地蔵菩薩像(浄智寺)
- ここに行く計画を立てよう
- クチコミを投稿する
- 写真を投稿する
- 行った
- 行きたい
- クリップ
-
- シェアする
- メールする
地蔵菩薩像(浄智寺)の口コミ一覧
1 - 1件 (全1件中)
-
- カップル・夫婦
浄智寺の寺宝のうち、国の重要文化財に指定されたものが二件あり、その内の一件が地蔵菩薩坐像です。今は存在しないようですが、かつて浄智寺の境外にあったという地蔵堂の本尊だったといわれます。「聖比丘地蔵」とも呼ばれ、像高66.6cm、鎌倉時代後期の作です。鎌倉市内の寺院には多くの地蔵像が残っていますが、この地蔵像は座禅のときの座り方である結跏趺坐(けっかふざ)をして、両足が着衣で隠れている点で珍しいとされます。このような姿形の地蔵像は、京都六波羅蜜寺に収蔵され、鎌倉時代の天才仏師・運慶作と伝わる地蔵菩薩坐像(「夢見地蔵」と呼ばれる運慶作と伝えられる仏像)があり、浄智寺の地蔵像はその影響を受けているのではないかといわれます。地蔵像は、鎌倉二十四地蔵霊場第12番の札所本尊に指定され、浄智寺で御朱印をいただけるようですが、現在は鎌倉国宝館に寄託されています。なお、もう一件の重文指定の寺宝として、室町時代の玉隠(ぎょくいん)作の「紙本墨書西来庵修造勧進状」がありますが、同じく鎌倉国宝館に寄託されています。- 行った時期:2023年12月5日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2024年1月12日
この口コミは参考になりましたか?0はい