東京駅構内や駅周辺のパン屋さん。改札内やグランスタにある店、早朝から営業している店も多いので、出勤前や帰宅前に立ち寄るのにぴったりですよ。サンドイッチ、食事系、甘いペストリーや菓子パン系、ハード系など、バリエーションも豊か。さっそく10選を紹介します!
Zopf カレーパン専門店【グランスタ東京 スクエア ゼロエリア(改札内)】
& TOKYO【グランスタ東京 丸の内地下中央改札(改札外)】
ゆーパイむ グランスタ東京店【グランスタ東京 スクエア ゼロエリア(改札内)】
ブランジェ浅野屋 グランスタ東京店【グランスタ東京 地下1階 丸の内坂エリア(改札内)】
デイジイ東京 グランスタ東京店【グランスタ東京 1階 北通路エリア(改札内)】
ButzSANDWICH グランスタ東京店【グランスタ東京 京葉ストリートエリア(改札内)】
大丸東京店 ポール・ボキューズ【八重洲出口より徒歩5分】
VIRON丸の内店(Boulangerie Patisserie VIRON丸の内店)【丸の内南口より徒歩3分】
ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内ブリックスクエア店【八重洲口より徒歩5分】
POINT ET LIGNE【丸の内地下中央出口改札より徒歩2分】
【グランスタ東京 スクエア ゼロエリア(改札内)】Zopf カレーパン専門店
Zopfのカレーパンが東京駅構内で手軽に買える!
8時~22時(日・祝8時~21時)

千葉県松戸市の閑静な住宅街にあり、“パン好きの聖地”という通称もあるほどのベーカリー「Zopf(ツオップ)」。本店でも1日700個ほど売れ、不動の一番人気を誇るオリジナルカレーパンを扱う専門店が、グランスタに入っています。

買えるのは、カレーパン1品のみ!カレーパンは、Zopf本店のカレーパンのレシピをベースに、専門店ならではの味にアレンジされています。たっぷりの牛挽き肉と、玉ねぎ・にんじん・きのこを加えて、数十種類のスパイスとともに煮込んだルーで、本店のものよりやや辛みが強め。
表面には粗めのパン粉をつけてしっかりと揚げられており、ガリッとした食感。もっちりとした生地はほんのり甘みが加えられていて、スパイシーなカレーの味を引き立てます。
東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内地下1階
【月~土】8時~22時 【日・祝】8時~21時※休前日は22時
なし
東京駅直結(改札内)
「Zopf カレーパン専門店(ツオップ)」の詳細はこちら
【グランスタ東京 丸の内地下中央改札(改札外)】& TOKYO
東京の名店とコラボしたドーナツを味わえる専門店
8時~22時(日・祝8時~21時)

東京駅構内、丸の内地下中央改札エリアにある、ドーナッツ専門店。東京のいろいろな企業とコラボした商品を提供したい想いから、“&”というワードを店名に入れ込み「& TOKYO」という名前になったそう。どのドーナッツも外はカリッと、中はフワッとした食感で、しっとりしつつも舌ざわりが軽いのが特徴。生地にはペースト状にしたかぼちゃが入っていること、しっかりと発酵させた生地を高温の油で短時間揚げることがその秘訣です。クリームにはチーズを加え、さっぱりとした甘さに整えられています。
時期にもよりますが、毎日店舗に並ぶドーナッツは全7種類ほどで、中でもおすすめ商品1つめは「プリン」。クラフトビールだけでなくプリンでも話題の店「日本橋ブルワリー」自家製プディングとコラボし、製作しています。濃厚でありながら、食べ飽きないような甘さと滑らかさが美味しさの秘訣。見た目もかわいく、みんなに好まれる味わいです♪

2つめは人形町にある、1914年(大正3年)創業の老舗茶舗森乃園のほうじ茶を使用した「ほうじ茶」。ほうじ茶フレーバーのドーナッツは珍しいので、ぜひとも試しておきたいメニューのひとつ。甘さ控えめで香ばしく、リピーターが絶えないほど本格的な味わいです。

【グランスタ東京 スクエア ゼロエリア(改札内)】ゆーパイむ グランスタ東京店
バリエーションが豊富な、バターの香り高いパイ
8時~22時(日・祝8時~21時)



洋菓子の老舗「ユーハイム」プロデュースで好評だった店舗「神戸牛のミートパイ」がパワーアップして、パイ専門店として2024年4月にオープン!神戸牛のミートパイが看板商品で、食事系とデザート系のパイを扱っており、毎日約8種が店頭に並びます。パイ生地の油脂は、国産バター100%のみをたっぷりと使用して、サクサク食感。
看板商品でもある「神戸牛のミートパイ」は、神戸の老舗・大井肉店の牛肉をミンチにし、刻んだ玉ねぎやゆで卵と合わせて、432層のパイに包んでいます。塩胡椒などでシンプルに味付けした神戸牛とバター豊富な生地は、噛めば噛むほど口の中にコクと旨みが広がります。

「紅玉りんごのアップルパイ」は、創業当時から販売しているアップルパイです。国産バターのコクと甘みを感じるパイと、煮込んだ紅玉りんごの甘酸っぱさが好相性。りんごの下に薄くスライスしたバウムクーヘンが敷かれているのもポイントです。
ちなみに店名の「ゆーパイむ」には、「ユーハイム+パイ」という意味と、“You Pie Me”と分解することで、あなた(You)と私(Me)の間にパイ(Pie)がある、サクサクのパイを手に笑みがこぼれるシーンを作りたいという願いが込められているそう。
東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内地下1階
【月~土】8時~22時 【日・祝】8時~21時※休前日は22時
グランスタ東京に準ずる
東京駅直結(改札内)
「ゆーパイむ グランスタ東京店」の詳細はこちら
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【グランスタ東京 地下1階 丸の内坂エリア(改札内)】ブランジェ浅野屋 グランスタ東京店
信州の旬を感じられる、軽井沢の老舗ベーカリー
7時~22時(日・祝7時~21時)


軽井沢の地で愛されて80年の老舗ベーカリー。ロングセラーの「軽井沢レザンシリーズ」を中心にハード系、スイーツパンなど、毎日約60種類が並ぶバラエティ豊かな店内。メニューによって、ぴったりの小麦粉や信州産の食材を厳選。昔ながらのトラディショナル製法で、パン本来の旨味を職人が作り上げています。
いちおしは、軽いランチや手土産などにぴったりの「アップルパイ」。9月ごろから1月にかけては、その時期にいちばん美味しく仕上がるりんごの品種を使って焼き上げます。信州産の5種のりんごがリレー形式で続々登場するので、品種ごとに違った味わいを楽しめるのもポイント。

世代を問わず人気が高い「ベーコンチーズブール」は、ソフトでしっとりとした食感のパン生地にベーコンとチーズが載っている食事系のパン。塩味とうま味が、一晩熟成発酵して焼いたパンの甘さを引き立てます。
東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅 改札内 グランスタ東京 地下1階丸の内坂エリア
【月~土】7時~22時 【日・祝】7時~21時※翌日が休日の場合は22時
なし
東京駅直結(改札内)
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【グランスタ東京 1階 北通路エリア(改札内)】デイジイ東京 グランスタ東京店
毎日100種類のパンが並び、好みのパンが見つかる
7時~22時(日・祝7時~21時)


1962年に創業し、現在本店のある埼玉県川口市を中心に埼玉に13店舗、東京に4店舗を展開する地域密着のベーカリー。食事パンやサンドイッチ、ドーナツ、ハード系、クロワッサン、その他焼き菓子や洋菓子など幅広い品ぞろえで、毎日およそ100種類ほどのパンが店舗に並びます。いつ来ても今食べたい美味しいパンに出合えるよう、伝統的製法を守りながら、新しい製法も取り入れてパンを焼いているそう。
まずは試してみてほしいのが、農林水産大臣賞を受賞している「クロワッサンB.C.」。アーモンドケーキをクロワッサン生地で包み、上にクッキー生地をそぼろ状にしたものと、砕いたアーモンドをトッピング。B.C.のBはバター、Cはクロワッサン、クッキー、ケーキを意味していて、まさにパンと焼き菓子が融合したような味わい。

毎日炊いている、自家製のカスタードクリームを包んだ「クリームパン」も売れ筋パンの一つです。
イートイン席にはコンセントとWi-Fiもあるので、パソコンなどを使うときにも便利です。
東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東京駅 改札内 グランスタ東京1階 北通路エリア
【月~土】7時~22時 【日・祝】7時~21時※翌日が休日の場合22時
なし
東京駅直結(改札内)
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【グランスタ東京 京葉ストリートエリア(改札内)】ButzSANDWICH グランスタ東京店
ドイツの職人「ゲゼレ」作のミートデリが味わえるサンドイッチ専門店
8時~21時

“目で見て美味しい・食べて美味しい・何度でも美味しい”がコンセプト。サンドイッチ専用に原料を配合したこだわりの食パンや自社製ライ麦パンをベースに、味作りにこだわったフィリング、ドイツの専門資格「ゲゼレ」をもつ職人が手掛ける自社製造のミートデリ、季節の食材を使ったオリジナリティあふれるサンドイッチ専門店です。
具材とパンの組み合わせにこだわった「カフェスタイルサンド」、小ぶりで食べやすい三角サンド「Petit」、いろいろな食材を一度に味わえる「BOX」、合計約20種類ほどが店舗に並び、毎日食べても変化が楽しめます!

初めて訪れる人にまずおすすめしたいのが、「ローストビーフサラダ」。自社製のローストビーフと生野菜、特製ソースを、ブラウンパンでサンドした看板メニューです。


デザート系の「彩りフルーツミックスBOX」は、いちご・マンゴー・キウイ・パイン・みかん、5種類のフルーツと毎日つくりたての特製練乳ホイップを使ったミックスフルーツサンドイッチです。パンとフルーツ、両方の美味しさが引き立つように試作を重ねた独自レシピでつくっています。また、海老とブロッコリーフィリング、スモークサーモン、たまごサラダの3種サンドの詰め合わせ「海老とサーモンのライ麦BOX」は、自社工場製造のライ麦入りオリジナル配合パンを使用した一品。
BOXに入ったものも多いので、外出先のベンチなどで食べるのにもぴったりです。
東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内1階 京葉ストリートエリア
8時~21時
なし
東京駅直結(改札内)
「ButzSANDWICH グランスタ東京店」の詳細はこちら
「ButzSANDWICH グランスタ東京店」のInstagramはこちら
【八重洲出口より徒歩5分】大丸東京店 ポール・ボキューズ
店内で粉から生地を仕込み、焼き上げまでを担う職人の味
10時~20時

フランス・リヨン郊外にあるレストラン「ポール・ボキューズ」にパンを提供している、ブーランジェリー「メゾン・ジョクター」直伝のレシピが始まり。現在は毎日食べられる食事パン、バラエティブレッドなど、素材や製法にこだわり、百貨店の厨房内で粉から生地を仕込んで焼き上げた自社レシピのパンが、毎日約80種類ほど店頭に並びます。

ゴーダチーズを巻き込んだフランスパン「ゴーダチーズ・フランス」は、小麦そのものの香りと美味しさが感じられる生地、チーズの塩味のコンビネーションが味わい深い、一番売れ筋の商品。

また「クロワッサン」は、本場フランスから冷凍生地を輸入し焼き上げています。

デニッシュをフランスパン生地で包んだ「クロワッサンバゲット」は、パンのパリッとした食感とクロワッサンのしっとり感を味わえます。スライスして軽くトーストすると食感のコントラストが際立ちますよ!
【丸の内南口より徒歩3分】VIRON丸の内店(Boulangerie Patisserie VIRON丸の内店)
シンプルなバゲットの味が光る、ブーランジェリー
9時~20時


店舗内で粉選びからパン作りまで全てを担うブーランジェリーと、お酒や料理も楽しめるブラッスリーを併設。フランスの雰囲気をそのまま日本で再現しています。
店内に並ぶすべてのパンやケーキは、フランスのシャルトルにある製粉会社VIRON社の小麦粉を100%使用。風味のいいバゲットを中心に、おいしさにこだわったパン約50種類が並びます。サンドイッチなどに使用しているハム、生ハム、サラミといったシャルキュトリは、フランス・バスク地方のピエール・オテイザ氏が手掛けたもの。味わい深いハムは、VIRONの香り高い「バゲット・レトロドール」によく合います。


ハムと熟成したコンテチーズを、バゲット・レトロドールでサンドした「ジャンボン・フロマージュ」は、バゲットの食感や香り・ハムとチーズのコンビネーションの融合がみごと。

「ブリオッシュ・ア・テット」は、バターと卵をふんだんに使用したリッチなパンで、デザートとして食べても大満足!
香り高いコーヒーといっしょに、東京の町を行きかう人々を眺めながら、ひと息つくご褒美タイムもいいですね。
東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA1階
9時~20時
施設に準ずる
東京駅丸の内南口より徒歩3分
「VIRON丸の内店(Boulangerie Patisserie VIRON丸の内店)」の詳細はこちら
【八重洲口より徒歩5分】ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内ブリックスクエア店
パンごとの小麦粉調合が緻密な、フレンチ名店の味
11時~21時

フレンチの巨匠“ジョエル・ロブション”の世界観が楽しめる、パティスリー・ブーランジェリー。バゲットやクロワッサンなどフランスの伝統的なパンをはじめ、ランチに人気のサンドイッチや素材にこだわった独創的な季節商品などを、毎日約50種類ほどバリエーション豊かにそろえています。
「ロブションのカレーパン」は自家製パン粉をまぶして焼いたカレーパンです。バターを練りこんだ生地はほんのり甘みがあり、ふんわり柔らか。仕上げにスペイン産オリーブオイルがかかっており表面はさっくりとした焼き上がりなのがポイントです。具材には季節の美味しい野菜が入っていて、夏はコーン、秋はかぼちゃ・なす、冬はレンコンなどに変化します。レストランのシェフと共同開発したカレーは、五香粉をはじめ13種類のスパイスがブレンドされていて深い味わい。

希少性が高く濃厚な香りが特徴の、タヒチ産バニラを贅沢に使用したカスタードクリームがしっとり食感のブリオッシュに入った「ロブションのクリームパン」。上にはグラニュー糖をたっぷりかけることで、ふわっとした生地にしゃりっとした食感をプラスしています。デザートタイムにもおすすめ。
朝と昼、夕方で表情を変える丸の内のムードを感じながら、美味しいパンを味わうのもいいですね。
東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア1階
11時~21時
不定
東京駅八重洲口より徒歩5分
「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内ブリックスクエア店」の詳細はこちら
「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内ブリックスクエア店」のInstagramはこちら
【丸の内地下中央出口改札より徒歩2分】POINT ET LIGNE
日本の風土にあわせた芳醇なパンを、料理とともに味わう店
11時~21時(土10時30分~21時、日10時30分~20時)

フランス語で「点と線」を表す“ポワン エ リーニュ”を店名にしている、パンとフレンチの店。丸の内という東京の起点から、世界という線へ、「MADE IN TOKYO」のパンの美味しさを発信したいという願いが込められています。厳選した素材を自家ブレンドし、一つひとつが常に最高のクオリティーを保つように、職人がオールスクラッチ製法で手をかけてオリジナルのパンを製作。100年続く日本の老舗ブランドを目指しています。店舗内は、毎日およそ60~70種類のパンと焼き菓子がそろっています
上質なマスカルポーネのクリームを配合した風味豊かな柔らかい食パン「レジェルテ」は、朝食にぴったりのパン。耳は薄皮でしっとり、中は驚くほどにフワフワもっちり、くちどけなめらか。味の余韻にも雑味がなく、“忘れられない究極の食感と香り”が楽しめるよう焼き上げられています。そのまま食べても、厚めにスライスして表面をトースターでサクッと焼いても絶品です!

レストランのランチタイムメニューでは、追加料金なしで角食パンやオリジナルバゲットなど、店を代表するシンプルなパンが日替わりで5種登場し、6種類のディップも添えられます。330円プラスすると、チーズやチョコレート・あずきのパンなど日替わりで登場するバリエーション豊かなラインナップのパンも食べ放題に。テイクアウトだけでなく、本格的なランチとともにパンを味わえるのが魅力。

ちなみに年間をとおしてランチ人気NO.1メニューは「アッシ・パルマンティエ(牛挽き肉とマッシュポテト、チーズのオーブン焼き)」。香味野菜と赤ワインでじっくり煮込んだ牛すね肉のラグーに、バターの風味豊かな自家製マッシュポテトを合わせ、チーズをのせてSTAUB鍋でこんがり焼き上げられた一皿です。パンとの相性が最高です♪
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル地下1階
【平日】11時~21時 【土】10時30分~21時 【日】10時30分~20時
施設に準ずる
東京駅より徒歩2分
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「POINT ET LIGNE」のInstagramはこちら
まとめ
東京駅構内や周辺で買える美味しいパンの数々。ランチや軽食、おみやげなどにもぴったりのラインナップをご紹介しました。東京駅に立ち寄るときは、ぜひ参考にして買い物を楽しんでくださいね!
※この記事は2024年10月21日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
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堀口 美帆
ご当地グルメや、話題のおいしいものを求めておでかけするママライター。そこでの暮らしを想像しながら旅行するのが好き。今日もマイ地図をながめて次の行き先を探しています♪