沖縄県・古宇利島にあるハート型の岩「ハートロック」をご存じですか?自然が生み出したSNS映えするフォトスポットとして知られ、カップルでの旅行や家族旅行でも注目されています。
本記事では、ハートロックがあるティーヌ浜のアクセス方法や見どころ、楽しみ方、周辺観光スポットなど、事前に知っておきたい情報を紹介します。
ハートロックがある古宇利島とは?

古宇利島は沖縄本島の北部にある、北東約1.5km沖の島です。
周囲は約8km、車だと約10分で一周できます。小さな島ですが歴史は古く、沖縄版アダムとイブともいわれる人類発祥伝説があり、「恋の島」とも呼ばれています。
【みどころ1】ハートに見える!大きな岩

古宇利島の北側の天然ビーチ、ティーヌ浜の正面に2つ並ぶ大きな岩がハートロック。海風や波の浸食によって長い時間をかけて形づくられた2つの岩は、岩そのものや重なり方、岩と岩の隙間によって、3つのハート型に見えるといわれています。

一つ目は、ビーチから見て左側の岩。中央上部がくぼんだような形をしており、岩そのものがハート型に見えるといわれています。

二つ目は、左右の岩をひとつのシルエットとして見るハート型。少し角度を変えて眺めると、ふたつの岩が重なって大きなハートのように見えます。

三つ目は、ふたつの岩の隙間に逆さのハート。岩の間からのぞく青い海がハート型に切り取られたように見え、岩そのものを眺めるのとはまた違う景色に出会えます。自然が作った景色の中にこんなにハートがあるなんて、素敵ですよね。
【みどころ2】青い海に白い砂。美しい天然ビーチ

ティーヌ浜は手つかずの天然ビーチ。岩場に囲まれてこぢんまりとしている、小さな浜辺です。駐車場から浜に向かう道中も特別感満載。草木が茂る小道を進むと目の前にキラキラ輝く海が見えてきます。
透明度が高いブルーの海は、天気や時間によって様々な美しい表情を見せてくれます。晴れた日には白い砂浜とのコントラストも美しく、ハートロックだけでなく、ビーチそのものの景色もゆっくり眺めたくなる場所です。
【みどころ3】夕暮れ時の神秘的な絶景

夕暮れ時には、西に傾く太陽の光を受けて、ハートロックや海辺の景色が美しい茜色に染まる絶景も。ビーチ正面から夕焼けをバックにハートのシルエットを眺めたり、ビーチ右側からハートのくぼみや逆さハートの中に夕日が沈んでいくベストショットを探したりと、位置を変えながらいくつものシーンが楽しめます。
那覇空港からハートロックへのアクセス

ハートロックが見られる古宇利島は、沖縄本島北部の今帰仁村(なきじんそん)にあります。那覇空港からハートロックへは車で行くのが便利です。空港から約1時間半〜2時間ほどでアクセス可能で、高速道路を利用するのが一般的。
那覇空港から古宇利島へは、沖縄自動車道を利用して終点の許田ICへ。そこから国道58号や名護東道路、県道110号・247号などを経由し、さらに北へ向かいます。道中、橋でつながる奥武島や屋我地島を渡りながら進む道のりもワクワク感たっぷりです。
しばらく走ると、目の前に古宇利大橋が見えてきます。両側にエメラルドグリーンの海、橋の先に古宇利島が広がる様子は、まさにリゾート感あふれる風景です。
そのまま橋を渡りたくなるところですが、橋の手前にはひと休みにぴったりのスポットがあります。駐車場に車を停めて、ビーチに下りたり橋の歩道から海を眺めたりするのもおすすめ。海風を感じながら車窓とは違う目線で古宇利大橋の景色を楽しめば、ここまで約1時間半のドライブ疲れも心地よくほぐれそうです。

休憩を挟んだら、いよいよ古宇利大橋を渡って古宇利島へ。全長約2kmの橋は通行料がかからず、沖縄屈指の絶景ドライブコースとしても知られています。サンゴ礁が群生する海を両側に眺めながら走れば、まるで海の上を進んでいるような爽快感を味わえます。
橋を渡ればハートロックはもうすぐです。古宇利島に入ったら県道247号を道なりに、島を左回りに一周するように進みます。帰りは反対回りに進んで、行きとは違う島の景色を眺めながら戻るのもおすすめです。
道路の左側に「ハートロック」「ティーヌ浜」の看板が見えたら左折します。ティーヌ浜の周辺には有料駐車場があるので、駐車場に車を停め、歩いて浜へ行きましょう。駐車料金は1日100〜500円程度が相場です。観光シーズンには駐車場が埋まってしまうこともあるので、ハートロックを訪れるなら早めの時間帯がおすすめです。
おすすめの時期&時間帯

ハートロックは1日のなかでも時間によって様々な表情を見せてくれますが、まず気にしたいのが潮位です。干潮時にはハートロックまで歩いて行けるほど潮が引くので、岩が青い海に浮かぶ姿は見られませんが、キレイな逆さハートが現れます。
満潮時には透き通る青い海にハートロックが美しく映えますが、海面が上がるので岩の一部が海の中に入り、逆さハートが見えなくなってしまいます。おすすめは干潮から少し満ちてきたくらいか、潮が引き切る前の時間帯。潮位が低いと透明感のあるグラデーションの海にハートロックが浮かび、逆さハートもキレイに撮影できます。
潮位の違いによる海やハートロックの見え方が気になる場合は、事前に潮汐表で確認すると良いでしょう。
また、ハートロックは時間帯の違いによる太陽の位置で見え方が変化します。青い空を背景にしたいなら太陽が真上に上がるお昼の時間帯 、夕焼けに浮かぶハートを見たいなら日没の30分前からスタンバイするのがおすすめ。日没前には、夕焼けとともに海の色や空の色合いが変わり、ロマンチックな景色が楽しめるのもハートロックの魅力です。
ハートロック周辺は、夏休みやゴールデンウィークといった観光シーズン、土・日、お昼時は混雑しやすいため、写真を撮りたいなら観光客の少ない早朝や夕方が狙い目です。
また、満潮時は砂浜が狭くなり、岩の近くまで行きにくくなることがあります。写真撮影を楽しみたい場合は、干潮時を狙うとゆっくり観光しやすいでしょう。
ハートロックの撮影&絶景ポイント

ハートロックのあるティーヌ浜は、浜に下りる前とビーチの上で、それぞれ違った角度から撮影を楽しめます。浜に下りる前の階段途中の岩の間からは、ハートロックを正面に上から見下ろすハイアングルの写真が撮影できます。
ビーチに下りたら正面からは右側のハート型の岩が、右側からは逆さハートがキレイに見えます。また、ビーチと海と空の配分を変えることでも印象が変わるので、たくさん撮ってお気に入りのアングルを見つけてください。
ビーチの楽しみ方!周辺の観光スポット

ティーヌ浜の砂は細かくて柔らかく、裸足で歩いても痛くありません。監視員不在の海なので遊泳には向いていませんが、波打ち際を裸足で散歩するなどぜひ肌で海を体感してください。浅瀬は岩場も多いので、ケガには注意しましょう。
古宇利島は小さい島ですがカフェやビーチも多く、観光にはぴったり。展望塔「古宇利オーシャンタワー」からは、壮大な青のパノラマ絶景が楽しめます。ラグジュアリーなホテルやお洒落なコンドミニアムなど宿泊施設も充実しているので、1日中海や空を眺めてのんびり過ごす古宇利島ステイもおすすめです。
行く前に知りたい注意ポイント

<服装>
ハートロックがあるティーヌ浜は自然の浜辺。浜辺には岩や段差、滑りやすい場所が残り、崖のような階段や岩を下りる場面もあります。特に岩場は濡れていると滑りやすいため、ヒールや歩きにくいサンダルは避け、スニーカーにパンツなどの軽装がおすすめです。
沖縄の日差しは非常に強く、短時間でも日焼けしやすい環境です。帽子やサングラス、日焼け止めは必須アイテム。夏場は熱中症対策として、飲み物も準備しておきましょう。
ハートロック周辺は自然が多く残るため、天候によっては危険な場合もあります。波が高い日や台風接近時は、海辺に近づかないようにするなど、安全第一で観光することが大切です。
<マナー>
古宇利島には日常生活を送る住民もたくさん住んでいます。「ゴミは持ち帰る」「騒音に注意する」「路上駐車はしない」など、住民の安全やプライバシーに配慮しながら、気持ちよく楽しみましょう。
【豆知識】鹿児島・奄美大島や小笠原諸島・父島にも「ハートロック」がある!

ハートロックと呼ばれるハート型の岩は、鹿児島県の奄美大島や東京都・小笠原諸島の父島にもあります。
奄美大島のハートロックは、干潮のときにだけ姿を現すハート型の潮だまり。

父島のハートロックは、地上200m以上の高さの断崖。海側から見ると赤い岩肌がハート型に見えるそうですよ。同じハートでも大きさも見え方もそれぞれ個性があって面白いですね。
※この記事は2026年7月7日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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