補給用の食べ物を持ち運ぶ(サイクリングは意外とカロリーを高く消費します。携帯に便利な羊かんなどがおすすめ)
・特に夏場は熱中症対策を(水分だけではなく、電解質補給タブレットもあるとよい)
・行き先の事前調査をしておく(ルート、気温、風、雨)
サイクリングの色々な楽しみ方やメリット
「気軽に、ちょっと生活圏から離れた場所へ行けて、自分のペースで自分らしく楽しめる」これがサイクリングならではの魅力です。
そんなサイクリングの楽しみ方や、お得な気持ちになれるメリットを紹介します。
サイクリングの楽しみ方
車では行きにくい道の先にある、でも徒歩だと遠すぎて行けない、そんな場所に行くのに適しているのが自転車です。
例えば、すごく細い山道を登った場所に「知る人ぞ知る美味しいパン屋さん」があったりします。
自転車だからこそ行けるお店や、景色を目指してペダルを漕ぐ…サイクリングではそんな経験ができるんです。
坂道が多いと肉体的に大変なこともありますが、頑張った分ごはんも美味しく感じますし、景色もきれいに見えます。
また、「サイクリング仲間が増えていく」と、より楽しくなります。
サイクリングをしている人と出会うと、フレンドリーに声をかけられることも多いです。
そこで自転車のことやおすすめの場所を教えてくれたり、友達になって一緒にツーリングしたりすることも!
サイクリングのメリット
サイクリングは健康にも良く、ボディメイクにもメリットがあります。
100km走れば1000キロカロリー消費することもある、と言われているので、最近カロリーが気になる人にもいいでしょう。
また、ペダルを漕ぐことで特に下半身が鍛えられるので、スタイルアップにも期待できます。
ちなみに、サドルは高くするとももの後ろ側に負荷がかかってより鍛えることができるのでおすすめです
自転車の種類と選び方
ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイクと自転車には種類があります。
ロードバイクは自転車レースにも使われる、車体が軽くタイヤの細い、走ることに特化した自転車。
マウンテンバイクは、その名の通り登山道や舗装されていない道を走ることにも対応している、耐久性に優れた自転車です。
クロスバイクは、ロードバイクとマウンテンバイクの中間に位置し、未舗装の道でも走りやすく長い距離にも耐えられる性能が特徴です。
サイクリング初心者なら、金額・乗りやすさの両面からクロスバイクが手を出しやすいでしょう。
街中を走るのに適した「街乗り」自転車で、楽な姿勢で乗りやすい点が特徴です。
値段もリーズナブルなものが多く、ロードバイクに比べると盗難リスクが低いのもいいところですね。
初心者だけど「本格的にサイクリングをはじめたい」という人はロードバイクも◎。
車体が軽く、長い距離を走るのに適した自転車です。
女性には「ミニベロ」もおすすめ!
車体やタイヤが小さい自転車ですが、ちょっとお出かけするには十分活躍してくれますし、何より見た目がかわいいところがおすすめのポイント!
サイクリングの服装や持ち物を紹介
サイクリングの服装はデザインも大事ですが、機能性も重視しましょう。
動きやすさや汗の乾きやすさを考えて選んでください。
初心者なら、専門店に行って店員さんにアドバイスしてもらうとスムーズです。
ボトムスで気をつけたいのが「お尻が痛くなっちゃう対策」です。
特に長い距離を走ると、どうしてもお尻への負担が避けられないので、サイクリング用のものをセレクトするのがベター。
パンツタイプが一般的ですが、最近はかわいいサイクリング用スカートもあります。
安全対策として、ヘルメットはマストです。
手汗による滑りを防止してくれるグローブは、あるとブレーキをかけやすくなります。
持ち物では、補給食(羊かんなど)、盗難防止の鍵、パンクの修理道具は持っていくことをおすすめします。
また、特に暑い日は熱中症対策の水分・電解質補給タブレット、日焼け対策の日焼け止めを忘れないように。
寒い日はカイロ、保温ボトルに入れた温かい飲み物など防寒対策をしておくと安心です。
あとは、流せるティッシュはあらゆる場面で役立つのでおすすめ。
公衆トイレに紙が無いことも結構あるので、余分に持っておくと安心です。
初心者でも走りやすいサイクリングロードの紹介
走りやすくて初心者に優しい、しかもきれいな景色など見どころもあるサイクリングロードを紹介します。
つくば霞ヶ浦りんりんロード(茨城県)
全国からサイクリストが集まる定番のサイクリングロード。
自転車専用の道が確保されており、風の影響を受けにくいように設計されているので、初心者でも安心して走ることができます。
また、このサイクリングロードの拠点となる土浦駅は、サイクルショップやシャワー、ロッカールームといった設備が整っていて、街全体がサイクリストに優しいところもポイントが高いです!
印旛沼サイクリングロード(千葉県)
20kmほどと手ごろな距離と、走りやすく整備されたサイクリングロード。
サイクリングロードの中には、ずっと同じ景色が続く道も多いですが、ここは公園や橋、湖沼、山とどんどん景色が移り変わるのが魅力です。
荒川サイクリングロード(埼玉県)
道幅が広い場所があるので、練習するのにぴったりです。
カフェや食事ができるお店、公園も多く、ちょこちょこ休憩しながら自分のペースで楽しむことができます。
また、経験豊富なサイクリストがいることの多いサイクリングロードなので、万が一のパンクなどトラブルがあっても比較的助けを求めやすいでしょう。
境川サイクリングロード(神奈川県)
平坦な道が続くため、初心者の走りやすさという点で特におすすめ。
ゴール地点が江の島なので、サイクリング後の観光も一緒に楽しみましょう!
サイクリングのよくあるQ&A
最後に、サイクリング初心者のよくある質問に回答していきます。
実際にサイクリングをはじめるにあたって知っておきたい情報ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
Q.はじめてサイクリングをするとき、一番意識しておきたいことは?
A.自分のペースで走ることを心掛けましょう。
無理して上級者についていこうとせず、車間距離をしっかりと取りながら安全運転することが重要です。
また、万が一に備えて自転車保険に入っておくと、心の安心につながります。
Q.どれくらいの距離から始めるのが良いですか?
A.あくまで目安ですが、15~20kmくらいをおすすめします。
距離も、スピードと同じで無理しすぎないようにしましょう。
Q.コースはどのように設定すれば良いですか?
A.初心者なら「上級者に教えてもらう」が一番早いです。
身近に上級者がいない方でも、自動でルート設定してくれるアプリもあるので、地図アプリやサイクルコンピューター(自転車の速度や距離を計測できるアイテム)を使ってナビ設定をすると安心。
Q.電車での自転車の持ち運びのマナーは?
A.輪行袋には車体全部を収めるのがマナーです。
自転車を収納する輪行袋から、ハンドルなどがはみ出て見えてしまうのはNG。
また、電車が混んでいるときは乗らない、帰りは汗を拭いて乗るなども基本マナーなので押さえておきましょう。
【監修】
あむ/自転車系YouTuber
岐阜県出身。ロードバイク歴1年半。Youtubeチャンネル「あむちゃん!」でサイクリングや100kmチャレンジなどの自転車動画を配信している。景色や食べ物を楽しみながら走るのが好き。
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