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2024.02.21

【2月27日は国際ホッキョクグマの日】人気者のホッキョクグマがいる動物園・水族館11選

2月27日が「国際ホッキョクグマの日」というのをご存知ですか?地球温暖化による絶滅危機など、ホッキョクグマたちの現状への理解を深め、広く周知していくことなどを目的に制定されたそうです。そこで今回は国際ホッキョクグマの日に合わせて、人気者のホッキョクグマがいるおすすめの動物園と水族館を紹介します!

知っていると会いたくなる!ホッキョクグマの豆知識

シロクマと呼ばれるけど、毛の色も肌の色も白じゃない!?

ホッキョクグマの豆知識

雪や氷によく似合う白い体色のイメージから、“シロクマ”と呼ばれるホッキョクグマ。でも、実は毛の色も地肌の色も白ではありません。

ホッキョクグマの毛は透明で、ストローのように中が空洞になっており、さらに周りには無数の穴があいています。この構造によって、光が毛の内部で乱反射するので、白く見えるのです。そして、地肌は黒色。口の周りなど、皮膚がむき出し状態に近いところは黒っぽいのでよく観察してみてくださいね。空気を含むことにより保温性が高く、かつ周囲に溶け込むように白く見える毛と、光を吸収する黒い地肌は、寒冷地に適応した特性と言えます。

ちなみに、淡水で飼育されているホッキョクグマは見た目が緑色になることがあります。これは、毛の空洞の中で藻が繁殖するからで体調には問題ないそうです。藻の繁殖が活発化する夏場は“緑クマ”に会えるかもしれませんよ。

ホッキョクグマの肉球は小さめで、足裏にびっしり毛が生えている

ホッキョクグマの豆知識

クマ類の中で最大級の大きさを誇るホッキョクグマ。大きなオスだと体長は2mを超し、体重は600kg近くにもなります。雪や氷にのみ込まれることなく移動をしたり、狩りをしたりする必要があるため、巨体を支える足もビッグサイズです。

一方で、足の大きさに比べて肉球は他のクマ類よりもかなり小さめ。これは、肉球は黒い肌がそのまま露出している場所なので、熱が逃げるのを最小限にするためです。肉球には小さな突起があり、氷の上を滑りにくくしています。足の裏には、肉球の周りや指の間にまで毛がびっしり生えており、こちらも滑り止めと防寒の役割を果たしています。

ホッキョクグマが水槽で泳いでいる時など、足の裏が観察できるので、注目してみてください。

ホッキョクグマは小顔で足が長い!

ホッキョクグマの豆知識

ホッキョクグマは体の大きさに比べ、頭が小さく、首や手足が長いのが特徴です。水の抵抗が少ない頭、息継ぎのしやすい首、水を大きくかき分けられる手足、と泳ぎに適した体付きと言えます。ホッキョクグマの学名「Ursus maritimus」は、“海のクマ”を意味しており、名前通り泳ぎが得意。持久力に優れ、何時間も泳ぎ続けることができるそうです。水族館や動物園ではゆったりと泳ぐ姿が見られますよ。

ホッキョクグマに会えるおすすめ施設

札幌市円山動物園【北海道】

札幌市円山動物園
雪の上で休む姿
札幌市円山動物園
自然界での生息区域が同じホッキョクグマとアザラシを近くで見られる

札幌市民の憩いの場・円山公園内にあり、動物約150種、700点を飼育している「札幌市円山動物園」。ホッキョクグマには、外放飼場を観覧できるエリア、水中から観覧できるエリアなど、ビューポイントがたくさん設けられた「ホッキョクグマ館」で出会えます。

見どころの1つは、水中トンネルです。同じエリアで展示されているアザラシとプールは分かれていますが、まるで一緒に泳いでいるような姿を見られます。

札幌市円山動物園
「ララ」(メス)は賢く、警戒心が強いそう
札幌市円山動物園
「リラ」(メス)は臆病かつ大胆

現在出会えるのはこちらの2頭。繁殖にも成功しており、「リラ」は「ララ」の子どもです。冬の間は、雪の上でぐっすり眠ったり、凍ったプールの氷で遊んだりする様子が見られるので、それぞれの性格の違いがよりわかりやすいかもしれません。館内の壁面には、ホッキョクグマの生態に関する掲示がたくさんあるので、そちらもぜひ合わせて見てみてくださいね。

■札幌市円山動物園
[TEL]011-621-1426
[住所]北海道札幌市中央区宮ケ丘3-1
[営業時間]【3月1日~10月31日】 9時30分~16時30分(最終入園16時)【11月1日~2月末日】9時30分~16時(最終入園15時30分)
[定休日]第2・4水(祝日の場合は翌平日、8月は第1・4水)、4・11月は第2水曜を含む週の月~金、12月29日~31日
[料金]【入園料】大人800円、高校生400円
[アクセス]【電車】札幌市営地下鉄円山公園駅より徒歩15分【車】札幌道新川ICより15分
[駐車場]959台(普通車700円)
「札幌市円山動物園」の詳細はこちら

旭川市旭山動物園【北海道】

旭川市旭山動物園
アザラシの視点から観察できる「シールズアイ」
旭川市旭山動物園
泳ぐ姿が間近で見られる

日本最北の動物園「旭川市旭山動物園」。北海道に生息する動物はもちろんのこと、ホッキョクグマを含め、もともと寒い地域に住んでおり、冬に活動的になる動物を多く飼育しています。

2024年1月時点で飼育されているホッキョクグマは2頭。「ピリカ」は2021年12月に「ゆめ」(2023年12月転園)を出産し、園では40年ぶりの繁殖となりました。「ルル」は1994年生まれで飼育下のホッキョクグマの中では高齢ですが、おもちゃのポリタンクで遊んだり、来園者めがけてプールに飛び込んだりする姿も見られます。大水槽のある放飼場では、飛び込む姿や手足の裏側などを観察できるので注目してみてください。

一方、柵のない放飼場には「シールズアイ」(シール:英語でアザラシ)というアザラシの視点でホッキョクグマの陸上での動きを観察できるカプセル型の窓もあるのでのぞいてみてください。

■旭川市旭山動物園
[TEL]0166-36-1104
[住所]北海道旭川市東旭川町倉沼
[営業時間]【冬期間】10時30分~15時30分(最終入園15時)※季節変動あり、詳細は公式HPを確認
[定休日]2024年4月8日(月)~26日(金)、11月4日(月)~10日(日)、12月30日(月)~2025年1月1日(水)
[料金]【入園料】大人(高校生以上)1000円、中学生以下無料
[アクセス]【電車】JR旭川駅より旭川電気軌道バスで40分【車】道央自動車道旭川北ICより20分
[駐車場]500台(無料)
「旭川市旭山動物園」の詳細はこちら

男鹿水族館GAO【秋田県】

男鹿水族館GAO
「ユキ」(メス)
男鹿水族館GAO
「豪太(ごうた)」(オス) 
男鹿水族館GAO
大きな丸太や木のチップなどで遊ぶ姿が観察できる「ホッキョクグマ広場」
男鹿水族館GAO
「ホッキョクグマ水槽」ではダイナミックな泳ぎに注目したい

「男鹿水族館GAO」は日本海の海際というロケーションに建つ水族館。ゴマフアザラシ、ペンギンの他、秋田県の県魚ハタハタや水族館では珍しいホッキョクグマをはじめとする約400種1万匹を飼育展示しています。

ホッキョクグマの繁殖は非常に難しいと言われていて、国内での飼育数は減少の一途をたどっているそうです。この水族館では「豪太」(オス)と「ユキ」(メス)が飼育され、繁殖に取り組んでおり、2頭の間には2020年にオスのホッキョクグマ「フブキ」が誕生しました(フブキは現在東山動植物園に移動)。展示場は「ホッキョクグマ広場」と「ホッキョクグマ水槽」の2つがあり、遊んだり泳いだりする姿を観察できます。

■男鹿水族館GAO
[TEL]0185-32-2221
[住所]秋田県男鹿市戸賀塩浜
[営業時間]9時~17時(最終入館16時)※季節変動あり
[定休日]不定※詳細は公式HPを確認
[料金]【入館料】大人1300円、小・中学生500円、未就学児無料
[アクセス]【電車】JR男鹿駅よりなまはげシャトルで約45分~60分※前日までの予約必須【車】秋田自動車道昭和・男鹿半島ICより1時間
[駐車場]630台(無料)
「男鹿水族館GAO」の詳細はこちら

八木山動物公園フジサキの杜(仙台市八木山動物公園)【宮城県】

八木山動物公園フジサキの杜(仙台市八木山動物公園)
左「ポーラ」(メス)と右「カイ」(オス)
八木山動物公園フジサキの杜(仙台市八木山動物公園)
ガラス越しに豪快なダイブが見られることも

絶滅危惧種を含む117種約580点の動物を飼育し、仙台市中心部近くに位置する「八木山動物公園フジサキの杜(仙台市八木山動物公園)」。動物たちとの距離が近く、生息域の再現を目指した動物本来の生態を引き出す展示が特徴の動物園です。一年を通じてさまざまな園内イベントを開催しているほか、「ふれあい/えさやり体験」を毎日実施しています。

「猛獣舎」で暮らすオスの「カイ」とメスの「ポーラ」は2004年生まれの同い年です。体の大きい「カイ」はマイペースな性格で雪に体をこすり付けるのが好き。一方、活発な性格の「ポーラ」はおもちゃで遊ぶのが好きなのだそう。季節によっては2頭が仲良く遊ぶ姿が見られることもあるので、ぜひ会いにいってみてください。

■八木山動物公園フジサキの杜(仙台市八木山動物公園)
[TEL]022-229-0631
[住所]宮城県仙台市太白区八木山本町1-43
[営業時間]【3月1日~10月31日】9時~16時45分(最終入園16時)【11月1日~2月末日】9時~16時(最終入園15時)
[定休日]水(祝日や振替休日の場合は、翌木曜)
[料金]【入園料】一般(高校生以上)480円、小・中学生120円
[アクセス]【電車】仙台市営地下鉄八木山動物公園駅より徒歩2分【車】東北自動車道仙台南ICより20分
[駐車場]370台(最初の30分無料。以降30分毎100円、上限500円)
「八木山動物公園フジサキの杜(仙台市八木山動物公園)」の詳細はこちら

よこはま動物園ズーラシア【神奈川県】

よこはま動物園ズーラシア
「イッちゃん」(メス)
よこはま動物園ズーラシア
「ゴーゴ」(オス)
よこはま動物園ズーラシア
針葉樹林が続くエリアに、山岳地帯や夏の北極を模した展示場が見られる「亜寒帯の森」

“生命の共生・自然との調和”をメインテーマに掲げる「よこはま動物園ズーラシア」。生息環境を再現した45.3ha(東京ドーム約10個分)もの敷地に約100種530頭が展示、世界の希少動物も数多く飼育しています。園内は世界の気候帯・地域別に8つのゾーンに分かれており、世界一周をしているかのような気分で楽しめます。

ホッキョクグマがいるのは「亜寒帯の森」ゾーンです。オスの「ゴーゴ」は穴を掘ったり植栽を折ったり遊具を投げたりとパワー全開。メスの「イッちゃん」はプールに浮かぶブイやポリタンクなどの遊具での遊び方がダイナミックなのだそう。元気いっぱいの姿に注目です。

■よこはま動物園ズーラシア
[TEL]045-959-1000
[住所]神奈川県横浜市旭区上白根町1175-1
[営業時間]9時30分~16時30分(最終入園16時)
[定休日]火(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月1日※臨時開園あり
[料金]【入園料】大人800円、中人(高校生)300円、小・中学生200円、小学生未満無料※毎週土曜は高校生以下無料(要学生証等)
[アクセス]【電車】相模鉄道鶴ヶ峰駅・三ツ境駅より相鉄バスまたは神奈中バスで15分、JR・横浜市営地下鉄中山駅より相鉄バスまたは横浜市営バスで18分【車】保土ヶ谷バイパス下川井ICより5分
[駐車場]2200台(1000円)
「よこはま動物園ズーラシア」の詳細はこちら

静岡市立日本平動物園【静岡県】

静岡市立日本平動物園
ガラス越しに迫力ある姿が見られることも
静岡市立日本平動物園
泳ぐ姿が観察できる水中トンネル
静岡市立日本平動物園
左「バニラ」(メス)と右「ロッシー」(オス)

「静岡市立日本平動物園」は、富士山の景勝地・日本平の麓にある動物園。全国の動物園などで飼育されるレッサーパンダの繁殖管理を行っている「レッサーパンダの聖地」としても知られ、多種多様な動物たちが暮らしています。

ホッキョクグマはライオン、アムールトラといった8種の猛獣などを様々な角度から観察できる「猛獣館299」にいます。オスの「ロッシー」はおもちゃで遊ぶのが大好き。メスの「バニラ」に遊び方を教えたり、入舎時にバニラの腰をポンと押してエスコートしたりと男前な一面もあるそうです。

■静岡市立日本平動物園
[TEL]054-262-3251
[住所]静岡県静岡市駿河区池田1767-6
[営業時間]9時~16時30分(最終入園16時)
[定休日]月(祝日や振替休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月1日)
[料金]【入園料】大人(高校生以上)620円、小・中学生150円、未就学児無料
[アクセス]【電車】JR東静岡駅より静鉄バスで8分【車】東名日本平久能山スマートICより10分
[駐車場]1000台(620円)
「静岡市立日本平動物園」の詳細はこちら

浜松市動物園【静岡県】

浜松市動物園
「バフィン」(メス)のチャームポイントはふさふさした毛のおしり
浜松市動物園
運動場で元気に遊ぶ「モモ」(メス)

“はまZOO”の愛称で知られる浜名湖畔の「浜松市動物園」。植物園「はままつフラワーパーク」に隣接し、緑豊かで広大な敷地を誇る動物園です。国内最大規模の霊長類の展示をはじめ、ミニサファリ形式でキリンやシマウマに会える大放飼場、ふれあい棟やこんちゅう館などで約90種類の動物を見ることができます。

ホッキョクグマは母「バフィン」と、その娘「モモ」の2頭。バフィンは慎重な性格で、学習能力が高くポリタンクに入れた魚(アジ)を器用に取り出します。無邪気な性格のモモは、おもちゃで元気いっぱいに遊ぶ姿をよく見せてくれるのだとか。遠くから“ガラン、コロン、ドッシャーン”と聞こえたら、モモがプールに飛び込んだ音かも!?

■浜松市動物園
[TEL]053-487-1122
[住所]静岡県浜松市中央区舘山寺町199
[営業時間]9時~16時30分(最終入園16時)
[定休日]12月29日~31日
[料金]【入園料】大人(高校生以上)500円、中学生以下無料
[アクセス]【電車】JR浜松駅より遠鉄バスで40分【車】東名舘山寺スマートICより3分
[駐車場]第1駐車場(動物愛護教育センター併設)165台、第2駐車場295台、第3駐車場(浜名湖遊覧船のりばフラワーパーク港)100台(200円)
「浜松市動物園」の詳細はこちら

豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)【愛知県】

豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)
2頭がじゃれあう様子も可愛らしい
豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)
落ち着きがある性格の「キャンディ」
豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)
「クッキー」(メス)は食いしん坊

通称 “のんほいパーク”で知られる「豊橋総合動植物公園」は約40haの広大な敷地に動物園、植物園、自然史博物館、遊園地が整備された総合公園。園内には、140種800頭羽を超える動物が暮らしています。

2頭のホッキョクグマ「クッキー」(メス)と「キャンディ」(メス)は「極地動物館」にいます。ごはんの時間(11時と14時30分)に立ち会うことができれば、エサのアジ(魚)を目がけてプールに飛び込む大迫力のダイビングが観察できるかもしれません。2頭とも好奇心旺盛で、ブイなど見慣れない物があるとプールの中でバシャバシャと泳ぎ回るそうです。

■豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)
[TEL]0532-41-2185
[住所]愛知県豊橋市大岩町字大穴1-238
[営業時間]9時~16時30分(最終入園16時) 
[定休日]月(祝日や振替休日にあたる場合は翌平日)
[料金]【入園料】大人600円、小・中学生100円、未就学児無料
[アクセス]【電車】JR二川駅より徒歩6分【車】東名豊川ICより40分
[駐車場]1650台(1日200円)
「豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)」の詳細はこちら

天王寺動物園【大阪府】

天王寺動物園
「ホウちゃん」(メス) は、天真爛漫で感情の起伏が大きい性格だそう

大阪市街地にある「天王寺動物園」は1915年1月1日に開園し100年以上の歴史を持つ動物園です。約11haの園内に約180種1000点の動物が飼育され、都心のオアシスとして多くの利用者で賑わっています。

ホッキョクグマは、メスの「ホウちゃん」が一人暮らし。父親「ゴーゴ」と母親の「イッちゃん」との間に、2020年に天王寺動物園で生まれました(現在この2頭は神奈川県のよこはま動物園ズーラシアに移動)。イッちゃんの愛情を一身に受け育ち、おもちゃを狙うときの表情はイッちゃんに似ています。また、大好物の肝油を見ると冷静ではいられなくなるところはゴーゴに似ているのだそう。思い通りにならないと怒ってしまうこともあるそうですが、無邪気に遊ぶ姿はとても可愛らしいですね。

■天王寺動物園
[TEL]06-6771-8401
[住所]大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-108
[営業時間]9時30分~17時(最終入園16時)※5・9月の土・日・祝は18時まで(最終入園17時)
[定休日]月(祝日や振替休日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月1日)
[料金]【入園料】大人500円、小・中学生200円、未就学児無料
[アクセス]【電車】Osaka Metro動物園前駅より徒歩5分【車】阪神高速道路天王寺出口よりすぐ
[駐車場]なし※近隣のコインパーキングを利用
「天王寺動物園」の詳細はこちら

神戸市立王子動物園【兵庫県】

神戸市立王子動物園_差替え
「ゆめ」(メス)

六甲山麓に広がる自然豊かな動物園「神戸市立王子動物園」。アジアゾウ、キリン、コアラなど約120種700点の動物が暮らしています。敷地内には楽しく学べる「動物科学資料館」、遊園地などがあり、子どもから大人まで楽しめます。

滝や小川が流れ、約430平米の広さを誇る展示場を備えた「ホッキョクグマ舎」で悠々と暮らすのは、メスの「ゆめ」。2023年12月に旭川市旭山動物園よりやって来ました。初めて王子動物園でプールに入った時から堂々と泳いでいたそうで、柔軟性のある性格なのかもしれません。大きな牛骨がお気に入りで、牛骨めがけてプールにダイブする姿は豪快そのものです。

■神戸市立王子動物園
[TEL]078-861-5624
[住所]兵庫県神戸市灘区王子町3-1
[営業時間]【11月~2月】9時~16時30分(最終入園16時)【3月~10月】9時~17時(最終入園16時30分)
[定休日]水(祝日の場合は開園)、年末年始(12月29日~1月1日)
[料金]【入園料】大人(高校生以上)600円、中学生以下と兵庫県在住の65歳以上無料
[アクセス]【電車】阪急電鉄王子公園駅より徒歩3分【車】阪神高速道路摩耶出入口より10分
[駐車場]390台(2時間まで30分150円、2~4時間まで30分100円、4時間~30分50円)
「神戸市立王子動物園」の詳細はこちら

愛媛県立とべ動物園【愛媛県】

愛媛県立とべ動物園
優しい目がチャームポイントの「ピース」(メス)。体重は300kg以上!(画像提供:愛媛県立とべ動物園)
愛媛県立とべ動物園
老いを感じさせない美しい姿を見せてくれる「バリーバ」(メス)(画像提供:愛媛県立とべ動物園)
愛媛県立とべ動物園
持病のあるピースは放飼場と寝室を自由に行き来する(画像提供:愛媛県立とべ動物園)

約150種650点の動物を生息地や種類ごとに10のゾーンに分かれ展示している「愛媛県立とべ動物園」。園内のアイドルといえば、とべ動物園で1999年12月2日に誕生したメスのホッキョクグマの「ピース」。国内で初めて人工哺育に成功し、テレビ番組などで成長ぶりが放映されたことで全国的に知られるようになりました。人の手によって育てられたためか、性格は穏やかで、おっとりしています。不定期で行われるプール遊びの時間が見どころです。

ピースの母親の「バリーバ」は現在33歳で、ホッキョクグマの平均寿命を過ぎた今も元気に暮らしています。彼女もまた若々しい姿で全国のファンを魅了しています。

■愛媛県立とべ動物園
[TEL]089-962-6000
[住所]愛媛県伊予郡砥部町上原町240
[営業時間]9時~17時(最終入園16時30分)
[定休日]月(祝日や振替休日の場合は翌平日)、12月29日~1月1日
[料金]大人(18歳以上)500円、65歳以上200円※年齢のわかるものを提示、高校生200円、小・中学生100円、未就学児無料
[アクセス]【電車】伊予鉄道松山市駅より伊予鉄バスで36分【車】松山自動車道松山ICより10分
[駐車場]2000台(300円)
「愛媛県立とべ動物園」の詳細はこちら

まとめ

大きな体で無邪気に遊んだり、水の中をスイスイと泳いだり、エサに向かってダイブしたり、と様々な姿を見せてくれるホッキョクグマ。実際に目にしたら虜になってしまいそうですね。お気に入りのホッキョクグマに会いに、ぜひ足を運んでみてください。

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

晴山 ゆう子  晴山 ゆう子

2人の男児を子育て中のママライター。自分で作る料理はずぼら&ヘルシーに、外食はとことん楽しむ!がモットー。薬剤師でもある。最近の楽しみは小さな庭での家庭菜園。

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