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2025.01.29

【京都】町家カフェおすすめ12選!おしゃれな店内でランチやスイーツを<2025>

古都・京都には、人々が暮らしをつむいできた味わいある町家が数多く存在します。今回は歴史を感じるあしらいを残しながらリノベーションした、おしゃれなカフェを、京都出身のライターがご紹介。ランチやスイーツ、こだわり抜いたコーヒーなどとともに、くつろぎのひとときを過ごしませんか。

【北大路駅よりバスで5分、大徳寺前バス停より徒歩5分】うめぞの茶房

みずみずしい和スイーツ「かざり羹」に出合う茶房

うめぞの茶房

四季折々の庭園美を誇る、大徳寺から南に徒歩7分。個性的なショップが点在する鞍馬口通り沿いに、1927年創業の甘党茶屋「梅園」が手掛ける甘味処「うめぞの茶房」が佇みます。のれんをくぐると、築100年以上の町家の時を経た風情を残す壁面を前にした、小さなショーケースに出迎えられます。

高台皿にちょこんと乗っているのは「かざり羹」といい、「梅園」で長年愛されてきた餡と寒天、わらび粉に、季節のフルーツやナッツといった洋の素材などと組み合わせたオリジナルの和菓子。素材の酸味や香ばしさを餡のやさしい甘みが包み込み、みずみずしい食感と共に和洋の風味が口の中に広がります。

うめぞの茶房
手前:かざり羹「紅茶」420円、奥:かざり羹「レモン」390円

少し急な階段を登った先の2階が、大きな机の置かれた茶房。天窓から降りそそぐ柔らかな光が、心をほっと落ち着けてくれる空間です。

うめぞの茶房
温かい柿志ることかざり羹1370円

また、季節替わりのフルーツともちもちの白玉を組み合わせた「志るこ」もぜひ味わってほしい一品。香り高いほうじ茶とともに、冬は温かく夏は冷たいおしるこでほっと一息ついてください。

■うめぞの茶房
京都府京都市北区紫野東藤ノ森町11-1
11時~18時30分(LO18時)
不定
北大路駅よりバスで約5分、バス停大徳寺前より徒歩5分
「うめぞの茶房」の詳細はこちら
「うめぞの茶房」のInstagramはこちら

【蹴上駅より徒歩7分】ブルーボトルコーヒー 京都カフェ

開放的な元旅館でコーヒーを一杯

ブルーボトルコーヒー 京都カフェ
photo Takumi Ota

蹴上インクラインや南禅寺へ訪れたなら、世界中の契約農家から仕入れるスペシャルティコーヒーを、丁寧にドリップして淹れるカフェで休憩しませんか。

2階建ての元旅館を、ブルーボトルコーヒーが生まれたアメリカ西海岸の空気感を取り入れながらリノベーション。建築当時の重厚な柱や梁、荒々しい土壁を露出させ、吹き抜けや大きな窓を取り入れた開放的な一棟に変身しています。

ブルーボトルコーヒー 京都カフェ
グリルドチーズサンドイッチwithトマトスープ(チーズ)1009円

カリッと焼かれたグリルドチーズサンドイッチをはじめ、フードメニューは自社キッチンで一つずつ手作り。フードメニューに使う食材はできる限り国内産にこだわり、生産者とのお付き合いも大切にしているそう。

ブルーボトルコーヒー 京都カフェ
抹茶チーズケーキ907円、コールドブリュー634円

京都エリアの店舗限定で食べられる「抹茶チーズケーキ」もおやつどきにはおすすめ。

ブルーボトルコーヒー 京都カフェ
Photo by Yusuke Oishi

関西1号店でもある京都カフェでは、2023年にはなれの2階部分を改装し、春と秋の季節限定営業で「Blue Bottle Studio -Kyoto-」をオープン。抽出方法を変えた3種のコーヒーや季節のスイーツなどを味わう完全予約制のコーヒーコースをスタートさせました。時間に余裕があればぜひ体験してみてください。

■ブルーボトルコーヒー 京都カフェ
京都府京都市左京区南禅寺草川町64
9時~18時(一部フードのみLO17時30分)
なし
蹴上駅より徒歩7分
「ブルーボトルコーヒー 京都カフェ」の詳細はこちら
「ブルーボトルコーヒー 京都カフェ」のInstagramはこちら

【今出川駅・出町柳駅より徒歩15分】Coffee Base NASHINOKI

旧茶室の一角で「染井の水」を守るコーヒースタンド

Coffee Base NASHINOKI

京都御所の東に隣接する梨木神社。境内に湧く京都三名水「染井の水」で淹れたコーヒーを楽しめる「Coffee Base NASHINOKI」が、1915(大正4)年に京都御所から神社境内に移築された「春興殿(しゅんこうでん)」の一部に店を構えます。

京都三名水の中で唯一現存する「染井の水」は、今も地元の人だけでなく祇園の料理人がわざわざ汲みにやってくるほど良質な水。四条にある本店「Coffee Base KANONDO」で焙煎し、生産農園までこだわり抜いたスペシャルティコーヒーを「染井の水」で淹れると、まろやかな味わいに仕上がるそうです。

Coffee Base NASHINOKI

北山杉の一枚板や人工大理石などでしつらえたカウンターは、元は茶室として使われていた建物の雰囲気とほどよく融け合い、気品ある空間が生まれています。

Coffee Base NASHINOKI
栗まんじゅうと水出しコーヒーのセット1030円

おすすめは口当たりのよさが際立つ水出しコーヒー。コーヒーと合うようにセレクトした京菓子司「金谷正廣」の栗まんじゅうをお供に、京都御所と梨木神社の静かな木立に見守られながら縁側でのコーヒータイムを楽しんでくださいね。

また、完全予約制でスペシャルティコーヒーとお菓子のペアリングを楽しむコーヒーコースもあるので、名水とコーヒー、京都のお菓子をより深くじっくりと味わいたい人は予約してみるのもおすすめです。

■Coffee Base NASHINOKI
京都府京都市上京区染殿町680 梨木神社境内
10時~17時
なし
今出川駅・出町柳駅より徒歩15分
「Coffee Base NASHINOKI」の詳細はこちら

【二条城前駅より徒歩6分】Sweets Cafe KYOTO KEIZO

賞味期限10分!できたてスイーツを味わう木のぬくもりあるカフェ

Sweets Cafe KYOTO KEIZO

二条城を南に進んだところにある、昔懐かしい雰囲気の「三条会商店街」のアーケード。ひときわ賑わう一軒の町家が「一流店と変わらない味をお手頃に食べてほしい」との想いで開かれた「Sweets Cafe KYOTO KEIZO」です。

100年以上前の町家をカフェと工房にリノベーションし、むき出しになった梁を生かし、絵やタイルに彩られた店内は多くの人で賑わっています。

Sweets Cafe KYOTO KEIZO
和栗の10分モンブラン1210円

中でも注目は「10分モンブラン」。時間が経つと濃厚なクリームの中に隠れているメレンゲの食感が変わってしまうことから、10分以内が賞味期限というスイーツです。注文すると、工房の窓からマロンクリームを絞る仕上げの様子を見学できます。

Sweets Cafe KYOTO KEIZO
わがまま抹茶のショートケーキ2178円

宇治抹茶をたっぷり使い、ふわっふわに仕上げたショートケーキも作りたてならではのくちどけ。カフェで食べられるケーキは工房の隣だからこそ味わえるものばかりです。

2025年2月には、カフェに隣接する店舗が焼き菓子のショップとドリンクスタンドにリニューアルオープン予定なので、併せて訪れてみてください。

■Sweets Cafe KYOTO KEIZO
京都府京都市中京区御供町293
10時~18時30分(LO18時)
不定
二条城前駅より徒歩6分
「Sweets Cafe KYOTO KEIZO」の詳細はこちら

【烏丸御池駅より徒歩5分】アマムダコタン京都

町家の品格が光る、イタリアンシェフが手掛けるベーカリー

アマムダコタン京都

京都を走る2つの地下鉄の乗換駅である烏丸御池駅からほど近い町家に、2024年11月イタリアンシェフの顔も持つ平子良太氏が手掛けるベーカリーがオープンしました。「石の町の小さなパン屋」をブランドコンセプトに、“架空の世界”をイメージしているのだとか。購入したパンはカフェスペースですぐに頬張れますよ。

アマムダコタン京都

巨大な天然石の陳列台が目を引く1階のベーカリーは、周囲には京都の街並みや自然から着想を得た和モダンなドライフラワーが飾られ、入り口から一歩入るだけで心躍るような空間に作り込まれています。

アマムダコタン京都

2階のカフェスペースは、一本杉から削り出したテーブルやいす、京都の和紙で覆った照明が町家の骨組みをゆるやかに浮かび上がらせ、上品で落ち着いた雰囲気に満ちています。灯かりを囲うようなカウンターで一人くつろぐにも、土壁に添ったベンチ席で静かに語らうにもぴったりの場所です。

アマムダコタン京都
ぬれリュスティックサンド(左奥)京風照り焼き518円、(手前)ささみ西京漬と焼き九条ネギ507円など

アマムダコタンのパンは、可能な限り店舗で手作りする具材を溢れんばかりに合わせたボリューム感に加え、独創的なパンと食材の組み合わせが特徴的。定番のダコタンバーガー(518円)のほか、京都店では水分量を150%ほどにまで引き上げ、外皮はパリッと、中は極限までしっとりとさせた「ぬれリュスティック」のサンドイッチが並びます。

パンの会計時にアマムダコタンブレンド(450円)や抹茶ラテ(600円)などのドリンクをオーダーし、ボリュームたっぷりのバーガーやサンドをぜひその場で味わってください。

■アマムダコタン京都
京都府京都市中京区骨屋町141
8時~19時※売り切れ次第終了(カフェはLO17時30分)
不定
烏丸御池駅より徒歩5分
「アマムダコタン京都」の詳細はこちら

【烏丸御池駅より徒歩7分】麓寿庵

画家の邸宅で花咲くわらび餅をつるり

麓寿庵

京都の街のほぼ中心、“京のへそ石” と呼ばれる石のある六角堂から、西へ徒歩5分ほど。ほんの少し喧騒を外れた場所に、明治~大正期に活躍した日本画家・今尾景年氏の旧邸が構えられています。今尾氏の美意識を注ぎこんで作庭した3つの庭が見えるお座敷が、カフェとして開放されています。

麓寿庵
華わらび1550円

ガラス皿の上に落ちた雫の中に、エディブルフラワーを閉じ込めたかのような「華わらび」。ぷるりとしたわらび餅に自家製黒蜜と国産きなこをつけ、つるりと一口でいただきましょう。

麓寿庵
鴨粥2350円

ランチどきなら、和歌山の養鶏場から直送される紀州鴨でとった鴨出汁でふっくらと炊き上げた鴨粥を味わって。

麓寿庵

登録有形文化財にも登録されている屋敷に上がるとスタッフが各部屋を案内してくれ、今尾氏が手掛けた絵画なども鑑賞できます。

食事の前後には蛇の目傘などを借りて庭を散策も可能。ぜひ記念の一枚を撮影してみてください。

■麓寿庵
京都府京都市中京区六角通新町西入西六角町101
【平日】11時~20時(LO19時)【土・日・祝】8時~20時(LO19時)
不定
烏丸御池駅より徒歩7分
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「麓寿庵」のInstagramはこちら

【四条駅・烏丸駅より徒歩5分】RUFF

洗練された町家で自家焙煎珈琲と合わせるパンを楽しむ

RUFF

京の台所、錦市場の西端入口を50mほど北上すると、グレーの壁面にゴールドのロゴを掲げるスタイリッシュな外観が目に飛び込んできます。以前は個人の住宅だった町家を、モダンで落ち着きのある空間にリノベーションしたベーカリーカフェです。

RUFF
パンドカンパーニュ432円

ドアを開けると店内奥の工房から香ばしい香りが漂い、ショーケースには所せましと焼きたてのパンが並びます。

RUFF

1階奥と2階が食事スペース。2024年9月からはディナータイムも始まりました。

RUFF
クロワッサン345円 など(注文イメージ)

RUFFのパンが目指すのは、自家焙煎珈琲や本格洋食と相性の良いパンであること。

クロワッサンは仕込み水の代わりに牛乳を使う、食パンにはバターミルクをブレンドする、カンパーニュはライ麦粉と全粒粉を合わせて酸味を出すなど、深みのあるコーヒーや洋食の濃厚なソースにも負けない味わいに仕上げているそうです。

カフェタイムだけでなく、ランチやディナーなど様々な過ごし方ができるのも魅力です。

■RUFF
京都府京都市中京区貝屋町564
【月・火】11時~18時(LO17時30分)【水~日】11時~21時(LO20時30分)
不定
四条駅・烏丸駅より徒歩5分
「RUFF」の詳細はこちら

【河原町駅より徒歩10分】omo cafe

元商家の温かな空間で上質カフェごはん

omo cafe

多くの飲食店が立ち並ぶ京都の中心街・四条河原町周辺で、地元の人にも良く知られた町家カフェが「omo cafe」です。柱や窓、坪庭など元は乾物屋を営んでいた建物の趣きをできるだけ生かし、家と住んでいた人々が歩んできた歴史をも感じさせます。

omo cafe

蔵や離れは、それぞれ個性的な個室になっています。

omo cafe
omoごはんプレート2000円※内容は時期により異なる

フレンチレストラン「o・mo・ya」の味を気軽に楽しむ姉妹店としての顔を持つ「omo cafe」では、手をかけた6種類のおかずを少しずつ楽しめるワンプレートランチが看板メニューのひとつ。季節の野菜や肉料理にご飯とみそ汁がつき、バランスの良さがうれしいメニューです。

omo cafe
おもぱふぇ900円

抹茶ムースや大納言あずきを深さのある茶わんに盛り付けたパフェは、抹茶シロップをかけて味わいます。

うつわにも信楽焼が使われるなど、店内のしつらえの一つひとつに取り入れた和の趣きが町家の持つ温かみを引き立たせています。街歩きの途中、ほっと一息入れに行ってみてください。

■omo cafe
京都府京都市中京区麩屋町通錦小路上ル梅屋町499
【平日】10時30分~22時(LO21時)【土・祝前日】10時30分~22時45分(LO22時)
水、第1・3木
河原町駅より徒歩10分
「omo cafe」の詳細はこちら
「omo cafe」のInstagramはこちら

【四条駅・烏丸駅より徒歩7分】茶寮京都よしつぐ

餡の花が咲くフォトジェニックな枡形ケーキ

茶寮京  都よしつぐ

阪急電車と地下鉄が交差する、今も昔も多くの人が行き交う四条烏丸のほど近くに、約150年前に漬物店を営んでいた商家の町家が残ります。年月を経る中で洋風のあしらいに改装されていたところを、伝統的な京町家の風情を残したいとできるだけ元の建築に近づけて甦らせたそうです。

茶寮京  都よしつぐ
花餡ケーキ1100円

かつて“おくどさん” があったであろう場所は、菓子職人が丹精込めて手作りする厨房スペースになり、季節によって花の種類が変わる花餡ケーキが毎日作られています。手のひらサイズの枡に入れたショートケーキの上に、一つひとつ花びらを絞り出した餡がトッピングされ、スプーンを入れるのがためらわれるほど可愛らしい一品です。

茶寮京  都よしつぐ
卵かけご飯膳1650円

粒立ちのしっかりとした京都産米に、白身と黄身を分けて食べる卵かけご飯は、自家製の煎り酒と出汁醤油をかけて仕上げることで、まろやかでコクのある味わいになります。

京都らしい風情を建物からもメニューからもたっぷり感じられますよ。

■茶寮京都よしつぐ
京都府京都市中京区西大文字町603
10時~18時(LO17時30分)
水(祝日の場合は翌日)
四条駅・烏丸駅より徒歩7分
「茶寮京都よしつぐ」の詳細はこちら
「茶寮京都よしつぐ」のInstagramはこちら

【祇園四条駅より徒歩3分】ふじ寅

大叔父の想いを受け継ぐあったかせいろごはん

ふじ寅
季節野菜のせいろごはん2750円

南座や建仁寺、そして舞妓さんたちが行き交う花見小路に宮川町と、京都らしさが詰まったエリアに店を構えるのが「ふじ寅」です。

食べる人の心が動くものにしたいとメニューの中心に据えたせいろには、西陣の八百屋さんから仕入れる旬の野菜や京都特産の「京都ぽーく」 が、甘くうま味たっぷりに蒸しあげられています。7種の薬味をつけて味わいの変化を楽しみながらいただきましょう。炊き込みご飯の米は料理人の地元、福井の農家から仕入れているそうですよ。

ふじ寅
ふじ寅

戦前から残る建物は、店主の大叔父が料理店を営んでいたものだそう。大切に使われてきた家具や調度品、食器などは今の店でも現役で活躍しており、店内に漂う雰囲気までも受け継いでいるかのようです。

ふじ寅
ほかほか蒸しまんじゅうセット1870円

甘味がほしいときには、せいろでほかほかにした京菓子司「游月」が作る「ふじ寅」オリジナルの饅頭と自家製浮島で心とおなかを満たしましょう。

■ふじ寅
京都府京都市東山区宮川筋1-231-1
【ランチ】11時〜16時30分(LO15時30分)※火・木は〜17時30分(LO16時30分)【喫茶】14時~16時30分(LO15時30分)【ディナー】17時〜22時(LO21時30分)
水(祝日の場合は営業)※ディナー火~木
祇園四条駅より徒歩3分
「ふじ寅」の詳細はこちら

【祇園四条駅より徒歩8分】二軒茶屋

八坂神社境内の老舗の味を蔵カフェで満喫

二軒茶屋

八坂神社南門の参道脇にある、室町時代創業の料理店「中村楼」。その蔵の一部を改装し、気軽にスイーツや名物料理を味わえるカフェとして10年ほど前にオープンしたのが「二軒茶屋」です。

二軒茶屋
祇園豆腐880円

豆腐に香り高い木の芽味噌をのせて炙る名物「祇園豆腐」は、創業当時から愛され続ける一品。多くの文人墨客たちが味や調理の様子を書き記したものも残されており、京都の歴史を伝える食べ物でもあります。

二軒茶屋
いちごパフェ2200円

カフェでは料亭の技を継ぎ丁寧に作られるお茶漬けなどの軽食も食べられますが、グラスの中に季節の果物を閉じ込め、自家製餡やソースで仕上げるパフェがおすすめ。1月~4月ごろは粒ぞろいのあまおうと自家製いちごソースをたっぷり使ったいちごパフェも登場し、夏季はかき氷 の提供も始まりますよ。

参拝客の疲れを癒し続けてきた茶屋で、歴史と甘味を堪能しましょう。

■二軒茶屋
京都府京都市東山区祇園八坂神社鳥居内
11時~18時
水(祝日の場合は営業)
祇園四条駅より8分
「二軒茶屋」の詳細はこちら
「二軒茶屋」のInstagramはこちら

【祇園四条駅より徒歩20分】スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店

二寧坂の伝統家屋を利用した唯一無二のスターバックス

スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店

京都らしい古い町並みが色濃く残る、清水寺へと続く二寧坂。主屋と大塀は伝統的建造物に指定されている、大正時代の日本家屋を店舗に変えたユニークなスターバックスに生まれ変わりました。

スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店

のれんをくぐると、見慣れたカウンターの隣に細長く奥へ続く通路が伸びており、京町家らしい玄関から裏庭まで続く土間「通り庭」を歩いていくような気分を味わえます。1階では整えられた3つの坪庭を目にしながらコーヒーを楽しんでください。

スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店

2階にあるスターバックス初の畳の間では、丹後の織物を張った座布団に座ってくつろぎましょう。メニューは定番のものが揃っていますが、抹茶 クリーム フラペチーノ(R)などが人気だそうですよ。

スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店
[JIMOTO Made]縁起物チャーム2700円

また、京都二寧坂ヤサカ茶屋店を含む東山エリアの3店舗限定で、祇園界隈に残る「福玉」に入った縁起物チャームも販売されています。京都みやげにぴったりですよ。

■スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店
京都府京都市東山区高台寺南門通下河原東入桝屋町349
8時~20時
不定
祇園四条駅より徒歩20分
「スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」の詳細はこちら

まとめ

京都に数多く残る京町家。一つひとつの建物に物語がありますが、現代らしいカフェに生まれ変わることでまた新しい歴史が紡がれています。観光の際はぜひ、町家からのバトンを受け取った様々なカフェを渡り歩いてみてください。

※この記事は2025年1月23日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

鈴木 茉耶  鈴木 茉耶

京都出身、神戸在住のライター。古きよきものからNEWスポットまで、幅広く興味を持って追いかけた旅の情報をご紹介しています!

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