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連載:小さな温泉「奥山温泉」編!知られざる山梨の名秘湯を温泉のプロが紹介<関東>

2020.11.29

関東・東北版じゃらん本誌にて毎月キラリと光る名湯・秘湯を紹介する連載「小さな温泉」。108回目の今回は山梨県南部町にある「奥山温泉」をご紹介します。

読者にも人気のこのコーナーで温泉を紹介してくださるのは、入湯した温泉地数は国内外で1500湯以上!どの温泉にも1回以上宿泊して取材をしてきたというベテラン温泉ライターの西村さん。温泉取材歴20年のプロが伝えたい名湯秘湯の魅力や温泉の楽しみ方、周辺のおすすめスポットなどぜひチェックしてくださいね。

一人旅でじっくり温泉を楽しむもよし!都会から離れ自然の中の温泉を楽しみにお泊りデートにいくのも素敵。まだ出会っていない穴場の温泉やお気に入りの場所、みつかりますように。

※この記事は2020年10月14日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
記事配信:じゃらんニュース

知られざる南山梨の名秘湯へ

山梨県最南端にある南部町。白砂の美しい富士川が、背骨のように町の真ん中を流れ、そこに多くの支流が注ぎこんでいる。

そのうちの1本、清流・福士川に沿って奥へ奥へと進み、川の分岐地点から、細い坂道をさらに5キロほどのぼったところに、一軒の温泉施設が現れる。

奥山温泉
ここが入口。美しい渓流に沿って坂道が続くので運転にはご注意を
奥山温泉
標高500メートル。周囲の山々に溶け込み、こんな場所に!とビックリ

周囲の森に溶け込み、まるでお寺のようなシックなたたずまい。「地元の山に生えていた檜と杉を使って建てているんですよ」と奥山温泉の支配人、内野さんが教えてくれた。

どうりで館内にいても、森の中にいるような心地良さが感じられる。

奥山温泉
地元木材で建築。緑と光にあふれた吹き抜けロビーでコーヒーも
奥山温泉
温泉好きな若き支配人の内野さんと地元を良く知るベテランスタッフの秋山さん

やわらかいお湯にとろける

奥山は平成生まれの比較的新しい温泉地だ。話によると、冬のある日、ヘリコプターを飛ばし、雪解けしている場所を見つけて、そこを掘ったところ、温泉が湧き出したのだそうだ。

奥山温泉
キラキラと輝く、pH9.9のアルカリ美湯。湯口からは循環されていないお湯(冬は加温あり)が注がれている
奥山温泉

泉温は42度。ぬる湯が多いこのエリアでは貴重な“高温泉”だが、冬は若干の加温が必要。透明で清らかなお湯はアルカリ度が高く、ツルツルスベスベとした感触。シャワーもアルカリ性の沢水で肌あたりがやわらかい。

奥山温泉
広々とした露天。県境を越えて静岡からやって来る常連さんも多い

樹林に囲まれた露天は広々としていてお湯はぬるめの適温。軽やかな湯の音を聞きながら長くゆっくりと入っていられる。

奥山温泉
洗い場も窓も広くゆったりとした内風呂。造りが異なるので男女週替わりの予定
奥山温泉
取材時の夕食。名産のタケノコ料理や地元野菜がおいしい

知名度はないけれども奥山は本当にステキな温泉地だ。交通便利とは言えないし周囲には何もない。だからこそ心の底からリラックスできる。

おすすめの周辺立ち寄りスポット

南部茶スイーツを味わって♪

南部茶スイーツ

地元名産の緑茶を使ったソフトクリームやプリンなどもぜひ。「道の駅なんぶ」や「なんぶの湯」にて。

美しい福士川渓谷

福士川渓谷

南部町の紅葉名所の一つ。見頃は11月中旬ごろ~

■奥山温泉
[TEL]0556-66-3366
[住所]山梨県南巨摩郡南部町福士26842
[宿]1軒
[源泉]動力泉1本
[泉質]アルカリ性単純温泉
[料金]1泊2食8150円~、入浴のみ900円(町内在住者500円)
[定休日]入浴は火、宿泊は月~木
[アクセス]【電車】JR身延線内船駅または十島駅より町営バス40~50分で徳間より徒歩1時間30分 【車】新東名新清水ICよりR52、県道801で50分または中部横断道下部温泉早川ICより県道10、801号で1時間
※キャンプ場もあり
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じゃらん編集部  じゃらん編集部

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