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2022.09.28

【2022】全国のおすすめ『観光列車』20選。本格フレンチ・スイーツや絶景を堪能!

【東海/三重県】観光特急しまかぜ

2013年、伊勢神宮式年遷宮の年に運行開始した観光特急「しまかぜ」。

観光特急しまかぜ
名古屋・大阪・京都から賢島まで運行
観光特急しまかぜ
※上の写真はイメージです
観光特急しまかぜ
観光特急しまかぜ
※上の写真はイメージです
観光特急しまかぜ
海の幸ピラフ、松阪牛カレーなど、食事からおつまみ、スイーツまで、沿線の名品を揃えたメニューが展開されている

ハイデッカー仕様の高い視野と天井近くまである窓からの眺め(1・6号車)、全てのシート(3・4号車を除く)がリラクゼーション機能付きの本革プレミアムシートでソファのように快適。

また、家族やグループでくつろげるサロン席(4~6人用)や和風・洋風個室(3~4人用)があるグループ席車両など、数々の技術を駆使した最上級の乗り心地と、乗る人を飽きさせない車両構成が魅力。

2階建てのカフェ車両は、白を基調とした空間に、ポップなカラーのシートがアクセント。「2階建てのカフェに惹かれた」「カフェ車両がおしゃれ。リラクゼーションのシートにも座ってみたい」と高い支持を集めている。

■観光特急しまかぜ(近畿日本鉄道)
[運転区間]大阪難波駅・京都駅・近鉄名古屋駅~賢島駅
[運転日・本数]大阪発着:原則火曜日を除く毎日運行※1日1往復、
京都発着:原則水曜日を除く毎日運行※1日1往復、
名古屋発着:原則木曜日を除く毎日運行※1日1往復
[所要時間]大阪難波~賢島:約2時間35分、京都~賢島:約2時間50分、近鉄名古屋~賢島:約2時間10分
[料金]大阪難波・近鉄名古屋から+740~1050円、京都から+740円~1160円で乗車可能(普通運賃、特急料は別途必要)
[購入方法]特急券の予約・購入:インターネット、近鉄駅窓口、旅行会社にて受付
[問合せ]近鉄電車テレフォンセンター:050-3536-3957 ※年中無休、8時~21時
「観光特急しまかぜ(近畿日本鉄道)」の詳細はこちら
(画像提供:近畿日本鉄道)

【関西/京都市~亀岡市】嵯峨野トロッコ列車

秋風が舞い込むトロッコで紅葉トンネルへ。

嵯峨野トロッコ列車
片道約7.3kmを25分ほどで走る。景色のよい区間は速度を落とすことも
嵯峨野トロッコ列車
5号車は窓ガラスがなく見晴らし抜群!
嵯峨野トロッコ列車
保津川に迫る山々と沿線を飾る約1000本のモミジが車窓を流れゆく

朝日に照り映える木々を望む始発列車に加え、秋には夜間臨時便もおすすめ。ライトや電飾が彩る幻想的な景色が愛でられる。トロッコ亀岡駅が最寄りの「保津川下り」から見る紅葉も人気。渡月橋など嵐山観光はトロッコ嵯峨駅・嵐山駅で下車を。

■嵯峨野トロッコ列車
[住所]京都府亀岡市篠町山本神田18-3(トロッコ亀岡駅)
[営業時間]亀岡駅9時30分発または10時30分発~16時30分発(他、夜間臨時便予定)※時期により異なる
[定休日]11月はなし(他、詳細は公式サイト要確認)
[料金]片道乗車券(全区間均一)880円
[アクセス]京都縦貫道篠ICより車で10分
[駐車場]トロッコ亀岡駅に複数台(1回700円)
[問合せ]075-861-7444
「嵯峨野トロッコ列車」の詳細はこちら
「嵯峨野トロッコ列車」のクチコミ・周辺情報はこちら

【関西/和歌山県】天空

森林の澄み切った空気を展望デッキから五感で満喫。

天空
19.8kmを走行。三連のワイドな窓も

急勾配の斜面や高低差443mの山岳区間を走り抜け、渓谷美や山景色を一望! 世界遺産・高野山へ向かう時間を旅に変える特別列車。

■天空
[運転区間]南海電鉄橋本駅~極楽橋駅
[運転日・本数]3月~11月の水・木を除く毎日(水・木が祝日の場合は運行)、12月~2月の土日祝。3月~11月の土日祝は1日3往復、3月~11月の平日・12月~2月の土日祝1日2往復
[所要時間]約40分
[料金]座席指定券大人520円+乗車券950円(橋本駅~高野山駅。極楽橋駅~高野山駅のケーブルカー料金を含む)ほか
[購入方法]乗車希望日の10日前から前日までに電話予約が必要
[問合せ]0120-151519(9時~17時)
「天空」の詳細はこちら

【中国・四国/島根県~広島県】奥出雲おろち号

レトロな木製の車両で絶景旅。スイッチバックもお楽しみ!

三井野大橋
渓谷に架かる真っ赤な「三井野大橋」
仁多牛べんとう
出雲三成駅で販売される「仁多牛べんとう(1000円 乗車前日まで予約可)」。[TEL]0854-54-0213(竹葉)

のどかな田園地帯を抜けると、全国的にも珍しい三段式スイッチバックを体験。ハイライトは深緑の渓谷と赤い橋の絶景。

■奥出雲おろち号(おくいずもおろちごう)
[運転区間]木次駅~備後落合駅。一部の日程は、出雲市からの片道延長運転
[運転日・本数]春~秋の金土日祝、夏休み・紅葉期間の平日(予定)。1日1往復。詳細は公式HPを要確認
[所要時間]片道約2時間40分
[運賃・料金]運賃1170円+指定席料金530円(木次~備後落合間、片道大人1名)
[購入方法]JR西日本インターネット予約サービス「e5489」、JR主要駅みどりの窓口、旅行代理店等にて乗車1ケ月前から購入可能
[問合せ]JR西日本お客様センター:0570-00-2486
「奥出雲おろち号」の詳細はこちら

【中国・四国/香川県~徳島県】四国まんなか千年ものがたり

重箱に隠れた美味と里山や渓谷の眺めで四国を体感する。

四国まんなか 千年ものがたり
鉄橋を渡り、トンネルを抜けながら香川~徳島の四季の絶景に出合えるこの列車

おむすび形の讃岐富士・飯野山や霧に煙る吉野川、まんのう町の夏のひまわり畑、大歩危(おおぼけ)峡を包む秋の紅葉…。

四国まんなか 千年ものがたり
1号車(写真)と3号車は4名席と2名席、2号車は長さ7mに11名座れるベンチソファー席

上り便「しあわせの郷紀行」では、大歩危駅を出発ししばらくすると、アテンダントが座席まで重箱を運んでくる。

四国まんなか 千年ものがたり
アテンダントスタッフとのふれあいも魅力。車内では観光ガイドのアナウンスもある

窓辺ばかりではなく、テーブルの上の彩りにも心が奪われる。

四国まんなか 千年ものがたり
地酒の飲み比べができるセット(2200円)など、車内注文可能なメニューも
四国まんなか 千年ものがたり
車両は3色に塗り分けられ、先頭車両が緑色の便は多度津駅発、赤色なのは大歩危駅発

景色と美食を楽しむうちに列車は琴平駅へ。約20分間の停車中に駅の専用待合室を訪れると、フェアウェルサービスのデザートのふるまいが。

思わぬもてなしの余韻に浸りながら再び乗車し、終点の多度津駅まで残りわずかとなった列車旅を存分に楽しみたい。※フェアウェルサービスは事前予約制の食事を予約した人のみ

四国まんなか 千年ものがたり
大歩危駅発、多度津駅発の両便とも、予約制の食事を頼んだ人は琴平駅の専用待合室でおもてなしがある
四国まんなか 千年ものがたり
駅ではお見送りとお出迎え。沿線でも地域の人が手を振って歓迎してくれる
四国まんなか 千年ものがたり
大歩危駅発の便は徳島の日本料理店「味匠 藤本」監修。両便とも3カ月ごとにメニューを変更

わくわくと蓋を開くと、中には三段重。一の重はごはんもの、二の重は煮物や焼き物、三の重はデザート…。と、四国の食材を使った品が詰め込まれている。

「おとなの遊山箱」
・一の重:赤魚味醂焼き、厚焼き玉子、柿たまご、海老芝煮、栗麩蒲焼、鱧と秋茄子の煮凝り、野菜煮しめ、枝豆ワサビ漬け、揚げ銀杏、季節の小鉢
・二の重:雲丹ご飯、鳴門蓮根ご飯、海老の押し寿司、きのこ炊き込みご飯、白俵ご飯※徳島県産米使用、自家製コロッケ
・三の重:牛すき煮、フルーツゼリー寄せ、南京羊羹
・椀物:そば米汁
・食事後のコーヒー、季節の和菓子
※大歩危駅発の便で提供(要事前予約券)
※2022年9月1日からのメニュー
※仕入れによって内容が変わります

四国まんなか 千年ものがたり
多度津駅発の便は金毘羅宮のレストラン「神椿」が監修。蓋付きお重を開くと冷製料理

「讃岐三畜と旬の地元野菜の洋食プレート」
・本日のスープ
・冷製料理
 A オリーブ豚のクロケット、人参オムレツ、三豊茄子のマリネ、さつまいもとクリームチーズのおやき
 B 讃岐オリーブ牛のローストビーフ、ポテトサラダグレービージュレと共に
 C 讃岐オリーブ地鶏のガランティーヌ、小原紅早生みかんとキノコのマリネ
 D 魚介のマリネとまんのう町グリーンレモンのジュレ
・温製料理、オリーブ豚の赤ワイン煮込み、香川県産コシヒカリの栗のピラフ
・お食事後のコーヒー、プチデザート(和三盆クッキーとマドレーヌ)
※多度津駅発の便で提供(要事前予約券)
※2022年9月1日からのメニュー
※仕入れによって内容が変わります

四国まんなか 千年ものがたり
カメラを持参するとアテンダントが写真撮影をお手伝い。もちろん無料
四国まんなか 千年ものがたり
事前に申し込むと花束&メッセージを席に届けてくれるサービスも。2000円~
■四国まんなか千年ものがたり
[運転区間]JR土讃線 多度津駅・善通寺駅・琴平駅~大歩危駅
[運転日・本数]金・土日祝を中心に1日1往復
[所要時間]多度津駅発は約2時間30分、大歩危駅発は約2時間55分
[料金]乗車料金(多度津駅~大歩危駅)3740円、食事料金5500円(多度津駅発)または4500円(大歩危駅発)
[購入方法]JR四国のみどりの窓口(みどりの券売機プラスは除く)及び全国の主な旅行会社のほか、JR四国旅の予約センター(TEL:087-825-1662)、JR四国ツアー(WEB申込)、せとうち観光ナビ「setowa」で、乗車の1ヶ月前~4日前まで販売。詳しくは「四国まんなか千年ものがたり」公式HPを参照。
「四国まんなか千年ものがたり」の詳細はこちら

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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