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定番のあんこやきなこだけでなく、見ているだけでもワクワクしてくる花モチーフ、季節感あふれるおしゃれなおはぎを扱う専門店が増えています。見た目もさることながら、厳選した素材にもこだわるオリジナリティーたっぷりの素敵なお店を紹介します。

【東京都・江東区】
フラワーおはぎ専門店 Oh!huggy!! 豊洲千客万来店＜2024年2月オープン＞

宝石箱のように美しいおはぎで四季を慈しむ

神戸市に本店を構える行列のできるおはぎ店「フラワーおはぎ専門店 Oh!huggy!!」が、豊洲に誕生した大型商業施設「千客万来」にお目見え。薔薇や椿、桜など季節の花をあんこで表現した形が「抱きしめたい」（＝huggy）ほど可愛らしいため店名になったそうです。季節の花を表現した月替わりのおはぎが楽しめるほか、粒あん、こしあん、きなこなどの定番商品もそろいます。

おはぎは深い甘味と粘り強さを持つ飛騨地域産のもち米、自然な甘さと風味を備えた北海道産小豆を使用しています。花びらを表したあんこは天然の色素や食材で着色をしています。

店内ではフラワーおはぎの制作風景を見ることができるので、目にも鮮やかな職人技を間近で体感してみてくださいね。

おはぎはテイクアウトのみです。

【東京都・杉並区】
おはぎびより＜2023年3月オープン＞

体に優しい材料を用いた季節のおはぎ

旬の果物や野菜を使用した、季節感あふれる創作おはぎのほかに定番商品など、一年を通じてさまざまな種類のおはぎが楽しめます。こだわりの材料を使った無添加のおはぎは一つひとつ丁寧に作られ、どれも甘さを控えた優しい味わいです。

店の定番商品でおすすめは、もち米と粒あんでクリームチーズを包み4種類のナッツをたっぷりまぶした「ナッツ」。コーヒーや紅茶はもちろん、ワインなどのお酒とも好相性です。

季節のフレーバーとしてはイチゴやシャインマスカット、金柑をはじめ枝豆、とうもろこし、アボカド、青じそなど珍しいものもありますよ。

イートインとテイクアウトが可能で、手土産にぴったりな箱もありますよ。随時、新作や季節商品が登場するので、何度訪れても毎回きっと新しい味と出会えるはず！

【神奈川県・厚木市】
おはぎともなかと＜2023年8月オープン＞

厳選した素材で花の形状を細やかに表現

「おはぎともなかと」のおはぎは、“日本の伝統美”を表した上生菓子のような繊細さに華やかさをプラス。見た目だけでなく、味の要となるもち米とあんこも厳選されたものを使用し、子どもからお年寄りまで食べやすい小さめのサイズに作られています。

店のロゴマークにもなっている「薔薇のあんフラワーおはぎ」は通年商品で、天然由来パウダーで着色をした白あんで作られ、その時々で色や味が変わります。月替わりとしては、柚子や梅、栗、サツマイモなど季節を感じられるような商品がそろいますよ。

テイクアウト、イートインのどちらも可能。イートインの場合は、好きなおはぎと抹茶のセット（1100円）が注文可能で、自分で抹茶を点てる体験もできるので「珍しい！」と評判だそうです。挑戦してみると素敵な思い出になりそうですね。

【新潟県・長岡市】
おはぎ・あんこスイーツ専門店 yobukodori＜2023年10月オープン＞

自然の味わいを活かし、一から全て手作り

「おはぎ・あんこスイーツ専門店 yobukodori」では、呼子鳥（よぶこどり）が登場する万葉集の世界観を手本とし、自然の美しさを大切にするように、素材のおいしさを活かしたおはぎ作りを行なっています。

あんこをはじめ、おはぎは全て一から手作り。「えだまめおはぎ」は、塩ゆでした枝豆を一つひとつさやから取り出して薄皮を剥き、すり鉢でつぶして自家製白あんに混ぜるなど、手間ひまかけて作られています。

黒米もちを使用し、濃い抹茶の風味と粒あんの甘味が調和した「宇治抹茶」、焼いたくるみの香りと自家製白あんのコクが広がる「くるみ」、桜の花びらの塩漬けを白あんに練り込んだ「さくら」などがおすすめです。

粒あん、きなこ、みたらし、くるみなどの定番以外に塩蒸し大豆、とろろ昆布、焼きみそ、銀杏といった季節商品も多彩です。

おはぎはテイクアウトのみ。店内は狭いため1組ずつの入店となっていますので、注意してくださいね。

【愛知県・豊橋市】
花おはぎ anmicco＜2023年3月オープン＞

フラワーアレンジメントのように美しく、体に優しい

店主が心を込めて、1つ1つ工夫を凝らして作るおはぎは、どれも飾りたくなるほどカラフルで美しいデザイン。体に優しい食べ物をと、無農薬無化学肥料玄米と低農薬もち米、天然着色料、グルテンフリーなど素材にも徹底してこだわっています。

店の看板商品「ピンク薔薇おはぎ」は、果実のジュースを固めたゼリーがご飯の間に入っていて、もっちりと柔らかい食感にジューシーな果汁が広がります。まさに新テイストのおはぎですね。薔薇の花びら部分にごまを練り込んだ種類などもあり、味や色味も多彩です。

有機抹茶を練り込んだ白あん、こしあんとコーヒーを合わせたあんの二種類を使用した「抹茶珈琲」は風味豊かで、ちょっぴりおとなの味わいですよ。

敷き詰めたご飯の上に薔薇のあんを飾り、ケーキのように切り分けて食べる「アニバーサリーおはぎ 薔薇」は記念日にぴったりです。

一人で製造されているため予約販売、出店先販売（インスタグラムで告知）でテイクアウトのみ。お誕生日などお祝いの席や贈り物におすすめですよ。

【滋賀県・大津市】
Cafe KanOn 三井寺店＜2022年12月オープン＞

おはぎと紅茶のコラボレーションを愉しむ

作り立てのおはぎと淹れたての紅茶が楽しめる「Cafe KanOn」。定番のおはぎは滋賀県産米に大納言小豆、和三盆を使用し、上品な小豆の風味が際立ちます。紅茶はドイツの老舗ブランド「ロンネフェルト」にこだわり、上質な香りとの相性をふまえて、おはぎのフレーバーを工夫しているそうです。

定番の如意輪あずき、抹茶、きなこ、ナッツをはじめ季節商品のチョコレート、バニラ、イチゴ、サツマイモ、ユズ、桜あんなど種類豊富です。一番人気のナッツはクリームチーズあんとナッツの香ばしさが抜群にマッチし、ほのかな塩味がアクセントに。3月頃販売の季節商品バニラ（250円）はカスタードのような風味で「新感覚！」と評判だとか。

テイクアウトはもちろん、“ネオジャパネスク”がテーマのおしゃれな店でイートインもできるので、ぜひ紅茶と一緒に味わってみてくださいね。同市内に姉妹店「Cafe KanOn 瀬田店」もありますよ。

【兵庫県・尼崎市】
ニホンノオカシ JR尼崎店＜2023年10月オープン＞

格別に甘いもち米がおいしさのベース

白木を基調とした、しっとりと趣ある佇まいを見せる「ニホンノオカシ JR尼崎店」。定番のおはぎは、農薬不使用の厳選された甘いもち米を使い、あんこの甘さは控えた味わいです。飽きがこないようにとの思いから、工夫を凝らしたさまざまなフレーバーが用意されています。

「モンブランおはぎ」（抹茶・かぼちゃ・柚子）をはじめ「果実のおはぎ」（栗・さつまいも）、きなこ、ナッツ、炙りおはぎなどフレーバーは約16種類。中でもおすすめの「きなこまみれ」は京きなこ、砂糖、塩の配合に工夫を凝らしており、何個でも食べられそうなおいしさです。

「果実のおはぎ」（栗）は、栗あんをたっぷり絞り出した自慢の逸品です。オーダー後から作り始める商品もあるため、事前予約がベター。テイクアウトのみですが、店の前に設置したベンチで食べることもできますよ。

まとめ

食べるのがもったいないくらい、美しく可愛らしいおはぎの数々。もち米やあんこにも各店のこだわりがうかがえ、丹精込めて作られているのがわかります。手土産や贈り物はもちろん、記念日スイーツ、自分へのご褒美にもぴったりですね。

※この記事は2024年3月19日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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