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さとけんさんの神奈川県〜岐阜県の旅行記

【能登ドライブ】糸魚川・能登半島・禄剛崎・見附島・能登島そして奥飛騨へ走る一般道の旅【2023年6月】

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久しぶりに能登半島をドライブしてみたくなりまして、神奈川から一般道を走っていきます。糸魚川でヒスイと化石を探し、27年ぶりの能登半島ドライブでは美味しいものを探します。帰りは奥飛騨・新平湯温泉を堪能しました。

神奈川ツウ さとけんさん 男性 / 50代

1日目2023年6月4日(日)

相模湖

相模原市緑区

「相模湖」を   >

神奈川から一般道を走って、能登半島へ向かいます。相模湖駅前をだいたい0時30分くらいに通過、国道20号を走って塩尻峠を越え、国道19号線に入って長野県道51号線から国道148号線を走って、第一の目標は糸魚川市のヒスイ海岸です。山梨県北杜市の道の駅・はくしゅうは2時14分に通過、途中の塩尻峠では、大きな月が峠にかかってとても綺麗でした。このコースは信号も比較的少なく、夜中ですから交通量も少なくて、Rの大きい気分の良いワインディングロードを快調に走って気分がよかっったです。3時を過ぎると東の空が明るくなり始めます。

時刻は4時3分、JR大糸線の細野駅近く、高瀬川を挟んで東側を南北に走る県道51号線沿いにて。東の空が、写真に撮ることが出来るくらいに明るくなってきました。

時刻は4時25分、JR大糸線・信濃木崎駅手前の国道148号線沿いにて。今日は天気が良くなりそうですね。

大町市木崎湖

大町市

「大町市木崎湖」を   >

時刻は4時30分、JR稲尾駅付近にて木崎湖を撮ります。低い雲がきれいです。

道の駅白馬

白馬村(北安曇郡)

「道の駅白馬」を   >

道の駅・白馬を4時45分ごろに道の駅・白馬にてトイレ休憩です。この近くにJR神城駅があって、今年の2月にエイブル白馬五竜スキー場へ、鈍行でスキーをしに来た際はこの辺りは一面の雪で、ホテル・セジュールミントさんにお世話になったななどと思い出します。ここからヒスイ海岸はあと1時間くらい、交通量も少し増えてきました。

ヒスイ海岸

糸魚川市

「ヒスイ海岸」を   >

時刻は5時46分、とうとう、ヒスイ海岸へやってきました。国道8号線沿いにあるヒスイ海岸の無料駐車場(糸魚川海水浴場無料駐車場)に車を停めて、さぁ、ヒスイを探そう! ところで、ヒスイ海岸には公衆トイレが無かったので、腰を据えてヒスイ探しをしたい方は、ここへ来る前にどこかでトイレを済ませておいた方が良いでしょう。それと、無料駐車場から海岸へ行くには、片側2車線の国道を横切るのではなく、人道の地下道がありますので、必ずそれをくぐって海岸側へ移動します。この写真でヒスイ海岸の看板の下にある青い屋根の建物が地下道の出入り口になってます。

ヒスイ海岸

糸魚川市

「ヒスイ海岸」を   >

ザザーンと寄せては返す波音を聞きながらヒスイを探します。ヒスイを探すのは今回が2回目、前回は富山の朝日町宮崎海岸で少し探して意外に面白くて、時間がある時にもう少し時間をかけて探したいなと、思っていたのでした。今日は3時間弱くらいは探せそうだし、下調べをしてきました。ヒスイは、白っぽくて(緑ではない)、角ばっていて(かたいので丸くなりにくい)、比較的重くて(比重が3.2)、手触りは滑らか、などと大ざっぱな事前情報ですが、2回目だしこのくらいの事前情報でいいでしょう。海岸線を波をかぶらないように注意しながら、白っぽい角ばった石を探しますが、これが無い、なかなか無いのだな、うん。まず白っぽい石が少ない。次に角ばっている石が少ない。これはだいたいが丸い、丸まっこい石ばかりなのです。なんとなくそれっぽい石を探して重いかどうか、手に持ってみると、確かに重いような気もするのだがこれはよくわからない。なんとなく、これはヒスイ?という石を、しばらく持っていても、なんだか軽いような気がして、放ってしまうという繰り返しでしたね。ある程度、ターゲットを絞って、「これこれこういう石」というイメージが自分の中に無いと、根気が続かないのだなと気が付きます。迷いがあると続かないのです。

ヒスイ海岸

糸魚川市

「ヒスイ海岸」を   >

とはいえ、気が付くと8時35分、9時からフォッサマグナミュージアムが開館しますので、そろそろ切り上げるとするかな。ちなみに、私と同じくヒスイ探しをしている方は、入れ代わり立ち代わりですが常に2.3人はいたような感じです。何か、先に網のようなものをつけた棒をもって、探していらっしゃる方が多くて、ヒスイ探しに年季が入っている雰囲気ですな。確かに身をかがめることの繰り返しが結構な頻度になりますので、棒の先ですくい採りながら重さ・手触りを確認していくのはいい方法だと思います。あとは、6月のこの早朝の時間でも、海岸線に居ると、暑くて陽に焼けるわけでして、水分補給は大事だと思いました。3つほど、気に入った石を持って帰ります。

フォッサマグナミュージアム

糸魚川市

「フォッサマグナミュージアム」を   >

時刻は8時50分、フォッサマグナミュージアムへやってきました。7組ほどが、開館前から並んでいる状況で、どうやら皆さん、石の鑑定を目当てに並んでいらっしゃるようです。今日は日曜日で、石を鑑定してもらえるらしいのです。私もつい今しがた拾ってきた3つの石を鑑定してもらうことにしました。鑑定してもらえるかどうかは、まず、時間ごとに抽選で決まります。私が応募した11時から11時半の間に鑑定してもらう回は、6組の割当てがあったと思います。この日は、後から来た方も加えて開館時間の9時にいらっしゃった皆さん(12組ほど)は、(希望通りの時間に鑑定してもらえたかどうだかはわかりませんが)、全組、鑑定してもらえたと思います。10時から10時半、11時から11時半などの回が4回ぐらいあって、それぞれ6組くらいの割当てだからです。私は11時から11時半の間に受付に行けばよいということで、それまでは化石探しをしようと思います。石の鑑定の抽選のあと、化石の受付で手続きをして、バケツとハンマーと保護メガネを借ります。これに加えて、滑り止め付きの軍手が必須でして、これは自分で持っていくか、受付で100円で買うかしてそろえることになります。時間は1時間30分、私は9時から10時半までということです。ちなみに、石の鑑定だけならば無料、化石探しは300円、ミュージアムの展示を見学する場合は500円という料金です。

フォッサマグナミュージアム

糸魚川市

「フォッサマグナミュージアム」を   >

時刻は9時13分、駐車場の横にある「化石の谷」と名付けられた区画へやってきました。写真は借りたバケツとハンマーと保護メガネ、それに100円で買った滑り止め付きの軍手です。

フォッサマグナミュージアム

糸魚川市

「フォッサマグナミュージアム」を   >

こちらが、化石の谷。立ち入って初めて手ごわさを知る。石がゴロゴロしているので、足が痛いのですな。本当に痛い。受付で教えていただいたヒントは「グレーの石にしか化石はない」というフレーズでした。これをヒントに、まず石を探す。グレー?グレーの石とはどれかな。そしてその石を水で洗う。これは表面の泥を落としてよく見たら、ハンマーで割る前に化石が現れることがあるらしいのです。そして洗った石をハンマーで叩いて割るのですが、これがなかなか難しい。できうれば石がはがれるような割れ方がいいのでしょうけど、ちょっとやそっとの力で叩いても全然割れません。何かコツがあるんでしょうね、きっと。

フォッサマグナミュージアム

糸魚川市

「フォッサマグナミュージアム」を   >

足場が悪くて、石を探すのが難しくて、洗って、叩き割るのが難しくて、ようやく割れても、何もない。化石探しの厳しさを知ります。1時間半では足りないですな。6時間くらいやらないと、自分で納得できないのではないか、などと考えます。

フォッサマグナミュージアム

糸魚川市

「フォッサマグナミュージアム」を   >

とにもかくにも、叩き割った石を3つばかり、持ち帰ることが出来ます。化石が入っていても3つまで持ち帰ることが出来るそうです。あまりにも変わった化石が出てきた場合は、持ち帰ることが出来ない模様です。化石が入っていなかったとは言え、私が本日叩き割って現れたこの断面は、何万年ぶりか何億年ぶりか知りませんけど、久しぶりに太陽の光を浴びたと、そういう断面だと思えなくもない。これは、ひょっとしたら、素晴らしいことなのではないか。少なくとも、私の中では、そう思ってもいいのではないか、などと考えたりもします。

フォッサマグナミュージアム

糸魚川市

「フォッサマグナミュージアム」を   >

石の鑑定まで時間がありますので、入館料を支払ってミュージアムの展示を見学です。そして現れるヒスイの数々。

フォッサマグナミュージアム

糸魚川市

「フォッサマグナミュージアム」を   >

これです、これを探していたのですよね。なるほど、これはヒスイですな。探しに行く前にこの展示を見てから行くのもいいかもしれませんね。ヒスイや化石にしばしみとれます。

フォッサマグナミュージアム

糸魚川市

「フォッサマグナミュージアム」を   >

時刻は11時12分、朝方の抽選後に受け取った鑑定券を受付に提出してカゴと番号札を受け取り、カゴに石を並べて番号を呼ばれるのを待つというシステム。順番はすぐにまわってきました。

フォッサマグナミュージアム

糸魚川市

「フォッサマグナミュージアム」を   >

3つの石のうち、右の石は「曹長岩」と呼ばれる石で、これはこの3つの石の中では、一番ヒスイに近い石のようでしたね。真ん中の石は、鑑定に時間がかかっていました。緑色岩と鑑定されました。左の石は流紋岩とのことでした。鑑定、ありがとうございました。フォッサマグナミュージアムを離れ、能登半島の志賀町を目指します。

市振の関

糸魚川市

「市振の関」を   >

時刻12時7分、軽く食事を済ませておきます。国道8号線沿いのドライブイン・市振の関でラーメン600円を食べました。富山を通って志賀町へ。到着時間が少し早くなりそうでしたので、千里浜なぎさドライブウェイへ寄っていくことにしました。

千里浜なぎさドライブウェイ

宝達志水町(羽咋郡)

「千里浜なぎさドライブウェイ」を   >

時刻は14時49分、27年ぶりの千里浜なぎさドライブウェイです。砂浜の養生の為の規制も波浪による規制も今日はなくて、8kmが全線開通している模様です。これは気分がいい。

千里浜なぎさドライブウェイ

宝達志水町(羽咋郡)

「千里浜なぎさドライブウェイ」を   >

現地にいる皆さんが、とても楽しんでいる、通りすがる自動車の運転手も同乗者も、とても楽しんでいる、そんな場所ですね。

千里浜なぎさドライブウェイ

宝達志水町(羽咋郡)

「千里浜なぎさドライブウェイ」を   >

スカッとしてます。

千里浜なぎさドライブウェイ

宝達志水町(羽咋郡)

「千里浜なぎさドライブウェイ」を   >

これは気分が良いな。砂浜を車で快走することが出来る。砂浜に車で入るなど、どこへ行ってもご法度と思っていましたので、こんな素晴らしい場所があるのかと感激したことを思い出します。私にとって、この場所の特別感は27年経っても同じですね。

千里浜なぎさドライブウェイ

宝達志水町(羽咋郡)

「千里浜なぎさドライブウェイ」を   >

観光バスも走っています。千里浜なぎさドライブウェイに別れを告げ、本日の宿へ向かいます。

志賀の郷温泉 いこいの村 能登半島

「志賀の郷温泉 いこいの村 能登半島」を   >

今晩の宿は、志賀町のいこいの村です。宿の公式ウェブサイトによれば、金沢と輪島の中間点ということで、能登半島の観光拠点として良い立地にあるということです。最寄りのJR七尾線の駅からは15kmほど離れています。海が近くて「いこいの村能登半島 ファミリーパーク」という観光施設と隣接していて、結婚式場もある宿泊施設です。今回は「海鮮丼プラン」で宿泊しましたが、この海鮮丼がとても良かったです。

志賀の郷温泉 いこいの村 能登半島

「志賀の郷温泉 いこいの村 能登半島」を   >

アナゴ・とり貝・マグロ・ホタテ・エビ・サーモン・シメサバ・イカ・カンパチ・スズキ・タイかな?それらが2切れずつと、イクラが載っています。茶わん蒸しやハマグリのお吸い物も美味しくて、とても満足いたしました。部屋は明るくて広い和室で清潔でしたし、お風呂は温泉で、15時から24時、6時から9時まで入ることが出来ます。この日はちょうど満月で、霞んだまんまるのお月さんを露天風呂から眺めることができました。今日一日なかなか充実していましたので、夜はぐっすりと眠ることが出来ました。

2日目2023年6月5日(月)

いこいの村能登半島

志賀町(羽咋郡)

「いこいの村能登半島」を   >

朝、すこしだけ散歩をします。宿の全景というか、右手にまだ建物がありますが写っていません。

いこいの村能登半島

志賀町(羽咋郡)

「いこいの村能登半島」を   >

朝食はバイキングでした。品数が結構あったと記憶します。写真には写っていませんが、うどん・デザートなど、しっかりといただきました。いい宿でしたね。9時にチェックアウトです。今日は27年ぶりの禄剛崎灯台を目指します。

世界一長いベンチ

志賀町(羽咋郡)

「世界一長いベンチ」を   >

道の駅・とぎ海街道の「世界一長いベンチ」にやってまいりました。長さ460.9mのベンチで、これはいいですね、これだけのスペースがあれば、いつやってきても、席にあぶれるということが無いですね。ベンチの前に広がる海が、またいい。

世界一長いベンチ

志賀町(羽咋郡)

「世界一長いベンチ」を   >

人の密度が薄いので、何時間でも夕日を待つことが出来そうです。ちなみにこのベンチが出来たのは、1987年とのことで、その後36年経ち、現在は1000m越えのベンチが世界にはあるようで、かつて世界一長いベンチだった志賀町のベンチですが、460.9mですから、長さ的にはもう充分だと思います。

世界一長いベンチ

志賀町(羽咋郡)

「世界一長いベンチ」を   >

けっこう強い風が吹いているのですが、トンビが、どうやら私が何か食べ物を持ち出さないかと、偏流を使って対地的にまっすぐに私の上空を三航過ぐらいしていましたね。狙われているなと、アイツに狙われているなと、そんな気がしました。さて、禄剛崎を目指します。

剱地権現岩(トトロ岩)

輪島市

「剱地権現岩(トトロ岩)」を   >

なーんと、どう見てもトトロではないかと、なぜに27年前には気が付かなかったのかと、それともしっかり見ていたが忘れていたのかなとも思います。27年前の記憶が実に頼りないということに今回気が付きました。禄剛崎の思い出は結構ハッキリしているのですが、その道中の記憶はちょっとボンヤリしています。千枚田でおばあちゃんたちがお掃除をしていたのと、美味しい海鮮ラーメンを海岸沿いの店で食べた気がします。あと、そうだな、船に床下が見えるような窓が付いて、魚が泳いでいるのが見えるような船に乗った記憶がありますが、あれは能登のどこだったのかしら。そんなことを考えながら海沿いや山中の気持ちの良い道をドライブします。今回は一ヶ月前に能登の地震があり、出発日の前々日には台風の影響による大雨などがあり、「石川みちネット」という「石川県内の国道や県道等の通行規制情報、積雪気温情報及び道路画像情報を提供」しているサイトをチェックして出かけてきたのですが、6/3に落石があって輪島市大沢町で通行止めがあるということで、本来なら大沢の間垣を見学する(多分27年前に通った)道を通るはずでしたが、今日は国道249号線で輪島を目指します。ちなみに、この「石川みち情報ネット」は、千里浜なぎさドライブウェイの本日の規制情報が掲載されますので、なぎさドライブウェイへ行かれる方は、これをチェックしてお出かけされるといいと思います

鴨ヶ浦

輪島市

「鴨ヶ浦」を   >

輪島市の鴨ヶ浦、竜ヶ埼灯台にやってまいりました。「初点 昭和40年12月」のプレートが貼られています。案内板には「昭和40年(1965年)12月25日初点灯」と書かれていました。

鴨ヶ浦

輪島市

「鴨ヶ浦」を   >

竜ヶ埼灯台からみる鴨ヶ浦です。四角い囲みは「鴨ヶ浦塩水プール」と呼ばれる国指定の登録有形文化財(建造物)で、海水のプール(スポーツ施設)とのこと。さらにドライブを続けます。

白米千枚田

輪島市

「白米千枚田」を   >

時刻は11時30分、千枚田に到着、今はきれいな道の駅になっていました。観光バスも停まっていました。田んぼで作業をされている地元の方々との対比で、この千枚田の規模がかなり大きなものであることがわかります。

曽々木海岸

輪島市

「曽々木海岸」を   >

曽々木海岸の今新という食堂で海鮮丼をいただきます。

曽々木海岸

輪島市

「曽々木海岸」を   >

地の物のネタも、地の物じゃないネタも美味しかったのですが、タコが旨かったですね。写真右手のイカの下にある真っ白なネタです。なお、今新でこの「海鮮丼」を食べると、お箸がもらえます。これはこの海鮮丼が今新の「能登丼」だからです。能登丼とは、奥能登地域(輪島市、珠洲市、穴水町、能登町)の地域おこしの為に考えられたご当地グルメで、奥能登産のコシヒカリを使用すること、奥能登の水を使用すること、メインの食材には、地場でとれた旬の魚介類 、能登で育まれた肉類・野菜又は地元産の伝統保存食を使用すること。そして、食器には能登産の器・箸を使用し、箸はお客さんにプレゼントすること。調理は塩分控えめなど、健康、長寿、ヘルシーにこだわり、奥能登らしい・店独特の丼を各店舗が創意工夫を重ねて考案し、奥能登地域内で調理し、提供すると定義されているらしいですね。2007年から始まったらしいです。今新では、海鮮丼(能登海鮮丼8種盛り)の他に「能登穴子丼」が能登丼で、この二つがお箸をプレゼントされるメニューです。なお、お箸は、会計の時に「新しくて軽い塗り箸」を渡してもらえますよ。やっぱりなんか嬉しいですな。

窓岩

輪島市

「窓岩」を   >

今新から100mほど輪島側へ戻って、窓岩を見学しました。写真右側の中央がトンネルになっている岩ですな。あれが窓になっている岩ということです。波によって浸食されて開いた天然の穴ということです。

おお。片側交互通行で工事が行われています。珠洲市川浦町の県道28号線にて。なお、この工事については前述の「石川みち情報ネット」によれば、理由は、「災害(その他)」で、期間は2023年5月25日12時から「当分の間」となっています。備考欄に「崩土」となっていますので、右側のブルーシート辺りが崩れたのかもしれません。

道の駅 狼煙

珠洲市

「道の駅 狼煙」を   >

時刻は13時ちょうど、道の駅・狼煙に到着です。27年前は、ここは小さな料金所があるだけの、町営の駐車場だったと思います。

道の駅 狼煙

珠洲市

「道の駅 狼煙」を   >

そしてこちら、27年前にお世話になった「民宿てらい」の場所です。民宿はもう経営されていないようですが、「てらい」の看板がありました。当時はこちらに二泊して、中日は朝食後から夕方まで、禄剛崎灯台にいたような気がするのですが、そこら辺の記憶は薄ボンヤリとしています。大女将さんに、とても親切に接していただいて、今でも感謝しております。現在は新しくできた明るい道が灯台へと続き、そちらをえっちらほっちらと登って行きます。

禄剛埼灯台

珠洲市

「禄剛埼灯台」を   >

おお、禄剛崎灯台よ。戻ってきましたよー。

禄剛埼灯台

珠洲市

「禄剛埼灯台」を   >

そう、ちょっと背が小さいのですよね。この辺りは海路の難所でしたので、灯台が出来る前は火を焚き「のろし」をあげていたと、そこから「狼煙町」になったとも言われているそうです。

禄剛埼灯台

珠洲市

「禄剛埼灯台」を   >

案内板によれば、「明治16年(1883年)7月10日初点灯」とのことで、古株の灯台と言えますな。背は低いがこの写真の左手が絶壁になっていて、海面からの高さは48mになるとのこと。

禄剛埼灯台

珠洲市

「禄剛埼灯台」を   >

おお、この景色、なんか見覚えがありますぞ。

禄剛崎

珠洲市

「禄剛崎」を   >

灯台から見渡す海と空は広い、この岬は、海から昇る朝日と海に沈む夕日が見ることが出来る場所だそうですね。

禄剛崎

珠洲市

「禄剛崎」を   >

禄剛崎からみる空と雲、刻々と様相を変え、まさに、久しくとどまりたるためしなし、ですな。

禄剛崎

珠洲市

「禄剛崎」を   >

灯台から見下ろす海面です。「千畳敷」と言われる、激しい波の浸食によってできた浸食台とのことで、アワビやサザエ、多種の海藻類が豊富に採れる好漁場と案内板にあります。

禄剛埼灯台

珠洲市

「禄剛埼灯台」を   >

禄剛崎灯台は、日本で唯一「菊の御紋章」がある灯台と、案内板にあります。確かに、菊の御紋章がありますね。27年前と道路事情が変わったからでしょうか、2003年には能登空港も出来ましたしね、昔は1日そこに居てもほとんど人が訪ねて来なかった気がするのですが、今は観光バスが道の駅までやってきますので、バスの到着のたびに人の波も灯台へやってきます。今日は50分ほどの滞在で灯台をあとにします。いい時間でした。

道の駅 狼煙

珠洲市

「道の駅 狼煙」を   >

道の駅・狼煙にて、石川県のクーポンを使用して、「能登地どり もっちりカステラ」と「狼煙の かじめ」をお土産で購入し、塩サイダーで涼をとります。塩サイダー、うまーい。狼煙をあとにします。

須須神社

珠洲市

「須須神社」を   >

須須神社にお詣りにやってきました。鳥居も灯籠も狛犬も、地震の影響で倒壊したままです。

須須神社

珠洲市

「須須神社」を   >

本殿にて二礼二拍手一礼のお詣りをします。

見付海岸

珠洲市

「見付海岸」を   >

今日の宿泊地である見附島へやってきました。来てみると、すぐ隣に今日の宿があることが分かったので、散策の前にチェックインすることにします。

珠洲温泉 のとじ荘

時刻は15時20分、珠洲温泉・のとじ荘にチェックインです。ラウンジからの眺めが良いですな。

珠洲温泉 のとじ荘

これだけ宿から近いところに、見附島があります。

珠洲温泉 のとじ荘

本日は訳ありプランで泊まります。部屋が大浴場の下という「訳あり」なのですが、広さ充分、明るさ充分、この写真の通り、眺望も良い和室の部屋です。これはいい。まずはお風呂へ。のとじ荘は、男女日替わりのお風呂で、露天風呂が付いている浴場と、露天風呂がついていな浴場の二つがあります。本日は、露天風呂付の浴場が女性のお風呂になっていますので、男性は、露天風呂には入れないということになりますが、明日の朝には露天風呂に入ることができますので、心配いりません。湯舟からの見附島の眺望が良くてとても気分がいいです。はるか遠くに立山連峰もみることができました。お風呂のあとは、お散歩です。

見付海岸

珠洲市

「見付海岸」を   >

のとじ荘の横にある見附茶屋でソフトクリームを買い、見附島を見学です。お風呂でサッパリとして気分いいですね。

見付海岸

珠洲市

「見付海岸」を   >

おお、オヌシは「みつけたろう君」ですか。27年前には見附島を観たことは確かで、家に帰ってから家族に「軍艦みたいな岩があって軍艦島とも呼ばれているんだよ」と土産話をした記憶がありますね、しかし、見附島をみた記憶は消えているのですな、これは面白い。

見付海岸

珠洲市

「見付海岸」を   >

見附島の近くまで行くことができる石がならんでいまして、地震があった時は通行止めになっていたと思うのですが、今は通行できるようで、何人かの人は果敢にも石を渡っていましたね。私もチャレンジしたのですが、途中で手に負えない石の並びがあり、衆人環視の中で、すっころんでボチャンとするのも気まずいので引き返します。

珠洲温泉

珠洲市

「珠洲温泉」を   >

時刻は18時、お夕飯です。このお宿の夕飯も美味しかったですよ。酢の物やモズク酢、サザエの田舎煮、ジュンサイ土佐酢などなど、どれも美味しい。煮物の珠洲産の鯛も美味しかったですよ。

珠洲温泉 のとじ荘

もちもちのお造り。サーモンは違うでしょうがあとはカンパチ・スズキ・タイと地の物ですね。美味しいです。

珠洲温泉 のとじ荘

おお。こちらは能登牛のしゃぶしゃぶでございます。白米も美味しくて、お代わりしました。食事の給仕もとても丁寧で気配りが行き届いていました。ご馳走様でした。この後、お風呂に行って、夜の見附島を楽しみながら温泉で温まります。訳ありのプランでしたが、部屋が大浴場の真下ということで、水音や「ぷぅーー」という笛のような長い音が突然鳴ることがあって、なるほど、これが訳ありなのだなと納得です。

珠洲温泉 のとじ荘

時刻は22時40分、ふと夜景が気になって部屋のカーテンを開けると月が綺麗に出ている様子でしたので、フロントの近くからデッキへ出て、写真を撮りましたが我がカメラでは上手くとれません。実際はこの写真よりもハッキリ明るく見えます。月と見附島、遠くに富山湾の漁火と、とてもいい夜景でした。夜はぐっすりと眠ります。

3日目2023年6月6日(火)

見付海岸

珠洲市

「見付海岸」を   >

翌朝は5時過ぎに起きて朝風呂へ。露天風呂に入ります。私は入りませんでしたが、こちらの浴場にはサウナもありました。露天風呂は湯舟に浸かると見附島はほとんど見えないのですが、見附島の頂上付近がよく見えて、鳥が飛んだり止まったりしているのが良く見えました。お風呂を出た後は見附島の近くまで軽い散歩をします。

珠洲温泉 のとじ荘

朝食は和食膳でした。適度にいただきました。食後にお風呂へまた行って、ラウンジでサービスのコーヒーを飲んで落ち着き、9時過ぎにチェックアウト、あとは帰るだけなのですが、途中で奥飛騨の新平湯温泉に一泊する予定です。

ツインブリッジのと

七尾市

「ツインブリッジのと」を   >

奥飛騨への途中で、能登島をドライブしてみることにしました。ツインブリッジという能登島の北の橋を渡ります。

道の駅 のとじま

七尾市

「道の駅 のとじま」を   >

道の駅・のとじまで、石川県のクーポンを使ってお土産と自分用の購入です。「極(きわみ)」というビーフジャーキーを買ったのですが、これが思いのほかに良かったですな。値段は1000円で、能登牛の証明書がついていてA-5(!)って書いてありますね、包みを開けた時は正直、「えっ、これだけ?」って感じなのですけど、実際に食べてみると、私は、今までに食べたことがないようなビーフジャーキーでした。

みず

七尾市

「みず」を   >

能登島の南の橋である「能登島大橋」の近くある食堂「みず」にやってきました。ここはまず、 @好きな席に着く A注文を店員へ告げる B御飯と味噌汁はセルフでつぎに行く C(小鉢が沢山の種類で沢山の器が並んでいるので)定食は3つの小鉢を選んで持ってくる D席に戻ってメイン(刺身なら多分もう届いている、焼き物なら10分ぐらいかかる)とともに食べる、という具合です。食べ終わったら、返却口へセルフで持っていく、会計は返却口の奥、などを抑えてお店へ行けば、多分、まごつかないで済むと思います。

みず

七尾市

「みず」を   >

みずでは、刺身定食を食べました。美味しい刺身でした。特に貝が美味しかったなぁ。小鉢もおいしかったです。ご馳走様でした。

能登島大橋

七尾市

「能登島大橋」を   >

能登島大橋を見学です。結構な高低差がありますな。

能登島大橋

七尾市

「能登島大橋」を   >

歩いてみようかと思っていたのですが、高低差があるし、思っていたよりも高いので歩くのは止めにしました。奥飛騨を目指しましょう。時刻は12時10分です。

旅館 宝美館

「旅館 宝美館」を   >

時刻は15時24分、本日のお宿の宝美館に到着です。最大で4組までの宿泊客に対して湯舟が4つ(露天か2つ、内風呂が2つ)あり、貸切りで使用するシステムです。すなわち、チェックインの時に受け取る木の札を風呂の外側に掲示して、内側から鍵をかけて風呂に入る貸切り制ですので、いつ行っても必ずお風呂が開いているということになります。これは本当にいいシステムですね。

旅館 宝美館

「旅館 宝美館」を   >

露天風呂の一つ、たるまの湯です。ごく最近、改修が行われて湯舟の底がヒノキから石にかわったそうです。木の香りがとても良い。ちなみに4つの湯舟とそれぞれの脱衣所とも、とても清潔でした。

旅館 宝美館

「旅館 宝美館」を   >

たるまの湯の狸くんです。

旅館 宝美館

「旅館 宝美館」を   >

こちらは露天風呂の、たからの湯です。このあと、チェックアウトまで、幾度となくお風呂に入りました。今日は私を含めて二組の宿泊だった模様で、いついっても露天風呂のどちらかは空いていて、たっぷりと湯を楽しみました。

旅館 宝美館

「旅館 宝美館」を   >

食事は夕食・朝食ともに、このような個室でいただきます。

旅館 宝美館

「旅館 宝美館」を   >

このお宿は、お湯だけでなく、食事もまた美味しかったです。山菜、熱々の天ぷら、かわふぐの串、ヤマメの塩焼き、高山ラーメンと出てくる品々が美味しいお料理でした。お肉は自分のペースで火を入れることが出来ます。熊汁・白米と冷たいアイスクリームのデザートも美味しかったです。女将さんの接客も丁寧で優しくて、安心して過ごすことができました。ご馳走様でした。食事の後は温泉三昧で、夜はぐっすりでした。

4日目2023年6月7日(水)

旅館 宝美館

「旅館 宝美館」を   >

朝風呂のあと、朝のお散歩です。

新平湯温泉

高山市

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宿の近くの親水公園まで、軽い散策という感じです。川の水が綺麗ですね。

旅館 宝美館

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早朝の国道471号線。今日はチェックアウトしたら、上諏訪でお土産を買うだけの計画、のんびり帰ろうと思います。奥能登から神奈川まで、高速道路を使うと8時間、一般道で帰ると12時間弱といった感じで、直で帰ることもできたのですが、奥飛騨での一泊を挟んで、これはゆったりとした気分で帰れましたし、いいお宿に泊まれたしで、いい選択でした。

旅館 宝美館

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朝ごはんもまた美味しかったです。また訪れたいお宿をまた発見しました。

おぎのや・諏訪店

諏訪市

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お土産の釜飯と牛肉を購入します。

相模湖

相模原市緑区

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今回の旅は、一般道を走って能登半島にアクセスする遠距離ドライブで、夜中の快走も楽しかったですし、交通量の少ない能登半島の海沿いを走るのもまた気分の良いドライブでした。千里浜なぎさドライブウェイも爽快でしたねー。久しぶりの禄剛崎灯台・見附島へ行くことが出来て良かったし、食べ物も美味しかったし、帰りに奥飛騨に寄る計画にしたのもまた良かったと思います。また走りたくなるような、いいドライブでした。ヒスイ探しは、また近々に行こうかと思っています。

【能登ドライブ】糸魚川・能登半島・禄剛崎・見附島・能登島そして奥飛騨へ走る一般道の旅【2023年6月】

1日目の旅ルート

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