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2022.11.27

浅草「もんじゃ焼き」のおすすめ8選!浅草駅から徒歩圏内のお店を紹介<2022・東京>

浅草といえば、そばや洋食、すき焼きといったグルメを思い浮かべますが、実は「もんじゃ焼き」も有名で、名店が点在しています。

そもそも下町のおやつとして誕生した「もんじゃ焼き」ですが、年々進化を遂げています。おやつの枠にとどまることなく一つの料理として提供され、現在では、「カルボナーラもんじゃ」「カマンベールもんじゃ」といった変わり種までお目見えし、舌の肥えたお客さんをうならせています。

今回は、浅草をこよなく愛するフード&酒場ライター中沢文子が、東京メトロ・都営地下鉄・つくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩圏内で、おいしいと評判のもんじゃ焼きの店8店紹介します。

雷門おすぎ

約60年続く名店。もんじゃせんべいやおこげなど多彩な味を堪能

(画像提供:雷門おすぎ)
もんじゃ焼きの店は2階にあり、1階は飲み店
(画像提供:雷門おすぎ)
収容人数は着席20人

浅草のシンボル「雷門」からすぐそばにある「雷門おすぎ」は、昭和40(1965)年から3代にわたって続くアットホームなもんじゃ焼きの店です。79歳の2代目女将が今も現役で勤め、滋味深いもんじゃ焼きを提供しています。

(画像提供:雷門おすぎ)
たこ、イカ、エビ、牡蠣など、海鮮5種類入りの「五目もんじゃ」(1430円)

豊洲市場から仕入れた魚介類、契約農家の野菜、黒毛和牛など素材にこだわっているのもポイント。素材の味を生かすため、生地を数種類の魚で取った出汁とウスターソースで味付けしています。

もんじゃ焼き以外にも、「黒毛和牛の鉄板ステーキ」(2750円)や「海鮮3種バター焼き盛り合わせ」(2200円)といった焼きものもおすすめです。

(画像提供:雷門おすぎ)
「えびえびもんじゃ」(1210円)は、桜えび&生えびがたっぷり
(画像提供:雷門おすぎ)
「雷門おすぎ」では、もんじゃ焼きを焼いている際に名物の「もんじゃせんべい」(写真)も同時に登場。

お客さんの希望があれば、約60年間もんじゃ焼きを焼き続けてきた女将がサポートして焼いてくれるのも魅力。もんじゃせんべいからおこげまで、次々と作り出す技は目を見張るほどですよ(別のお客さんのもんじゃ焼きを焼いている場合は少し待つこともあり)。

■雷門おすぎ
東京都台東区浅草1-18-3 2階
【平日】16時~21時(LO20時)、【土・日・祝】12時~17時(LO16時)
月、火、水、不定 ※祝日の場合は営業
【電車】東京メトロ浅草駅より徒歩2分、都営地下鉄浅草駅より徒歩3分
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(画像提供:雷門おすぎ)

もんじゃ焼き 七五三

天然活性水、三元豚など厳選素材が光るもんじゃ焼き

(画像提供:もんじゃ焼き 七五三)
「特製カレーコンビーフもんじゃ」(1680円)はカレー粉、コンビーフ、チーズ、コーンなど11種類入り

数々のメディアに掲載され、テレビドラマにも登場している人気店。その理由は全国から素材を選りすぐるなど、妥協しない姿勢にあります。例えば、天然活性水、平田牧場の三元豚、博多の明太子を使用。さらに揚げ玉は天麩羅の料亭から仕入れているほか、牡蠣は広島産で冬期のみの提供など、仕入元から旬にまでこだわっています。またもんじゃ焼きの味は、濃すぎず、薄すぎず、素材の味を引き出せるよう配分を考え、メニューにより一品一品出汁を調整しているのも特徴です。

(画像提供:もんじゃ焼き 七五三)
「明太もちチーズもんじゃ」(1450円)。チーズは別の器で提供
(画像提供:もんじゃ焼き 七五三)
焼き方がわからなかったらスタッフがサポートしてくれますよ
(画像提供:もんじゃ焼き 七五三)
落ち着いた雰囲気の店内。収容人数は着席36人
(画像提供:もんじゃ焼き 七五三)
店名の「七五三」は、平成10年創業当時、女将の息子が5歳の“七五三”の年だったことから名付けたそう

スタッフはみなフレンドリーなので、肩ひじ張らずに味わえるのも魅力。また、もんじゃ焼きはもちろんのこと、スタッフが全ての焼きものを最後まで調理してくれるので、もんじゃ焼きが初めての人でも安心です。目の前で熟練のスタッフが調理しているシーンはライブ感たっぷりで、目と舌を楽しませてくれますよ。

■もんじゃ焼き 七五三
東京都台東区西浅草2-23-7
【火~金・土・日・祝】11時~22時(フードLO21時15分、ドリンクLO21時30分)、【月(祝除く)】16時~22時(フードLO21時15分、ドリンクLO21時30分)
12月31日~1月1日
【電車】つくばエクスプレス浅草駅より徒歩3分、東京メトロ田原町駅より徒歩5分
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(画像提供:もんじゃ焼き 七五三)

満月

店名“満月”を冠した「カマンベール入りもんじゃ」が人気

(画像提供:満月、中沢文子)
「満月もんじゃ」(1250円)はカマンベールとコーンが味のアクセント

“下町のグルメ・もんじゃ焼きをワイワイ味わう”をテーマにした「満月」は、カウンターやテーブル、小上がりを備え、一人でも、家族でも、カップルでも気軽に利用できる店。どのもんじゃ焼きも新鮮な具がふんだんに入っているうえに、素材の味や風味を増すために、鰹節で取った出汁などを加えています。

(画像提供:満月、中沢文子)
みんなで焼きながら味わうのも醍醐味

ぜひオーダーしてほしいのが、「満月もんじゃ」(1250円)です。店名“満月”をイメージし、真ん中にカマンベールチーズ1個をドーンとのせた自慢のもんじゃ焼きで、濃厚なチーズのコクと焦げた香ばしい味がクセになります。そのほか、“月食”をテーマに真っ黒なイカ墨ソースを使用した「月食もんじゃ」(1250円)も好評で、イカ墨とチーズ、明太子のコンビネーションが後を引きます。

(画像提供:満月、中沢文子)
収容人数は着席47人
(画像提供:満月、中沢文子)
店は都営地下鉄浅草駅の目の前に位置

たくさん食べたい人にはもんじゃ焼きやお好み焼き、焼きそばが食べ放題の「90分食べ放題コース」(1800円)、「90分食べ放題・飲み放題コース」(3200円)があります。

■満月
東京都台東区雷門2-18-16 2階
【平日・土】12時~22時(LOフード21時30分、ドリンクLO21時45分)、【日・祝】12時~21時(LOフード20時30分、ドリンクLO20時45分)
月(月曜が祝日の場合は営業し、翌火曜休み)、12月30日
【電車】都営地下鉄浅草駅より徒歩1分、東京メトロ浅草駅より徒歩2分
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(画像提供:満月、中沢文子)

六文銭本店

開店から昔ながらの味わいを引き継ぐ店

(画像提供:六文銭本店、中沢文子)
現在浅草で2店舗展開。収容人数は着席30人

浅草にもんじゃ焼きの店が数店しかなかった頃から続く「六文銭」は、昭和55(1980)年に創業以降、昔ながらのもんじゃ焼きの味を守り続けているお店です。子どもから大人まで誰もがおいしいと感じる味わいを目指し、生地には厳選した鰹節で取った出汁などを加えています。

(画像提供:六文銭本店、中沢文子)
「カマンベールもんじゃ」(1200円)
(画像提供:六文銭本店、中沢文子)
大きく切られたキャベツとカマンベールとの絡み合いが抜群

一番人気が、「カマンベールもんじゃ」(1200円)です。大きく切られたキャベツ、そば、揚げ玉、デンマーク産のカマンベールチーズが渾然一体となったもんじゃ焼きは、絶妙のハーモニー。ピリッと辛いタバスコが合うので、いろいろ味変してみましょう。

(画像提供:六文銭本店、中沢文子)
調味料はソースやしょうゆ、タバスコなど多彩に揃う
(画像提供:六文銭本店、中沢文子)
昔懐かしの「ラムネ」(330円)もおすすめ

お客さん好みの味で食べてほしいと、テーブルに備えられたソースやしょうゆ、塩だれなどの調味料で自由にカスタマイズできるのもポイント。壁に貼ってある「もんじゃ焼きの味のつけ方!」を参考に、好みの味に味付けしてみてください。

■六文銭本店
東京都台東区浅草1-16-9
11時~22時(LOフード21時、LOドリンク21時30分)
不定
【電車】東京メトロ浅草駅より徒歩5分、都営地下鉄浅草駅より徒歩6分
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(画像提供:六文銭本店、中沢文子)

祭ばやし

変わり種のもんじゃ焼きがバラエティ豊かに揃う

(画像提供:祭ばやし)
「祭ばやし」の店名通り、“祭りの楽しい縁日”がテーマ
(画像提供:祭ばやし)
店内にはうちわや提灯などをあしらい、賑やかな浅草の祭りの雰囲気を演出。収容人数は着席32人

料理としてのもんじゃ焼きを追求し、「五目もんじゃ」(980円)といった定番から、「カルボナーラもんじゃ」(980円)、「博多とんこつもんじゃ」(1080円)などの変わり種まで、さまざまなもんじゃ焼きを味わうことができる店。

もんじゃ焼きの旨味を増幅させるため、動物性と植物性の旨味成分である地鶏・昆布・鰹節の出汁を利かせているのが味の決め手。さらにもんじゃ焼きに欠かせない干しエビは、桜エビと小エビをブレンドしています。

(画像提供:祭ばやし)
「スペシャル明太子もんじゃ」(1480円)の明太子は北海道から直送
(画像提供:祭ばやし)
「スペシャル明太子もんじゃ」(1480円)は、桜エビや切りイカなどの具がいっぱい!

数あるもんじゃ焼きの中でも、イチオシは北海道の特大明太子ともち、そばなどが入った「スペシャル明太子もんじゃ」。程よい辛さの明太子ととろけたチーズの一体感は、病みつきになること請け合いです。

(画像提供:祭ばやし)
お誕生日に好評の「肉ケーキ」(2980円)。誕生日の人にはメッセージカードと店内用の花火を添えて提供

もんじゃ焼き以外にも、肉や海鮮の鉄板焼きも豊富で、誕生日などの記念日に向けバースデーケーキを模した「肉ケーキ」(2980円)もあります。牛タン、牛ハラミ、鶏せせり、野菜などで構成された肉ケーキは、忘れられない思い出になりそうです。

■祭ばやし
東京都台東区浅草1-8-4金山ビル1階
【平日】11時30分~16時(最終入店14時30分、LOフード15時、LOドリンク15時30分)、18時~23時30分(最終入店22時、LOフード22時30分、LOドリンク23時)、【土・日・祝】11時30分~23時30分(最終入店22時、LOフード22時30分、LOドリンク23時)
火(祝日の場合は営業し、振休あり)
【電車】東京メトロ田原町駅より徒歩3分、つくばエクスプレス浅草駅より徒歩3分
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(画像提供:祭ばやし)

まんぼう

スカイツリーの絶景を見ながらもんじゃ焼きを楽しめる

(画像提供:まんぼう)
店内の収容人数は着席50人。川側のお座敷はコースのみ

美景を目にもんじゃ焼きを味わえるのが、浅草・駒形橋のたもとで創業33年目の「まんぼう」です。店内には、隅田川側のお座敷、黒を基調としたシックなテーブル席がありますが、スカイツリーや駒形橋を一望する川側のお座敷が特等席。夜にはライトアップされた夜景を眺めながらもんじゃ焼きを堪能できます。

(画像提供:まんぼう)
明太子の辛みが味を深める「明太チーズもちもんじゃ」(1408円)
(画像提供:まんぼう)
基本はお客さんが焼くスタイルですが、写真付きの作り方を用意しているので初めての人でも大丈夫

おすすめしたいのが、明太子とチーズ、もちが三位一体となった「明太チーズもちもんじゃ」(1408円)です。鰹節と昆布で取った出汁を生地に入れてコク付けしていますが、お客さんがウスターソースで味付けして食べるのが「まんぼう」流です。

(画像提供:まんぼう)
「大満足お食事コース」(3630円。コースにより構成内容が異なる)

2人以上なら、「大満足お食事コース」がお得。バター焼き盛り合わせ(イカ・海老・帆立・エリンギなど)、カルビ、牛タン、好きなお好み焼orもんじゃ焼き、焼きそば、デザートなどのセット3コース(2420円~)があり、食べ応え満点です。

■まんぼう
東京都台東区駒形2-1-30
【平日】17時~23時(LO22時30分)、【日・祝】17時~21時30分(LO21時)
月(月曜が祝日の場合は営業し、翌火曜休み)、2022年12月31日(土)~2023年1月5日(木)
【電車】都営地下鉄浅草駅より徒歩1分、東京メトロ浅草駅より徒歩3分
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(画像提供:まんぼう)

OCOMO 浅草店

南国リゾートのおしゃれな店。大和芋、海鮮出汁などを使ったこだわりもんじゃ焼き

(画像提供:OCOMO 浅草店)
店内にはカウンターも設置
(画像提供:OCOMO 浅草店)
収容人数は着席64人

おしゃれな空間でもんじゃ焼きを楽しみたいならば「浅草 OCOMO」です。足を踏み入れれば、バリ島を思わせるリゾート空間がお出迎え。いたるところにバリ島の調度品が配された店は、テレビドラマでもたびたび使用されています。

(画像提供:OCOMO 浅草店)
「イタリアンもんじゃ」(1250円)は、チーズとベーコンが相性抜群
(画像提供:OCOMO 浅草店)
「明太子チーズもんじゃ」(1350円)は明太子やチーズ、もちなどの具がてんこ盛り

もんじゃ焼きの生地には海鮮出汁などのほか、ふんわり感を出すため大和芋を使用するこだわりぶり。なかでもぜひ食べていただきたいのが、変わり種もんじゃ焼きです。特に「イタリアンもんじゃ 」(1250円)は、オリジナルのトマトソースで食べる斬新なもんじゃ焼き。そのほか、「明太子チーズもんじゃ」(1350円)、「グラタン風もんじゃ」(1250円)、「グリーンカレーもんじゃ」(1250円)などもあり、迷ってしまいそうです。

■OCOMO 浅草店
東京都台東区浅草1-10-5 浅草KNビル2階
【平日】17時~24時(LOフード23時、LOドリンク23時30分)、【土・日・祝】11時30分~23時(LOフード22時、LOドリンク22時30分)、【1月1日~3日】11時30分~23時(LOフード22時、LOドリンク22時30分)
なし
【電車】つくばエクスプレス浅草駅より徒歩1分、東京メトロ田原町駅より徒歩3分、東京メトロ・都営地下鉄浅草駅より徒歩6分
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(画像提供:OCOMO 浅草店)

浅草 香味家 別館

「カルボナーラもんじゃ」など珍しいもんじゃ焼きが充実

(画像提供:浅草 香味家 別館)
生クリームやベーコン、チーズ、卵黄などで構成された「カルボナーラもんじゃ」(990円)

もんじゃ焼きが初めての人でも食べなれた人でも満足してもらえるよう、定番はもちろん、画期的なもんじゃ焼きを展開。メニューには、「まるごとトマトカレーチーズもんじゃ」(1040円)、「とんこつもんじゃ」(990円)、「イタリアンピッツァもんじゃ」(990円)、「麻婆もんじゃ」(990円)など、珍しいもんじゃ焼きがズラリ!

(画像提供:浅草 香味家 別館)
焼き方が分からない場合はスタッフに気軽に尋ねよう

もんじゃ焼きの味を深めるため、生地には3種類の出汁を入れているのが特徴。さらに、ソースも試行錯誤の末に完成したオリジナルブレンドを使用しています。特に評判なのが、「カルボナーラもんじゃ」(990円)で、パスタのカルボナーラ同様の味わいに感動必至。

(画像提供:浅草 香味家 別館)
浅草の町を見渡せる店内。収容人数は着席48人
(画像提供:浅草 香味家 別館)
店はビルの2階にあり、オレンジの看板が目印

もんじゃ焼きを思う存分堪能したい人におすすめが、「平日限定!!食べ放題コース」(1700円~・2名~・要予約)です。メニューにある好きなもんじゃ焼きとお好み焼き、焼きそばを時間内、思う存分味わえます。

■浅草 香味家 別館
東京都台東区浅草1-39-5 澤田ビル2階
【平日】11時30分~23時(LO22時30分)、【土・日・祝】11時~23時(LO22時30分)
不定
【電車】東京メトロ浅草駅より徒歩5分、都営地下鉄浅草駅より徒歩6分
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(画像提供:浅草 香味家 別館)

まとめ

同じ「もんじゃ焼き」でも、お店によって具も味わいも様々で、最近ではユニークなもんじゃ焼きも登場しています。浅草の観光がてらではなく、「もんじゃ焼き」を食べる目的で、浅草に行ってみませんか?

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※この記事は2022年11月25日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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