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2025.09.19

世界遺産「石見銀山」観光の見どころは?モデルコース付きで紹介<島根・2025>

世界遺産に登録された島根県の石見銀山は、江戸時代に日本の銀の生産を支えた鉱山です。鉱山で鉱石を採掘するために掘られた坑道「間歩(まぶ)」をはじめ、銀により栄えた町並み、歴史的資料を数多く展示する資料館や商家跡などを巡りながら、その歴史や魅力を探ってみるのがおすすめです。石見銀山へのアクセスや所要時間、おすすめのスポット、モデルコースも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

世界遺産「石見銀山」とは?

アジア初!世界遺産に選出された鉱山遺跡

龍源寺間歩
龍源寺間歩

石見銀山とは、1527年に発見された鉱山遺跡です。採れた銀の純度が高いことから、国内にとどまらず国外まで流通し、最盛期には世界に流通する約3分の1が日本の銀で、その多くが石見のものでした。
2007年にはアジアの鉱山遺跡として初めて世界遺産に登録。採掘坑道や銀で栄えた町並みを散策できることから“歩く世界遺産”といわれ注目される、貴重な観光スポットです。

大森の町並み
大森の町並み

採掘坑道跡の「龍源寺間歩」周辺エリアを銀山地区、江戸時代に大森代官所が置かれ、石見銀山領の中心部として繁栄した通りが大森地区です。大森地区には「代官所地役人 旧河島家」「重要文化財 熊谷家住宅」「いも代官ミュージアム」といった観光名所が集中しています。

「石見銀山」へのアクセス

公共交通機関の場合

JR山陰本線・大田市駅から石見交通バスで約30分、「世界遺産センター」バス停で下車。ここから徒歩やレンタサイクル、または路線バスを使って各スポットへ移動しましょう。

車の場合

仁摩石見銀山ICから約10分で「石見銀山世界遺産センター」に到着します。無料の駐車場があるので、ここから徒歩やレンタサイクル、または路線バスを使って各スポットへ移動しましょう。

「石見銀山」の周り方・所要時間

レンタサイクルや徒歩がおすすめ

石見銀山は昔から自然と共生しながら暮らしを紡いできた町のため、マイカー規制を行っています。時間に限りがある時や効率的に巡りたい人にはレンタサイクルを、地域に流れるゆるりとした時間や、四季折々の自然に癒やされたい人は路線バス・徒歩もおすすめです。ただ、「龍源寺間歩」を見学する際は路線バスも規制があり大森バス停(石見銀山公園近く)までしか行けないため、現地まではレンタサイクルか「ぎんざんカート」(電動ゴルフ型カート)がおすすめです。便数や料金などの詳細はこちらを参照してください。

所要時間は3~4時間

移動手段で若干異なりますが、主にレンタサイクルと徒歩で「龍源寺間歩」~「大森地区」をじっくり見て回っても所要時間は3~4時間。昼食や休憩によっても所要時間は変わってきそうです。  

【世界遺産センターバス停より徒歩すぐ】石見銀山世界遺産センター

石見銀山について詳しく学べる観光の拠点

石見銀山世界遺産センター

「石見銀山世界遺産センター」は観光の拠点となる施設で、さまざまな展示によって石見銀山のことをわかりやすく紹介しています。

石見銀山世界遺産センター
石見銀山の歴史と鉱山技術について紹介している第2展示室

各展示室には、17世紀初めに栄えた吹屋(製錬所)や銀山最大級の坑道「大久保間歩」の坑内を再現した模型のほか、「VR銀山シアター」など多彩な展示があって見ごたえたっぷり。石見銀山の歴史や鉱山技術を学ぶことによって、世界経済にまで影響を与えたといわれるその価値を深く理解できそうです。
低融点合金(ビスマス・スズ)を使った昔の銀貨幣「丁銀」づくりの体験(要予約)や、大久保間歩一般公開限定ツアー(3~11月の土・日・祝日)も開催されています。旅の思い出に参加してみるのもいいですね。

■石見銀山世界遺産センター
島根県大田市大森町イ1579‐3
9時~17時(最終受付16時30分)※3月~11月は30分延長
毎月最終火、12月23日、31日、2026年1月1日
あり(無料)
無料 【有料展示室】大人310円、小・中学生150円
大田市駅より路線バス33分、世界遺産センター下車すぐ
「石見銀山世界遺産センター」の詳細はこちら
「石見銀山世界遺産センター」のクチコミ・周辺情報はこちら

【大森代官所跡バス停より徒歩すぐ】レンタサイクル河村

環境に優しく便利なレンタサイクルがおすすめ

レンタサイクル河村

自然環境と共存した産業遺跡の石見銀山を訪れる際には、排気ガスやゴミを出さないことが基本。マイカー規制があるので、観光手段としては徒歩かレンタサイクルを使用しましょう。大森代官所跡バス停の近くにあるレンタサイクル河村では、電動自転車のほか普通自転車や子ども用の普通自転車の貸し出しも行っていて家族連れも利用できますよ。

風を切って大森の町並みや、龍源寺間歩までの道のりを走り抜けるのは気持ち良さそうですね。
ただし、悪天候でレンタル不可の場合もあるので、天気が不安定な日は事前に確認してください。

■レンタサイクル河村
島根県大田市大森町ハ48-1
8時30分~17時(12月~2月は16時)
1月1日※悪天候の場合臨時休業あり
大田市駅より路線バス26分、大森代官所跡バス停下車徒歩すぐ
電動自転車2時間1000円、普通自転車3時間800円※延長料金 電動自転車30分200円、普通自転車30分100円、子供用カゴ200円、車椅子200円
「レンタサイクル河村」の詳細はこちら

【大森バス停より徒歩40分】龍源寺間歩

銀採掘の歴史跡が残る涼しい大坑道

龍源寺間歩

江戸時代中頃に開発された坑道・龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)は石見銀山遺跡の中で唯一 、常時見学が可能な場所です。全長600mにも及ぶ坑道の長さは大久保間歩に次ぐ規模で、現在は入口から約160mの旧坑道を公開。

龍源寺間歩

坑道内ではノミで掘り進んだ跡がそのまま残る壁面をはじめ、ひおい坑(鉱脈)を追って掘り進んだ小さな坑道の採掘跡、排水のため垂直に100mも掘られた堅坑、そして石見銀山絵巻などの展示物も見られますよ。

龍源寺間歩

周辺に自生している「ヘビノネゴザ」というシダ植物は貴金属を含む土壌で育つ性質をもち、金や銀の鉱山発見の手がかりになったといわれています。
真夏でも14℃~17℃と快適な温度で、きちんと整備された道を歩いて見学できます。ただ、天井が低いところもあるので準備してあるヘルメットをかぶって探検してくださいね。

■龍源寺間歩
島根県大田市大森町二183
9時~17時(最終入場10分前)※12月~2月は16時まで
1月1日
大人500円、小・中学生250円
大田市駅より路線バス30分、大森バス停下車徒歩40分
「龍源寺間歩」の詳細はこちら
「龍源寺間歩」のクチコミ・周辺情報はこちら

【大森バス停より徒歩20分】石見銀山 銀の店 工房(銀山店)

銀山のお土産におすすめ!繊細なデザインのシルバー製品

石見銀山 銀の店 工房(銀山店)
石見銀山 銀の店 工房(銀山店)

大森の町並みから龍源寺間歩までの道のりにある銀製品の専門店。工房を併設した店内にはオリジナルの製品が所せましと並んでいます。普段使いできそうなアクセサリーやキーホルダーを中心に、昔、石見地方で木や猪の牙などで作られていた伝統工芸の根付(帯に付ける留め具)を銀で再現した珍しい製品も見られますよ。

石見銀山 銀の店 工房(銀山店)
(画像左から)「羊歯の葉のペンダント」大16500円、小7900円。ネックレス4600円~、ピアス5000円~
石見銀山 銀の店 工房(銀山店)
「御取納丁銀」実物大88000円・小11400円~、キーホルダー2300円~

アクセサリーはすべて耐久性に優れ長く愛用できる素材でできているそう。アケビ、ルリソウ、ユキノシタ、アジサイといった身近に咲く自然の草花をモチーフにしたペンダントやピアスは、繊細なデザインが特徴です。自分用のお土産にも、友人へのプレゼントにもいいですね。

大森の町並みの通りに姉妹店(町並み店)もあるので、行きやすい方に足を運んでみましょう。

■石見銀山 銀の店 工房(銀山店)
島根県大田市大森町ホ12-4、島根県大田市大森町ハ57-1(町並み店)
10時30分~17時
水(冬季は縮小営業あり)
大田市駅より路線バス30分、大森バス停下車徒歩20分
「石見銀山 銀の店 工房(銀山店)」のInstagramはこちら
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【大森代官所跡バス停より徒歩すぐ】大森の町並み

古民家カフェや雑貨店も並ぶノスタルジックな通り

大森の町並み

江戸時代の最盛期には約20万人もの人々が住み、賑わっていたとされる大森地区。中でも銀山川が流れる谷に沿った約800mの通りが「大森の町並み」です。武家屋敷跡と商家跡が混在するこの通りは、1923年に石見銀山が休山した後も赤瓦が連なる美しい景観を見せていたことから、1987年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

大森の町並み

歴史的な建造物、文化財などが点在する一方で古民家を活用したオシャレなショップやカフェがいくつも並んでおり、寄り道しながらのんびり観光を楽しめます。

ガイドブックにも載っていない情報を教えてもらいながら巡れる「石見銀山ガイドの会」を利用するのもおすすめですよ。

■大森の町並み
島根県大田市大森町
なし
なし
大田市駅より路線バス26分、大森代官所跡バス停下車徒歩すぐ
【ガイド利用料】2時間500円~※詳細はこちら
「大森の町並み」の詳細はこちら
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【大森バス停より徒歩5分】石見銀山 群言堂 本店

歴史が息づく風情たっぷりの空間で癒やされる

石見銀山 群言堂 本店

築150年以上、300坪もある江戸時代の商家を古民家再生した群言堂(ぐんげんどう)は、「根のある暮らし」をテーマに“衣食住美”を提案しているお店です。
衣類・生活雑貨のコーナーには、日本の伝統技術を活かしつつ現代の暮らしに合った商品がそろいます。ウエアは“見て楽、着て楽、心が元気”になるようにと天然素材のオリジナル生地を使用し、国内縫製にこだわっているそうですよ。

石見銀山 群言堂 本店
左側が衣類・雑貨のスペース、右側がカフェスペース
石見銀山 群言堂 本店
「石見ポーク スパイスカレー」1320円※写真はトッピング(季節で内容変更)付き+165円
石見銀山 群言堂 本店
「かぼちゃのパフェ」1100円※9月中旬~11月4日

緑豊かな中庭が望める、癒やしの雰囲気に包まれたカフェもあります。おすすめメニューは、肉のうま味がギュッと詰まった「石見ポーク スパイスカレー」や、季節ごとに変わる地元素材をふんだんに使ったオリジナルのパフェ。

昔ながらの趣や四季折々の庭の風景に癒やされたり、お気に入りの商品を見つけたりしながらゆったりと過ごしましょう。

■石見銀山 群言堂 本店
島根県大田市大森町ハ183
11時〜17時(ランチLO15時、スイーツ・ドリンクLO16時半)
水(祝日の場合は営業)、年末年始、その他臨時休あり
大田市駅より路線バス30分、大森バス停下車徒歩5分
「石見銀山 群言堂 本店」の詳細はこちら
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【大森代官所跡バス停より徒歩7分】代官所地役人 旧河島家

武家屋敷の貴重な展示物や美しい庭を見学できる

代官所地役人 旧河島家

代官所の銀山附役人を歴代勤めた河島家の住居跡。当時の文献から、大森の町並みの大半を焼失した1800年の大火後に主屋が再建され、1825年までに増築したといわれています。現存する主屋は1990年から2回にわたる修復に併せて塀と庭も復旧、1993年には市の指定史跡となりました。

代官所地役人 旧河島家

通りに面した門をくぐると式台付玄関を備えた主屋があって、一見平屋のように見えますが、土間と納戸の上には2階が設けられ、手入れの行き届いた庭がよく見える場所が来客用のお座敷となっています。屋敷内には武具甲冑、飲食道具、化粧道具などが展示してあり、銀山領における上層武家屋敷の造りや武士の暮らしぶりを知ることができますよ。

■代官所地役人 旧河島家
島根県大田市大森町八118‐1
9時30分~16時30分
火(祝日の場合は翌日)、臨時休館あり
【入館料】大人(高校生以上)300円、子ども(小・中学生)200円
大田市駅より路線バス26分、大森代官所跡下車徒歩7分
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【大森代官所跡バス停より徒歩10分】ベッカライ コンディトライ ヒダカ

マイスターが生み出す小麦香るパンとお菓子の店

ベッカライ コンディトライ ヒダカ

夫婦共にドイツで学び、夫が製パンマイスター、妻が製菓マイスターの資格を持つ日高さんご夫妻が営んでいます。ドイツに昔から伝わるライ麦パンやブレッツェル、バウムクーヘンのほか地域の食材を活かして焼き上げる数々の創作メニューも自慢です。

ベッカライ コンディトライ ヒダカ
丹念に焼き上げられた「ヒダカのドイツバウムクーヘン」2613円

膨張剤を使わず伝統技法に沿って一層一層丁寧に焼き重ねたバウムクーヘンは、地元産の平飼い卵や国産バターを100%使用しており、素材の良さがダイレクトに伝わってくるしっかりとした味わいです。ブレッツェル(194円)は太さの異なる生地部分の食感と味わい、また小麦の甘さや香ばしさも楽しめる定番人気のパン。

併設のジェラートカフェでは、地元の酒蔵の日本酒から作られた酒粕、アムスメロン、ブドウといった地元の旬の食材を練り込んだオリジナルジェラートやソルベが楽しめますよ。

■ベッカライ コンディトライ ヒダカ
島根県大田市大森町ハ90‐1
ベーカリー10時~16時、ジェラートカフェ11時~16時
ベーカリー月・火・水、ジェラートカフェ月・火
大田市駅より路線バス26分、大森代官所跡バス停下車徒歩10分
「ベッカライ コンディトライ ヒダカ」の詳細はこちら

【大森代官所前バス停より徒歩3分】ルールブルー石見銀山

暮らしを豊かに彩るアイテムが勢ぞろい

ルールブルー石見銀山
「フラワーベース」1430円~

大森の町並みに面した窓を涼し気なフラワーベースが彩り、道行く人の目を楽しませてくれる「ルールブルー石見銀山」。風情あふれる古民家を改修したお店には、“日常の暮らしを豊かに”をコンセプトとした衣食住に関わるアイテムがそろいます。

ルールブルー石見銀山
「森山窯」や「西持田窯」の器2640円~

島根県の「森山窯」「西持田窯」「垣内信哉ガラス」など温もりあふれる民藝の器から、味のある輸入雑貨まで多彩です。

ルールブルー石見銀山

さらりと1枚で着こなせるワンピース4620円~、カラフルなスツール9900円も人気商品だそうですよ。

食品類はすべて無添加のオーガニックやグルテンフリー。健康志向の人にぴったりな調味料や山陰地方のおいしいお茶、お菓子もあるので旅のお土産にもいいですね。

■ルールブルー石見銀山
島根県大田市大森町ハ85
11時~16時
月・火・水 ※連休期間や天候により変更あり。インスタグラム(https://www.instagram.com/lb.iwamiginzan)にて最新情報を確認
大田市駅より路線バス26分、大森代官所前バス停下車徒歩3分
「ルールブルー石見銀山」の詳細はこちら

【大森代官所跡バス停より徒歩すぐ】重要文化財 熊谷家住宅

商家建築の特徴がいたるところに息づく

重要文化財 熊谷家住宅

代官所から南西50m、大森の町並みに面して建つ石見銀山の代表的な商家建築が熊谷家住宅です。熊谷家は銀山経営のほか酒造、金融業を営みながら町役人、代官所の御用商人なども務め、19世紀には同地区で有力な商家の一つとして栄えました。現在の建物は1800年に起きた大火後の再建で、500坪もある敷地内には広大な主屋と5つの蔵が点在。1998年には国の重要文化財に指定されています。

重要文化財 熊谷家住宅

住宅の中には江戸から昭和時代までの数多くの家財道具が展示され、商家として繁栄した歴史や変遷がうかがえます。

季節ごとに床の間の軸や棚の飾り物、屏風といったしつらいを替えているのも熊谷家の魅力。ゆったりと時間が流れる空間で、日本住宅の美しさや懐かしさを感じてみてくださいね。

■重要文化財 熊谷家住宅
島根県大田市大森町八63
9時30分~17時
火(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
【入館料】大人(高校生以上)600円、子ども(小・中学生)200円
大田市駅より路線バス26分、大森代官所跡下車すぐ
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【大森代官所跡バス停より徒歩すぐ】いも代官ミュージアム(石見銀山資料館)

収蔵品だけでなく建物自体も一見の価値あり

いも代官ミュージアム(石見銀山資料館)
いも代官ミュージアム(石見銀山資料館)

江戸時代に石見銀山を治めた代官所の跡に立つ資料館です。愛称はサツマイモ栽培を奨励し、大飢饉から人々を救った“いも代官”こと名代官・井戸平左衛門にちなんでいます。館内には井戸平左衛門の功績をはじめ、歴代代官ゆかりの資料や鉱山資料、鉱山標本など約300点が展示され、500年の歴史を凝縮した町並みの鳥観図、石見銀山年代記も見どころです。

いも代官ミュージアム(石見銀山資料館)

建物は1902年建築の旧郡役所を活用したもので、幕領陣屋の表門・長屋門ともに現存するのは全国的にも珍しく、国の史跡にも指定されています。石見銀山の繁栄や歴史など、当時の様子をより詳しく知りたい人は必見です。

■いも代官ミュージアム(石見銀山資料館)
島根県大田市大森町八51‐1
9時30分~17時
火(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月4日
【入館料】大人(高校生以上)600円、子ども(小・中学生)300円
大田市駅より路線バス26分、大森代官所跡下車すぐ
「いも代官ミュージアム(石見銀山資料館)」の詳細はこちら
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「石見銀山」観光モデルコース

日帰りで歴史から町散策まで楽しめる

石見銀山

日帰りで散策可能な石見銀山ですが、初めて訪れる人におすすめのモデルコースもご紹介します。まず「石見銀山世界遺産センター」で、銀山で栄えた町の歴史や文化について詳しく学びます。その後、路線バスで移動し、「レンタサイクル河村」で自転車を借りて「龍源寺間歩」へ。30分ほど見学した後は「石見銀山 銀の店 工房」に立ち寄りつつ、大森の町並みに向かいます。「石見銀山 群言堂 本店」のカフェでゆっくり昼食をとってショッピングを楽しんだら、「代官所地役人 旧河島家」へ。見学後はいったんレンタサイクルを返却して、残りのスポットはのんびり徒歩で巡ってみるのも気持ちいいですよ。

SPOT.01 石見銀山世界遺産センター
路線バス約10分
SPOT.02 レンタサイクル河村
自転車約30分
SPOT.03 龍源寺間歩
自転車約20分
SPOT.04 石見銀山 銀の店 工房(銀山店)
自転車約10分
SPOT.05 大森の町並みへ移動
石見銀山 群言堂 本店(昼食)
自転車約3分
SPOT.06 代官所地役人 旧河島家
自転車約2分
SPOT.07 レンタサイクル河村 自転車を返却
徒歩10分
SPOT.08 ベッカライ コンディトライ ヒダカ
徒歩すぐ
SPOT.09 ルールブルー石見銀山
徒歩5分
SPOT.10 重要文化財 熊谷家住宅
徒歩3分
SPOT.11 いも代官ミュージアム(石見銀山資料館)

まとめ

かつて銀を採掘していた龍源寺間歩やレトロな町並み、オシャレなカフェやショップなど魅力的なスポットがたくさんあります。歴史や豊かな自然が残る町を、ぜひ自転車や徒歩でのんびり散策してみてください。 

※この記事は2025年8月22日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

吉田美保  吉田美保

岡山県在住。主に旅行雑誌を手がける編集会社を経てフリーのライターに。花や自然、動物、お菓子作りが好き。最近の楽しみは近場の山を散策すること。読みやすさ、わかりやすさ、心に焼きつくような文章を心がけています。

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