<第3話>東京都港区東麻布のムサカとドルマーデス
ギリシャ料理 タベルナ ミリュウ

本格的なギリシャ料理を東京で楽しめる
第3話では、東京都港区東麻布にある「ギリシャ料理 タベルナ ミリュウ」が登場。本格的なギリシャ料理が気軽に楽しめるこちらのお店には、テーブル席のほか、オープンエアなテラス席もあります。
メニュー表には日本語でしっかり説明が書いてあるので、知らない料理名があっても安心!

『前菜盛り合わせ』(1200円)は、ザジキ・タラモサラタ・メリザノサラタという、ギリシャを代表する3種のペーストをピタパンにつけて食べる一品。
ザジキはギリシャヨーグルトディップ、たらこのディップのタラモ、メリザノは焼きナスを使ったペースト。
メリザノをピタパンにつけて食べた五郎は「遠くにかすかに焼きなすを感じる。でも日本の焼きなすとは全然別料理。ナスってギリシャではこんな一面を見せてるんだ。」と驚き。
日本でもなじみのある食材を異国の調理法で味わう楽しみがありそうです。

ぶどうの葉に牛肉とお米を包んだ料理『ドルマーデス』(1000円)は、ロールキャベツの原型ともいわれているそう。
葉っぱの内側に旨味がぎゅっと詰まっていて、おいなりさんとも桜餅ともとれる味わいだとか。添えてあるレモンをかければ酸味アップでさっぱり味わえます。

『ムサカ』(1300円)は、なすと牛肉、じゃがいもとホワイトソースをオーブンで焼いた有名なギリシャ料理。
ラザニアやグラタンの元祖ともいわれているようで、上に乗ったチーズはアツアツ。先ほどのメリザノとはまた違う味わいのナスに、五郎は何度も驚かされます。

他のお客さんに影響され、追加で注文した『海老のサガナキ』(1500円)は、見た目はエビチリのよう。五郎いわく「パスタ的トマト的味わい。」なんだとか。
添えられているパンにザジキとサガナギをサンドした『五郎式エビサンド』は、「間違いない味、何度でも食べたいサンド」とのことなので、ぜひ試してみてください!
また食後には、パイ生地を使ったかなり甘いギリシャ料理『バクラヴァ』(800円)、粉が沈殿するのを待ってから上澄みだけ飲むという『ギリシャコーヒー』(800円)を味わい、『ああ、いい旅になった。』と、異国情緒を満喫した五郎。
グルメを通して旅行気分を味わってみては?
[住所]東京都港区東麻布2-23-12
[営業時間]11時30分~15時、17時30分~22時
[定休日]日
[アクセス]東京メトロ 麻布十番駅より徒歩3分
「ギリシャ料理 タベルナ ミリュウ」の詳細はこちら
<第4話>東京都府中市新町のウナギの蒲焼チャーハンとカキとニラの辛し炒め
中国料理Sincerity

メニューは驚きの200種類越え!思わず底無し中華沼にハマる
第4話で出てきたのは、東京都府中市新町にある「中国料理Sincerity(しんせらてぃ)」。落ち着きのあるウッド調の外観。どこか中華屋らしからぬ店構えが住宅街に馴染んでいます。
五郎がメニューを開くと、フカヒレ、アワビ、カニ、エビなど具材で分けたカテゴリから、魚料理、貝料理、たまご料理、肉料理、焼きそば、飯、炒飯、おこげ、湯(スープ)…とんでもない品数の多さ!その数なんと200種類以上だとか。

何を食べるか迷いに迷った五郎は、麺、飯から1種類ずつメニューを選び、それに合わせて前菜を選ぶという方法で注文をします。
最初に注文したのは、「蒸し鶏のピリ辛和え(ハーフ)」(495円)。
五郎曰く「メキシカン寄りの中華蒸し鶏。」で、辛さの中にトマトが効いていて、ピリッとした辛さが、暑い時期にだらけた体を引き締めてくれます。

お次は「カキとニラの辛し炒め」(1個495円)※2個より注文可。
カキとニラというありそうでなかった組み合わせに、餡が絡んだ濃厚な味わい。「美味しさの連携に目が回る…。」と五郎が感激した一品です。

優しい甘さと包容力のある蒸しパン「割包」(220円)に包んで、ガブっと一口。五郎オリジナルの「カキニラ辛しまん」は、無限に食べられる味だそう。

そして、和食と中華が最強タッグを組んだ「ウナギの蒲焼チャーハン」(1320円)。蒲焼のタレが絡んだしっとりとしたチャーハン。かき混ぜると、蒲焼のいい香りが立ちのぼってきます。お好みで山椒油を加えれば、ほどよいしびれがアクセントに。
たっぷりネギが抜群に効いた、夏バテも吹っ飛ぶパワー飯です。

注文した麵は「ナスの冷麺」(990円)。麺の上にナスやパプリカ、揚げた春巻きの皮などが乗っています。
麺の硬さが絶妙で、清涼感も感じられる抜群の旨辛さ。別添えの辛味を加えると全体がぐっと変わり、パプリカの甘さが引き立ちます。

最後はデザート。五郎が注文した「3倍杏仁」(1320円)は、普通サイズの3倍の量が入っています。濃厚でいて上品な甘さ、締めにぴったりの美味しさです。
お会計後は、夕飯用にテイクアウトまで注文して帰宅した五郎。席数が少ないので、店内を利用する際は事前に予約していくのがベストです。
きっとあなたも、まだ知らない中華のおいしさに出会えること間違いなし!
[住所]東京都府中市新町3-25-10
[営業時間]11時30分~14時、17時~20時
[定休日]月~水
[アクセス]JR・西武鉄道 国分寺駅より徒歩15分
<第5話>静岡県伊東市宇佐美の牛焼しゃぶと豚焼しゃぶ
焼肉ふじ

まるでロックフェスのように燃える、お肉屋さんが営む焼肉屋
東京からはちょっと離れ、静岡県のお店が登場した第5話。伊東市の宇佐美駅で降りた五郎がのどかな街を歩き続けていると、お肉屋さんを見つけます。その店舗の裏に「焼肉ふじ」の看板を発見。空腹と暑さにヘロヘロになった五郎は、小走りで入っていきます。
店内はテーブル席とお座敷が用意された、こじんまりとした雰囲気。メニューを開くと、“本格和牛”という美味しそうな文字が目に留まります。

まず注文したのは、お店の人気商品「黒毛和牛 牛焼しゃぶ」(1800円)と「国産麦豚焼しゃぶ」(800円)。焼肉としゃぶしゃぶ、肉料理のいいとこ取りをしたメニューです。
さらに、「黒毛和牛上ハラミ」(1880円)「ライス」(350円)、「野菜スープ(小)」(600円)、「白菜キムチ」(450円)を注文。まさに眼福ともいえるラインナップに。

焼しゃぶは薄いからといってすぐに返すのはNG。9割ほど肉に色がついたらひっくり返し、返したらすぐに食べる、というのがベストな焼き具合とのこと。肉の柔らかさに、思わず驚愕してしまいます。
豚焼きしゃぶには味がついているので、焼いたらそのまま食べてOK。肉、ご飯、タレのグルーヴが味の音色を奏で、ご飯を食べる手が止まらない!

黒毛和牛上ハラミは、身に厚みがあるのに柔らかく、噛みごたえ抜群!五郎曰く「まさに焼肉会界の中継ぎエース」だとか。
このお店のタレは、肉を食べ進めているとだんだん美味しくなってくる味だそう。他のお客さんが注文しているのを見て新たな食欲が湧いてきた五郎は、最後に「特製石焼ビビンバ」(1100円)と「黒毛和牛赤身カルビ」(1400円)を注文します。

おこげが嬉しい石焼ビビンバ。大根のナムルの酸味で、落ち着いた味わいになっています。黒毛和牛赤身カルビは肉々しさと程よい脂がクセになる!
石焼ビビンバに赤身カルビをのせて、「オリジナル・石焼赤身カルビビンバ」を作る五郎。肉の旨味が肉汁にのって、ガツンとくる贅沢飯を堪能していました。
食後は、まさにロックフェス後のように、幸せな放心状態に陥った五郎。あなたもこの興奮をぜひ味わってみては?
[住所]静岡県伊東市宇佐美1977-2
[営業時間]17時~20時45分
※予約の電話は13時30分~15時の間のみ
※予約は17時~、19時~の2部制で3週間後までのみ受付可能
[定休日]第1水・木 ※8月24日~26日は定休日
[アクセス]JR 宇佐美駅より徒歩2分
高橋 夏実
マルチディレクター/エディター兼ライター。HOT PEPPER Beautyの編集者を経て独立。さまざまな雑誌・webにて、企画、編集、執筆、動画ディレクター等の業務に携わる。ジャンルは芸能インビュー、美容コスメ、ヘア、グルメ、恋愛、旅と幅広く担当。2023年より、別事業として個人編集プロダクション『TEAM TAKAHASHI』の代表、高タンパクメニューのケータリングや出店をする情報発信キッチンカー『娯楽たんぱく』のプレス兼店長を勤める。Instagram:@spacy72.store(https://www.instagram.com/spacy72.store/)