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2023.12.13

【岩手】旅行好き200人が選ぶ人気観光スポットTOP20!モデルコース付き<2023>

今回は実際に岩手に行ったことがあり、3カ月に1回以上は旅行する200人にアンケートを実施。

「中尊寺金色堂」や、岩手が生んだ作家・宮沢賢治を深く知れる施設、名物のソフトクリームを味わえる「小岩井農場まきば園」などバリエーション豊富に、おすすめの人気観光スポットTOP20を紹介します。日帰りと1泊2日のモデルコースもあるので旅行計画の参考にしてみてくださいね。

※この記事は2023年11月29日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
記事配信:じゃらんニュース

岩手の人気観光スポットTOP20

順位 スポット
1 中尊寺金色堂【平泉町】
2 中尊寺【平泉町】
3 寺町通り【盛岡市】
4 諏訪神社【北上市】
5 奇跡の一本松【陸前高田市】
6 小岩井農場まきば園【雫石町】
7 長興寺の千本松【九戸村】
8 安比高原【八幡平市】
9 盛岡城跡公園【盛岡市】
10 宮沢賢治記念館【花巻市】
11 愛宕山神社【奥州市】
12 盛岡八幡宮
13 鉛温泉 藤三旅館【花巻市】
14 大沢温泉・自炊部湯治屋【花巻市】
15 とおの物語の館【遠野市】
16 龍泉洞【岩泉町】
17 フラワー&ガーデン森の風【雫石町】
18 もりおか歴史文化館【盛岡市】
19 浄土ヶ浜【宮古市】
20 盛岡市動物園ZOOMO【盛岡市】

アンケートの結果、おすすめの場所第1位は平泉町の「中尊寺金色堂」が獲得しました。2位にランクインしている「中尊寺」内にある仏堂で、世界遺産にも登録されています。3位には風情溢れる景観の盛岡市にある「寺町通り」、4位には征夷大将軍の坂上田村麻呂が建立したと伝わる「諏訪神社」が並ぶ結果となりました。そのほか、トップ20には沿岸部から内陸部、北から南まで様々なスポットが揃いました。

1位:中尊寺金色堂【平泉町】

藤原清衡が平和を願って建立した、国宝指定の仏堂

(画像提供:中尊寺)

「中尊寺金色堂(ちゅうそんじこんじきどう)」は、天台宗東北大本山の「中尊寺」にある仏堂。奥州藤原氏の初代藤原清衡(ふじわらのきよひら)によって平安時代後期に建立されました。

戦が絶えなかった時代、平和への祈りを込めて、当時の工芸技術の粋を結集し極楽浄土を表現した御堂は、国宝にも指定されています。内部には、「阿弥陀如来像」や「地蔵菩薩像」といった合計33体の金色の仏像が安置されている光景はまさに圧巻です。

■中尊寺金色堂
[住所]岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
[参拝時間]【3月1日~11月3日】8時30分~17時【11月4日~2月末】8時30分~16時30分
[定休日]なし
[料金]金色堂・讃衡蔵・経蔵・旧覆堂 拝観料【大人】800円【高校生】500円【中学生】300円【小学生】200円
[アクセス]【電車】JR平泉駅より岩手県交通バスで約4分※中尊寺下車徒歩約9分【車】東北自動車道平泉前沢ICより約12分
[駐車場]あり(【第一駐車場・第二駐車場】400円【坂の上駐車場】500円)
「中尊寺金色堂」の詳細はこちら

(画像提供:中尊寺)

2位:中尊寺【平泉町】

国宝や重要文化財が数多く見られる、「金色堂」を有する寺

(画像提供:中尊寺)
中尊寺 本堂

「中尊寺金色堂」を有する「中尊寺」は、東北地方の天台宗大本山であり、850年に慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)によって開山されたと言われています。

境内には「金色堂」だけでなく、他にも見どころがたくさんあります。樹齢300年を越すという杉が連なる、厳かな雰囲気の参道「月見坂」や、高さ4mを超える「阿弥陀如来坐像」といった国宝や重要文化財が保管されている「讃衡蔵(さんこうぞう)」など、歴史のロマンを感じられる場所が点在。

桜やハスの花、紅葉など四季折々の景色も楽しめますよ。

■中尊寺
[住所]岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
[参拝時間]【3月1日~11月3日】8時30分~17時【11月4日~2月末】8時30分~16時30分
[定休日]なし
[料金]金色堂・讃衡蔵・経蔵・旧覆堂 拝観料【大人】800円【高校生】500円【中学生】300円【小学生】200円
[アクセス]【電車】JR平泉駅より岩手県交通バスで約4分※中尊寺下車徒歩約9分【車】東北自動車道平泉前沢ICより約12分
[駐車場]あり(【第一駐車場・第二駐車場】400円【坂の上駐車場】500円)
「中尊寺」の詳細はこちら

(画像提供:中尊寺)

3位:寺町通り【盛岡市】

南部鉄器の街路灯やケヤキの木が趣き深い道

(画像提供:PIXTA)

1987年、「日本の道100選」に選ばれている「寺町通り」。かつては沿岸と内陸を繋ぐ、重要な役割を担う街道だったそう。

現在は舗装されているものの、石畳風の歩道沿いには、岩手県盛岡市を中心に作られている南部鉄器が使われた街路灯やケヤキの大木が連なり、風情溢れる景観が楽しめます。

国指定天然記念物である「龍谷寺」の桜・モリオカシダレ、岩手県の地名の由来とされる伝説を持つ「三ツ石神社」などが近いので、一緒に巡るのもいいですよ。

■寺町通り
[住所]岩手県盛岡市名須川町
[営業時間]散策自由
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR盛岡駅よりタクシーで約6分【車】東北自動車道盛岡ICより約20分
[駐車場]なし
「寺町通り」の詳細はこちら

(画像提供:PIXTA)

4位:諏訪神社【北上市】

坂上田村麻呂が建立した、“お諏訪さん”として信仰を集める神社

(画像提供:PIXTA)

807年、征夷大将軍の坂上田村麻呂が建立した「諏訪神社」。元々別の場所にあったそうですが、八代盛岡藩主によって現在の場所へ移されたそう。地元の人からは“お諏訪さん”と呼ばれ、古くから信仰を集めてきました。

境内を歩くと、樹齢500年を超える御神木や、南北朝時代に名をはせた楠木正成(くすのきまさしげ)の石造を見ることができます。

■諏訪神社
[住所]岩手県北上市諏訪町1-3-9
[参拝時間]参拝自由
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR北上駅より徒歩8分【車】東北自動車道北上江釣子ICより約7分
[駐車場]あり(無料)
「諏訪神社」の詳細はこちら

(画像提供:PIXTA)

5位:奇跡の一本松【陸前高田市】

苦難を乗り越え復興を願う人々の希望と勇気の象徴

(画像提供:陸前高田市)

2011年3月11日に発生した東日本大震災の津波によって周囲の木々が押し流された中、倒されずに立ち続けた松の木「奇跡の一本松」。多くの人々に希望と勇気を与えたシンボルとして、現在は保存作業を経て当時の場所に残されています。

震災の記憶や教訓を後世に伝える施設「高田松原津波復興祈念公園」の中にあり、松の木と共に、復興を願う思いを改めて感じることのできるスポットです。

■奇跡の一本松
[住所]岩手県陸前高田市気仙町砂盛176-6 高田松原津波復興祈念公園内
[営業時間]9時~18時※冬季は17時まで
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【車】三陸自動車道陸前高田長部ICより約6分、三陸沿岸道路陸前高田ICより約8分
[駐車場]あり(無料)※祈念公園内道の駅高田松原の駐車場を利用
「奇跡の一本松」の詳細はこちら

(画像提供:陸前高田市)

6位:小岩井農場まきば園【雫石町】

広大な敷地に広がる農場!

(画像提供:小岩井農場まきば園)
(画像提供:小岩井農場まきば園)
小岩井農場ソフトクリーム

「小岩井農場」は明治時代に誕生し、広大な敷地で約2500頭の牛を育てている生産農場。その一部が観光エリアとして開放されています。

非公開の森林エリアをガイドが案内する「ファームトラクターライド」(大人1000円、4歳~小学生500円)といった体験に加え、「おうまさんのもぐもぐタイム」(にんじん300円)では馬との触れ合いも楽しめます。また、国指定重要文化財の建物が現役で活躍している「上丸牛舎群」も見所の一つ。

農場ならではのグルメも見逃せません。「小岩井ファームキッチン」の名物「小岩井農場ソフトクリーム」(450円)は、新鮮な牛乳の味わいがしっかりと感じられる一品。その他小岩井農場産の牛肉を使ったメニューなどが揃っていますよ。

■小岩井農場まきば園
[住所]岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
[営業時間]9時~17時30分(最終入場16時30分)※時期により異なる場合あり。詳細は公式ホームページを要確認
[定休日]なし
[料金]入場料【中学生以上】800円【5歳~小学生】300円
[アクセス]【電車】JR盛岡駅より岩手県交通バスで約35分※小岩井農場まきば園下車徒歩1分【車】東北自動車道盛岡ICより約15分
[駐車場]あり(無料)
「小岩井農場まきば園」の詳細はこちら

(画像提供:小岩井農場まきば園)

7位:長興寺の千本松【九戸村】

“ほうき”のように見える巨大な松の木は一見の価値あり

(画像提供:九戸村)

岩手県の北部、九戸村の「長興寺」から徒歩で約10分のところにある「長興寺の千本松」。村の天然記念物に指定されています。

高さ約26mの巨大な松の木で、地上から約2mを境に多数の枝が大きく横へ広がるように伸びており、その姿がほうきに見えることから、別名“ほうき松”とも呼ばれているそう。

秋になると、周りの広葉樹がだんだんと色づき始め、深い緑の美しさとのコントラストが圧巻です。

■長興寺の千本松
[住所]岩手県九戸郡九戸村長興寺8-72-3
[営業時間]散策自由
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR二戸駅よりタクシーで約30分【車】八戸自動車道九戸ICより約10分
[駐車場]なし
「長興寺の千本松」の詳細はこちら

(画像提供:九戸村)

8位:安比高原【八幡平市】

森林浴の森100選にも選ばれた爽やかなブナ林を散策

(画像提供:株式会社岩手ホテル&リゾート)
(画像提供:株式会社岩手ホテル&リゾート)
ブナの二次林

スキー場やホテル、北欧風のペンションが建ち並ぶ「安比高原」。白樺林や芝地が広がっており、自然に囲まれた中で、爽やかなひと時が過ごせます。

雪質がいいと評判のスキー場はゴールデンウィーク頃まで営業。春夏はテニスやゴルフといったスポーツや、森林浴の森100選にも選ばれたブナが多く群生する林のトレッキング、秋には紅葉が楽しめます。

他にも、動物と触れ合いや、搾りたての牛乳を使ったソフトクリームが食べられる「安比高原牧場」や「安比温泉 白樺の湯」など様々な施設があるので、チェックしてみてくださいね。

■安比高原
[住所]岩手県八幡平市安比高原
[営業時間]施設により異なる
[定休日]施設により異なる
[料金]施設により異なる
[アクセス]【電車】JR安比高原駅より徒歩すぐ【車】東北自動車道安代ICより約20分・松尾八幡平ICより約20分
[駐車場]あり(無料)
「安比高原」の詳細はこちら

(画像提供:株式会社岩手ホテル&リゾート)

9位:盛岡城跡公園【盛岡市】

美しく積み上げられた石垣と豊かな自然が織り成す風景を堪能

(画像提供:盛岡市)
(画像提供:盛岡市)
石川啄木 歌碑

「盛岡城跡公園」は、盛岡藩南部氏の居城跡地に整備された公園。1906年、近代を代表する造園家として知られる長岡安平が設計し、日本の都市公園100選に選出されています。

見所は花崗岩(かこうがん)を積み重ね築かれた立派な石垣。他にも、石川啄木歌碑、宮沢賢治詩碑、新渡戸稲造文学碑といった記念碑も点在しています。

梅・桜・紫陽花といった花や紅葉など、季節の移ろいを感じられる自然の美しさを堪能できるのも魅力。記念碑巡りをしながら散策を楽しむのもいいですね。

■盛岡城跡公園
[住所]岩手県盛岡市内丸1-37
[営業時間]散策自由
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR盛岡駅より岩手県交通バスで約6分※盛岡城跡公園下車徒歩3分【車】東北自動車道盛岡ICより15分
[駐車場]あり(【8時~18時】30分150円【18時~22時】1時間150円【22時~翌8時】1時間80円)※入出庫可能時間7時~22時
「盛岡城跡公園」の詳細はこちら

(画像提供:盛岡市)

10位:宮沢賢治記念館【花巻市】

作家宮沢賢治の独特な世界観を、様々な形で体感できる施設

(画像提供:宮沢賢治記念館)
展示室
(画像提供:宮沢賢治記念館)

『銀河鉄道の夜』や『雨ニモマケズ』といった作品を数多く生み出した作家・宮沢賢治の世界観を体感できる「宮沢賢治記念館」。1982年、ゆかりの地である花巻市胡四王山に開館しました。

宗教・農業・科学・芸術・宇宙と、多岐に渡る分野に興味を持ち、考えを深めた宮沢賢治。愛用品、原稿などの貴重な資料、スクリーン映像を通じて、生涯における創作過程や研究の一部を垣間見れます。

■宮沢賢治記念館
[住所]岩手県花巻市矢沢1-1-36
[営業時間]8時30分~17時(最終入館16時30分)
[定休日]12月28日~1月1日
[料金]入場料【一般】350円【中学・高校生】250円【小学生】150円
[アクセス]【電車】JR新花巻駅より岩手県交通バスで約4分※宮沢賢治記念館口下車徒歩約5分【車】釜石自動車道花巻空港ICより10分、東北自動車道花巻ICより20分
[駐車場]あり(無料)
「宮沢賢治記念館」の詳細はこちら

(画像提供:宮沢賢治記念館)

11位:愛宕山神社【奥州市】

ピラミッド型の石山のてっぺんに社が鎮座する、珍しい神社

(画像提供:胆沢まるごと案内所)

古くより疫病除けや火の災いを防ぐことを意味する火伏せの神様として信仰されてきた、奥州市の「愛宕山(あたごやま)神社」。

力自慢の男が、実力を示すために一晩で岩山を作ったという神話が残っており、小高い岩山の上に社が祀られています。

どこか清らかで神々しさを感じられる、知る人ぞ知るパワースポットと言われています。参拝の際は岩山を上るので歩きやすい靴で行ってくださいね。

■愛宕山神社
[住所]岩手県奥州市胆沢若柳字愛宕176
[参拝時間]散策自由
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR水沢駅よりタクシーで約30分【車】東北自動車道水沢ICより約25分
[駐車場]あり(無料)
「愛宕山神社」の詳細はこちら

(画像提供:胆沢まるごと案内所)

12位:盛岡八幡宮【盛岡市】

美しい朱色の社殿が厳かな雰囲気を漂わせる神社

(画像提供:盛岡八幡宮)
大社殿
(画像提供:盛岡八幡宮)
ひょうたん掛け所

300年近く盛岡の人々の心の拠り所となってきた「盛岡八幡宮」。例年9月13日から16日にかけて開催される「盛岡八幡宮祭」では、市の無形民俗文化財にも登録されている流鏑馬(やぶさめ)神事が行われており、颯爽と駆ける馬の上から的を射抜く、迫力満点の光景が見られます。

社が立ち並ぶ境内の中でも注目は、ひょうたんがズラリと吊るされた「ひょうたん掛け所」。「厄封じのひょうたん」(1500円)に息を吹き込むことで悪いものを封じる厄除けとして親しまれているそう。お守りとセットになっており、守札所で購入できます。

■盛岡八幡宮
[住所]岩手県盛岡市八幡町13-1
[参拝時間]参拝自由※ご祈祷は9時~17時
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR盛岡駅より岩手県交通バスで約20分※盛岡バスセンターより徒歩約7分【車】東北自動車道盛岡ICより約20分
[駐車場]あり(無料)
「盛岡八幡宮」の詳細はこちら

(画像提供:盛岡八幡宮)

13位:鉛温泉 藤三旅館【花巻市】

開湯から600年!歴史ある宿で源泉100%掛け流しの湯を堪能

(画像提供:鉛温泉 藤三旅館)
白猿の湯
(画像提供:鉛温泉 藤三旅館)

花巻市の西に位置する「花巻温泉郷」のうちの一つ「鉛温泉」は、宮沢賢治の童話『なめとこ山の熊』にも登場する、開湯からおよそ600年を超える歴史ある温泉。

近くを流れる豊沢川沿いに建つ、総ひのき造りの建物が魅力の「藤三旅館」では、日帰り入浴が楽しめます。

名物の「白猿の湯」は足元から温泉が湧いており、立ちながら入浴する温泉。加温加水なし、循環なしの源泉100%掛け流しの湯を満喫できます。

■鉛温泉 藤三旅館
[住所]岩手県花巻市鉛字中平75-1
[営業時間]7時~21時(最終入館20時)
[定休日]火
[料金]日帰り温泉【通常期間】大人800円、子ども(3~12歳)600円【GW・お盆・年末年始など】大人1100円、子ども(3~12歳)900円
[アクセス]【電車】JR花巻駅よりタクシーで約25分、JR新花巻駅よりタクシーで約35分
【車】東北自動車道花巻南ICより約20分
[駐車場]あり(無料)
「鉛温泉 藤三旅館」の詳細はこちら

(画像提供:鉛温泉 藤三旅館)

14位:大沢温泉・湯治屋自炊部【花巻市】

岩手の文人たちからも愛された、秘湯感漂う温泉地

(画像提供:大沢温泉)
(画像提供:大沢温泉)

「花巻温泉郷」にある「大沢温泉」は平安時代の初め、坂上田村麻呂が発見したと言われており、高村幸太郎や宮沢賢治といった文人も訪れたとされる温泉です。

「山水閣」・「菊水館」・「湯治屋」の3つからなる一軒宿のうち、「湯治屋」自炊部では日帰り入浴が楽しめます。露天風呂は豊沢川に沿うように作られており、川のせせらぎに耳を傾けながら湯に浸かる、癒しの時間が過ごせます。

■大沢温泉・自炊部湯治屋
[住所]岩手県花巻市湯口字大沢181
[営業時間]7時~21時(最終受付20時30分)
[定休日]不定
[料金]入浴料【大人】700円【子ども(3歳以上)】400円
[アクセス]【電車】JR花巻駅より岩手県交通 バスで約30分※大沢温泉下車徒歩すぐ【車】東北自動車道花巻南ICより約15分
[駐車場]あり(無料)
「大沢温泉・自炊部湯治屋」の詳細はこちら

(画像提供:大沢温泉)

15位:とおの物語の館【遠野市】

妖怪伝説が残る遠野の昔話の世界に浸れる

(画像提供:とおの物語の館)
昔話蔵
(画像提供:とおの物語の館)
とおの物語の館 外観

民俗学者である柳田國男が書いた『遠野物語』の舞台として知られる遠野市は、古くから河童や座敷童といった妖怪の伝説が多く残る土地。そんな昔話の世界を楽しみながら学べるのが「とおの物語の館」です。

切り絵やイラスト、映像を使って紹介している「昔話蔵」や、語り部による昔話「昔話を聴こう」が催される劇場「遠野座」など、遠野の魅力をしっかり感じられる要素が満載。

まるで仕掛け絵本をめくっているような面白い演出が多く、子どもはもちろん、大人も童心に帰って昔話の世界を堪能できますよ。

■とおの物語の館
[住所]岩手県遠野市中央通り2-11
[営業時間]9時~17時(最終入館16時30分)※「昔話を聴こう」の詳細は公式ホームページを要確認
[定休日]【4月~5月】なし【6月~10月】第1火【11月~3月】火、年末年始
[料金]入館料【一般】510円【高校生以下】210円
[アクセス]【電車】JR遠野駅より徒歩約8分【車】釜石自動車道遠野ICより約5分
[駐車場]あり(30分無料、以降30分毎40円、1時間以上170円)
「とおの物語の館」の詳細はこちら

(画像提供:とおの物語の館)

16位:龍泉洞【岩泉町】

時間をかけ、自然の力のみで作られた芸術品のような鍾乳石

(画像提供:龍泉洞)
月宮殿
(画像提供:龍泉洞)
第二地底湖

日本三大鍾乳洞の一つである「龍泉洞」。一般公開されているのは洞内の700mの部分と3つの地底湖のみですが、現在でも調査が続いており、未発見の場所も存在する神秘的なスポットです。

地底湖の水は透明度が高く、別名“ドラゴンブルー”と称されるほど。また、LED照明の光が鍾乳石を照らし、幻想的な雰囲気が漂う「月宮殿」も見所です。

洞内は滑りやすくなっているため、スニーカーなど歩きやすい靴で訪れましょう。

■龍泉洞
[住所]岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1-1
[営業時間]【5月~9月】8時30分~18時【10月~4月】8時30分~17時
[定休日]なし※増水等により休業の場合あり
[料金]観覧料【高校生以上】1100円【小・中学生】550円【未就学児】無料
[アクセス]【電車】三陸鉄道 岩泉小本駅よりタクシーで約25分【車】三陸沿岸道路岩泉龍泉洞ICより約30分
[駐車場]あり(無料)
「龍泉洞」の詳細はこちら

(画像提供:龍泉洞)

17位:フラワー&ガーデン森の風【雫石町】

イルミネーションが美しい幻想的なナイトガーデン

(画像提供:フラワー&ガーデン森の風)
(画像提供:フラワー&ガーデン森の風)
イルミネーション点灯時

国内でも屈指の規模を誇るガーデン。広大な敷地内には、四季折々の草花や果樹をはじめ、針葉樹のコニファーを集めた「コニファーガーデン」、木を動物たちの形に剪定した「トピアリーガーデン」など様々な庭園が整備されています。

中でも注目は、水辺の風景が表現された「森の渓谷」内にある「チェルシーガーデン」。庭園デザイナーの石原和幸氏の高い技術と感性が盛り込まれています。

夜には庭園がガーデンイルミネーションとしてライトアップされて、ロマンチックな空間になるので必見です。
※2023年11月1日(水)~2024年1月8日(月)の営業時間は16時~18時30分(最終受付18時)、2024年3月下旬まで冬季休業

■フラワー&ガーデン森の風
[住所]岩手県岩手郡雫石町鴬宿10-64-1
[営業時間]【4月下旬~10月下旬】10時~18時(最終入場17時30分)【11月上旬~1月上旬】16時~18時30分(最終入場18時) ※詳細は公式ホームページを確認
[定休日]冬季期間(1月上旬~3月下旬)※詳細は公式ホームページを確認
[料金]入場料【中学生以上】800円【小学生】400円【小学生未満】無料
[アクセス]【電車】JR盛岡駅より無料シャトルバスで約40分(要予約)【車】東北自動車道盛岡ICより約30分
[駐車場]あり(無料)
「フラワー&ガーデン森の風」の詳細はこちら

(画像提供:フラワー&ガーデン森の風)

18位:もりおか歴史文化館【盛岡市】

高さ9mの山車は大迫力!盛岡の歴史や文化を学べるミュージアム

(画像提供:もりおか歴史文化館)
山車展示ホール
(画像提供:もりおか歴史文化館)
もりおか歴史文化館 外観

かつて盛岡城が建てられていた岩手公園(盛岡城跡公園)の一角に位置する「もりおか歴史文化館」は、盛岡市の歴史や文化に関する資料を収集・保存・公開する施設です。

無料で見学可能な1階では、盛岡を代表する祭り「盛岡さんさ踊り」、「チャグチャグ馬コ」、「盛岡秋祭り」に関する品を展示。中でも、「盛岡秋祭り」に使われていた高さ9mにも及ぶ明治時代の山車「和藤内」は迫力満点です。

有料の2階展示室では、盛岡藩の歴史や藩主南部家に伝わる武具や衣装などを見られます。盛岡藩時代の町家を再現したエリアもあり、タイムスリップしたような気分を味わえます。

■もりおか歴史文化館
[住所]岩手県盛岡市内丸1-50
[営業時間]【4月~10月】9時~19時【11月~3月】9時~18時※2階展示室は閉館時間の30分前まで
[定休日]第3火(祝日の場合は翌日)、12月31日、1月1日
[料金]【1階】無料【2階】一般300円、高校生200円、小・中学生100円
[アクセス]【電車】JR盛岡駅より徒歩約20分【車】東北自動車道盛岡IC、盛岡南ICより約25分
[駐車場]なし
「もりおか歴史文化館」の詳細はこちら

(画像提供:もりおか歴史文化館)

19位:浄土ヶ浜【宮古市】

青い海と白い岩肌、松の緑のコントラストが美しい景勝地

(画像提供:宮古市)
(画像提供:宮古市)
宮古うみねこ丸

三陸復興国立公園・三陸ジオパークの中央に位置し、国の名勝にも指定されている景勝地。

かつて「常安寺」の和尚であった霊鏡竜湖が、景観を眺めて“さながら極楽浄土のごとし”という言葉を残したことから、「浄土ヶ浜」と名付けられたと言われています。

海岸には、鋭くとがった白い流紋岩が並んでおり、松の緑と岩肌の白、海の青が織り成す色彩豊かな風景はまさに圧巻。園地内に遊覧船「宮古うみねこ丸」の発着所があり、乗船すれば三陸復興国立公園内を周遊してくれるので、波に揺られながら美しい景色を堪能できます。

■浄土ヶ浜
[住所]岩手県宮古市日立浜町32
[営業時間]【浄土ヶ浜】散策自由【宮古うみねこ丸】9時~16時30分(最終出航)※冬季ダイヤ変更あり【浄土ヶ浜ビジターセンター】9時~17時【浄土ヶ浜レストハウス】8時30分~17時
[定休日]【浄土ヶ浜】なし【宮古うみねこ丸】火(GW、7・8月は運航)【浄土ヶ浜ビジターセンター】年末年始【浄土ヶ浜レストハウス】なし
[料金]【浄土ヶ浜】入園無料【宮古うみねこ丸乗船料】大人1500円、子ども750円
[アクセス]【電車】JR宮古駅より岩手県北バスで約15分※浄土ケ浜ビジターセンター下車徒歩15分【車】宮古盛岡横断道路宮古港ICより約8分、三陸沿岸道路宮古北ICより10分
[駐車場]あり(無料)
「浄土ヶ浜」の詳細はこちら

(画像提供:宮古市)

20位:盛岡市動物公園ZOOMO【盛岡市】

(画像提供:盛岡市動物公園ZOOMO)
盛岡市動物公園ZOOMO 正門
(画像提供:盛岡市動物公園ZOOMO)
カンガルーヒル

1989年に開園、2023年の4月にリニューアルオープンした「盛岡市動物公園ZOOMO」。里山・サバンナ・草原・牧場・ビクトリアの5つのエリアで、約65種300頭羽の動物たちが暮らしています。

ライオンや二ホンツキノワグマをガラス越しに間近で見られる迫力満点のテラスや、アカカンガルーが放たれた広場に入ることのできる「カンガルーヒル」など、動物を間近で観察できる工夫がされています。

散策路や芝生の広場で自然観察が楽しめるのも魅力。運が良ければ野生のニホンリスを見られることもあるそうですよ。

■盛岡市動物公園ZOOMO
[住所]岩手県盛岡市新庄字下八木田60-18
[営業時間]【4月~10月】9時30分~16時30分(最終入園16時)【11月~3月】10時~16時(最終入園15時30分)
[定休日]【4月~10月】水【11月~3月】水・木(祝日の場合は開園)、12月29日~1月3日
[料金]入園料【高校生以上】1000円【小・中学生】500円
[アクセス]【電車】JR盛岡駅より岩手県交通バスで約40分※動物公園前下車徒歩約5分【車】東北自動車道盛岡南ICより約30分
[駐車場]あり(300円)
「盛岡市動物公園ZOOMO」の詳細はこちら

(画像提供:盛岡市動物公園ZOOMO)

車で巡る 日帰りモデルコース

世界遺産の平泉と歴史文化を満喫するコースです。スタートは「中尊寺・中尊寺金色堂」。その後、1300年の歴史を持つ「諏訪神社」に立ち寄り、最後は城下町盛岡を巡ります。

(画像提供:中尊寺)
中尊寺、中尊寺金色堂

※移動時間は、Google Mapsで算出しています

中尊寺・中尊寺金色堂
平泉ならではの、“盛りだし式わんこそば”ランチ。お椀に小分けされたそばを、自分のペースで楽しめます。
↓車で1時間
諏訪神社
↓車で30分
盛岡八幡宮
↓車で5分
盛岡城跡公園
↓車で5分
寺町通り

車で巡る1泊2日モデルコース

1日目は岩手県の南部を巡ります。世界遺産の「中尊寺・中尊寺金色堂」で平泉の歴史を感じた後は、「とおの物語の館」や「宮沢賢治記念館」で創作の世界に触れてみましょう。宿泊は大沢温泉や鉛温泉「藤三旅館」もある花巻温泉郷がおすすめです。2日目は北上し「小岩井農場まきば園」へ。広大な農場で牧歌的な光景に癒されて、最後は「安比高原」で春夏は森林浴、秋は紅葉、冬はスキーや雪遊びなど自然を満喫します。

(画像提供:小岩井農場まきば園)
小岩井農場まきば園(画像提供:小岩井農場まきば園)

※移動時間は、Google Mapsで算出しています

1日目
中尊寺・中尊寺金色堂
平泉ならではの、“盛りだし式わんこそば”ランチ。お椀に小分けされたそばを、自分のペースで楽しめます。
↓車で1時間
とおの物語の館
↓車で40分
宮沢賢治記念館
↓車で25分
花巻温泉郷
花巻温泉郷「大沢温泉」または鉛温泉「藤三旅館」に宿泊

2日目
花巻温泉郷
花巻温泉郷「大沢温泉」または鉛温泉「藤三旅館」
↓車で45分
小岩井農場まきば園
小岩井農場まきば園で小岩井農場産牛のステーキやビーフシチューのランチ
↓車で50分
安比高原

【アンケート調査概要】
インターネット 調査:選択方式によるアンケート
調査時期:2023年8月3日~2023年8月9日
調査対象:20~40代男女で3カ月に1回以上は旅行する人
有効回答数:211名

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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