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2020年ふたご座流星群は12月14日が見頃!方角・放射点や極大期、観測のコツも

2020.11.27

「ふたご座流星群」の観測条件に恵まれていると言われている2020年。
ピークを迎える12月14日頃は新月の時期のため月明かりの影響が少なく、天気さえ良ければ流星に出会えるチャンスがあるかも!
この記事では、流星の放射点や極大期とは何かという用語説明から時間帯や方角など流星観測のコツ、おすすめの場所などを紹介します。

記事配信:じゃらんニュース
※この記事は2020年11月26日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

ふたご座流星群とは

ふたご座流星群とは、一晩に見られる流星数としては年間最大とも言われる流星群。条件の良いときに熟練の観測者が観測すると、1時間に100個程度の流星を数えることも珍しくないそうです。

ふたご座流星群は近年では明るい流星が増え、流星が通った跡に淡く輝く流星痕の出現も観測されています。

毎年ほぼ安定して、多くの流星が出現する、しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群と並び「三大流星群」と呼ばれ、親しまれています。

流星

ちなみに流星とはどのような天文現象なのでしょうか。実は宇宙に漂っている塵のような流星物質が地球の大気に飛び込んで激しく大気と衝突し、発光する天文現象の一つ。

光り始めから燃え尽きて消えるまで1秒ほどですが、その間に何10kmも飛ぶので細い光の線に見えます。このような塵を放出する彗星の軌道上を、地球が横切ることで出現するのが流星群。

軌道が交差する時期は毎年ほぼ同じため、毎年同じ時期に流星群を見ることができるわけです。

2020年はいつ観られる?出現期間と極大期

流星群は徐々に活動が活発になり、最も活発な時期である「極大」を迎えて、その後は沈静化していきます。

2020年のふたご座流星群は12月14日の午前10時頃に極大を迎えると予想されており、12月13日の夜から12月14日の明け方がベストな観測時期。極大の前後1日程度が見頃のため、12日の夜や14日の夜も流星が出現する可能性があります。

1時間当たりの流星数

極大期に夜空が暗く、視界が開けた場所で観察した場合、1時間あたりに見られるおよその流星数は50〜60個程と予想されています。

ふたご座流星群の見やすい時間帯

放射点がほぼ一晩中夜空で見えるのも、ふたご座流星群のおすすめポイント。

夕方から明け方まで流星を見るチャンスがありますが、放射点の高度が上がってくる13日の22時頃からピークの7割程度の出現が期待できそうです。

さらに14日の深夜2時頃には、放射点がほぼ天頂に位置するため、流れ星が真上から降ってくるように見られるかもしれません。

屋外の暗さに目が慣れるまでには少し時間がかかりますので、極大になる少し前から観測を始めておくのがおすすめです。

ふたご座流星群の見える方角

ふたご座流星群

流星は空一面に出現するので、どちらの方角を見ても構いません。ただし、暗い流星までしっかりとらえるためには、市街地の明かりなどが視界に入らない方向を見るのがおすすめです。

ふたご座流星群の放射点の探し方

放射点とは?

流星群の流星は、天球上のある一点を中心に放射状に流れるように見え、この点のことを「放射点」と呼びます。あくまで見かけ上のもので、実際にそこに何かがあるわけではありません。

放射点の近くでは流星は短く、離れるほど長くなり、放射点の高度が高いほど流星の数が多くなり見やすくなります。

ふたご座流星群の放射点はどこ?

流星群の名前は、放射点のある星座やその近くにある星の名前が付けられることが多く、つまり放射点はふたご座にあるため、ふたご座流星群と呼ばれます。

この放射点は日没後に東の空に昇り始め、時間とともに高度が高くなって流星の出現も活発になるため、観察がしやすくなります。

流星観測におすすめな場所

流星観測

平成18年に環境省によって「星が最も輝いて見える場所」に選ばれた長野県阿智村、岩手県一関市、静岡県川根本町をはじめ、日本には数多くの天体観測スポットがありますので、じっくり流星を観測したいという方にはおすすめ。

他にも天文台や海岸、高原、山など、空の広い範囲を見渡せて、街灯など人工の明かりが少ない場所があれば、絶好の観測スポット。流星は夜空のどこにでも現れますので、見晴らしの良い場所で寝転がったまま観察できると、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなります。

とても寒い時期ですので、風邪を引かないよう防寒着など寒さ対策を十分にしてくださいね。

<監修者プロフィール>
●中森健之
北の方に住んでいる寒さが苦手な星空案内人。NPO法人小さな天文学者の会で、みなさんと宇宙を見て感じて楽しんでいます。
NPO法人小さな天文学者の会

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Akiko  Akiko

美味しいものを求めて、国内外を旅するライター。最近は山登りも始めるも、何よりの楽しみは下山後のビールと温泉。

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