2021.08.25

秋の花10選！秋はどんな花が咲く？おすすめ絶景スポットと見頃時期もご紹介

暑さが和らぎ涼しさが増してくる秋は、見ごろを迎える花々がいっぱい！
土手や川沿いに咲き目にする人も多いコスモスや彼岸花、丸い形がかわいいコキアやダリア…。

今回は秋の花とともに、全国各地で見られる絶景＆おすすめスポットを紹介！
例年の見ごろ時期をチェックしてお出かけしてみては？

※この記事は2021年8月時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
記事配信：じゃらんニュース

秋に咲く花10選

コスモス

【開花時期】6月～11月

誰もが秋に咲く花としてイメージしやすいほどに、ポピュラーな秋の花です。名前の由来は非常にロマンチック。
星がキラキラと美しく揃う宇宙「cosmos」と、花びらが綺麗に並ぶ様子を重ね、「コスモス」と呼ばれるようになったとされています。

ダリア

【開花時期】11月下旬～12月上旬

華やかな大輪の花弁が、優雅さを感じさせる「ダリア」。
その美しさは、かつてナポレオンの妻ジョセフィーヌが好んで庭に植えていたという話が残っているほど。
品種が非常に多く、中にはチョコレートの香りがするユニークな品種も！

コキア

【開花時期】8月～9月

丸みのあるフワッとした見た目がかわいい印象の「コキア」。
草色は緑ですが、秋が近づくにつれて徐々に鮮やかな赤色へと変わります。
一株だけでも存在感がありますが、まとめて植えることでさらに独特な景観を生み出します。

アメジストセージ

【開花時期】9月～11月

メキシコから中米が原産の多年草。夏の終わりから秋にかけて見頃です。
すらっと伸びた茎の先に、まるで稲穂のように連なって紫色の花が咲くのが特徴。

茎と花が秋風に揺られる光景は、誰もが見とれてしまうほどの美しさです。

ケイトウ

【開花時期】7月～11月

漢字では「鶏頭」と書き、名前通りニワトリのトサカのような先がツンとした形が特徴です。
赤やピンク、黄色などの温かみのある花弁が平たく広がっており、まるで小さな炎が燃えているような印象的な光景が楽しめます。

彼岸花

【開花時期】9月中旬～下旬

お盆を過ぎた9月あたりの「彼岸」の時期に咲くことからその名がつけられたとされる「彼岸花」。

まっすぐ伸びた緑の茎の先端に、直径約10cm前後の特徴的な形の花を咲かせます。田んぼやあぜ道に咲いている風景が非常に幻想的です。

秋バラ

【開花時期】10月中旬～11月上旬

春の花という印象が強い「バラ」ですが、秋にはまた違った姿を見せてくれます。
淡い色彩が多い春のバラに対して、鮮やかな濃い色の花をつけるのが「秋バラ」の特徴。香りも強くなるため、上品なバラの香りをより楽しめます。

リンドウ

【開花時期】9月～11月

「枕草子」にも記述が残る「リンドウ」。古くから漢方薬の材料としても使われ、長い年月日本人に親しまれてきた山野草です。青や水色、紫といった落ち着いた寒色系の花色で、直径2㎝前後のかわいらしい花弁が印象的です。

サルビア

【開花時期】6月～11月

別名セージとも呼ばれ、品種はなんと900種以上にもなる「サルビア」。
その中でもよく知られている「サルビア・スプレンデンス」は、濃い赤色の花弁が特徴です。その鮮やかな見た目から、秋の花壇を彩るには欠かせない花となっています。

カルーナ

【開花時期】6月～9月

高さ約２０センチ～８０センチの小さな低木種。カルーナという名前には「掃く」という意味があり、その昔、枝でほうきを作ったことに由来します。
ピンクや紫、白など葉色が多種多様で、密集して咲く様子はまるで、ふわふわの絨毯を思わせます。

秋の花の絶景スポット

太陽の丘えんがる公園　コスモス園【北海道】

10ヘクタールの敷地に1000万本が咲くコスモス

見頃時期

8月中旬～9月下旬

なだらかな丘に、色鮮やかに咲くコスモス。
ここは、平成15年のオープン以来、町民の人たちが花植え、草取り、ガイドなどを行い支えてきた公園です。

園内には、さまざまな品種が約1000万本咲き乱れています。
白・赤・ピンクのカラーがある、大輪で早咲きの「ベルサイユ」、ダリアのように、花弁が八重・二重など多彩な花をつける「ダブルクリック」、色はもちろん、香りまでチョコレートのような「チョコレートコスモス」など豊富。

8月上旬～9月下旬は、百日草も見ることができますよ。

（画像提供：太陽の丘えんがる公園　コスモス園）

秋田国際ダリア園【秋田県】

700品種7000株、咲き誇る多種多様な品種のダリア

見頃時期

9月下旬～10月

園内で生まれた700品種7000株ものダリアが、満開に咲く様子は圧巻！
さまざまな品種が訪れる人の心を癒してくれます。

ここのダリアは、日本を代表する「ダリア育種家」の鷲澤氏が愛情込めて育てたもの。
毎年、新品種が発表されるダリアですが、もちろんここでも試験栽培が行われています。
誰よりも早く、新品種を見ることができるのも嬉しいポイントです。

レストランなど、休憩できる施設もあるので一日中楽しむことができますよ。

（画像提供：秋田国際ダリア園）

川西ダリヤ園【山形県】

4ヘクタールに650種。各国のダリアが鮮やか

見頃時期

9月中旬～10月中旬

昭和30年、1町5カ村が合併して誕生した川西町。
誰もが親しめる公園を創る目的で、「ダリヤ園」は開園しました。
この「ダリヤ」という名は、明治～大正時代に使われていた呼び名で、ダリアのこと。
今では、川西町の町の花になるほど、愛されています。

ここでは、4ヘクタールにわたり、650種、10万本のダリアが咲き誇ります。
直径30センチ・あざやかな紅色をしている「宇宙」、桃色のボールのような形をした「ミッチャン」や「ムーンワルツ」など、世界中のダリアが見られます。

鮮やかな黄色が美しい「令和の輝」、深紅のような「赤い彗星」など、川西町で誕生し令和元年に命名されたばかりの新品種も。
間近で撮影することができるので、好きなアングルで素敵な写真を残してくださいね。

（画像提供：川西ダリヤ園）

国営みちのく杜の湖畔公園【宮城県】

約5000株のこんもりとした丸さが愛らしいコキア

見頃時期

8月中旬～10月上旬：緑葉
10月中旬～下旬：グラデーション
10月中旬～11月上旬：紅葉

ここには、花と緑に囲まれた3つのエリアがあり、季節ごとに四季折々の美しさが広がります。
その中のひとつ、みちのく公園南地区内にあるふるさと村の「だんだん畑」で見られる、コキアとマムのコラボレーション。

ふわふわ・もこもこ姿が愛らしい約4800株のコキアと、色とりどりのマム約700本が一面に広がります。
黄緑から深紅へとコキアの色が移り変わる10月中旬～下旬は、両方の美しさを楽しめる時期。
赤いじゅうたんに移り変わる様子を楽しんでください。

2021年は彩の広場「大花壇」にも4800株のコキアを植栽。
ジニア・サルビア・センニチコウなど約35000株の草花も彩り豊かに咲き誇ります。

（画像提供：国営みちのく杜の湖畔公園）

あしかがフラワーパーク【栃木県】

約30万本のアメジストセージが園内一面を紫色に染め上げる

見頃時期

10月中旬～11月中旬頃

花やイルミネーションで知られている「あしかがフラワーパーク」。
秋には、アメジストセージ、秋バラ、スイレンが見ごろを迎え秋の美しさを見せてくれます。

中でも深い紫色が広がるアメジストセージは一見の価値あり。
花畑に囲まれて写真を撮ると、素敵な一枚になるはずです。

ふわふわと柔らかそうなアメジストセージは、細かい毛がたつベルベットのよう。
特有の爽やかな香りを楽しみましょう。

園内には地元グルメが食べられるレストランもあるので、デートにもぴったりです。

（画像提供：あしかがフラワーパーク）

那須フラワーワールド【栃木県】

標高600ｍの場所で300万本のケイトウが咲きわたる

見頃時期

9月上旬～10月中旬頃

那須連山を眺められる高原にあるフラワーパーク。
春から晩秋、美しい花を⾒せてくれます。

秋になると、8品種25万株約300万本ものケイトウで一面が美しい彩りに。
槍の先のような形で咲くセンチュリー種、ロウソクの炎のような形で咲くキャッスル種が咲き競う様子は圧巻。

赤、ピンク、イエロー、オレンジと、濁りが無く密で鮮やかなのも魅力です。

開花時期が長いことから花言葉で「永遠の愛」ともいわれるケイトウ。
大自然に囲まれた美しさを前に、心が癒され元気をもらえますよ。

（画像提供：那須フラワーワールド）

国営ひたち海浜公園【茨城県】

約32000本のコキア。色の移り変わりも魅力的！

見頃時期

7月中旬～9月下旬：緑葉
10月上旬：グラデーション
10月中旬：紅葉
10月下旬：黄金

さまざまなアトラクションやアスレチックが楽しめる「国営ひたち海浜公園」。夏～秋には、この園内のみはらしの丘でコキアの美しい様子を見ることができます。

夏にはライムグリーンだったコキアが、10月に入ると徐々に色づき始めます。

緑から赤へと移り変わる様子は圧巻。
まるで、織物のように美しく感動的です。

また、ここまで足を運べなくても、SNSで情報を発信しているのでぜひチェックしてみてくださいね。

（画像提供：国営ひたち海浜公園）

水戸市植物公園【茨城県】

アメジストセージや珍しいサルビアなどを展示

見頃時期

10月上旬～11月中旬

2021年4月にリニューアルしたばかりの「水戸市植物公園」は、周辺の自然にあわせた、自然と人工の調和した美景が特徴です。

秋には料金所入ってすぐのオーバーブリッジやテラスガーデンでは、もこもこしたアメジストセージが咲き誇ります。

ほかにも、ピンク色の花が特徴的なサルビア スプレンデンス「あやのピーチ」や、もむとパイナップルのような香りのする「パイナップルセージ」など多彩です。

10月3日～11月7日まではサルビアガーデンフェアを開催！ぜひ、訪れてみてください。

（画像提供：水戸市植物公園）

巾着田曼珠沙華公園【埼玉県】

広大な群生地に咲く500万本の曼珠沙華（彼岸花）

見頃時期

9月中旬～10月上旬

巾着田曼珠沙華公園内、清流「高麗川」沿いに咲き誇る深紅の曼珠沙華（マンジュシャゲ）。
彼岸花とも呼ばれ、お彼岸の頃に道端や土手、堤防などで見られます。

ここでは、その曼珠沙華によって雑木林の中が真っ赤に染まった様子を見ることができます。
このような場所に群生することは全国的にも珍しく、全国的にも有名に。

清流にしか生息しないといわれるカワセミを観察することができ、まさに大自然を感じられますよ。

（画像提供：巾着田曼珠沙華公園）

国営武蔵丘陵森林公園【埼玉県】

赤・黄・ピンク色などカラフルな約40万本の羽毛ゲイトウ

見頃時期

9月上旬～10月上旬（予定）

多くの園芸品種があるケイトウの中でも、森林公園では長いふわふわの花穂が特徴的な羽毛ゲイトウを植栽。
2021年は「西口花畑」へお引越しし、傾斜のある花畑で例年とは違う景観を楽しめます。
西口から徒歩約5分とアクセスがよいので、すぐわかりますよ。

9月下旬頃の最盛期にはふわふわの花穂が30cmほどにもなり、見ごたえ抜群！
気象状況により開花時期は変動するため、鑑賞で訪れる際は事前の問合せがおすすめです。

（画像提供：国営武蔵丘陵森林公園）

あけぼの山農業公園【千葉県】

風車をバックに、2.2ヘクタールの花畑にコスモスの花が一面に！

見頃時期

10上旬～下旬

2.2ヘクタールの花畑に、色とりどりのコスモスが植えられている「あけぼの山農業公園」。
入場無料なので、気軽に訪れられると喜ばれています。

公園のシンボルである風車を背景に、紫・ピンク・白・オレンジと色づいたコスモスは別世界に訪れたよう。
非日常的な雰囲気の中で、写真を撮りに訪れてみては？

そのほか、バーベキューやカフェなども併設。
売店では、季節限定スイーツの柏ブルーベリーシュークリームの販売もあるので、お土産にもいいですね。

（画像提供：あけぼの山農業公園）

京成バラ園【千葉県】

1600品種10000株が香りを放つ癒しのローズガーデン

見頃時期

10月中旬～11月上旬

野生種から最新の品種まで、バラエティに富んだ心華やぐバラが見られる園内。

シンメトリーに整えられたフランス式の整形庭園、四季折々の植物が楽しめる自然風庭園、バラと宿根草を組み合わせたヘッドガーデナープロデュースのミニガーデンや樹齢60年を誇るバラの大アーチなど、見どころは多数！

春と秋の見頃にはバラにまつわるフェスティバルも開催され、開放的で癒しの空間を味わうことができます。
素敵な香りに包まれてくださいね。

（画像提供：京成バラ園）

神代植物公園 【東京都】

3つのエリアに300種5000株がそろうばら園

見頃時期

10月上旬～11月中旬

左右対称に美しく整えられた本園では、春と秋の年2回バラが咲く様子を見ることができます。
秋バラは、300品種5000株。
春バラに比べると小さ目ですが、鮮明な色彩が魅力的です。

こちらのばら園は、世界バラ会連合優秀庭園賞を受賞。
世界が認めたバラ園をぜひ楽しんでください。

バラの開花時期に合わせて例年は、「秋のバラフェスタ」を開催し様々な催しも実施。
秋に咲くバラを満喫しましょう。
（2021年は新型コロナウイルス感染防止予防の為未定）。

（画像提供：神代植物公園）

港の見える丘公園【神奈川県】

バラの香りが注がれるアーチやバラが囲む噴水など絶景が

見頃時期

10月中旬～11月上旬頃

バラの名所としても名を知られる「港の見える丘公園」。
園内全体のバラが噴水や洋館と調和し、まるで絵画のような美しさ。
横浜市イギリス館や、山手の建物が入るスポットを見つけて写真におさめても素敵です。

特に「イングリッシュローズの庭」では、四季折々の様々なバラや草花が咲き誇ります。降り注ぐ自然が生み出す甘い香りに、心も癒されるでしょう。

また違った趣のある「フランス山」にも足を運んでみてくださいね。

（画像提供：港の見える丘公園）

五味池破風高原自然園【長野県】

標高2000ｍ。群馬県との県境の高原に咲くエゾリンドウ

見頃時期

９月上旬～中旬

北アルプスや北信五岳の絶景を眺められる五味池破風高原自然園。駐車場から歩いて30～40分ほどの場所にあるが大平地区です。

この大平地区では、「エゾリンドウ」が見頃を迎えます。ここで自生し、約3～5ｃｍほどの青紫色の花を咲かせた「天然自生のリンドウ」です。

北アルプス、北信五岳、四阿山、根子岳等といった山々、そして眼下にみえる善光寺平…。美しい花々と眺望のコントラストは、まさに絶景です。

※エゾリンドウは天然自生のため、その年の気象条件等により開花状況や咲く規模が変化することがあります。

（画像提供：五味池破風高原自然園）

兵庫県立公園　あわじ花さじき【兵庫県】

約50万本のコスモス。珍しい黄色の品種も！

見頃時期

10月下旬～11月上旬

瀬戸内海の美しい海、鮮やかな緑の山々…。
淡路島にある「あわじ花さじき」で見られるのは、ピンク・白・赤紫のコスモスです。
ここでは、珍しい黄色の品種も栽培しています。

例年10月上旬～11月上旬まで「コスモスまつり」を開催。
一面のコスモスが、いっせいに風に揺れる様子を眺めに訪れましょう。

2020年3年には、空中回廊を新たに設置しリニューアル！
より魅力的になった公園に足を運んでみてくださいね。

（画像提供：兵庫県立公園　あわじ花さじき）

とっとり花回廊【鳥取県】

秋の大山と10万株の真っ赤なサルビアがまさに絶景

見頃時期

9月下旬～10月上旬

中国地方最高峰の山「大山」を背景にした絶景は、まさにため息もの。
秋が深まるとともに株の成長で花の密度が濃くなります。
また、気温差により色も深みを増して、真っ赤なじゅうたんを敷いたような景色に。
約10万株のサルビアが咲き誇る様子は圧巻です。

その他、コスモスや菊のトピアリーなど、サルビア以外の見どころもいっぱい！
園内の散策を楽しんでくださいね。

（画像提供：とっとり花回廊）

くじゅう花公園【大分県】

赤・白・青の色鮮やかな約6万株のサルビア

見頃時期

9月中旬～10月下旬

約22万平方メートルの敷地に、四季折々の花々が彩る「くじゅう花公園」。
くじゅう連山を背景に、色鮮やかなサルビアのじゅうたんは美しさを極めます。

サルビアボンファイヤーやビクトリアブルー・ビクトリアホワイトといった3種類のサルビアは圧巻。
今年の秋は9000平方メートル6万株の大面積を予定。同公園の大注目スポットになりそうです。

そのほか、約10万本のコスモスやマリーゴールドも見られます。
カフェもあるので、眺めを楽しみながらソフトクリームなどを味わってくださいね。

（画像提供：くじゅう花公園）

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