北海道の日帰りドライブで行きたい、おすすめスポットを紹介します。広大な北の大地には、青く澄んだ海や湖、ロマンチックな夜景、一面の花畑など絶景スポットがたくさん!「白金青い池」や「摩周湖」「阿寒湖」など自然豊かな場所から、「モエレ沼公園」「函館山」など札幌・函館の街にほど近い場所まで幅広く集めました。ぜひドライブ計画の参考にしてくださいね。
宗谷岬【稚内市】
旭川市旭山動物園【旭川市】
ケンとメリーの木【上川郡】
ウイズユー 四季彩の丘【上川郡】
白金青い池【上川郡】
層雲峡【上川郡】
ニングルテラス【富良野市】
ファーム富田【空知郡】
神威岬【積丹郡】
オシンコシンの滝【斜里郡】
神の子池【斜里郡】
摩周湖【川上郡】
硫黄山【川上郡】
屈斜路湖【川上郡】
阿寒湖【釧路市】
幸福駅【帯広市】
モエレ沼公園【札幌市】
さっぽろ羊ヶ丘展望台【札幌市】
大倉山ジャンプ競技場【札幌市】
北海道神宮【札幌市】
登別地獄谷【登別市】
のぼりべつクマ牧場【登別市】
地球岬【室蘭市】
支笏湖【千歳市】
洞爺湖【虻田郡】
函館山【函館市】
立待岬【函館市】
大沼国定公園【亀田郡】
【稚内市】宗谷岬
北海道本島最北の地!最果てから水平線を眺める

“北海道本島最北の地”として知られる「宗谷岬(そうやみさき)」は、天気の良い日には約43km先のサハリン島が望める絶景スポットです。
「日本最北端の地の碑」という北極星の一稜をモチーフに、中央には北を示す“N”、台座の円形は“平和と協調”を表す記念碑が建っており、撮影ポイントになっています。
昼間は空の青に包まれながら三方に広がる海を見て、夕暮れ時は水平線に沈む神秘的な夕陽を眺められます。例年1月下旬から3月中旬頃は流氷が流れ着くこともあるそうです。
(画像提供:稚内観光協会)
【旭川市】旭川市旭山動物園
動物たちの生き生きとした姿を間近で観察!

自然が豊かな場所に位置する「旭川市旭山動物園」。動物本来の特徴的な能力や行動、感性を発揮できる環境を作り、それを見せる「行動展示」と呼ばれる手法で動物たちを展示しています。
円柱型の水槽を行き来する姿を見られる「あざらし館」や、ペンギンが泳ぐ様子を360度の水中トンネルで観察する「ぺんぎん館」など、動物たちの力強さを感じられる施設が盛りだくさん。
もぐもぐタイム・なるほどガイド・ワンポイントガイドでは飼育スタッフが動物にまつわる解説をしてくれるので、知識を深められます。趣向を凝らしたイベントのスケジュールは公式ホームページを確認してください。
北海道旭川市東旭川町倉沼
時期により異なる。詳細は公式HPを確認
2025年4月8日(火)~5日(金)、2025年11月4日(火)~10日(月)、2025年12月30日(火)~2026年1月1日(木・祝)
【中学生以上】1000円
道央自動車道旭川北ICより約20分
あり(無料)
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(画像提供:旭川市旭山動物園)
【上川郡】ケンとメリーの木
壮大な美瑛の丘を象徴するポプラの木

1972年に自動車のCMに採用され、その登場人物にちなみ“ケンとメリーの木”と呼ばれている大きなポプラの木。現在も、「美瑛の丘」を象徴する風景のひとつとなっています。
菜の花やそばの花で彩られる夏、枯草に包まれる秋、雪に覆われる冬のように季節によって周りの景色が変化を遂げるのも見どころ。
駐車場があり、ゆっくり鑑賞できるので、ドライブの記念に素敵な一枚を残すのもいいですね。
(画像提供:一般社団法人 美瑛町観光協会)
【上川郡】ウイズユー 四季彩の丘
カラフルな花々が咲き誇る広大な畑を散策

雄大な大雪山連峰と丘の景色を背景に14haの花畑が広がる「四季彩の丘」。花畑、農園、牧場のある広い園内の移動はトラクターバス(1人500円)や自由に散策できるカート(4人乗り1台2500円)が便利です。目の前に広がる一面の花々は絶景ですよ。
春から秋にかけてパンジーやラベンダーなど30種類以上の花が咲く景色が見事!可愛い動物に癒されるアルパカ牧場(有料)では、餌やり体験(1回100円)もできます。
北海道上川郡美瑛町字新星第3
8時40分~17時30分※時期により異なる。詳細は公式HPを確認
12月31日、1月1日
【入場料】大人500円、子ども300円※10月~6月は無料【アルパカ牧場】大人500円、子ども300円
道央自動車道旭川鷹栖ICより約1時間5分
あり(6月~9月は有料、10月~5月は無料)
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(画像提供:株式会社四季彩の丘)
【上川郡】白金青い池
池のブルーと枯れたカラマツが醸し出す神秘的な風景

「白金青い池」は美瑛駅から車で約20分の場所にあります。枯れたカラマツなどの木々がコバルトブルーの透き通った池に沈む絶景スポットです。
水の青さは季節や天候によって変わります。雪解け水が多く流れ込む春は少しグリーンブルーに、初夏はライトブルーに見える日も多いそう。水面に反射した太陽光の分散が青く見える由来とされており、1日のうち最も光が降り注ぐ昼時がおすすめの時間帯です。
周囲を彩る景色は季節によって変化し、秋は紅葉で赤く、冬は凍結する池と木々で白く染まります。例年11月~4月頃にはライトアップされ、浮かび上がる夜景がとても幻想的です。
(画像提供:一般社団法人 美瑛町観光協会)
【上川郡】層雲峡
断崖絶壁が続く大原生林で峡谷美を堪能

「大雪山国立公園」に位置し、石狩川を挟んで約24kmの断崖絶壁が続く「層雲峡」は、水流によって大雪山北麓が削りとられてできた大峡谷です。規則的な割れ目の柱状節理が続き、奇岩や滝が点在。厳しい環境を生き抜いた大自然のパワーを感じられます。
全国的にも早い9月上旬から10月中旬の時期に紅葉が見られる「層雲峡」。年間を通して様々なイベントが行われていますが、中でも秋に開催される「奇跡のイルミネート」はイチオシです。夜には人の動きに対応して動くインタラクティブプログラムによって紅葉が散るデジタルアートの投影もあります。
(画像提供:層雲峡観光協会)
【富良野市】ニングルテラス
自然をテーマにしたショッピングロードに個性的なクラフト工房が並ぶ

「ニングルテラス」は、脚本家・倉本聰氏プロデュースのショッピングロードです。おとぎの国を思わせる雰囲気の遊歩道に沿って、約15棟のログハウスタイプのクラフト工房が点在。
各店舗では作家たちが富良野の自然をモチーフにしたオリジナルのアクセサリー、革製品や雑貨をつくり、展示・販売しています。
ろうそくや羊毛作品、ペーパークラフトなど、ここでしか手に入らない手作りの作品の中からお気に入りを探してみてくださいね。
北海道富良野市中御料(新富良野プリンスホテル敷地内)
【夏期】11時~19時45分【冬期】12時~20時45分
不定
なし
道央自動車道三笠ICより約1時間20分
あり(無料)
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(画像提供:新富良野プリンスホテル)
【空知郡】ファーム富田
鮮やかな色の花が虹のように見える雄大な花畑

13の畑とガーデンがあり、春から秋にかけては100種類以上の花々が咲き誇る「ファーム富田」。花畑の栽培面積はラベンダーが約5ha、そのほかの花は約4haです。
ラベンダーのほか、カスミソウやコマチソウといった植物が見頃を迎えるのは7月中旬~下旬頃ですが、冬でも温室でラベンダーの花の観賞が可能。園内にはラベンダーグッズを販売する売店「花人の舎」、香水の調合を見学できる「香水の舎」などがあります。
北海道空知郡中富良野町基線北15
9時~17時※時期・施設により異なる
なし
なし
道東自動車道占冠ICより約1時間10分
あり(無料)
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(画像提供:ファーム富田)
【積丹郡】神威岬
神威岩と大海原が生み出すダイナミックな絶景を堪能

「ニセコ積丹(しゃこたん)小樽海岸国定公園」に属する「神威岬(かむいみさき)」は、積丹半島の北西部から日本海に沿って伸びる岬です。
先へ先へと歩いていくと海に浮かぶ尖がった奇岩、神威岩が見えてきます。古くからの言い伝えで海上交通の難所として知られているそう。
「チャレンカの小道」は、駐車場から先端部まで続くアップダウンのある遊歩道。先端にある展望台からは、大海原を見渡すことができ、丸みを帯びた水平線を望めます。約20分間、起伏のある道を進むので、スニーカーなどの歩きやすい靴でのおでかけがおすすめです。
入口ゲートの開閉時間は天候や季節によってかわるので公式ホームページを確認してくださいね。
(画像提供:積丹観光協会)
【斜里郡】オシンコシンの滝
知床八景のひとつに数えられる落差30mの名瀑

「オシンコシンの滝」があるのは、知床へ向かう途中の国道334号線沿いの駐車場から歩いてすぐの場所。波が高い時は、道路の方まで波しぶきが飛んでくるのだそう。
途中から流れが2つに分かれているので“双美の滝”とも呼ばれ、その美しさから日本の滝100選にも選ばれています。新緑の季節に見られる、「知床連山」の雪解け水が豪快に流れる、落差約30mの迫力ある滝は見事。
滝の上にある展望台に登ると目に入る、「オホーツク海」が広がるロケーションも圧巻です。流氷の季節には、氷瀑と見渡す限りの白い海原が見られることもあります。
(画像提供:知床斜里町観光協会)
【斜里郡】神の子池
不思議な美しさを秘めたエメラルドブルーに澄んだ池

摩周湖の北東エリアにある「神の子池」は、エメラルドブルーの水面に心を奪われる絶景スポット。周囲220m、水深5mの小さな池で、1日12000tも湧き出す摩周湖の伏流水からできていると言い伝えられています。水が澄んでいるので底までくっきりと見えるのが特徴。
水温は年間を通して8度と低いため倒木が腐らず、青い水の中に化石のように沈んでいる様子や、その隙間を朱色の斑点を持つ魚・オショロコマが泳ぐ景観は何ともいえない美しさです。
(画像提供:清里町役場企画政策課地域振興グループ)
【川上郡】摩周湖
アイヌ語で“カムイトー”(神の湖)と呼ばれる場所

吸い込まれそうなほどの深い青色が広がる「摩周湖」。こ高い透明度を誇る湖水に空の青が映りこんで生まれる独特の色は“摩周ブルー”と呼ばれ、風のない日は青さがよりいっそう際立ちます。その周りを取り囲むのが、“カムイヌプリ”と呼ばれる摩周岳です。
風が弱い日の夜に溜まった霧が湖に残っていると、雲海が発生することもあります。シーズンである6月~10月の早朝は、美しい摩周岳と雲海の景色が見事です。日が昇るとともに雲海は消え、青く輝く鏡のような摩周湖が出現します。
展望台「摩周湖カムイテラス」に設置された屋上テラスでは、フロントデッキやソファで湖を背景に撮影できますよ。
北海道川上郡弟子屈町弟子屈原野
【摩周湖カムイテラス】8時30分~17時
【第一展望台】なし【摩周湖カムイテラス】不定
なし
道東自動車道足寄ICより約2時間
【摩周湖カムイテラス】あり(有料※冬期無料)
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(画像提供:一般社団法人 摩周湖観光協会)
【川上郡】硫黄山
硫黄の匂いが充満する、ダイナミックな景色が広がる

アイヌ語で“アトサヌプリ”(裸の山)と呼ばれる「硫黄山」。山肌からはゴウゴウと音を立てながら噴煙がほとばしり、周囲には独特の硫黄の匂いが立ち込めています。
レストハウスのある駐車場から山裾の、砂と小石の道を進むと噴気孔のすぐそばまで近づけます。硫黄の結晶や勢いよく噴気が上がる様はとてもダイナミックです。
明治時代に硫黄の採掘で栄えたことで鉄道が敷設され、川湯温泉の発展を支えた歴史を持つそう。麓に位置する滞在観光施設「硫黄山MOKMOKベース」では、「硫黄山」の歴史を学べるミュージアムもあります。
(画像提供:一般社団法人 摩周湖観光協会)
【川上郡】屈斜路湖
湖岸に露天風呂もある周囲57kmのカルデラ湖

水が美しく、雄大な景色が広がる「屈斜路湖」は、火山活動から生まれた湖。
湖畔ではいたる所に湯が湧き、掘ると熱い温泉が出るのが特徴です。湖の周辺には、屈斜路湖を眺めながら入浴できる温泉施設が点在しています。
冬は自然のアートが見られるのも魅力のひとつ。風に巻き上げられた水が凍りついて成長したしぶき氷、湖底から湧き出た気泡が凍ったアイスバブルなどの美しい光景は見事です。
(画像提供:一般社団法人 摩周湖観光協会)
【釧路市】阿寒湖
マリモやザリガニが生息。時間ごとに色が変わる湖面が美しい

北海道東部の釧路市「阿寒摩周国立公園」に位置する「阿寒湖」は、大小4つの島々が浮かぶ、森に包まれた自然豊かな湖です。マリモをはじめとし、ヒメマスやウチダザリガニなど独自の生態系が発達しています。
山々の緑が輝く夏や紅葉がきれいな秋も見応えがありますが、フロストフラワーやダイヤモンドダスト、凍った湖面に穴を開けてのワカサギ釣りなど、冬は特に見どころが満載です。
南岸では温泉が湧き上がるので、お湯につかりながら湖を眺めるのもいいですよ。
(画像提供:阿寒観光協会まちづくり推進機構)
【帯広市】幸福駅
廃線後も多くのカップルが訪れる縁起のいいスポット

1973年、テレビ番組で紹介されたことをきっかけに、愛国駅から幸福駅行きの切符が“愛の国から幸福へ”のキャッチフレーズとともに話題となりました。
広尾線が廃線となった現在では、幸福駅は「幸福ふれあい広場」、愛国駅は「愛国交通記念館」として多くの人が訪れる観光名所となっています。
広場には当時使用していた切符をかたどったモニュメントやパネル、SLが展示され、“愛国から幸福ゆき”と印字された切符もお土産として販売されています。
(画像提供:一般社団法人 帯広観光コンベンション協会)
【札幌市】モエレ沼公園
自然と芸術が融合した美景を楽しめるアートパーク

世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチ氏がデザインを手がけた「モエレ沼公園」は、“全体を一つの彫刻作品とする”というコンセプトのもとに造成されたアートの公園です。
広大な敷地にはサクラの森やモエレビーチをはじめとした15の施設があり、各々の建造物はいずれも自然と融合しています。
公園のシンボルとなっているガラスのピラミッド「HIDAMARI」は、ガラスで構成されたモニュメント。時間によって変化する景色の映り込む様子がきれいです。内部には、レストランやギャラリーが入っている他、音楽や美術の展覧会も定期的に開催されます。
自然とアートが生み出す一体感のある景観を楽しみながら、のんびり公園を散策しましょう。
北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1
7時~22時(最終入園21時)※詳細は公式HPを確認
なし※園内施設はあり。詳細は公式HPを確認
なし
札幌自動車道伏古ICより約15分
あり(無料)
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(画像提供:モエレ沼公園)
【札幌市】さっぽろ羊ヶ丘展望台
壮大な景色とクラーク博士の像と記念撮影!

「さっぽろ羊ヶ丘展望台」では、牧草地で羊たちが暮らす、のどかな風景が広がります。春になると夏に向けて羊の毛の刈り取りが行われるのだそう。
開拓の指導者を養成するため「札幌農学校」の初代教頭として招かれたのが、“北海道開拓の父”と呼ばれる、クラーク博士。敷地内にあるその像と同じポーズでの記念撮影は思い出の1枚としておすすめです。
例年7月は1000株ものラベンダーが咲き誇り「ラベンダー刈り取り体験」を実施。1月上旬から3月上旬は、歩くスキーやミニ雪だるま作りなどができるスノーパークを開催しており、季節を問わず楽しめるのも魅力です。
北海道札幌市豊平区羊ケ丘1
【10月~5月】9時~17時【6月~9月】9時~18時
なし
【大人】1000円【小・中学生】500円【未就学児】無料
道央自動車道北広島ICより約23分
あり(無料)
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(画像提供:さっぽろ羊ヶ丘展望台)
【札幌市】大倉山ジャンプ競技場
札幌の輝く夜景を一望できる大パノラマ

ジャンプ競技の国際大会も開催される「大倉山ジャンプ競技場」。イチオシはジャンプ選手と同じ目線に立てる「展望ラウンジ」です。ここからジャンプ台越しに札幌の景色を眺められますよ。
夏期には夜間営業もしており、札幌の美しく輝く街の光を望めます。展望台まではスキージャンプ競技選手も利用しているリフトで移動。空中散歩を楽しんだ後の夜景は圧巻です。
敷地内にはオリンピックやパラリンピックの歴史と感動を身近に体験できる「札幌オリンピックミュージアム」があります。
北海道札幌市中央区宮の森1274
リフト【5月~10月】8時30分~18時※7月~9月は夜間営業あり18時~20時30分【11月~4月】9時~17時
【リフト】整備運休期間、ジャンプ大会・公式練習時、イベント開催時
リフト往復乗車料金【大人】1000円【子ども】500円
札幌自動車道札幌西ICより約20分
あり(無料)
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(画像提供:株式会社札幌振興公社)
【札幌市】北海道神宮
開拓の歴史を見守ってきた、自然豊かなパワースポット!

1871年、北海道の開拓・発展を願い創建されたのが、現在の「北海道神宮」。大国魂神(おおくにたまのかみ)・大那牟遅神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)・明治天皇が祀られています。開拓の神様であり、金運や縁結び、商売繁盛、家内安全などにご利益があるそう。
どっしりと構える社殿は圧倒的な存在感があり、約1000本もの桜が植えられた境内は、厳かな雰囲気。敷地内には、北海道開拓の功労者を祀った開拓神社、鉱霊神社や穂多木神社など歴史あるスポットが豊富です。
北海道札幌市中央区宮ヶ丘474
[参拝時間]時期により異なる。詳細は公式HPを確認
なし
なし
道央自動車道新川ICより約20分
あり(有料※1時間以内は無料)
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(画像提供:北海道神宮)
【登別市】登別地獄谷
ゴツゴツとした岩肌に立ち上る煙と湧き出す温泉

「登別地獄谷」は、「登別温泉街」の北東にある直径約450mの爆裂火口跡。この場所から多種多様な温泉が街や旅館へ運ばれています。
谷に沿って立ち昇る白煙と共に地中から湧き出す湯は、温泉街に点在する“鬼の棲みか”と呼ばれる鬼像の由来となったそう。豊かな自然と泡を立ててグツグツと煮えたぎる迫力ある景色を間近に見られます。
夜間は遊歩道がライトアップされ、日中とはまた違った幻想的な風景を堪能できますよ。
(画像提供:登別国際観光コンベンション協会)
【登別市】のぼりべつクマ牧場
クマの“おやつおねだりポーズ”に心癒される

登別温泉街の南東にそびえる四方嶺の山頂一帯に位置する「のぼりべつクマ牧場」。多数のエゾヒグマが飼育・展示されています。
イチオシは、園内で開催している丸太渡りや餌探しなど、ヒグマの優れたバランス感覚や手先の器用さが見られるショー。また、ガラス越しにオスのクマを間近に観察できる“ヒトのオリ”は迫力満点です。
“ヒトのオリ”にある自動販売機にて売っているおやつをクマにあげることができ、10個入り200円、30個入り500円で販売しています。クマがおねだりするポーズがとてもかわいいので、ぜひあげてみましょう。
「のぼりべつクマ牧場」には、ロープウェイで向かうことができ、晴天時や秋の紅葉シーズンなどは色彩豊かな景色が広がります。敷地内の「倶多楽湖(くったらこ)展望台」から眺める真円形の倶多楽湖や太平洋に浮かぶ島々は絶景ですよ。
北海道登別市登別温泉町224
【10月21日~4月20日】9時30分~16時30分(最終入園15時50分)【4月21日~10月20日】9時~17時(最終入園16時20分)
不定※悪天候時や保守点検時。詳細は公式HPにて確認
【大人】3000円【4歳~小学生】1500円
道央自動車道登別東ICより約10分
あり(有料)
「のぼりべつクマ牧場」の詳細はこちら
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(画像提供:のぼりべつクマ牧場)
【室蘭市】地球岬
白の灯台と青い海が美しい、水平線を望む展望台

絵鞆(えとも)半島の最南端に位置する岬、「地球岬」。アイヌ語で断崖を意味する“チケプ”に由来し、それが“チキウ”と訛ったことから“地球岬”と呼ばれるようになったそう。
白の灯台と海のマリンブルーとの対比が際立つ、灯台を見下ろせる展望台からの眺めは必見。快晴の日には太平洋と巨大な湾にある沿岸の山々を一望できる景勝地です。
1920年に建てられた「チキウ岬灯台」は、全体が白く下部が八角形。普段は立ち入れませんが、毎年「海の日」などの祝日に一般公開されています。
(画像提供:室蘭観光協会)
【千歳市】支笏湖
透明度の高さを誇る、冬でも凍らない神秘の不凍湖

「支笏洞爺国立公園」内に位置する「支笏湖(しこつこ)」は、火山活動によって造られた美しい繭型のカルデラ湖。大きさは湖岸周囲約40km、長径13km、短径5kmで、冬でも凍らない不凍湖です。
水中に含まれるプランクトンの量が少ないため、透明度が高いのも特徴。光に照らされた湖面は青色に輝くことから“支笏湖ブルー”の愛称でも知られています。
静まり返った冬の雰囲気も魅力的ですが、春になると花々や緑に溢れ一気に華やかな風景になりますよ。
(画像提供:自然公園財団支笏湖支部)
【虻田郡】洞爺湖
湖の周りには彫刻や温泉、ビュースポットがたくさん!

「支笏洞爺国立公園」に位置する、「洞爺湖(とうやこ)」。ユネスコ世界ジオパークに認定されている「洞爺湖有珠山ジオパーク」を象徴する湖です。
「とうや湖ぐるっと彫刻公園」には、周囲約40kmの湖を囲むように58基の彫刻が点在しており、自然の風景に溶け込んだアートを鑑賞できます。湖畔を歩くと湖底に伸びている「湖底線路」や、朽ち果てた桟橋が水辺に浮かぶ「マイケル・ケンナの桟橋」などのビュースポットが多数。また近くの温泉街にある9カ所の手湯や2カ所の足湯を巡るのもおすすめです。
毎年4月28日から10月末までの187日間、毎晩行われる「洞爺湖ロングラン花火大会」では、洞爺湖の上空や湖面に打ち上がる花火を見られます。
冬の温泉街には約40万個のLEDによる「イルミネーショントンネル」が開催されるので、幻想的な雰囲気を味わえますよ。
(画像提供:洞爺湖町経済部観光振興課)
【函館市】函館山
宝石のようにきらめく函館の夜景は必見

「函館山」は、函館市の市街地の西端にあり、展望台から函館市の夜景が一望できます。“百万ドルの夜景”とも呼ばれ、暗い海と街のきらめく明かりのコントラストが、独特の形によって美しく映えます。
海や街並みを見下ろしながら歩いて登るのもおすすめ。道中にはエゾアジサイやエゾスカシユリといった約600種の植物が繁茂しており、渡り鳥の休息地にもなっているので、自然も豊かです。函館山ロープウェイ山麓近くにある「函館山ふれあいセンター」から山頂の展望台までは、1時間程で到着します。
山頂までは車で行くことも可能ですが、山麓の駐車場に止めてロープウェイを利用すると、頂上に近づくにつれて徐々に移ろいゆく景色も楽しめますよ。
[夜間交通規制]2025年4月18日(金)~2025年9月30日(火)17時~22時、2025年10月1日(水)~2025年11月9日(日)16時~21時
北海道函館市函館山
函館山は散策自由【函館山ロープウェイ】4月20日~9月30日10時~22時、10月1日~4月19日10時~21時
なし
【入山】なし【函館山ロープウェイ(往復)】大人1800円、子ども900円
函館新外環状道路函館空港ICより約40分※登山道一般車両通行禁止期間、冬期閉鎖あり。詳細は公式HPを確認
あり(有料)※山頂駐車場は無料
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(画像提供:函館市観光部観光誘致課)
【函館市】立待岬
荒々しい岩肌の岸壁と海が織りなす雄大な景色は圧巻

「立待岬(たちまちみさき)」は、函館山から東へと伸びる海岸線と津軽海峡を一望できる絶景スポット。ゴツゴツした岩肌をした断崖絶壁の景観が特徴です。
岬の広場に位置する「はまなす公園」では、「北海道の花」に指定されているハマナスが満開を迎える5月から7月頃になると、香りのいいピンク色の花が咲き誇ります。
岬に向かう手前にある歌碑は、「市立函館博物館」の創設者・岡田健蔵の功績を称えるために与謝野寛と与謝野晶子が詠んだ歌が刻まれたもの。大森浜を望む岬近くの共同墓地には、北海道で放浪生活を送った石川啄木の墓もあります。
北海道函館市住吉町
道央自動車道大沼公園ICより約50分※冬期11月中旬~3月下旬は車両通行止め。降雪状況により期間変更あり
あり(無料)
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(画像提供:函館市観光部観光誘致課)
【亀田郡】大沼国定公園

四季折々の風景美を堪能できる「大沼国定公園」。美しい駒ヶ岳を望み、豊かな自然を思う存分楽しめます。
園内には、短時間で周れる「大島の路」、7つの島を渡り歩く「島巡りの路」、野鳥観察や森林浴ができる「森の小径」、自然に溢れひっそりとした「夕日の道」の4つの散策路があるので、景色を眺めながらのんびり歩きたいですね。
4月上旬から中旬は湖畔に水芭蕉が、7月から8月は湖面を彩る睡蓮が、10月下旬から11月初めは鮮やかな紅葉が見られます。冬は水上わかさぎ釣りといったアクティビティもできますよ。大沼と小沼の境に位置する「白鳥台セバット」では、シベリアから渡ってくる白鳥と出会えることもあるそう。
約14kmの湖畔周遊道路をドライブやサイクリングをするのもおすすめです。
(画像提供:七飯大沼国際観光コンベンション協会)
※この記事は2025年4月17日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載の価格は全て税込価格です。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。