福島県喜多方市を訪れたら、ぜひ味わってほしいのが「喜多方ラーメン」。福島県のご当地グルメで、醤油ベースのスープと平打ち熟成多加水麺と呼ばれる太麺が特徴です。しじみや野菜を出汁にしたもの、背脂入りなど、店舗によって異なる個性豊かな味わいが楽しめるのも魅力。
ぜひ記事を参考に、お気に入りの味を見つけてみてくださいね。
喜多方ラーメンとは?
喜多方ラーメンは、福島県喜多方市で生まれたご当地ラーメンです。
特徴は、飯豊山の伏流水を使って作られる太めの平打ちちぢれ麺。一般的な麺よりも水分量が多い多加水麺で、もちもちとした食感とスープの絡みの良さが楽しめます。
醤油味のスープが代表的ですが、塩や味噌などを取り入れた店もあり、店舗ごとに異なる味わいを楽しめるのが魅力。各店が工夫を重ねながら、喜多方ならではの一杯を提供しています。
また、喜多方では朝からラーメンを味わう“朝ラー”の文化も根付いており、早朝から営業する店も多数。地元の人の日常に寄り添いながら、長く親しまれているラーメンです。
ここからは、県内でおすすめの喜多方ラーメン店と、朝7時から営業する“朝ラー”が食べられる店を紹介します。
福島で美味しい「喜多方ラーメン」が食べられる店
赤れんが
スープに溶け込んだ野菜の甘みが広がるあっさり上品な味

喜多方市の田園風景の中に建つ「赤れんが」は、1914年に建てられたレンガ蔵を利用した、外観が特徴的な店。
看板メニューのラーメンは、豚ガラをベースに、たっぷりの野菜を加えて炊き上げたスープが特徴です。野菜本来の甘みを引き出した透明感のあるスープは、雑味が少なくあっさりとした飲み口ながら、しっかりとしたコクも感じられます。仕込みには飯豊山の伏流水をくみ上げた井戸水を使用しているそう。
ほどよいコシがある麺は、つるりとしたのど越しとなめらかな口当たり。澄んだスープとよくなじむ、地元の製麺所「朝日屋食品」の中太多加水麺を使用しています。角煮を思わせるほどやわらかく仕上げられているチャーシューも魅力。甘みのあるトロトロ肉は淡麗なスープとのバランスも抜群です。
また、米や毎回ついてくるお通しの野菜はすべて店主が栽培したもの。秋には自家栽培米の販売も行っています。店に行けば、常連客の癒しの存在、看板猫・しろが迎えてくれますよ。
福島県喜多方市岩月町宮津字惣社原4181
【通年・平日】11時~15時【4月~11月の土・日・祝】8時~15時※スープがなくなり次第終了
不定
喜多方駅よりタクシーで約15分/会津縦貫北道喜多方ICより約11分
あり(無料)
「赤れんが」の詳細はこちら
(画像提供:赤れんが)
喜多方ラーメン 来夢 喜多方本店
数カ月間熟成させたとろけるチャーシューが絶品!

「喜多方ラーメン 来夢 喜多方本店」で提供している「正油チャーシュー麺」には、店の名物メニュー「とろけるチャーシュー」がたっぷり!
仕込みから仕上げまで約3日かけ、さらに数カ月間熟成させて作られたチャーシューは脂抜きしているため、濃厚な見た目ながら食べやすく、肉のうまみが凝縮されています。スープは、拳骨(豚)や鶏ガラをベースに、野菜や煮干し、昆布などを加えてじっくり煮込んだ黄金色。気温や湿度に合わせて火加減を調整しながら煮込んでいます。
麺には、小麦粉と水だけで作る熟成多加水麺を使用。卵を使わず、製造後2日間寝かせることで、つるりとしたのど越しともっちりとした食感を生み出しています。「とろけるチャーシュー」、コクのあるスープ、弾力のある麺が調和した至福の一杯を楽しめます。
40台分の車を止められる無料駐車場があり、ドライブの途中の立ち寄りにも便利。夏季にはテラス席でペット同伴の食事も可能です。
福島県喜多方市字稲荷宮7
11時~21時(LO20時45分)
なし
喜多方駅より徒歩約15分/会津縦貫北道喜多方ICより約4分
あり(無料)
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(画像提供:株式会社ライム・フーズ)
食堂 はせ川
淡麗醤油のすっきりとした風味で最後の一滴まで楽しめる

「食堂 はせ川」の看板メニュー「醤油らーめん(大判チャーシュー)」(1130円)。
国産鶏と九十九里産の青口煮干しを組み合わせたスープは、深夜からじっくり炊き上げることで、うまみを凝縮。それでいて後味は驚くほどすっきりとしており、最後の一口まで飽きずに楽しめます。添加物による甘みを一切加えていないスープは、一口すするとキレのある淡麗醤油のキリっとした味が口いっぱいに広がります。
麺には、気温や湿度に合わせて加水率を調整した特注の中太ちぢれ麺を使用。もっちりとした食感でありながら、のど越しは軽やかです。食べ進めるにつれて麺のうまみがスープに染み出し、程よい甘さを感じる一杯へと変化していきます。
大判のチャーシューは、国産豚バラ肉を会津産醤油だけで約4時間じっくり火入れし、その後一日寝かせて完成。とろりとしたやわらかな食感で、あっさりとしたスープともよく合います。ラーメンと一緒に味わいたいのが、「小ライス」(50円)。ガス釜で炊いたご飯は粒立ちが良く、スープやチャーシューとの相性も抜群です。
定番メニューに加えて、季節限定のラーメンも登場しますよ。
福島県喜多方市大荒井6
11時~15時(LO14時30分)※スープがなくなり次第終了
木※不定あり。詳細は公式HPで確認
喜多方駅よりタクシーで約10分/会津縦貫北道喜多方ICより約10分
あり(無料)
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(画像提供:食堂 はせ川)
すがい食堂
あっさり醤油ラーメンと濃厚もつ煮込みの意外なマッチング

豊川町の国道121号線沿いにある「すがい食堂」は、いつも多くの人で賑わっています。
「醤油ラーメン」は、豚ガラや鶏ガラ、煮干し、野菜などからとったスープに、地元産の醤油を合わせた一杯。澄んだスープは、あっさりながら奥行きのある味わいです。麺にはたくさんの水を加え熟成させた多加熟成麺を使用。中太でもちもちとした食感なので、スープとよく絡みます。

店の看板メニューは「ラーメン定食(もつ煮込み)」。「醤油ラーメン」に「もつ煮込み」、ライス、漬け物、豆腐が付いたセットで、来店客の約5割が注文するそう。中でも「もつ煮込み」は、やわらかくなるまでじっくり煮込んだ白味噌ベースの濃厚な味わいが特徴で、ラーメンにもよく合いますよ。味もボリュームも大満足のメニューです。
福島県喜多方市豊川町高堂太西前田2129
【月】11時~15時30分(LO15時)【水~日】11時~17時30分(LO17時)※スープがなくなり次第終了
火※不定あり。詳細は公式SNSで確認
喜多方駅よりバスで約16分/磐越自動車道会津若松ICより約15分
あり(無料)
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(画像提供:すがい食堂)
“朝ラー”が味わえる、7時台から営業のおすすめ店
活力再生麺屋 あじ庵食堂
しじみのうまみたっぷりの潮スープに爽快感のある山葵を添えて

土・日・祝のみ“朝ラー”を実施している「活力再生麺屋 あじ庵食堂」。スタンダードな喜多方ラーメン「熟成醤油」のほか、塩川町がかつて会津のしじみの産地だったことに着想を得て、地元出身の店主が考案した、しじみ出汁の塩スープが特徴の「淡麗しじみ潮」、喜多方の醸造文化が生み出したこだわりの味噌を使った「芳醇味噌」の3種類をベースにしたラーメンを提供しています。
中でもおすすめは「山葵潮(わさびしお)ラーメン」。しじみ出汁をベースに国産豚骨や北海道産昆布、国産野菜を合わせた塩スープは、すっきりとしながらも奥行きのある味わいです。まずはそのままスープを味わい、途中で山葵を溶かすと、爽やかな風味が加わって味の変化も楽しめます。
麺は、店内の製麺室で職人が粉から配合して作る自家製麺を使用。毎日気温や湿度を見ながら仕込み、手でもみ込んだ後、丸一日温度管理された冷蔵庫で熟成させています。加水率43%の超多加水麺ならではの、もちもちとした弾力とつるりとしたのど越しが特徴で、スープとの相性も良好です。
チャーシューには国産豚バラ肉を使い、喜多方の醤油で味付けしています。やわらかな食感とほどよいうまみが、淡麗なスープを引き立てています。
福島県喜多方市豊川町米室字アカト5246-54
【平日】ランチ10時~15時(LO14時30分)、ディナー18時~20時30分【土・日・祝】7時~15時
月(祝日の場合は翌平日)
喜多方駅よりタクシーで約5分/会津縦貫北道喜多方ICより約5分
あり(無料)
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(画像提供:株式会社Advance Foods)
喜多方ラーメン専門店喜鈴 喜多方店
うまみと甘みが絡み合う「黄金醤油」で仕上げた、煮干し香る中華そば

「喜多方ラーメン専門店 喜鈴」では、喜多方市の老舗醸造メーカーと共同で仕上げた「黄金醤油」「白醤油」「黒醤油」の3種類の醤油を使い分けた一杯を味わえます。また、土・日・祝限定で“朝ラー”も実施。
看板メニューの「黄金醤油中華そば」(850円)は、会津地鶏や国産丸鶏の鶏ガラに豚骨を合わせ、さらに3種類の煮干しと「黄金醤油」を独自にブレンドしたWスープが特徴です。煮干しの香りが広がるあっさりとした飲み口ながら、鶏と豚のうまみが重なり、コク深さを感じられます。


「貝出汁白醤油中華そば」(850円)は、しじみとあさりを用いた貝出汁と、原材料に大豆ではなく小麦を使って作られる「白醤油」のやさしい甘みが加わった、上品な風味の琥珀色のスープ。一方、「再仕込み黒醤油中華そば」(850円)は、生醤油をさらに仕込んで作る再仕込みの「黒醤油」を使用し、濃厚な味と芳醇な香りが際立つ一杯です。
麺は、国産小麦「ゆきちから」を配合した自家製の平打ちちぢれ麺を使用しています。加水率を高めて熟成させた麺は、喜多方ラーメンらしいつるつる・もちもちとした食感で、スープとの絡みも良く、最後まで心地よいのど越しを楽しめるのも特徴です。また自家製チャーシューは丁寧にアクを取り除き、隠し味に味噌を加えた特製ダレで煮込まずにじっくりと漬け込むことで、やわらかくジューシーに仕上がっています。こだわりが詰まったラーメンを、味わってみてくださいね。
福島県喜多方市梅竹7254-1
【平日】10時~16時【土・日・祝】7時~16時
水
喜多方駅よりタクシーで約5分/磐越自動車道会津若松ICより約30分
あり(無料)
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(画像提供:河京エンタテインメント)
坂内食堂
麺が見えない程に敷き詰められた絶品チャーシュー!

1958年創業の「坂内食堂(ばんないしょくどう)」は、地元民や観光客から長年親しまれているラーメン店です。朝7時から営業の“朝ラー”も実施。ランチタイムはいつも行列ができています。

「支那そば」は、塩味でさっぱりとしたスープにチャーシューが4枚のった一品。シンプルながらも「坂内食堂」の原点ともいえる定番の味を堪能できます。創業当時から変わらぬ看板メニューの「肉そば」は、丼いっぱいに自家製チャーシューを敷き詰めた、見た目にも存在感のある一杯です。チャーシューは地元産の醤油でじっくり煮込み、ほどよい噛み応えを残したトロトロの仕上がり。赤身と脂身のバランスが良く、噛むほどに肉のうまみが広がります。
豚骨をじっくり炊き出して作る透き通った黄金色のスープは、すっきりとしています。醤油ダレは控えめなため、豚骨本来の持ち味をしっかり感じられるのもポイント。麺は、喜多方の老舗・曽我製麺が手がける熟成多加水の平打ちちぢれ麺を使っており、もちもちとした弾力と小麦の風味が楽しめる他、スープともよく絡みますよ。
福島県喜多方市細田7230
7時~18時(LO17時50分)
水(不定)、木
喜多方駅より徒歩約15分/会津縦貫北道喜多方ICより約7分
あり(無料)
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(画像提供:坂内食堂)
らーめん一平
喜多方ならではの“朝ラー”文化を支える。すっきりしつつも深みあり

喜多方市の中心部から少し離れた国道459号沿いに店を構える「らーめん一平」は、朝7時から通し営業をする“朝ラー”実施店。
スープは、国産豚の拳骨(げんこつ)をベースに、煮干しや昆布、野菜をじっくり煮込んだ、マイルドでコク深い仕上がりです。地元・喜多方産の薄口醤油を合わせ、あっさりしながらも奥行きがあります。
麺には、飯豊山の伏流水を使って仕上げた平打ちの熟成多加水麺を使用。もちもちとした食感と中太の手もみちぢれ麺ならではの弾力が特徴で、スープのうまみをしっかりとまといます。国産豚を約3時間かけてじっくり煮込んだチャーシューとも好相性です。
定番ラーメンとともに人気を集めているのが、喜多方ラーメンでは珍しく背脂を加えた「じとじとラーメン」。表面を覆う背脂は甘みがあり、まろやかさと醤油スープのキレが調和、一度食べるとやみつきになりますよ。
福島県喜多方市松山町村松字石田1453
7時~16時(LO15時30分)※スープがなくなり次第終了
水※不定あり。詳細は公式HPで確認
喜多方駅よりバスで約11分/会津縦貫北道喜多方ICより約8分
あり(無料)
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(画像提供:らーめん一平)
※この記事は2026年9月3日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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じゃらん編集部
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