close

2023.08.31

【箱根観光モデルコース】フリーパスでお得に定番スポット巡り1泊2日おすすめルート<2023>

箱根旅行をお得&快適に楽しめると話題の「箱根フリーパス」!

今回はそんな箱根フリーパスの魅力と合わせて、海賊船や仙石原など一度は訪れてほしい定番スポットを押さえたおすすめの3コースを紹介します。

登山電車・登山バス・ケーブルカー・ロープウェイといったバリエーション豊富な移動手段も魅力なので、ぜひ旅行前にチェックしてみてくださいね。

※移動時間はGoogleマップをもとに算出しています。
※この記事は2023年7月29日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

箱根フリーパスを利用してお得に旅しよう

箱根フリーパスとは

大人1人分6100円~、2日間または3日間有効で、箱根エリアの8つの乗り物が何回でも乗り降り自由になるチケットです。小田急線区間(出発駅~小田原駅)の往復料金込みで、さらに箱根周辺の温泉や観光施設など、約70のスポットが優待・割引料金で利用可能なのも大きな魅力です!

8つの乗り物とは
1.箱根登山電車/2.箱根登山ケーブルカー/3.箱根ロープウェイ/4.箱根海賊船/5.箱根登山バス(指定区間)/6.観光施設めぐりバス/7.小田急ハイウェイバス(指定区間)/8.東海バス(指定区間)
※発駅によって金額が異なるため、詳細は下記を確認

料金表

箱根フリーパスはどこで買える?

購入可能場所
小田急線各駅、小田急トラベル各営業所、主な旅行代理店、全国のセブンイレブン(セブンチケット)、MaaSアプリ「EMot」などで購入が可能です。詳細は公式サイトにてご確認ください。
「箱根フリーパス」の詳細はこちら

箱根フリーパスでどれくらいお得になる?

<2日間の箱根定番コースの場合>
新宿(小田急線)往復2540円

箱根湯本(箱根登山電車)460円

強羅(箱根登山ケーブルカー)430円

早雲山~桃源台(箱根ロープウェイ)1500円

箱根町港・元箱根港(箱根海賊船)1200円

箱根湯本(箱根登山バス)1080円

小田原(箱根登山電車)360円

上記は通常7570円かかるコースですが、箱根フリーパスなら6100円なので1470円もお得!(※2023年7月時点の金額です)

箱根エリアの8つの乗り物は乗り降り自由なので、途中下車して寄り道したり、気分で行先を変えてみたりと、気ままに移動できるのもフリーパスのよいところですね。

それでは箱根フリーパスを活用できる、おすすめのモデルコースを3つ紹介します。

大涌谷&芦ノ湖を巡る大自然堪能コース

大涌谷と芦ノ湖、富士山のコラボレーションが見どころ!箱根ロープウェイや海賊船、遊覧船など山と湖それぞれの魅力を満喫できます。箱根ならではの豊かな自然を体感したい人におすすめです。

【モデルコース】
<1日目>
箱根ロープウェイ 大涌谷駅/大涌谷くろたまご館
↓(ロープウェイ16分)
芦ノ湖
↓(徒歩1分)
箱根海賊船
↓(船25分、徒歩2分)
箱根駅伝ミュージアム
↓(バス7分)
箱根芦ノ湖成川美術館
↓(バス8分)
箱根海賊船 元箱根港周辺で宿泊

<2日目>
箱根海賊船 元箱根港周辺
↓(徒歩15分)
箱根神社、箱根神社・お休み処
↓(徒歩10分、箱根芦ノ湖遊覧船 元箱根港から船で15分)
箱根園水族館

箱根ロープウェイ 大涌谷駅/大涌谷くろたまご館

噴煙が昇る峡谷はまさに地獄谷。味・見た目ともに抜群の「黒たまご」にも注目!

(画像提供:小田急箱根ホールディングス)
(画像提供:小田急箱根ホールディングス)

箱根ロープウェイの中で最も標高の高い位置にあり、一年を通して観光客が多く訪れる大涌谷駅。荒々しい大地から絶えず噴煙が昇り、独特の香りが立ち込める大迫力の景観から「地獄谷」と呼ばれていました。

天気がいい日には雄大な富士山や大涌谷、芦ノ湖といった名所をパノラマビューで楽しむこともできます。130mの谷を越える箇所があり、噴煙地を眼下に望みながら乗るロープウェイは、これから始まる旅への期待感を高めてくれるはずです!

(画像提供:大涌谷くろたまご館)
(画像提供:大涌谷くろたまご館)

大涌谷に着いたら、名物「黒たまご」を食べるのもお忘れなく!地熱と火山ガスの化学反応を利用し、殻に温泉成分である鉄分が付着することで真っ黒のゆで卵になっています。

大涌谷温泉で茹で上げることで、普通のお湯で作ったゆで卵よりうまみ成分が高いというデータもあるとか。見た目のインパクトもさることながら、味も文句なしの名物を買って、空の旅を楽しんでみてください。

■箱根ロープウェイ 大涌谷駅
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251
[営業時間]【早雲山駅・姥子駅・桃源台駅】9時~16時45分【大涌谷駅】9時~17時
[定休日]なし(荒天時は休み)
[料金]早雲山駅~桃源台駅(片道)大人1500円※途中下車可
[アクセス]【電車】箱根登山鉄道 早雲山駅より箱根ロープウェイで8分
[駐車場]あり(有料)※早雲山駅、姥子駅には無料駐車場あり、桃源台駅は1回1000円
「箱根ロープウェイ 大涌谷駅」の詳細はこちら
「箱根ロープウェイ 大涌谷駅」の周辺情報はこちら
■大涌谷くろたまご館
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251
[営業時間]【くろたまSHOP】9時~16時 ※黒たまごの販売は9時~16時20分。売切れの場合もあり
[定休日]なし(荒天時は休み)
[料金]黒たまご500円(4個入り)
[アクセス]【電車】箱根登山鉄道 早雲山駅より箱根ロープウェイで8分
[駐車場]あり(有料)
「大涌谷くろたまご館」の詳細はこちら



↓大涌谷駅よりロープウェイで16分

芦ノ湖

富士山を遠景に望む箱根火山のカルデラ湖

(画像提供:箱根全山)
(画像提供:箱根全山)

ロープウェイで桃源台駅についたらすぐ目の前に広がる芦ノ湖は、約3100年前に誕生したと考えられる、周囲19km、面積6.9平方kmを誇る湖です。岸辺に芦がたくさん生えていたことから「芦ノ湖」という名前が付けられたとされています。

特徴的なのはなんといっても湖の澄んだ美しさ。作家の司馬遼太郎が水の青さを「箱根権現の神の衣の色」と讃えるほどでした。晴れた日には南岸の杉並木街道から、水面に富士山が映る「逆さ富士」を見ることもできる箱根の絶景スポットです。

■芦ノ湖
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町
[アクセス]【電車】<箱根・元箱根>JR・小田急 小田原駅、箱根登山鉄道 箱根湯本駅より箱根登山バス・伊豆箱根バス箱根町行き元箱根港または終点下車<湖尻・桃源台>JR・小田急 小田原駅、箱根登山鉄道 箱根湯本駅より箱根登山バス湖尻桃源台行き終点下車
[駐車場]桃源台駅にあり(無料40台・有料200台)
「芦ノ湖」の詳細はこちら



↓芦ノ湖(桃源台駅・港)より徒歩1分

箱根海賊船

色鮮やかな海賊船に乗って、芦ノ湖の雄大な自然と非日常のひと時を!

(画像提供:小田急箱根ホールディングス)
(画像提供:小田急箱根ホールディングス)

芦ノ湖の魅力を思う存分満喫するなら、箱根海賊船がおすすめ!箱根町港・元箱根港・桃源台港から出航し、芦ノ湖の四季折々の景色を波に揺られながらゆったりと堪能できます。特に元箱根港出航後、富士山と芦ノ湖、箱根神社の鳥居が揃う絶景ポイントは必見です。

フランス艦隊の旗艦として活躍した第一級戦艦ロワイヤル・ルイがモデルの「ロワイヤルII」、イギリス国民のシンボル的な戦艦がモデルの「ビクトリー」、クラシックなデザインで上質な旅気分を味わえる「クイーン芦ノ湖」の3隻が運航中。豪華な海賊船に乗り、非日常的なクルーズを楽しんでください。

■箱根海賊船
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町箱根161(箱根町港)
[営業時間]9時30分~17時※季節・その他の理由により運航ダイヤを変更する場合あり
[定休日]なし(荒天時運休)
[料金]【大人(中学生以上)】片道1200円、往復2220円【子ども(小学生)】片道600円、往復1110円※特別船室の利用は、普通運賃の他に特別船室料金が必要
[アクセス]【電車】箱根登山鉄道 箱根湯本駅より箱根登山バス箱根町線45分、箱根町港下車すぐ【車】箱根新道 芦ノ湖大観ICより5分
[駐車場]箱根町港:無料(一部有料区画あり)、桃源台港・元箱根港:有料
「箱根海賊船」の詳細はこちら
「箱根海賊船」の周辺情報はこちら

(画像提供:小田急箱根ホールディングス)


↓箱根海賊船(桃源台駅・港)より船で25分、徒歩2分

箱根駅伝ミュージアム

映像・写真・エピソードで、手に汗握る箱根駅伝の名シーンが蘇る

(画像提供:箱根駅伝ミュージアム)

箱根駅伝ミュージアムでは第1回から、長年開催されてきた箱根駅伝の名シーン写真や映像、選手の愛用品などを展示しています。

(画像提供:箱根駅伝ミュージアム)

ミュージアム内は、箱根駅伝の貴重な写真とともに歴史を振り返るヒストリーゾーンや、真剣勝負の裏側で起きていた出来事を紹介するエピソードゾーンなどいくつかのゾーンに分かれており、様々な角度から箱根駅伝を知ることができます。次回大会のシード校のユニフォームも展示されており、間近で見られます。

また、ミュージアムショップでは箱根駅伝ミュージアムオリジナルグッズも販売されています。各大学の限定グッズなどもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

■箱根駅伝ミュージアム
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町箱根167
[営業時間]【平日】10時~16時30分【土・日・祝】9時30分~17時※入館は閉館の30分前まで
[定休日]なし
[料金]大人650円、中学生・小学生450円
[アクセス]【電車】小田急 箱根湯本駅より箱根登山バス箱根町港行きで35分。箱根町港下車徒歩すぐ
[駐車場]あり(敷地内はハンディキャップ専用。他、隣接の県営無料観光駐車場利用可能)
「箱根駅伝ミュージアム」の詳細はこちら
「箱根駅伝ミュージアム」の周辺情報はこちら

(画像提供:箱根駅伝ミュージアム)


↓箱根駅伝ミュージアムより箱根登山バス7分

箱根芦ノ湖成川美術館

芦ノ湖を一望する絶景と現代日本画のコラボレーション

(画像提供:箱根芦ノ湖成川美術館)

芦ノ湖のすぐ近く、小高い丘の上に立つ箱根芦ノ湖成川美術館。4000点もの現代日本画の名品に加え、特に魅力的なのが抜群のロケーションです。目の前に広がる芦ノ湖と遠景の富士山とともに、四季に合わせて変わる様々な現代日本画を鑑賞できます。

周りが木々に囲まれているので、鑑賞の合間にガラス扉から外に出て庭園を散策するのもおすすめです。

(画像提供:箱根芦ノ湖成川美術館)

展望ラウンジは総長50mにも及ぶ一面ガラス張り。まるで一枚の絵のような箱根の風景を体感してみてください。

■箱根芦ノ湖成川美術館
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町元箱根570
[営業時間]9時~17時
[定休日]なし
[料金]大人1500円、大学生・高校生1000円、中学生・小学生500円、幼児無料
[アクセス]【電車】小田急 箱根湯本駅より箱根登山バス箱根町線32分、徒歩3分
[駐車場]あり(無料)
「箱根芦ノ湖成川美術館」の詳細はこちら
「箱根芦ノ湖成川美術館」の周辺情報はこちら

(画像提供:箱根芦ノ湖成川美術館)


箱根海賊船 元箱根港周辺で宿泊


↓元箱根港より徒歩15分

箱根神社/箱根神社 お休み処 権現からめもち

大自然に囲まれた歴史深いパワースポット

(画像提供:箱根ナビ)

かつては関東における山岳信仰の一大霊場であった箱根山。その中心地であった箱根神社は757年に創建され、開運厄除・心願成就・交通安全など、運開きの神様として知られています。本殿へ向かう参道にそびえたつ樹齢600年を超える老杉が、神秘的な雰囲気を作りだしています。

境内には、奈良~明治時代の箱根神社に関する貴重な宝物(国の重要文化財等)が数多く展示されている宝物殿もあります。

(画像提供:箱根ナビ)

参拝後には、神社のご神水を使った料理を味わえるお休み処で一休み。

店主が厳選したもち米とご神水を使用し、毎朝3時から作る「権現からめもち」はおすすめの一品。つきたてのお餅を是非、店内で味わってください。

また、パワースポットから名前をもらった「大きな幸せのお福わけ(こし餡、味噌餡、粒餡の3色かしわ餅)」、頑張っている大切なあの人へ!という気持ちで作られた「神社声援(ジンジャエール)」の二品は箱根神社奉納品にもなっており、参拝記念のお土産にもぴったりです。

■箱根神社
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
[参拝時間]参拝自由(駐車場7時~17時、御守処8時30分~17時)
[定休日]なし ※宝物殿は展示替などによる臨時休館あり
[料金]参拝無料【宝物殿拝観料】大人(中学生以上)500円、子ども300円
[アクセス]【電車】JR・小田急 箱根湯本駅より箱根登山バス(HまたはK路線)30分、箱根神社入口バス停下車徒歩10分
[駐車場]あり(無料)
「箱根神社」の詳細はこちら
「箱根神社」の周辺情報はこちら
■箱根神社 お休み処 権現からめもち
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
[営業時間]10時~17時※無くなり次第終了
[定休日]不定休
[料金]権現からめもち(5色もち)800円、大きな幸せのお福わけ1150円、神社声援(ジンジャエール)500円
[アクセス]【電車】JR・小田急 箱根湯本駅より箱根登山バス(HまたはK路線)で30分、箱根神社入口バス停下車徒歩10分
[駐車場]あり(無料)
「箱根神社 お休み処 権現からめもち」の周辺情報はこちら

(画像提供:箱根ナビ)


↓箱根神社より徒歩10分、箱根芦ノ湖遊覧船 元箱根港より船で15分

箱根園水族館

山の上にある森の水族館

(画像提供:箱根ナビ)

淡水魚から海水魚まで、世界中の魚を見ることができる箱根園水族館。中央には高さ7m、1255tの海水が入った自然の光が射し込むオープンエアーの大水槽があり、多種多様な魚たちが優雅に泳いでいる様子を見られます。

(画像提供:箱根ナビ)

毎日開催されるイベントの中でも特に人気なのがアザラシショーです!ロシア出身の淡水に生息しているバイカルアザラシと、オホーツク海に生息しているゴマフアザラシの2種類を一緒に見られるのは箱根水族館ならでは。

その他にもダイバーの餌やりやコツメカワウソとの握手など、時間ごとに様々なイベントが開催されているのでチェックしてみてください。

■箱根園水族館
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139
[営業時間]9時~16時30分(最終入館は閉館30分前まで)※季節により営業時間が変更になる場合あり
[定休日]なし
[料金]大人1500円、子ども(4歳~小学生)750円
[アクセス]【電車】JR 小田原駅より伊豆箱根バスで1時間20分、小田急 箱根湯本駅より伊豆箱根バスで1時間5分
[駐車場]あり(有料)
「箱根園水族館」の詳細はこちら
「箱根園水族館」の周辺情報はこちら

(画像提供:箱根ナビ)

箱根市内をのんびり散策コース

箱根中心地に広がる強羅公園や美術館などを巡ります。箱根登山ケーブルカーと徒歩がメインなので移動も少なく手軽なルート。箱根をゆったり回りたい人におすすめです。

【モデルコース】
<1日目>
早雲山駅 箱根登山ケーブルカー
↓(ケーブルカー10分、徒歩3分)
田むら銀かつ亭
↓(徒歩7分)
箱根強羅公園
↓(敷地内)
箱根クラフトハウス
強羅駅周辺で宿泊

<2日目>
強羅駅周辺
↓(ケーブルカー4分、徒歩1分)
箱根美術館
↓(ケーブルカー・電車10分)
彫刻の森美術館

早雲山駅 箱根登山ケーブルカー

車窓から望む、四季折々の箱根の山の絶景

(画像提供:小田急箱根ホールディングス)

箱根ロープウェイのりばの早雲山駅から終点強羅駅までの標高差209m、1.2kmを約10分で結ぶケーブルカーです。現在運行している車両は2020年3月にデビューした5代目のケーブルカーで、箱根の景色に調和するシンプルなデザインとなっています。

(画像提供:小田急箱根ホールディングス)

公園下・公園上・中強羅・上強羅と4つの駅に停車しながら、箱根の美しい山々の景色を見せてくれます。春は桜、夏には青々とした緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとの風景が楽しめるのも魅力。

車内は傾斜に合わせた階段状となっており、各車内の行き来ができるので場所によって異なる眺望を堪能してくださいね。

■箱根登山ケーブルカー
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-329
[営業時間]8時25分~18時20分(2022年3月ダイヤ改正後)
[定休日]なし
[料金]430円(強羅~早雲山)
[アクセス]【車】小田原厚木道路小田原西ICより車40分
[駐車場]強羅駅なし、早雲山駅あり(無料)
「箱根登山ケーブルカー」の詳細はこちら
「箱根登山ケーブルカー」の周辺情報はこちら

(画像提供:小田急箱根ホールディングス)


↓早雲山駅より箱根登山ケーブルカー10分、徒歩3分

田むら銀かつ亭

特注豆腐で作った絶品豆腐かつ煮を味わう

(画像提供:箱根ナビ)
(画像提供:箱根ナビ)
(画像提供:田むら銀かつ亭)
(画像提供:田むら銀かつ亭)

1973(昭和48)年に開業した老舗のとんかつ屋さんでぜひ食べてほしいのが、名物の豆腐かつ煮。箱根で美味しいと評判の「銀豆腐」に豚ひき肉を挟んで米油で揚げてから土鍋で玉子とじにした、ヘルシーながらも食べ応えがあるメニューです!

その他、とんかつや刺身などの和食に加え、駐車場内の「銀かつ工房」では銀かつサンドや三色丼、ロースかつ弁当などテイクアウトメニューも充実。

ランチにはもちろん軽食もあるので、お腹が空いたらここを訪れてみるのもいいですね。

■田むら銀かつ亭
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-739
[営業時間]11時~LO14時30分(火曜は昼の営業のみ)、17時~LO19時
[定休日]水曜、火曜夜の部
[料金]豆腐かつ煮御膳2750円
[アクセス]【電車】箱根登山鉄道 強羅駅より徒歩3分
[駐車場]あり(無料)
「田むら銀かつ亭」の詳細はこちら
「田むら銀かつ亭」の周辺情報はこちら



↓田むら銀かつ亭より徒歩7分

箱根強羅公園

桜や紫陽花、モミジなど春夏秋冬の草花が広がる公園

(画像提供:小田急箱根ホールディングス)

(画像提供:小田急箱根ホールディングス)
1914年に開園した歴史ある公園。春の桜に始まり、つつじ、しゃくなげ、ローズガーデンのバラ、紫陽花、秋の紅葉、熱帯植物館の植物など四季折々の花木が楽しめる場所として長く愛されてきました。

植物以外にも広大な敷地内では様々な体験を楽しむことができます。

その中の一つである白雲洞茶苑は1910年代に創設された国登録記念物で、近代三茶人(益田鈍翁・原三渓・松永耳庵)の遺構。こちらでは700円でお茶の体験もできるので、庭園を眺めながらの優雅なひと時を過ごせそうですね。

■箱根強羅公園
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
[営業時間]9時~17時(最終入園16時30分)※季節変動あり
[定休日]不定休※天候・メンテナンス等により休園あり
[料金]中学生以上550円、小学生以下無料※箱根フリーパス・のんびりきっぷ・大涌谷きっぷ・箱根のりものパスLiteの利用者は無料
[アクセス]【電車】箱根登山鉄道 強羅駅より徒歩約5分【ケーブルカー】箱根登山ケーブルカー 公園上駅または公園下駅より徒歩約2分
[駐車場]あり(有料)
「箱根強羅公園」の詳細はこちら
「箱根強羅公園」の周辺情報はこちら

(画像提供:小田急箱根ホールディングス)


↓箱根強羅公園の敷地内

箱根強羅公園・クラフトハウス

吹きガラスや陶芸などバリエーション豊富なものづくり体験ができる

(画像提供:小田急箱根ホールディングス)
(画像提供:小田急箱根ホールディングス)

箱根強羅公園内にあるクラフトハウス。こちらでは吹きガラス、陶芸、サンドブラスト、とんぼ玉、切子、ポタリーペインティング、ヴィンテージビーズといった多種多様なものづくり体験を楽しめます。スタッフがマンツーマンでサポートしてくれるので、初めての人や工作が苦手な人でも気軽に挑戦できそうですね。

2階にある「こまもの屋 箱根」では吹きガラスや陶芸の作家作品をはじめ、アクセサリー・小物が並んでいるので、お土産選びにもおすすめです。

■箱根強羅公園・クラフトハウス
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
[営業時間]9時~17時※季節変動あり
[定休日]不定休
[料金]吹きガラス体験4400円~(体験内容や選ぶ素材、形によって金額が異なる。詳細は問合せを)
[アクセス]【電車】箱根登山鉄道 強羅駅より徒歩5分
[駐車場]あり(有料)
「箱根強羅公園・クラフトハウス」の詳細はこちら
「箱根強羅公園・クラフトハウス」の周辺情報はこちら

(画像提供:小田急箱根ホールディングス)

強羅駅周辺で宿泊


↓強羅駅より箱根登山ケーブルカー4分、徒歩1分

箱根美術館

縄文土器など歴史的価値の高い焼き物と、700坪の苔庭は必見

(画像提供:箱根美術館)

縄文土器をはじめ、猿投・備前・丹波・信楽といった長い歴史を誇る焼き物を多数展示する美術館。2階ロビーの大きな窓の先には、国の名勝に指定された庭園「神仙郷」と季節や時間で表情が異なる箱根外輪山の眺望が広がります。

(画像提供:箱根美術館)

敷地内には茶室もあり、700坪にも及ぶ深い緑が特徴的な苔庭の風景を眺めながら季節のお菓子と抹茶を味わうこともできます。四季を色濃く映し出す景色を存分に満喫してください。

■箱根美術館
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
[営業時間]9時30分~16時30分【12月~3月】9時30分~16時 ※入館は閉館30分前まで
[定休日]木曜(祝休日は開館、11月は無休)、年末年始
[料金]一般900円、大学生・高校生400円、中学生以下無料、シニア割引700円 ※2023年9月8日より料金改定予定
[アクセス]【電車】箱根登山鉄道 強羅駅より徒歩10分、ケーブルカー公園上駅より徒歩1分
[駐車場]あり(無料)
「箱根美術館」の詳細はこちら
「箱根美術館」の周辺情報はこちら

(画像提供:箱根美術館)


↓箱根美術館よりケーブルカー・電車10分

彫刻の森美術館

緑に囲まれながら、近代・現代を代表する彫刻作品をじっくり鑑賞

(画像提供:彫刻の森美術館)

ロダンをはじめとした、近代・現代を代表する作家の彫刻作品が展示されている美術館。一番の特徴は、箱根の山々を感じながらアートが楽しめる野外展示作品です。豊かな自然と陽光に彩られた、彫刻の魅力を存分に感じられる落ち着いた空間が広がります。

(画像提供:彫刻の森美術館)

また、絵画や陶芸など300点余りのピカソ作品が順次公開されているピカソ館にも注目。多彩な技法を用いて制作された、ピカソの芸術的作品をぜひ鑑賞してください。

■彫刻の森美術館
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
[営業時間]9時~17時(入館は16時30分まで)
[定休日]なし
[料金]一般1600円、大学生・高校生1200円、中学生・小学生800円
[アクセス]【電車】箱根登山鉄道 彫刻の森駅より徒歩2分
[駐車場]あり(有料)
「彫刻の森美術館」の詳細はこちら
「彫刻の森美術館」の周辺情報はこちら

(画像提供:彫刻の森美術館)

仙石原の絶景とアートをとことん楽しむコース

雄大な仙石原の景色と有名美術館を思いっきり楽しめるコース。箱根の主要観光地を押さえた箱根登山バスや観光施設めぐりバスで移動も快適です。芸術にどっぷり浸かりたい人におすすめ。

【モデルコース】
<1日目>
箱根湯本駅 箱根登山バス
↓(箱根登山バス35分)
仙石原すすき草原
↓(箱根登山バス・観光施設めぐりバス12分)
ポーラ美術館
↓(観光施設めぐりバス5分)
箱根ガラスの森美術館/Caffe Terrazza Ukai
箱根ガラスの森美術館周辺で宿泊

<2日目>
箱根ガラスの森美術館周辺
↓(観光施設めぐりバス3分)
箱根ラリック美術館
↓(徒歩8分)
箱根湿生花園

箱根登山バス

季節の風景とともに、箱根の主要観光地を回遊!

(画像提供:小田急箱根ホールディングス)
(画像提供:小田急箱根ホールディングス)

箱根の主要な美術館や観光スポットを巡る際には、箱根湯本駅を起点に箱根の各エリアを幅広くカバーしている箱根登山バスがおすすめ!バスの車窓からは、四季やエリアによって変化する自然豊かな箱根の景色が楽しめます。

手ぶらで気軽に旅を満喫したい人は、箱根湯本駅内にあるキャリーサービスを利用して手荷物を預けると当日宿泊するホテル・旅館まで届けてくれます。

また、強羅駅を起点に強羅・仙石原地区の美術館や観光施設、御殿場プレミアム・アウトレットを結ぶ「観光施設めぐりバス」も運行しているので、箱根登山電車に乗る際には便利です!

■箱根登山バス(湯本案内所)
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町湯本706-35
[営業時間]8時30分~17時
[定休日]なし
[料金]詳細は公式ホームページで確認
[アクセス]【電車】JR 小田原駅より箱根登山線で15分【車】小田原厚木道路小田原西ICより15分
[駐車場]なし
「箱根登山バス」の詳細はこちら
「箱根登山バス」の周辺情報はこちら

(画像提供:小田急箱根ホールディングス)


↓箱根湯本駅より箱根登山バス35分

仙石原 すすき草原

「かながわの景勝50選」「かながわの花の名所100選」にも選ばれている名所

(画像提供:箱根ナビ)
(画像提供:箱根ナビ)

箱根のすすきの名所として外せないのが仙石原すすき草原。台ヶ岳の斜面を覆い尽くすように広がるすすきに、驚く人も多いとか。

すすき草原の中はすすきをかき分けるように道が続いているので、見渡す限りすすき一色の幻想的な景色を楽しむこともできます。9月から11月に見頃を迎え、秋が深まるにつれて穂が開いた金色の草原へと変わっていきます。すすきの穂が風に揺れる、美しい光景を堪能してください。

■仙石原 すすき草原
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
[営業時間]なし
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】小田急・箱根登山鉄道 箱根湯本駅よりバスで35分
[駐車場]なし(見頃の時期に合わせて無料の臨時時駐車場があり)
「仙石原すすき草原」の詳細はこちら
「仙石原すすき草原」の周辺情報はこちら



↓仙石原 すすき草原より箱根登山バス、観光施設めぐりバス12分

ポーラ美術館

国立公園にとけこむ、光と緑溢れる美しい美術館

(画像提供:ポーラ美術館)

ガラス張りで温かな自然光が射し込むポーラ美術館。モネやルノワールといった西洋絵画を中心に、日本の絵画や現代アート、東洋陶磁、ガラス工芸、化粧道具まで多岐に渡る展示が特徴です。

(画像提供:ポーラ美術館)

「森の遊歩道」は、屋外の樹木に囲まれ森林浴におすすめのスポットです。ブナ・ヒメシャラが群生する富士箱根伊豆国立公園内の自然の中で、野鳥のさえずりを聴きながらさまざまな動植物や彫刻作品に出会えます。

■ポーラ美術館
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
[営業時間]9時~17時(入館は16時30分まで)
[定休日]なし(臨時休館あり)
[料金]大人1800円、シニア(65歳以上)1600円、大学生・高校生1300円、中学生・小学生無料
[アクセス]【電車】小田急・箱根登山鉄道 箱根湯本駅よりバスで35分
[駐車場]あり(有料)
「ポーラ美術館」の詳細はこちら
「ポーラ美術館」の周辺情報はこちら

(画像提供:ポーラ美術館)


↓ポーラ美術館より観光施設めぐりバス5分

箱根ガラスの森美術館/Caffe Terrazza Ukai

ヴェネチアン・グラスの作品に注目。青空の下で楽しめるカフェも併設

(画像提供:箱根ナビ)

15世紀から18世紀にかけてヨーロッパ貴族を熱狂させたヴェネチアン・グラスや、現代ガラスアートを展示している美術館。卓越した技術を用いて作り上げられたヴェネチアン・グラスは美の極みと称されるほど。屋内・外で繊細な輝きを放つ作品を鑑賞できます。

(画像提供:箱根ナビ)

また館内には、緑いっぱいの庭園と箱根の山々を見渡せるテラス付のカフェレストランもあります。うかい特製牛ボロネーゼセットやしぼりたてモンブランなどを味わう優雅なひと時が楽しめます。

■箱根ガラスの森美術館/Caffe Terrazza Ukai
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
[営業時間]10時~17時30分(入館は17時まで)
[定休日]成人の日の翌日から11日間は冬季休館
[料金]大人1800円、大学生・高校生1300円、中学生・小学生600円
[アクセス]【電車】小田急・箱根登山鉄道 箱根湯本駅よりバスで22分
[駐車場]あり(有料・無料)
「箱根ガラスの森美術館」の詳細はこちら
「箱根ガラスの森美術館」の周辺情報はこちら

(画像提供:箱根ナビ)



↓箱根ガラスの森美術館より観光施設めぐりバス3分

箱根ラリック美術館

香りの魅力をデザインで表現した香水瓶が見どころ

(画像提供:箱根ラリック美術館)
(画像提供:箱根ラリック美術館)

ジュエリーやガラス工芸など、様々なジャンルの作品を手掛けたフランスの工芸作家ルネ・ラリック(1860年~1945年)の作品を展示。

モダンジュエリーの先駆けとなったジュエリーやダイナミックな花器など、1500点ものコレクションの中から選び抜かれた約230点の作品を鑑賞できます。

その中でも特に代表作とされるのが香水瓶で、瓶の造形やデザインによって目には見えない香りの魅力やイメージを表現した作品は、今もなお多くの人の心を掴んでいます。

■箱根ラリック美術館
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186-1
[営業時間]9時~16時(入館は15時30分まで)
[定休日]毎月第3木曜(8月は無休)
[料金]大人1500円、大学生・高校生・シニア(65歳以上)1300円、中学生・小学生800円
[アクセス]【電車】小田急・箱根登山鉄道 箱根湯本駅よりバスで約30分
[駐車場]あり(無料)
「箱根ラリック美術館」の詳細はこちら
「箱根ラリック美術館」の周辺情報はこちら



↓箱根ラリック美術館より徒歩8分

箱根湿生花園

湿地帯の植物から高山植物まで多種多様な植物が点在する植物園

箱根湿生花園

箱根湿生花園は、湿原や川、湖沼などの水湿地に生育している植物を中心とした植物園です。

日本各地に点在する湿地帯の植物200種と、草原や林、高山植物1100種に加え、珍しい外国の山草も含め約1700種もの植物が花を咲かせます。

箱根湿生花園

8月のお盆を過ぎると仙石原では朝晩涼しくなり、園内ではオミナエシやワレモコウといった秋を感じさせる草花が顔をのぞかせるようになります。

低地から高山へ、低層湿原から高層湿原へと、順に植物を見てまわれる園路になっているので、立地や環境による植物の変化を楽しんでください。

■箱根湿生花園
[住所]神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817
[営業時間]9時~17時(最終入園16時30分)
[定休日]12月1日~3月19日
[料金]大人700円、小学生400円
[アクセス]【電車】小田急・箱根登山鉄道 箱根湯本駅より箱根登山バスで25分、「仙石案内所前」バス停下車徒歩10分
[駐車場]あり(無料)
「箱根湿生花園」の詳細はこちら
「箱根湿生花園」の周辺情報はこちら

(画像提供:箱根ナビ)

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

Topics

tag

この記事に関連するエリア

この記事に関連するキーワード