2023.09.28

【マップ付】小豆島の観光スポット9選！おすすめモデルコースも＜香川・2023＞

瀬戸内海国立公園の中心地に浮かぶ小豆島。一年を通して温暖な気候に恵まれ、ゆったりとした空気感が魅力の島です。海と山が織りなす壮大な自然の絶景スポットから、小豆島名産のオリーブや醤油、そうめんを味わえるグルメスポットまで、観光におすすめのスポットをマップ合わせて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

車がなくても島内を回れるようバスの情報も記載しています。バスで周ることを検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。

※この記事は2023年9月18日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信：じゃらんニュース

小豆島の観光ポイント

小豆島には土庄港、大部港、福田港、坂手港、池田鴻の5つの港があり、フェリーは高松港・新岡山港・日生港・姫路港・神戸港との間で運行されています。

フェリーには車も乗船することができます。小さな子ども連れの旅行や荷物の多い場合は、マイカー移動だと便利そうですね。また、小豆島の各港には、レンタカーの営業所も充実しています。島周囲は約140kmあり、車で一周するには3時間ほどかかるそうなので、ぜひ活用したいですね。

そのほかの移動手段として、島内を走る「小豆島オリーブバス」を利用するのも便利。フリー乗車券も用意されていて、1日券や2日券などがあるので旅行のプランに合わせて選べます。

温暖少雨で、穏やかな美しい海に囲まれた小豆島は「日本の地中海」とも呼ばれているそうです。そのような気候を活かして作られたオリーブや醤油、そうめんは島の名産品として有名なので、一度味わっておきたいですね。青い海と豊かな自然を満喫できる絶景スポットも島内に点在していて、気軽にリゾート気分を満喫できます。

小豆島マップ

1．道の駅 小豆島オリーブ公園
2．ヤマロク醤油
3．二十四の瞳映画村
4．neutral cafe FINE
5．井上誠耕園らしく本館
6．なかぶ庵
7．エンジェルロード
8．マルキン醤油記念館
9．MINORI GELATO

1．道の駅 小豆島オリーブ公園

瀬戸内海を見下ろす小高い丘にあるフォトジェニックな空間

瀬戸内海を眺められる小高い丘に、約2000本のオリーブ畑が広がる「道の駅 小豆島オリーブ公園」。広大な敷地で、オリーブの歴史に触れられるオリーブ記念館、まるで地中海を思わせるギリシャ風車、約120種類のハーブを栽培する「花と香りのガーデン」など、オリーブとハーブを五感で楽しめる複合施設です。

オリーブを中心とした地元食材を味わえるレストランや、小豆島の特産品が購入できる販売店、内海湾を望む「サンオリーブ温泉」も併設されています。

園内の景色はどこも美しく、写真映えするスポットが点在しています。映画『魔女の宅急便』のロケ地として使われたセットもあり、写真撮影に使える「魔女のほうき」は無料でレンタル可能。旅の思い出に、とっておきの1枚を残しましょう！

［最寄りのバス停］小豆島オリーブバス「オリーブ公園口」下車徒歩5分

2．ヤマロク醤油

木桶が並ぶ「天然もろみ蔵」を見学できる

日本の醤油生産量のうち約1%と言われている木桶仕込みの醤油醸造所を見学できる「ヤマロク醤油」。小豆島の気候は地中海に似て、温暖小雨で空気が乾燥しており、その独特な環境が酵母菌や乳酸菌の発酵に最適なのだそうです。

杉の木を使用した木桶での醤油造りは、温度管理が難しく、手間と時間がかかるそうです。乳酸菌や酵母菌など、微生物の働きで発酵させる昔ながらの醤油造りの様子やその仕組み、秘訣なども交えながら、奥深い世界を案内してもらえます。

併設されたオープンカフェ「やまろく茶屋」では、天然醤油の味と香りを引き出す焼き餅や、ヤマロクオリジナルの醤油プリンなどのスイーツ、ドリンクが楽しめます。蔵見学のあとに一息つきながら味わえるのが嬉しいですね。

［最寄りのバス停］小豆島オリーブバス「安田上」下車徒歩10分

3．二十四の瞳映画村

大正・昭和初期の雰囲気を感じられるテーマパーク

映画『二十四の瞳』のロケセットを使用した邦画・文学のテーマパーク。昭和ノスタルジックな雰囲気で木造校舎・民家・邦画ギャラリー・壺井栄文学館・松竹座映画館・ブックカフェ書肆海風堂・フィギュアギャラリー海洋堂・四季の花畑など見所豊富です。

食事処やカフェも併設されており、アルマイトの食器が懐かしい給食セットや、小豆島で生まれたご当地グルメである醤（ひしお）丼、ヤマロク醤油を使用したソフトクリームを味わうことができます。

また施設内には、木造校舎から瀬戸内海を見渡す景色や、まるで映画のワンシーンのような景色を演出できる壁面アートなど、撮影にぴったりのスポットが豊富なので、ぜひ素敵な思い出の1枚を残してみてくださいね。

［最寄りのバス停］小豆島オリーブバス「映画村」下車徒歩すぐ

4．neutral cafe FINE

小豆島の食材を使用したランチを味わえる絶景カフェ

池田港から徒歩1分、小豆島の太鼓台をモチーフにした建物の2階にある「neutral cafe FINE」。テラス席の目の前には美しい海が広がり、ゆったりと穏やかな波を眺めながら食事やドリンクを味わうことができます。

地元産の米を使用したごはん、小豆島で採れた旬の野菜を採り入れたサラダなど、メニュー豊富です。

地元小豆島の醤油やもろみを使用した「小豆島醬焼きカレー」（1100円）、小豆島のひじきやおからを使用した小豆島ハンバーグのロコモコ、3種類のオリーブオイルから好みの1本が選べるトーストや、瀬戸内オーガニックハーブティーなど、多彩なメニューを楽しめます。

【バス】小豆島オリーブバス 「池田港ターミナル前」下車徒歩1分

5．井上誠耕園らしく本館

オリーブづくしの体験型ショップ＆レストラン

親子3代続くオリーブ農園・井上誠耕園の「らしく本館」。オリーブオイルをふんだんに使った料理を楽しめるレストラン「忠左衛門」、オリーブや柑橘を使ったオリジナル化粧品・食品・雑貨などを販売しているショップ「mother’s」が入った複合型観光施設です。

レストランでは、テーブルに常時3〜5種のオリーブオイルが卓上に置いてあり、新鮮な海の幸・山の幸を使った料理にかけ放題で楽しめます。瀬戸内海を眺められる明るく広々とした店内で、ゆったりとくつろぎながら小豆島の味を堪能できます。

ショップでは、井上誠耕園で育ったオリーブの木の枝や柑橘などの植物を使ってオリジナルのハーバリウム作り体験（1711円）もできます。オリーブ畑は散策自由なので、海へと続く小道の散歩をしてみるのもいいですね。

【バス】小豆島オリーブバス 「井上誠耕園らしく園前」下車すぐ

6．なかぶ庵

伝承された技で造られる、小豆島名物の絶品「手延べそうめん」

新食感が評判の生そうめんが味わえる、工場直営の「なかぶ庵」。歴史ある工場の一部をリニューアルしたお店はレトロな雰囲気です。

厳選した小麦粉と、瀬戸内海の海で出来た塩、小豆島の霊峰星ヶ城山から湧く水源を使用し長期熟成させた手延べそうめん。独自の工夫でコシがある麺は、のど越しが良く、噛むともっちりとした食感も楽しめます。

定番の生そうめんのほか、自社農園産オリーブ果汁とエキストラバージンオイルを使用した「オリーブ生そうめん」（800円）もあるので、ぜひ食べてみてくださいね。

また、手延べそうめんの工場見学や、実際にそうめんを延ばしたり、箸で分けたりする貴重な体験も可能です。(要事前予約)

【バス】小豆島オリーブバス 「安田上」下車徒歩9分、「安田」下車徒歩18分

7．エンジェルロード

1日2回しか見られない、不思議な砂の道

1日に2回、潮の満ち引きで現れたり消えたりする不思議な砂の道「エンジェルロード」。ゆっくりと海から砂の道が現れるその神秘的な現象から、大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うと言われているそうです。

エンジェルロードを一望できる「約束の丘展望台」は、おすすめのフォトジェニックスポット。またエンジェルロード公園には、エンジェルロードをイメージしてつくられた「天使のポスト」が設置されています。隣接する売店では、オリジナルポストカードや切手なども販売されているので、すぐに投函可能。ここから手紙を出すと、小豆島にまつわる特別な消印が押されるそうですよ。天使の羽が生えているように見える壁面アートと、珍しい白いポストとともに素敵な写真も残せます。

また、売店横にはソフトクリーム店「uraradays!（ウララデイズ）」があります。大きな貝の最中がついた「恋するソフト」（400円）が名物です。

【バス】小豆島オリーブバス 「国際ホテル（エンジェルロード前）」下車徒歩3分、小豆島オリーブバス 「土庄本町」下車徒歩12分

8．マルキン醤油記念館

醤油造りの歴史と製造方法について学べる

1987年に丸金醤油の創業80周年の記念で大正初期に建てられた工場のひとつを、記念館として改装開館した「マルキン醤油記念館」。 有形文化財に登録された合掌造りの建物で、醤油造りの歴史と製造方法を紹介しています。

工場では、実際に醤油作りで使用している「もろみ」と「ろ布」を使い、手押しの小型しぼり機で醤油を搾る体験ができます。搾りたての醤油を試食することができる「もろみしぼり体験」は10時開始、14時開始の2部制です。ぜひ時間を合わせて体験してみてくださいね。

物産館では、ここでしか買えない限定商品などを販売しています。その中のひとつ、天然醸造蔵の木桶で仕込んだ「生しょうゆ」を使用した「しょうゆソフトクリーム」（300円）は、キャラメルに似た独特の風味で人気を集めています。

【バス】小豆島オリーブバス 「丸金前」下車徒歩すぐ

9．MINORI GELATO

青い海と空に映える小豆島産素材のジェラート

小豆島の旬の食材を使ったジェラートを販売する「MINORI GELATO」。米蔵をリノベーションしたとてもおしゃれな店内には、色鮮やかなジェラートが並んでいます。

フレーバーは季節や仕入れ状況により変わりますが、常時10〜15種ほど用意されているそうです。フルーツやハーブ、オリーブ、醤油、酒粕など、小豆島産の新鮮な素材をふんだんに使用したジェラートは絶品。素材そのままの風味を味わえます。

また、カラフルなジェラートは、小豆島の青い海と青い空にぴったり。のんびり景色を眺めながら食べるのがおすすめです。美味しくてかわいい、写真映えするジェラートを小豆島の絶景と共に撮影するのも楽しいですね。

※価格は変更となる場合がございます

【バス】小豆島オリーブバス 「草壁港」より徒歩7分

まとめ

穏やかな海と自然に囲まれた絶景スポットやグルメスポットなど、小豆島には数えきれないほどの魅力が詰まっています。

日常を忘れて、ゆったりとした時間を過ごしてみてくださいね。

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
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