群馬県にある草津温泉は、食べ歩きも魅力のひとつ。温泉まんじゅうやソフトクリームなど、ご当地ならではの味わいを温泉街の雰囲気と共に楽しめます。今回はそんな草津温泉のおすすめ食べ歩きスポットをマップとモデルコース付きで紹介します!
「食べ歩き」はしても「歩き食べ」はNG
「食べ歩き」とは、その街の色々な店に行って、様々なグルメを楽しむこと。歩きながらものを食べる「歩き食べ」は、他の観光客や店への迷惑行為となります。マナーを守って、「食べ歩き」を楽しんでくださいね。
草津温泉食べ歩きマップ
草津温泉は豊富な湧出量を誇る温泉地で、街の中心部にある硫黄の香り漂う「湯畑」が名物です。また、群馬県西部、標高約1200mの浅間山北東麓に位置しており、四季折々の自然が楽しめます。
1.ELF草津温泉焼きまんじゅう
2.草津菓匠 清月堂
3.草津たまごファーム
4.寺子屋本舗 草津店
5.TOLO STAND
6.草津ナカヨシ堂
7.松むら饅頭 本店
8.頼朝
「焼きまんじゅう」ELF草津温泉焼きまんじゅう
群馬県名物の焼きまんじゅうの出来立てが味わえる


「ELF草津温泉焼きまんじゅう」は、ボストンテリアのかわいらしい看板が目印の店。温泉街の中心に位置するため、散策途中の休憩にもぴったりです。
こちらで食べられる「焼きまんじゅう」は群馬県の名物で、甘じょっぱい味噌だれが絡み、焼きたての香ばしさが口いっぱいに広がる一品。あん入りとあんなしが選べて、どちらも素朴な味わいです。
また、コーヒーやソフトドリンクと焼きまんじゅうのセットメニューもあり、お得にゆったりとしたひとときを楽しむのにぴったり。地元の人々にも愛される伝統の味をぜひ満喫してみてください。
群馬県吾妻郡草津町草津385
11時~売り切れ次第終了
不定休
長野原草津口駅よりバスで約25分/関越自動車道月夜野ICより約76分
なし
「ELF草津温泉焼きまんじゅう」の詳細はこちら
「花いんげん甘納豆」草津菓匠 清月堂
草津高原の花いんげん豆を使った和菓子とスイーツ



創業100年を誇る「草津菓匠 清月堂」では、海抜1000m以上の草津高原で栽培された特産品の花いんげん豆を使った、季節の和菓子を味わえます。
おすすめの創作スイーツ「どらてぃら 抹茶ティラミス」は、どら焼きがティラミスに丸々一つ入った贅沢な一品。大粒の花いんげん豆入りのどら焼きと、宇治抹茶を使ったティラミスが絶妙にマッチして、食べ応えも抜群です。
定番商品の「花いんげん甘納豆」は、柔らかく煮込まれた花いんげん豆ならではのまろやかで上品な甘さが特徴です。
晴れた日にはテラス席で、店こだわりの抹茶ラテやコーヒーと一緒に優雅な時間を過ごしてみてくださいね。
「地鶏たまごソフト」草津たまごファーム
湯畑の風情とともに味わう、新鮮たまごのスイーツ


草津温泉の湯畑前に位置する「草津たまごファーム」は、たまご菓子の専門店。レトロな雰囲気の店内には、新鮮なたまごを使ったスイーツが並びます。
おすすめの「地鶏たまごソフト キャラメルソースかけ」は、たまごの自然な甘みとミルキーな風味が絶妙なバランスのソフトクリーム。カップとコーンの2種類から選ぶことができます。
他にも、サクサクでホロホロとした食感が楽しめるレトロな容器に入った「温泉たまごボーロ」や、牛乳瓶入りで濃厚ながらとろけるような食感が魅力の「草津ぷりん(450円)」など、お土産にぴったりな商品も揃っています。
購入後は店内のほか、ベンチでも味わえるため、湯畑の風情を感じつつ堪能できます。
「ぬれおかき」寺子屋本舗 草津店
昔ながらの味わいと和のぬくもりを楽しむ、手焼きせんべい専門店


「寺子屋本舗 草津店」は、西の河原通り沿いにある手焼きせんべい専門店。昔ながらの製法と国産の良質なもち米にこだわっていて、懐かしさと上品さを兼ね備えた味が魅力です。
秘伝のタレに漬け込んだ「串ぬれおかき」は、しっとり柔らかな食感ともち米の甘み、醤油の香ばしさがマッチした逸品。花豆チーズ、甘口醤油、わさび醤油、明太マヨの4種から選ぶことができます。
草津店限定の「草津温泉海苔(260円)」は、温泉マーク入りの海苔で包まれた手焼きせんべい。海苔のパリパリ感と醤油の風味が相性抜群です。
店内外に席があるので、お茶と合わせてリラックスした時間を楽しんでください。
群馬県吾妻郡草津町大字草津507源泉大日の湯 極楽館1階
9時30分~17時30分
なし
長野原草津口駅よりバスで約25分/関越自動車道月夜野ICより約78分
なし
「寺子屋本舗」の詳細はこちら
「とろ地蔵焼き」TOLO STAND
とろける味わいと運試し!裏草津の新名物スイーツ


「TOLO STAND」は、裏草津エリアにあるモダンな宿泊施設「裏草津 蕩 TOU(とう)」の1階に併設されている店です。
お地蔵さまの形を模した「とろ地蔵焼き」は、カスタードや小倉あんといった定番のスイーツ系に加えて、ハム&チーズといった食事系も揃っています。
特に注目すべきは、焼き印の入ったお地蔵さまの後頭部。通常は「草津」の焼き印が付いていて、稀に「ラッキー」と刻まれた“ラッキー地蔵”に出会えるのだそう。このラッキー地蔵を引き当てた人には、幸運が訪れると言われています。
草津散策のひとときに、ラッキー地蔵との出会いに心を弾ませながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてください。
群馬県吾妻郡草津町草津300
10時~18時
不定休※詳しくは公式Instagramからご確認ください
長野原草津口駅よりバスで約25分/関越自動車道月夜野ICより約78分
なし
「TOLO STAND」の詳細はこちら
「おいりボーロ」草津ナカヨシ堂
ポップな見た目がかわいい牛乳瓶入りのボーロ



湯畑の目の前に位置する「草津ナカヨシ堂」は、銭湯をテーマにしたお土産店です。店内には銭湯絵師が手掛けた迫力ある富士山が飾られ、どこか懐かしさを感じさせるレトロな雰囲気。カラフルなトートバッグやサウナハットなど、お土産にもぴったりなグッズが豊富に揃っています。
「おいりボーロ」は、ふんわりとした虹色の伝統菓子「おいり」とたまごボーロを可愛らしい牛乳瓶に詰めたお菓子。軽やかな食感と優しい甘さが口の中で溶けていきますよ。
こちらでおすすめの「みるくソフトのクリームソーダ」は、写真映え間違いなしの一品。メロン、イチゴ、レモン、ブルー、マンゴーの5種類のフレーバーから好きな味を選べます。
「松むら饅頭」松むら饅頭 本店
ふわふわ黒糖皮と自家製餡の温泉饅頭


温泉地で楽しむグルメの定番といえば温泉饅頭、中でも草津温泉で特におすすめの店が「松むら饅頭 本店」です。1945年の創業以来変わらぬ味で、多くの人々に愛され続けています。
定番メニュー「松むら饅頭」は、ふわふわの黒糖入り薄皮で包まれた、なめらかで上品な甘さの自家製つぶあんが魅力です。毎日職人が練り上げるという餡には、北海道産の厳選された小豆を使用していて、しっとりとした食感と風味豊かな味わいが特徴。
運が良ければ、蒸したての饅頭に出会えるかも!熱々はもちろん、冷めてもその美味しさは変わらず、草津土産の定番として喜ばれる一品です。
群馬県吾妻郡草津町草津389
8時~17時
火、不定期で水も休み※詳しくは公式ホームページからご確認ください
長野原草津口駅よりバスで約25分
なし
「松むら饅頭 本店」の詳細はこちら
「温泉卵」頼朝
湯畑前の絶品温泉たまごは濃厚な味わい


湯畑の前に位置する「頼朝」は、その場で食べられる温泉グルメやお土産に喜ばれる種類豊富な漬物を取り扱う店です。
こちらでおすすめなのが「温泉たまご」。カップに入った温泉たまごは、ぷるんとした白身と濃厚な黄身が特徴。出汁をかけることで、まろやかな味わいが引き立ちます。ビールとのセットメニューもあり、温泉後のリフレッシュタイムにもぴったりです。
また、群馬県の名物こんにゃくが串にささった「湯けむりこんにゃく(300円)」も見逃せません。三角と丸いこんにゃくが交互に並んだ可愛らしい見た目。甘く濃厚な味噌だれとこんにゃくの相性は抜群で、一口サイズで食べやすいのもポイントです。
おすすめ食べ歩きルート
外せない!定番グルメコース
SPOT.01 |
寺子屋本舗 草津店 徒歩1分 |
---|---|
SPOT.02 |
松むら饅頭 本店 徒歩1分 |
SPOT.03 |
ELF草津温泉焼きまんじゅう 徒歩で3分 |
SPOT.04 | 頼朝 |
SNS映えコース
SPOT.01 |
草津たまごファーム 徒歩1分 |
---|---|
SPOT.02 |
ナカヨシ堂 徒歩4分 |
SPOT.03 |
TOLO STAND 徒歩7分 |
SPOT.04 | 草津菓匠 清月堂 |
まとめ
草津温泉は、その湯けむり漂う情緒だけでなく、手軽に楽しめる食べ歩きグルメの魅力もたっぷり詰まっています。今回紹介した食べ歩きルートを参考に、温泉街ならではの風情を感じながら、心もお腹も満たされるひとときを存分に味わってみてください。
※この記事は2025年3月21日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
UM@(ゆ〜ま)
自然豊かな東京都北区に住んでいるライター。椅子を置いて自然や空間を楽しむ「チェアリング」が趣味で、都内を中心に毎週どこかを歩きまわって面白いことを探しています。