名探偵コナンファンの皆さん、鳥取に『名探偵コナン』の作者・青山剛昌先生の記念館があるって知っていましたか?
その名も「青山剛昌ふるさと館」。なんと、今年の3月で開館15周年!館内には貴重な原画やオブジェ、それに事件解決で大活躍する阿笠博士の発明品など、コナンの世界観が感じられる施設なんです!しかも、ここでしか手に入らないグッズやアイテムも満載。
さらに、周辺にはなんと「コナンの家 米花商店街」もあり『名探偵コナン』の世界が思い切り堪能できます。2022年4月15日(金)からは25作目となる映画『ハロウィンの花嫁』も公開になりますよ。
館内の楽しみ方や周辺のコナンスポットを鳥取エリアに詳しいライターが取材してきました。参考にして出かけてみてください!
「青山剛昌ふるさと館」ってどんな場所?
青山剛昌先生の故郷・北栄町にあり「コナンに会える」!

東西に長い鳥取県のほぼ中央にある北栄町は、青山剛昌先生の出身地で先生が高校生までを過ごした場所。2007年3月にオープンした「青山剛昌ふるさと館」は今年で15周年です。代表作の『名探偵コナン』はもちろん、先生が少年時代に描いた絵やデビュー後の作品『YAIBA』や『まじっく快斗』なども展示され、作中に登場するスケボーなどの体験コーナーもあります。
公共交通機関でアクセスする場合は「鳥取砂丘コナン空港」からは連絡バスで1時間20分、「コナン駅(JR由良駅)」からは徒歩20分です。どちらもコナンのオブジェなどがたくさんあるので、ぜひ一緒に回ってみてください。
『名探偵コナン』の世界に浸れる展示室の数々
キャラクターのオブジェが出迎える原画ギャラリー

展示室の中央にある『名探偵コナン』キャラクターのホワイトオブジェは「コナン通り」に点在するブロンズ像の原型です。壁一面には複製原画が展示され、先生が自ら少年時代の思い出を語る映像コーナーも。先生の知られざる一面を知ることもでき「こんな作品もあったんだ!」と、発見と驚きが詰まったエリアです。

デビュー作の『ちょっとまってて』や、初の長期連載『YAIBA』など、数々の複製原画がズラリ!

映像コーナーの「青山剛昌ヒストリー」では、マンガ家を志したきっかけや少年時代のエピソードなどが紹介されています。
リアルすぎる仕事部屋や海外版コミックの展示も

続いての部屋は名作誕生の現場。そう、忠実に再現された先生の仕事部屋です。無造作に置かれた原画や飲みかけのペットボトルなど、リアルすぎて本当に先生が出てきそう。おなじみの、単行本の帯に出てくるミステリー作家や名探偵の紹介コーナーもあります。

先生が憧れるミステリー作家や名探偵。それぞれの肖像画にも仕掛けが!

コナンファンはワールドワイド。世界各地で販売されている翻訳コミックが展示されています

『名探偵コナン』各話の複製原画が大きな壁一面に。 どれも見覚えのあるシーンばかりですね!
大人も夢中になれる阿笠博士の発明品

体験コーナーでは阿笠博士が発明したアイテムを再現。お馴染みのターボエンジン付スケートボードは実際に乗ることができ、大画面で景色を見ながらスピードアップ&ダウンの操作もできます。大人も楽しめて、大人気のアトラクションになっています。

コナンが解決したトリックの体験コーナーもありました。セロハンテープを使って外から防犯ロックをかける密室トリックにチャレンジしてみては?
フィナーレはプロジェクションマッピング

館長もイチオシするのが順路の最後にあるプロジェクションマッピング。約3分のショートムービーで、10分おきに投影されています。江戸川コナンが誕生した第1話をベースにしたストーリーはもちろんオリジナルで、見逃せない作品ですよ。
謎解きイベントで「コナンに会えるまち」を歩こう!
まち歩きを楽しむ謎解きイベント

「コナン通り」周辺10カ所のチェックポイントを巡る「謎解きゆらまちウォーク」も開催中。「青山剛昌ふるさと館」にもチェックポイントがあるので、公式HPやパンフレットからスマホに専用アプリをダウンロードして、限定待受画面をGetしてね。
ミュージアムショップ「コナン探偵社」の限定グッズはお土産にも◎!
ここでしか買えないレアなデザインも

館内にはキャラクターグッズを取り揃えたミュージアムショップ「コナン探偵社」も。こちらは入館料不要で、お土産選びだけでも立ち寄ることができます。




この他にもTシャツやパーカー、ソフビマスコット人形、タペストリー、文房具など、店内はたくさんのオリジナル商品で溢れかえっています。北栄町や鳥取の特産品を使ったキャンディーやお饅頭もあるので、お見逃しなく。
一緒に写真が撮れるフォトスポットがいたるところに♪
『名探偵コナン』の登場人物と並んで記念撮影!

館内は一部エリアを除いて写真撮影も可能です。注意点とマナーを守って好きなキャラと一緒に記念の一枚を。




取材の日もたくさんの人が写真を撮っていました。特に阿笠博士の「ビートル」は玄関入口の正面にあるので、人だかりができることも。大型連休など来館者が多い日は、お互い譲り合って思い出の一枚を残してくださいね。
まだある!周辺のコナンスポット
工藤邸の門扉や「喫茶ポアロ」まであるコナンの家 米花商店街

「青山剛昌ふるさと館」から徒歩10分の場所には『名探偵コナン』に登場する「米花商店街」をモチーフにした複合施設(入場無料)も。工藤邸の門扉や図書室がイメージされていて、買い物や食事が楽しめるほか、休憩&記念撮影スポットもあります。
レストランカフェの「喫茶ポアロ」や「Conan’s Kitchen」、雑貨・お土産販売の「コナン百貨店」、ジェラートショップの「CONAN GELATO」の4店舗が営業中です。









「コナンの家 米花商店街」は「コナン通り」沿いにあり、「青山剛昌ふるさと館」からは徒歩10分。コナン駅に行くまでの中間あたりです。広い無料の駐車場や公衆トイレもあるので、散策の立ち寄りや休憩にもぴったりです。
「コナン駅(JR由良駅)」までにオブジェが多数!

コナン駅まで約1.4kmの道のりは「コナン通り」と呼ばれていて、オブジェいっぱい。ファンなら写真を撮りたくなること間違いなし!









ここに紹介したオブジェはほんの一例。「コナン通り」にはまだまだたくさんのキャラクターがいます。駅から「青山剛昌ふるさと館」までは路線バスも出ていますが、徒歩でも20分ほど。散策しながら写真撮影を楽しむ人がほとんどのようです。
テーマパークのような「鳥取砂丘コナン空港」

「青山剛昌ふるさと館」から鳥取砂丘方面に車で45分の場所にある空港。なんと2015年には「鳥取砂丘コナン空港」に改名されました。こちらにもオブジェがたくさんあるので、人気の観光&撮影スポットになっています。ロビーやホール、デッキなど、もうコナン一色の充実ぶりです。
まとめ
見どころが満載で、周辺では散策も楽しめる「青山剛昌ふるさと館」。コナンはもちろん、たくさんの作品やキャラクターに出会えて大満足の1日でした。
館内をぐるりとまわる見学の所要時間は大体30分~1時間ほどですが、展示点数が多くゆっくり見ても飽きません!皆さんもぜひ「名探偵コナンに会えるまち」で遊んでみてくださいね。
0858-37-5389
鳥取県東伯郡北栄町由良宿1414
9時30分~17時30分(最終受付17時)
なし
入館料一般700円、中高生500円、小学生300円(小学生未満無料)
[電車]JR由良駅より徒歩20分
[車]山陰道大栄東伯ICより5分
120台
「青山剛昌ふるさと館」の詳細はこちら
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※この記事は2022年4月5日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
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