2022.04.13

【長野】別所温泉で行きたい日帰り温泉まとめ！おすすめ観光スポットやアクセス情報も

長野県上田市にある別所温泉。開湯は1000年前と伝わる信州でも歴史の深い温泉地です。

重要文化財も数多くある歴史溢れる街並みは、映画やドラマのロケ地としても有名！この記事では、日帰りで立ち寄れる温泉施設や観光スポットをピックアップしました。

※この記事は2022年4月9日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
記事配信：じゃらんニュース

別所温泉とは？

長野県上田市街地からは車で約30分。東京からは新幹線と在来線を乗り継ぎ約2時間10分と、日帰り旅行にもぴったりな温泉地です。

温質はpH8～9の弱アルカリ性。肌がつるつるになると言われおり「美人の湯」と呼ばれています。古くは湯治場としても栄えた温泉地で、日本武尊が7カ所に温泉を開き「七苦離の温泉」と名付けたという伝説から「七久里の湯」とも呼ばれ、1000年以上続く歴史があります。

「信州の鎌倉」とも称される街並みは、重要文化財もたくさんあり、散策するにはもってこい。小道もたくさんあり古くから残る建物や四季に彩られた小道をゆったりと散歩しながら、そぞろ歩きを楽しめるでしょう。

【日帰り温泉】別所温泉 あいそめの湯

公営の別所温泉施設。岩盤浴もあり！

別所温泉駅から徒歩1分の大型日帰り公共温泉施設です。内湯や露天風呂のほかにも、陶器風呂などがあり、入浴料＋500円で岩盤浴も楽しめます。

電車で上田温泉に訪れる場合は、上田駅～別所温泉駅の往復キップとあいそめの湯の入浴券がセットになった「あいそめ湯ったりきっぷ」がオススメ。

駅を出て目の前にある施設なので、旅の疲れを癒してそのまま電車で帰宅という使い方もアリですよ。

（画像提供：別所温泉観光協会）

【日帰り温泉】真田幸村隠しの湯 石湯

戦国武将、真田幸村ゆかりの温泉

池波正太郎の大河小説『真田太平記』に登場する石湯。

脱衣所も湯船もこじんまりとした施設ですが、その名の通り、自然石を積み上げて作られた岩のお風呂の雰囲気はバツグン！外にある飲泉で、身体の外と内から温泉を楽しめます。

石鹸やシャンプー類、タオルなどは持ち込みが必要です。（番台で販売あり）

施設の前に立てられた「真田幸村隠しの湯」の標石は、池波正太郎の自筆。歴史ロマンに浸りながら温泉を堪能できるスポットです！

（画像提供：別所温泉観光協会）

【日帰り温泉】慈覚大師ゆかりの湯「大師湯（だいしゆ）」

地元の皆さんにも愛される昔ながらの外湯施設

別所温泉の観光名所「北向観音堂」の参道入口近くの外湯。浴室はこじんまりとしており、湯船も小ぶりですが、天井が高いので開放感があります。

源泉100％かけ流しで、ややぬめりがあり、ふんわりと香るやわらかな硫黄の匂いがなんとも心地良い。湯口にはコップが置いてあり、飲むこともできます。

石鹸やシャンプー類、タオルなどは持込が必要ですが、番台の販売もあるので（タオル200円、バスタオル500円 ほか）ぜひ利用を。

（画像提供：別所温泉観光協会）

【日帰り温泉】北条氏ゆかりの湯「大湯」

鎌倉時代から続く歴史ある日帰り温泉

鎌倉時代の武将である北条義政が浴室を建てたと言われる歴史ある施設。溢れ出る湯の量の多さから「大湯（おおゆ）」と呼ばれています。

内湯は煎茶のように薄く緑に色付いた硫黄泉で、温度は少し高め。洗い場は広々としているので、ゆったりと落ち着いた中で温泉を楽しめます。

共同浴場にしては珍しく男湯・女湯ともに露天風呂があるのもポイントです。内湯に比べて温度が低めなので、外の空気を感じながらゆったりと湯につかりたい方にオススメ。

（画像提供：別所温泉観光協会）

【日帰り温泉】別所温泉 旅館 花屋

大正ロマンを堪能できる温泉

1917年創業、登録有形文化財指定の宿。創業当時の建物がほぼ変わらず受け継がれており、情緒ある木の回廊を抜けた先にある露天風呂は、緑に囲まれた純和風のつくり。

大理石造りの内風呂は、ステンドグラスからこぼれる光が美しく、大正ロマンを感じさせるクラシックな雰囲気です。

料理長自慢の旬の料理を楽しめる会席と温泉入浴がセットになった日帰り温泉プランもあるので、特別な時間を過ごしたい方にピッタリ！

（画像提供：別所温泉 旅館 花屋）

別所温泉の観光情報

足湯「ななくり」

オールシーズン楽しめる無料の足湯

別所温泉散策の途中で立ち寄りたい足湯です。建物は安楽寺の国宝「八角三重塔」がモチーフの総ヒノキ造りで、8人が同時に腰掛けられる広々としたつくり。

お湯の温度は季節に応じて調節されるので、夏は暑さを和らげるゆったり気分に、冬はポカポカと芯から身体を温めることができます。

無料で楽しむことができるので、別所温泉散策の休憩に是非利用してみてはどうでしょう？

（画像提供：別所温泉観光協会）

足湯 大湯薬師の湯

北向観音近くの足湯。地元の方との交流も楽しめる

北向観音から程近くの足湯。北向観音名物の厄除けまんじゅうを味わいながらひと息つくにはもってこいのスポットです。

足湯の隣には洗い場があり、地元の方々が畑で採れた野菜などを洗いに来られます。足湯につかりながら地元の皆さんとの交流に華が咲くかも？

冬期は休業していますのでご注意を。

（画像提供：別所温泉観光協会）

北向観音

恋愛成就のパワースポット

平安時代初期の825年（天長2年）に開創された霊場です。境内にある愛染堂には、恋愛や縁結び、家庭円満を守る仏「愛染明王」が安置されています。

映画のモチーフにもなった『愛染かつら』の巨木は、縁結びの霊木として崇められています。
カップルや夫婦の方にオススメしたい恋愛パワースポットです。

（画像提供：別所温泉観光協会）

安楽寺

日本でここだけの重要文化財を蔵するお寺

日本でも歴史の深い臨済禅宗寺院の1つである安楽寺。国宝・重要文化財など数多くの文化遺産を蔵しています。

なかでも、境内にある木造の八角三重塔は、全国に1つしかない貴重な建築で、長野県の国宝第一号に指定されています。山奥にポツンと佇む姿は、圧巻の一言！

紅葉シーズンは境内へ向かう坂道にある紅葉が綺麗に色付き目にも鮮やか。休日は参拝客が多く、駐車場も込みあうので車でおでかけの際は注意が必要です。

（画像提供：別所温泉観光協会）

常楽寺

別所温泉にゆかりの美術品を堪能！

北向観音の本坊（本寺）で、825年（天長2年）に開創されたお寺です。

境内には常楽寺にゆかりのある美術品が収蔵された美術館もあり、徳川家康の書や葛飾北斎の絵馬、北原白秋の原稿などの歴史的価値のあるコレクションを拝見できます。

（画像提供：別所温泉観光協会）

別所温泉の温泉旅館・ホテル一覧

日帰りだけじゃない！魅力的な温泉宿もいっぱい！
「別所温泉」の宿・ホテル一覧はこちら

別所温泉へのアクセス

電車の場合

【東京から】
長野新幹線を利用し「上田駅」へ。「上田駅」から、上田電鉄を利用し「別所温泉駅」まで約30分（計1時間45分）

【名古屋から】
央西線特急を利用し「篠ノ井駅」へ。篠ノ井駅から、しなの鉄道を利用し「上田駅」へ。「上田駅」から上田電鉄別所線を利用し「別所温泉駅」まで約30分（計4時間半）

車の場合

【東京方面から】
「練馬IC」から関越自動車道を利用し「藤岡JCT」まで約1時間。上信越自動車道「上田菅平IC」を経由し、国道18号線を通って別所温泉まで2時40分弱

【名古屋方面から】
東名高速「小牧JCT」から中央道「岡谷JCT」へ。長野道「麻績IC」を経由し国道143号線を通って別所温泉まで約3時間半

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