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2024.08.29

秋に咲く花9選!種類や見頃、おすすめ絶景スポットも紹介

今回は秋の花とともに、全国各地で見られるおすすめ絶景スポットを紹介します。

赤く丸いコキアがどこまでも広がる茨城県「国営ひたち海浜公園」、ベルベットのようなアメジストセージが約30万本も咲く「あしかがフラワーパーク」、山とサルビアの美しい景色を楽しめる鳥取県「とっとり花回廊」など幅広いラインナップ。

例年の見頃をチェックのうえ、ぜひお出かけしてくださいね。

秋に咲く花9選

コスモス

(画像提供:兵庫県立公園 あわじ花さじき)
(画像提供:兵庫県立公園 あわじ花さじき)
[開花時期]6月~11月

秋に咲く花としてイメージする人も多い「コスモス」。名前の由来は、ギリシャ語で星がキラキラと美しく輝く宇宙を意味する“cosmos”と、花びらが綺麗に並ぶ様子を重ねて付けられた、ロマンチックなものです。

ダリア

(画像提供:川西ダリア園)
(画像提供:川西ダリヤ園)
[開花時期]6月~10月

華やかな大輪の花弁が優雅さを感じさせる「ダリア」は、かつてナポレオンの妻ジョセフィーヌが好んで庭に植えていたという話が残っているほどの美しさ。品種が多く、中にはチョコレートの香りがするユニークな種類もあります。

コキア

(画像提供:国営ひたち海浜公園)
(画像提供:国営ひたち海浜公園)
[紅葉時期]10月中旬

丸みのあるフワッとした見た目が可愛い印象の「コキア」。秋が近づくにつれて徐々に鮮やかな赤色へと変わります。一株だけでも存在感がありますが、一面に広がるコキアは独特な景観を生み出します。

アメジストセージ

(画像提供:あしかがフラワーパーク)
(画像提供:あしかがフラワーパーク)
[開花時期]9月~11月

「アメジストセージ」は、メキシコから中米が原産の多年草で、夏の終わりから秋が見頃です。すらっと伸びた茎の先に、まるで稲穂のように連なって紫色の花が咲きます。手触りはフェルト生地のように柔らかです。

ケイトウ

(画像提供:那須フラワーワールド)
(画像提供:那須フラワーワールド)
[開花時期]7月~11月

漢字では鶏頭と書き、名前通りニワトリのトサカのように先がツンとした形です。赤やピンク、黄色などの温かみのある花弁が平たく広がっており、まるで小さな炎が燃えているような美しい光景を楽しめます。

彼岸花

(画像提供:ピクスタ)
(画像提供:ピクスタ)
[開花時期]9月中旬~下旬

9月の彼岸に見頃を迎えることからその名がつけられたとされる「彼岸花」。まっすぐ伸びた緑の茎の先端に、直径約10cmの特徴的な花が開きます。田んぼやあぜ道に咲く風景は幻想的です。

秋バラ

秋バラ
(画像提供:京成バラ園)
[開花時期]10月中旬~11月下旬

春の花という印象が強い「バラ」ですが、秋にはまた違った姿を見せてくれます。淡い色彩が多い春バラに対して、鮮やかな濃い色の花をつけるのが秋バラの見どころ。強く、上品な香りを楽しめます。

リンドウ

リンドウ
(画像提供:信州須坂観光協会)
[開花時期]9月~11月

『枕草子』にも記述が残る「リンドウ」。古くから漢方薬の材料としても使われ、日本人に親しまれてきた山野草です。青や水色、紫といった落ち着いた寒色系の花色で、直径2cm前後の可愛らしい花弁が印象的です。

サルビア

(画像提供:水戸市植物公園)
(画像提供:水戸市植物公園)
[開花時期]6月~11月

別名“セージ”とも呼ばれ、品種はなんと900種以上にもなる「サルビア」。中でもよく知られるサルビア・スプレンデンスは濃い赤色の花弁が特徴で、鮮やかな見た目は秋の花壇を彩るのにぴったりです。

秋の花の絶景スポット

太陽の丘えんがる公園【北海道】

10haの敷地に約1000万本のコスモスが咲き誇る

(画像提供:太陽の丘えんがる公園 コスモス園)

[見頃]8月下旬~9月下旬

2003年のオープン以来、北海道・遠軽町の人たちが花植え、草取り、花壇作りを行い支えてきた「太陽の丘えんがる公園」。秋には、園内のなだらかな丘で、約1000万本ものコスモスが咲き誇り、色鮮やかな景色が広がります。

品種は、白・赤・ピンクの大輪で早咲きの「ベルサイユ」、ダリアのように花弁が半八重から八重のボリューム感ある花をつける「ダブルクリック」、色はもちろん香りまでチョコレートのような「チョコレートコスモス」など豊富に揃っています。

■太陽の丘えんがる公園
北海道紋別郡遠軽町丸大 虹のひろば管理棟
【開園期間2024年4月29日(月)~10月25日(金)】9時~17時
開園期間中はなし【2024年10月26日(土)~2025年4月下旬】閉園
入園料【高校生以上】600円【小・中学生】300円
遠軽駅よりタクシーで約10分/旭川紋別道遠軽瀬戸瀬ICより13分
あり(無料)
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(画像提供:太陽の丘えんがる公園)

国営みちのく杜の湖畔公園【宮城県】

だんだん畑に並ぶ丸い形が可愛いコキア

国営みちのく杜の湖畔公園

[見頃]8月中旬~10月上旬:緑葉、10月中旬~下旬:グラデーション、10月中旬~11月上旬:紅葉

647.4haの広大な敷地を誇る、宮城県の国営公園「国営みちのく杜の湖畔公園」。園内は、南・北・里山と3つの地区に分かれており、秋におすすめなのが南地区の「だんだん畑」です。

ふわふわ・もこもこの姿が愛らしい約6200株のコキアが一面に広がっています。10月中旬~下旬は、黄緑から深紅へとコキアの色が移り変わるタイミングで、両方の美しさを楽しめる時期です。

また、2024年は彩の広場・大花壇を800株のコキアの他、マリーゴールド、サルビア、センニチコウ、コウリスといった約4万5000株の花々が彩ります。

■国営みちのく杜の湖畔公園
宮城県柴田郡川崎町大字小野字二本松53-9
【3月~10月】9時30分~17時【11月~2月】9時30分~16時
【6月~7月第2日曜、9月、11月~3月】火(祝日の場合翌平日)、12月第2・3水曜、12月29日~1月3日【4月、5月、7月第3月曜~8月31日、10月】なし
入園料【大人】450円【中学生以下】無料【65歳以上】210円
山形道宮城川崎ICより約10分
あり(有料)
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(画像提供:国営みちのく杜の湖畔公園)

秋田国際ダリア園【秋田県】

オリジナル品種のダリアも多数。毎年、新種が登場

(画像提供:秋田国際ダリア園)

[見頃]9月下旬~10月

1987年、ダリア育種家の鷲澤氏が開園した「秋田国際ダリア園」で見られるのは、愛情込めて育てられた700品種・7000株のダリア。

毎年、新品種を発表しており、秋田県と鷲澤氏が共同開発したNAMAHAGEダリアは、2024年7月現在で約40品種もあります。世界に広まる前に、いち早く新品種に出会えますよ。

綺麗な花々を見下ろせるレストラン「Villa フローラ」で、美味しい料理が食べられるのも魅力です。

■秋田国際ダリア園
秋田県秋田市雄和妙法字糠塚21
【開園期間2024年8月13日(火)~11月初旬】7時~18時※時期により異なる【Villa フローラ】11時~18時
開園期間中はなし【2024年11月初旬~2025年8月中旬頃】閉園【Villa フローラ】第1・3火曜(閉園期間中)
入園料【大人】500円【高校生以下】無料
東北道秋田空港ICより約8分
あり(無料)
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(画像提供:秋田国際ダリア園)

川西ダリヤ園【山形県】

4haに650品種。鮮やかな各国のダリアが観賞できる

(画像提供:川西ダリヤ園)

[見頃]9月中旬~10月中旬

4haにわたり、650品種・10万本のダリアが咲く「川西ダリヤ園」。直径30cmの鮮やかな紅色をしている宇宙、桃色のボールのような形をしたミッチャンやムーンワルツなど、さまざまな国の品種を観賞できます。

2024年の見頃には、山形県・川西町で誕生し2023年に命名された月のように美しい黄色の月夜姫、花びらの先端だけが紫色に染まった白ベースの心むすびもお目見えするそう。間近で撮影が可能なので、好きなアングルで素敵な写真を残してくださいね。

■川西ダリヤ園
山形県東置賜郡川西町大字上小松5095-11
【開園期間2024年8月10日(土)~11月3日(祝・日)】9時~18時(最終入園17時30分、10月以降は日没閉園)
開園期間中はなし【2024年11月4日(月)~2025年8月上旬】閉園
入園料【中学生以上】550円【小学生】220円
羽前小松駅よりタクシーで約5分/東北中央道米沢中央ICより約30分
あり(無料)
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(画像提供:川西ダリヤ園)

あしかがフラワーパーク【栃木県】

約30万本のアメジストセージが園内を紫色に染める

(画像提供:あしかがフラワーパーク)

[見頃]10月上旬~11月中旬

花やイルミネーションで知られる栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」。秋には、アメジストセージ、秋バラが見頃を迎え季節の美しさを届けてくれます。

見どころは、2万株約30万本のアメジストセージ。ベルベットのように、柔らかそうな細かい毛がたっています。特有の爽やかな香りも楽しんでください。

園内にはレストランもあるので、観賞した後に地元グルメを食べられます。

■あしかがフラワーパーク
栃木県足利市迫間町607
【通常期】10時~17時※季節により異なる。「ふじのはな物語」(4月中旬~5月中旬)・「光の花の庭」(10月中旬~2月中旬)開催期間中は変動あり。詳細は公式HPを要確認
12月31日、2月の第3水曜・木曜
入園料【大人】400円~2200円【子ども】200円~1100円※開花状況により変動
あしかがフラワーパーク駅より徒歩約3分/東北道佐野藤岡ICより約18分
あり(無料)
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(画像提供:あしかがフラワーパーク)

那須フラワーワールド【栃木県】

色彩豊かな300万本のケイトウが咲きわたる

(画像提供:那須フラワーワールド)

[見頃]8月上旬~10月下旬

栃木県の那須連山を望む高原にある「那須フラワーワールド」では、春から晩秋にかけて多彩な花が作り出す絶景が見られます。中でも、秋に圧巻の景色をつくり出すのは、8品種25万株300万本ものケイトウです。

槍の先のような形のセンチュリー種、ロウソクの炎のような形が特徴的なキャッスル種が咲き競う様子は見事。赤、ピンク、イエロー、オレンジと、濁りのない鮮やかな色が魅力的で、大自然に囲まれた美しさに元気をもらえそうです。

■那須フラワーワールド
栃木県那須郡那須町大字豊原丙字那須道下5341-1
9時~17時(最終入場16時30分)
開園期間中はなし※天候による臨時休業あり【2024年11月1日(金)~2025年4月28日(月)】閉園
入園料【大人】300円~1000円※開花状況により変動【中学・高校生】300円【小学生】200円
新白河駅よりタクシーで約20分/東北道白河ICより約18分
あり(有料)
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(画像提供:那須フラワーワールド)

国営ひたち海浜公園【茨城県】

丘を真っ赤に染めるコキア。色の移り変わりも魅力的!

(画像提供:国営ひたち海浜公園)

[見頃]8月中旬~9月下旬:緑葉、10月上旬:グラデーション(緑・赤)、10月中旬:紅葉、10月下旬:グラデーション(赤・茶)、10月末~11月初旬:黄金

さまざまなアトラクションやアスレチックが楽しめる「国営ひたち海浜公園」では、夏から秋にかけてみはらしの丘でコキアの美しい景色を楽しめます。

夏にはライムグリーンだったコキアが10月に入ると徐々に色づき、緑から赤へと移り変わるグラデーションしていく様子は感動的。

緑、赤、金と、どの時期の色も素敵なコキアですが、目当ての色が見たい場合は公式HPで見頃を確認してから訪れるのがおすすめです。

■国営ひたち海浜公園
茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
9時30分~17時(季節により異なる)
火(祝日の場合直後の平日)、12月31日・1月1日、2月の第1月からその週の金まで
大人(高校生以上)450円、シルバー(65歳以上)210円、中学生以下無料(季節により異なる)
勝田駅より茨城交通バスで15分/常陸那珂有料道路ひたち海浜公園ICよりすぐ
あり(有料)
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(画像提供:国営ひたち海浜公園)

水戸市植物公園【茨城県】

アメジストセージや珍しいサルビアなどが見られる

(画像提供:水戸市植物公園)

[見頃]9月下旬~11月初旬

茨城県の「水戸市植物公園」は、周辺の自然にあわせて水の流れをつくったり、野草を植栽したりと、自然と人工を調和させています。秋には、入り口からすぐのところにあるオーバーブリッジやテラスガーデンで、もこもこしたアメジストセージなどが咲き誇りますよ。

また、ピンク色の花が特徴的な「あやのピーチ」や、揉むとパイナップルのような香りのする「パイナップルセージ」など、サルビアの種類も多彩。例年10月には期間限定でサルビアガーデンフェアも開催されます。

■水戸市植物公園
茨城県水戸市小吹町504
9時~17時(最終入園16時)
月(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月3日
入園料【高校生以上】300円【小・中学生、県央地域居住の60歳以上】150円
水戸駅よりバスで約25分/常磐道水戸ICより約20分/北関東道水戸南IC・茨城町東ICより約20分
あり(無料)
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(画像提供:水戸市植物公園)

巾着田曼珠沙華公園【埼玉県】

広大な群生地に咲く約500万本の曼珠沙華

巾着田曼珠沙華公園

[見頃]9月中旬~10月上旬

埼玉県にある「巾着田曼珠沙華公園(きんちゃくだまんじゅしゃげ)」は、高麗川が蛇行した形が巾着に似ていたことから名づけられた平地・巾着田の川沿いにできた公園です。

曼珠沙華は彼岸花とも呼ばれ、お彼岸の頃に道端や土手、堤防などで見られる花。園内では約500万本の曼珠沙華によって、雑木林の中が真っ赤に染まります。このような場所に群生することは全国的にも珍しいそう。

曼珠沙華の見頃を終える頃には、コスモスが最盛期を迎えます。散策路を歩きながら、眺めてみてくださいね。

■巾着田曼珠沙華公園
埼玉県日高市大字高麗本郷125-2
8時~17時
なし
入園料【曼珠沙華開花時期】大人500円、中学生以下無料【他時期】無料
高麗駅より徒歩約15分/圏央道狭山日高ICより約20分
あり(有料)
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(画像提供:巾着田曼珠沙華公園)

国営武蔵丘陵森林公園【埼玉県】

赤・黄・ピンク色などカラフルな約80万本の羽毛ゲイトウ

国営武蔵丘陵森林公園

[見頃]9月中旬~10月上旬(予定)

多くの園芸品種があるケイトウの中でも長いふさふさの花穂が特徴的な羽毛ゲイトウを植栽している埼玉県の「国営武蔵丘陵森林公園」。公園南口から徒歩20分ほどの位置にある、約8000平方メートルの運動広場では、およそ80万本からなる赤と黄のボーダー模様を楽しめます。

最盛期となる9月下旬には、花穂が30cmほどにも成長します!気象状況により開花時期が変動するため、訪れる際は公式ホームページでの確認がおすすめです。

■国営武蔵丘陵森林公園
埼玉県比企郡滑川町山田1920
【3月~10月】9時30分~17時【11月】9時30分~16時30分【12月~2月】9時30分~16時
【6月1日~7月20日・12月1日~30日・1月4日~2月末】月、12月31日、1月1日、・1月第3月曜~金曜※変更となる場合あり、詳細は公式HPを確認
入園料【大人】450円【65歳以上】210円【中学生以下】無料
森林公園駅よりバスで約15分/熊谷駅よりバスで約30分/関越道東松山ICより約10分
あり(有料)
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(画像提供:国営武蔵丘陵森林公園)

あけぼの山農業公園【千葉県】

風車と畑一面に咲くコスモスが織り成す美しい景色を満喫

(画像提供:あけぼの山農業公園)

[見頃]10月上旬~下旬

2.2haの畑に、色とりどりのコスモスが植えられている千葉県の「あけぼの山農業公園」では、美しい景色を入園無料でいつでも見られます。

園内は、シンボルである風車を背景に、ピンク・白・黄色・赤のコスモスが咲く場所や、オレンジのキバナコスモスとセンセーションのエリアなど見ごたえは抜群。

売店では、さつまいもプリンやコスモスのアイシングクッキーといったオリジナルスイーツを購入できます。

■あけぼの山農業公園
千葉県柏市布施2005-2
9時~17時
月(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日~1月4日)
入園無料
我孫子駅よりバスで約17分/常磐道柏ICより約20分
あり(無料)
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(画像提供:あけぼの山農業公園)

京成バラ園【千葉県】

1000品種7000株が香りを放つローズガーデン

京成バラ園

[見頃]【春】5月上中旬~6月上中旬【秋】10月中旬~11月下旬

千葉県にある「京成バラ園」では、野生種から新品種までバラエティに富んだバラを育てています。シンメトリーに整えられたフランス式の整形庭園、四季折々の植物を眺められる自然風庭園、バラと宿根草を組み合わせた園長プロデュースのミニガーデンなど、見どころはたくさん!

バラが咲き誇る春と秋にはシーズンイベントも開催されます。落ち着いた気候の10月~11月は一日中香りを楽しむことができる、年に一度の「香りのピークシーズン」です。自然のアロマを楽しみながら、素敵な時間を過ごせます。

■京成バラ園
千葉県八千代市大和田新田755
9時~17時※時期により異なる。詳細は公式HPを確認
不定※詳細は公式HPを確認
入園料【4月~6月】高校生以上1800円、小・中学生500円【10月~11月】高校生以上1500円、小・中学生400円【その他の月】高校生以上500円、小・中学生200円
八千代緑が丘駅より徒歩約15分/京葉道路武石ICより約30分/東関東道千葉北ICより約30分
あり(有料)
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(画像提供:京成バラ園)

神代植物公園【東京都】

400種類5200株が咲き誇るばら園

神代植物公園

[見頃]【春】5月上旬~6月下旬【秋】10月中旬~11月下旬

2009年、第15回世界バラ会議バンクーバー大会で優秀庭園賞を受賞した「神代植物公園」。春と秋の年2回、左右対称に美しく整えられた園内をバラが美しく彩ります。400種類5200株の秋バラは、春バラに比べると花が引き締まり、色は濃く深みを増し魅力的です。

例年、バラの開花時期に合わせて「秋のバラフェスタ」を開催し、コンサートやボタニカルショップ、講演会の他、会期中の10月の土・日は8時にオープンする早朝開園も実施。朝は香りが強くなるので、早起きしてでかけてみるのもいいですね。(2024年は10月8日(火)~11月17日(日)開催)

■神代植物公園
東京都調布市深大寺元町2・5、深大寺北町1・2、深大寺南町4・5
【本園】9時30分~17時(最終入園16時)※イベント等の都合により変更あり。詳細は公式HPを確認【大温室・水生植物園】9時30分~16時30分
月(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月1日
入園料【大人】500円【65歳以上】250円【中学生】200円(都内在住・在学の中学生は無料)【小学生以下】無料
調布駅よりバスで約20分/中央道調布ICより約5分
あり(有料)
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(画像提供:神代植物公園)

港の見える丘公園【神奈川県】

花の香りを堪能しながらバラと洋館の景色を味わう

(画像提供:港の見える丘公園)

[見頃]10月中旬~11月上旬

バラの名所として知られる神奈川県の「港の見える丘公園」は、園内のバラが噴水や洋館と調和し、まるで絵画のような美しい景色が広がります。横浜市イギリス館といった山手の建物と、バラが構図に入るスポットを見つけ写真におさめるのも楽しみ方のひとつです。

特にイングリッシュローズの庭は、四季の草花と共に春と秋はバラが咲き誇り、花々が生み出す甘い香りに、心も癒されそう。

また、公園から歩いて約5分のフランス山までの道のりでもバラの花が見られるので、散策もおすすめです。

■港の見える丘公園
神奈川県横浜市中区山手町114
散策自由※フランス山は夜間閉鎖あり。詳細は公式HPを確認
なし
入園無料
元町・中華街駅より徒歩約5分/石川町駅より徒歩約20分/桜木町駅よりバスで約10分/首都高新山下出口より約7分
あり(有料)
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(画像提供:港の見える丘公園)

五味池破風高原自然園【長野県】

群馬県との県境の高原に咲くエゾリンドウ

(画像提供:五味池破風高原自然園)

[見頃]9月上旬~中旬

標高2000mの北アルプスや北信五岳の絶景を眺められる長野県の「五味池破風高原自然園」。9月に入ると、駐車場から徒歩約30~40分の大平地区で、エゾリンドウが見られます。自生のため、その年の気象条件等により開花状況や規模が変化するそう。約3~5cmの青紫色の花はとても可愛いです。

周囲には、北アルプス、北信五岳、四阿山、根子岳といった山々が広がり、山の緑、青い空、白い雲、青紫の花が織り成す風景を楽しめます。

■五味池破風高原自然園
長野県須坂市豊丘町
9時~16時
12月~5月中旬は閉鎖
環境保護協力金【高校生以上】200円【中学生以下】無料
上信越道須坂長野東ICより約60分
あり(無料)
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(画像提供:信州須坂観光協会)

兵庫県立公園 あわじ花さじき【兵庫県】

珍しい黄色の品種も見られる約60万本のコスモス

(画像提供:兵庫県立公園 あわじ花さじき)

[見頃]10月中旬~11月上旬

兵庫県・淡路島の「あわじ花さじき」では、一般的なピンク、白、赤紫のコスモスの他、珍しい黄色の品種も栽培。10月中旬になると早咲きの品種から花が開花し、10月下旬には辺り一面が鮮やかな色で染まります。

例年10月中旬から11月上旬に開催されるコスモスまつりでは、約60万本のコスモスが咲き誇り、遠くまで続く美しい景色は一見の価値があります。

敷地内にある空中回廊の展望台からは、大阪湾とコスモスを一望できるので、気持ちのよい風を受けながら、景色を堪能してください。

■兵庫県立公園 あわじ花さじき
兵庫県淡路市楠本2805-7
9時~17時(最終入園16時30分)
水(繁忙期を除く)、年末年始(12月29日~1月3日)
入園無料
神戸淡路鳴門道淡路ICより約12分
あり(有料)
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(画像提供:兵庫県立公園 あわじ花さじき)

とっとり花回廊【鳥取県】

大山を背景に真っ赤な10万株のサルビアが魅了

とっとり花回廊

[見頃]9月下旬~11月上旬

鳥取県にある約50haのフラワーパーク「とっとり花回廊」では、名峰・大山を背景に美しい花を観賞できます。

秋の訪れを告げる、白く上品な花が咲くシュウメイギク、白や淡いピンクの花が特徴のシュウカイドウの見頃が終われば、約10万株のサルビアが多くの人を魅了。気温の低下とともに、株が成長し、花の密度が濃くなり、色の深みも増していきます。まるで、真っ赤な絨毯を敷いたような景色は圧巻です。

園内の至る所で、コスモスや菊のトピアリーといった多種多様な花が見られるので、のんびりと散策するのもいいですね。

■とっとり花回廊
鳥取県西伯郡南部町鶴田110
【通常】9時~17時【夜間営業日】9時~21時※時期により異なる、詳細は公式HPを確認
【4月~6月・9月~11月】なし【7月・8月】火【12月~3月】不定※時期により異なる。詳細は公式HPを確認
入園料【大人】500円~1200円【小・中学生】250円~600円※時期により異なる、詳細は公式HPを確認
米子駅より無料シャトルバスで約25分/米子道溝口ICより約10分
あり(無料)
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(画像提供:とっとり花回廊)

くじゅう花公園【大分県】

赤・白・青の色鮮やかな約6万株のサルビア

くじゅう花公園

[見頃]9月中旬~10月下旬

大分県の「くじゅう花公園」は、約22万平方メートルの敷地に四季折々の花が彩るスポットです。

くじゅう連山を背景に、赤のサルビアボンファイヤー、青紫のビクトリアブルー、白いビクトリアホワイトと3種類のサルビアがつくりだす秋の絶景を堪能できます。2024年秋は、1800平方メートルに2万株を植えるそう。また、10月上旬に見頃を迎える約1万本のコスモスも魅力のひとつです。

花々を眺められるカフェでは、ソフトクリームやコーヒーを販売。ベゴニアやフクシアなど熱帯の植物が見られる、隣接の温室「アンティル」に持込可能なので、花の香りに癒されながら味わってみてください。

■くじゅう花公園
大分県竹田市久住町大字久住4050
8時30分~17時30分(最終入園17時)※気象状況による変更あり
【3月~11月】なし【12月1日~2月】冬期休園
入園料【高校生以上】500円~1300円【5歳以上】無料~500円※時期により異なる、詳細は公式HPを確認
中九州横断道竹田ICより約20分
あり(無料)
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(画像提供:くじゅう花公園)

※この記事は2024年8月19日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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