【神津島】島全体がプラネタリウム!

昔々、伊豆諸島の神々がここに集まり、生命の源である水をどう分配するか話し合ったとされる伝説が残る神津島。今でも、島のあちこちから水が湧くほど水資源が豊富な島です。
夜になると、満天の星が輝きを放ち、島のどこにいてもプラネタリウムのような体験ができるのが見どころ!年間を通して釣りやトレッキングも楽しめます。
島のグルメは、イカの王様と呼ばれる「赤イカ(ケンサキイカ)」で作られる塩辛が評判です。島唐辛子の辛味がくせになるので、お土産にもぜひ。爽やかな甘み、酸味のパッションフルーツも名産で、焼酎やサイダーで割ったり、アイスクリーム、ヨーグルトなどと合わせるのがおすすめ。
星空観賞会

神津島は、美しい自然の夜空を守る取り組みによって星空保護区にも認定されている島です。
この島に来たなら、そんな星空を満喫できる「星空観賞会(3300円・HPより事前申し込みが必要)」がおすすめ!神津島の星空を知り尽くした島民ガイドが、その魅力をたっぷりと解説してくれます。
映画と絡めた星にまつわるお話やロマンチックな星座の物語など、ガイドごとに個性溢れる話が聞けるのも魅力です♪

赤崎遊歩道

神津島北部の赤崎海岸にある、全長約500m・木造で趣たっぷりの遊歩道です。遊歩道には展望台があり、晴れた日には伊豆諸島の島々や、富士山までも一望できます。
遊歩道の下には、澄み渡るエメラルドグリーンの海。飛び込み台が設けられているので、澄み渡るエメラルドグリーンの海に飛びこんでみては?

【三宅島】火山のパワーを間近に感じられる島

約20年周期で噴火を繰り返しており、伊豆諸島の中でも特に噴火の頻度が高い火山島です。雄大な火山がうみだす赤や黒の地表を島内の至るところで見られるため、天然の火山博物館と称されます。
島内には、そんな火山島ならではの景観を堪能できる展望台や遊歩道が整備されているので、ダイナミックな絶景をバックにたくさん写真が撮れます。
島とうがらしの辛さと風味、三宅島産キヌサヤの歯ごたえを楽しむことの出来るピリ辛「南国チャーハン」や、三宅島産野菜をふんだんに使ったボリューミーなサンドイッチなどグルメも盛りだくさん!お酒好きなら、酒蔵が丹精込めて作り上げる島焼酎もぜひ♪
七島展望台

三宅島を代表する活火山・雄山の山頂方面に車で30分ほど、その中腹にある「七島展望台」。大島~八丈島までの島々を見渡す大パノラマが広がり、空気が澄んだ日には富士山や南アルプスまで見られることも♪水平線に夕陽が沈むサンセットタイムや、満天の星が広がる夜の時間もロマンチックです。
昭和58年(1983年)の噴火では、この付近から海岸にむけ火口列(複数の火口が直線的に並んでいるもの)が形成されました。そんな自然のパワーを間近に体感してください。

火山体験遊歩道

噴火によって噴き出た溶岩流の上に作られた「火山体験遊歩道」。ここを取り囲むように広がる溶岩からは、自然のパワーを感じられると同時に、そんな環境でもたくましく生息する植物の強さを観察できます。
建物の半分近くが埋没してしまった小学校跡など当時の面影を残す遺産も多く、三宅島の中でも定番の観光スポットとなっています。

【八丈島】自然豊かで温暖なリゾート島

八丈島は、年間を通して暖かく、ヤシの木やハイビスカスなど南国リゾート感溢れる植物に囲まれた島です。3月下旬から4月上旬に開かれる「フリージアまつり」の、辺り一面にフリージアが咲く様は必見!
トレッキングにぴったりな標高854mの八丈富士が島のシンボル。その中腹にある「ふれあい牧場」では、牛たちとともにのんびり景色を眺めながら八丈島の大自然を満喫できます。
雄大な自然に囲まれてのびのびと育った「八丈島ジャージー牛」の牛乳は、島内でしか飲めないそう!その豊かな味わいを活かして加工されたプリンやバターは、ぜひお土産に。
八丈服部屋敷

「八丈服部屋敷」は、徳川幕府の船を管理していた服部家の屋敷跡です。服部家は幕府に納める八丈島の伝統工芸品・「黄八丈(シルク)」を江戸まで運んでいました。今でも、ここで黄八丈から手作りされた小物が販売されています。
敷地内では、江戸時代から続く屋敷の歴史を感じられるとともに、八丈島の郷土芸能「樫立踊り・八丈太鼓」のパフォーマンスを見ることもできます!
樹齢800年の蘇鉄(南国に生息する低木)をはじめ、リゾート感たっぷりの空間も魅力。敷地内の喫茶コーナーでは「生パッションフルーツジュース」が味わえます。

東京都八丈島八丈町樫立2010
8時~15時
不定休
入場料無料※「樫立踊り・八丈太鼓」の観覧は350円
【車】八丈島空港より15分
あり(無料・20台)
「八丈服部屋敷」の詳細はこちら
「八丈服部屋敷」の口コミ・周辺情報はこちら
八丈富士(西山)

「八丈富士」は伊豆諸島で最も高い山で、すそ野が広がる美しい姿が富士山に似ていることからその名がつけられたと言われています。
お鉢めぐりと呼ばれる、火口を一周するのが定番の散策コース。歩きながら360度広がる八丈島の壮大な海と自然、街並みを眺めることができます。七合目までは車で登るのが可能で、その途中、間近に牛を見られる「ふれあい牧場」に立ち寄るのがおすすめ。
【青ヶ島】人口170人ほどの“秘境”

青ヶ島は東京都心から358km南、宮崎県とほぼ変わらない緯度に位置し、伊豆諸島の有人島で最南端の島です。人口は2019年時点で170人、世界でも珍しい二重式の火山(火山の内部にもう1つ火山ができたもの)がうみだす特徴的な景観も相まって“秘境”と呼ばれることもあります。
火山の力強い自然、そして製塩所や牧場など自然と調和した島の暮らしを体感できます。火山の噴気孔(ひんぎゃ)の地熱でつくる「ひんぎゃの塩」や、昔ながらの製法で醸造される島焼酎の「あおちゅう」など、ここならではの名産も揃っています。
ひんぎゃ(池之沢噴気孔群)

火山の地熱蒸気が地表に噴出しているエリアのことを、青ヶ島の言葉で「ひんぎゃ」と呼びます。語源は「火の際(ひのきわ)」なのだそう。
ひんぎゃの熱を利用したサウナは、観光客や村民の憩いの場となっています。サウナの近くにある地熱釜では、卵やじゃがいも、さつまいもなどを蒸すことも可能。周辺には豊かな自然が広がるので、蒸した食材を持ってピクニックするのもおすすめです♪

東京都青ヶ島村無番地
なし
なし
【車】三宝港より10分
あり(無料)
「ひんぎゃ(池之沢噴気孔群)」の詳細はこちら
「ひんぎゃ(池之沢噴気孔群)」の口コミ・周辺情報はこちら
大凸部(おおとんぶ)

青ヶ島で最も標高の高い(423m)場所にあり、青ヶ島特有の二重式火山を一望できるほか、360度水平線が広がる大迫力のパノラマビューを楽しめる絶景スポットです♪
自然を間近に感じられる登山道が整備されており、気軽に登ることができる点も◎。ここからの星空も見事なので、夜に訪れるのもおすすめです。
東京都青ヶ島村無番地
【船】八丈島より3時間で三宝港到着後、車で20分
あり(無料)
「大凸部(おおとんぶ)」の詳細はこちら
「大凸部(おおとんぶ)」の口コミ・周辺情報はこちら
伊豆諸島へのアクセス・所要時間

交通手段
伊豆諸島の島々を訪れるための主な交通手段は船と飛行機です。島によっては、別の島を経由した連絡船や、ヘリコプターへの乗り継ぎが必要な場合もあります。また、飛行機は定員が少ないため、早めの予約を心がけるようにしましょう。
アクセス・所要時間
※所要時間については最短での時間となり、当日の天候状況によって変わる場合があります。
伊豆大島
【高速船】東京竹芝港より1時間45分
【大型船】東京竹芝港より6時間
【飛行機】調布飛行場より25分
利島
【高速船】東京竹芝港より2時間25分
【大型船】東京竹芝港より7時間35分
【飛行機+ヘリコプター】調布飛行場より大島かめりあ空港まで25分、その後ヘリコプターで10分
新島
【高速船】東京竹芝港より2時間20分
【大型船】東京竹芝港より8時間30分
【飛行機】調布飛行場より40分
式根島
【高速船】東京竹芝港より2時間20分
【大型船】東京竹芝港より9時間
【飛行機+連絡船】調布飛行場より新島空港まで40分、その後連絡船で10分
神津島
【高速船】東京竹芝港より3時間5分
【大型船】東京竹芝港より9時間55分
【飛行機】調布飛行場より45分
三宅島
【大型船】東京竹芝港より6時間30分
【飛行機】調布飛行場より50分
八丈島
【大型船】東京竹芝港より10時間20分
【飛行機】羽田空港より55分
青ヶ島
【大型船+連絡船】東京竹芝港より八丈島まで10時間20分、その後連絡船で3時間
【飛行機+ヘリコプター】羽田空港より八丈島まで55分、その後ヘリコプターで20分
まとめ
伊豆諸島が観光におすすめな理由
1.伊豆諸島特有の風土や文化がたくさんあるから、ここでしかできない体験ができる!
2.意外と東京から近く、気軽に旅ができる!
3.島ごとに特徴があるため、それぞれ違った楽しみ方ができる!
ぜひ、見どころたっぷりの伊豆諸島で観光を楽しんでください。
※この記事は2022年5月27日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
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