モデルコース2. 日高・新冠
【コース概要】
新千歳空港
↓車で約1時間30分
太陽の森 ディマシオ美術館
↓車で約1時間30分
優駿さくらロード
↓車で約10分
うらかわオバケ桜
↓車で約1時間10分
襟裳岬 風の館
↓車で約20分
瓢六
車:新千歳空港より日高道を経由して、浦河町まで約2時間15分
バス: 新千歳空港より浦河町へは道南バス特急ひだか優駿号で約3時間5分
太陽の森 ディマシオ美術館【北海道・新冠町】
世界最大級の油彩画の圧倒的な没入感。

目の前に現れたのは、高さ9m、幅27mに及ぶ巨大な絵画だった。視界に収まりきらないほどのキャンバスに描かれるのは、神話の世界のような宇宙空間のような幻想的なモチーフ。

絵画の前に立ち尽くしていると、ふいに光と音の演出が始まり、めくるめくアートの世界へ引き込まれる。圧倒的なスケールと、息を呑むような没入感。今まで味わったことのない感覚に心を動かされていた。

ここは、北海道南部の新冠町に位置する「太陽の森 ディマシオ美術館」。幻想絵画の鬼才として知られるフランス人画家、ジェラール・ディマシオが3年もの歳月をかけて完成させた世界最大級の油彩画を展示するミュージアムだ。



日高の山々に抱かれるように立つ大きな美術館を歩けば、200点以上のディマシオ作品をはじめ、ルネ・ラリックのガラス作品や速水史郎の石彫など、国内外のアーティストの作品がずらり。

自然と調和するように配されたアート作品の美しさに目を奪われてしまう。

新冠町という聞き馴染みのない土地に、これほどインパクトのある美術館があるなんて―。「太陽の森 ディマシオ美術館」は、そんな嬉しい驚きを与えてくれた。
廃校となった小学校を再生し2010年にオープンした美術館。ディマシオが手掛けた世界最大級の油彩画をはじめ、ユニークな展示が人気。レストランや動物広場も併設。2022年夏には敷地内に「泊まれる美術館」グランピングビレッジをオープン。
0146-45-3312
北海道新冠郡新冠町字太陽204-5
10時~16時
月・火・水・木※GW、夏休み、シルバーウイークは無休。11月27日~冬季休館
大人1700円
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優駿さくらロード【北海道・浦河町】
例年5月上旬が見頃の美しき桜のトンネル。
旅の後半は、日高の美景と美食を巡るドライブへ。春にこのエリアを旅するならぜひ見ておきたいのが、雄大な風景を華やかに彩る桜の名所だ。
「太陽の森 ディマシオ美術館」から道道1025号線を南東に進み、浦河町へ。丘陵地帯を駆け抜けてゆくと、左右にはサラブレッドがのんびりと草をはむ牧草地が広がっていた。
国内有数のサラブレッドの産地として知られる日高の穏やかな風景を楽しみながら車を走らせると、1時間30分ほどで浦河町「優駿さくらロード」に辿り着く。

比較的狭い道幅の両側に約3kmにわたって1000本を超えるエゾヤマザクラが立ち並ぶ光景は、まさに圧巻の一語。
優駿の里公園の入口から日高育成牧場へと続く約3kmの道のりに、1000本を超えるエゾヤマザクラの桜並木が続く。桜見頃時にライトアップが施される夜の時間帯もおすすめ。
0146ー22ー3200(浦河観光協会)
北海道浦河郡浦河町字西舎141-11
[営業時間・定休日]見学自由
見学無料
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うらかわオバケ桜【北海道・浦河町】
牧草地に立つ桜の巨木は浦河町の新名所。

JRA日高育成牧場敷地内にある一本桜で、エゾヤマザクラとしては道内最大とされる。ちなみに「オバケ」の名称は、近くを流れる「オバケ川」とモンスター級の大きさから。
襟裳岬 風の館【北海道・えりも町】
襟裳岬の先端で絶景と強風を体験する。

さらに道内最大とされるエゾヤマザクラ「うらかわオバケ桜」を経て、国道336号線を南東へと進むと、1時間ほどで日高地方最南端に立つ「襟裳岬 風の館」に到着。

太平洋と日高の大地が織りなす圧倒的なランドスケープには、思わず言葉を失ってしまう。


日本屈指の強風地帯として知られる襟裳岬の先端にある施設。館内には展望スペースの他、えりもの自然を紹介するシアターや風速25m/sを体験できるコーナーも。
01466-3-1133
北海道幌泉郡えりも町東洋366-3
3月~4月と9月~11月は9時~17時(入館は~16時30分)、5月~8月は9時~18時(入館は~17時30分)
12月~2月は休館(1月1日のみ5時~8時開館)
大人300円
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瓢六【北海道・えりも町】
地元の海の幸をふんだんに味わう。
夜にはえりも町の「瓢六」を訪れ、えりも産の春ウニを贅沢に使ったわがまま丼に舌鼓。



日高の風景を思い出しながら、この地を旅する喜びを噛みしめる。
2023年1月にリニューアルオープン。海鮮丼など魚介を使ったメニューが豊富だが、中でもサーモンやイクラ、トロなどがふんだんに乗った生ちらしがおすすめだ。
じゃらん編集部
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