2022.05.19

【秋田】日帰り観光モデルコースとおすすめスポット17選！マップで温泉や絶景を紹介

秋田県には有名な温泉、絶景が楽しめる大自然など見どころがたくさん！

乳頭温泉や大湯温泉、田沢湖や十和田湖、角館武家屋敷通りやなまはげ館など、秋田へ行くならまずおさえたい観光名所をピックアップ。

1日で廻れる、エリア別の観光モデルコースもご紹介しています。心も身体も癒される旅を満喫してください！

※この記事は2022年5月9日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
記事配信：じゃらんニュース

秋田の観光エリアMAP

田沢湖・角館・大曲のエリア別観光モデルコース

乳頭温泉とコバルトブルーに染まる田沢湖とを堪能できる県南エリア

全国でも名を知られる秘湯、乳頭温泉を楽しんだ後は、コバルトブルーの湖面を持つ田沢湖の絶景を、御座石・たつこ像と共に楽しみます。その後、全長10km続く抱返り渓谷や角館武家屋敷通りを散策。秋田の大自然と歴史ある温泉・施設を堪能するコースです。

14．休暇村 乳頭温泉郷
　↓車で約30分
7．御座石
　↓車で約10分
8．たつこ像
　↓車で約30分
9．抱返り渓谷
　↓車で約15分
1．角館武家屋敷通り
　↓車で約40分
2．秋田諏訪宮

十和田湖・大館・鹿角のエリア別観光モデルコース

十和田湖と大湯温泉を楽しみ、文化財で歴史を感じる県北エリア

岩瀬川渓流のビュースポットに立ち寄りながら、大館市に向かいます。秋田犬の狛犬がいる神社や昭和初期の貴重な木造建築を観光し、約800年の歴史を持つ大湯温泉郷へ。発荷峠展望台から十和田湖を望み、近隣の温泉で旅の疲れを癒しましょう。

10．岩瀬川渓流
　↓車で約60分
3．大館八幡神社神殿
　↓徒歩で約8分
4．国登録有形文化財　桜櫓館
　↓車で約40分
15．縄文のふる里　大湯温泉　ホテル鹿角
　↓車で約30分
11．発荷峠展望台
　↓車で約15分
16．十和田プリンスホテル

横手・鳥海・白神・男鹿のエリア別観光モデルコース

迫力ある滝で癒され、民俗行事を体感する県央エリア

三段にわたり流れ落ちる法体の滝、一日約5万tの湧き水が注がれる元滝伏流水で森林浴をした後は、秋田県が誇る伝統行事なまはげを体感できる施設を訪れます。途中、牧場でジャージー牛のソフトクリームを食べながらのんびり過ごしたり、秋田温泉で寛いだりと、ゆったりとした時間も楽しめます。

12．法体の滝
　↓車で約60分
5．仁賀保高原　土田牧場
　↓車で約30分
13．元滝伏流水
　↓車で約80分
17．秋田温泉プラザ
　↓車で約60分
6．なまはげ館

秋田の観光スポット

1．角館武家屋敷通り【田沢湖・角館・大曲エリア】

江戸時代に城下町として栄えていた角館。その趣を感じられるのが「角館武家屋敷通り」です。現在も、当時の屋敷割（武家屋敷、町人屋敷、寺社など土地の割り振りのこと）や、母屋・門・蔵の屋敷構え、枡型などの特徴的な造りを見物することができます。

春にはシダレザクラが咲き誇り、秋にはもみじや楓が美しく町を彩ることでも知られています。広い通りに面して黒板塀が連続しているため、その彩色のコントラストがまた見事。

国の重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けており、文化財としても高い価値ある町並みを散策してみては？

2．秋田諏訪宮【田沢湖・角館・大曲エリア】

1723年（享保8年）に造営された本殿が町指定文化財として登録されている「秋田諏訪宮」。

古より軍神として崇められているほか、水や風を司るとされていることから、農業の神としても崇敬されています。さらに、商工業の繁栄や道開き、開拓の神としても広く奉られている神社です。

例年、2月に「秋田諏訪宮」前で行われる小正月行事「六郷のカマクラ行事」は国指定重要無形民俗文化財に指定されています。機会があれば、こちらもぜひ見学を。

3．大館八幡神社神殿【十和田湖・大館・鹿角エリア】

1610年（慶長15年）に祀られた大館八幡神社。その本殿2棟は文化的価値が高いことから、1968年（昭和43年）に秋田県有形（重要）文化財として、1990年（平成２年）には国指定重要文化財として指定を受けています。

軒を揃えて並ぶ装飾に特徴がある2棟は、桃山式の優美な彩色が施されています。流造という、神社前面の屋根を長く伸ばした歴史ある建築方法も見どころです。

境内にある秋田犬の狛犬も珍しいので、こちらもお見逃しなく。

（画像提供：大館市役所）

4．国登録有形文化財　桜櫓館【十和田湖・大館・鹿角エリア】

1933年（昭和8年）に建てられた、昭和初期の貴重な木造建築。2階建ての屋根から突き出るような展望台は、四方をガラス窓で配されており、複雑で変化に富んだデザインとなっています。

ケヤキの大梁、幅広の床板、秋田杉の長押（和室の壁面を囲む化粧部材）など、継ぎ足さない長い板を使用しており、その美しさがわかります。

1999年（平成11年）に国登録有形文化財に登録された、細やかな意匠まで美しい建物で、昭和レトロを満喫してみては。

5．仁賀保高原　土田牧場【横手・鳥海・白神・男鹿エリア】

標高約500mの丘陵地帯に、広さ約150haもの牧草地が広がります。ここで育てられているのがジャージー種の乳牛です。日本で「牛」といえば、白黒模様のホルスタインがお馴染みですが、ジャージー種は薄茶色の小さな牛。その牛乳は濃くて味わい深いと言われています。

鳥海山や日本海を望むことができる自然豊かな場所では、牛が放牧されている様子を眺めたり、乳しぼり体験をしたりと楽しい時間を過ごすことができます。

休憩するなら、フードショップ「ミルクハウス」で、しぼりたて牛乳やソフトクリーム、チーズたっぷりのトーストや焼き立てのソーセージを味わっては？

ジンギスカンや焼き肉（土日祝祭日、連休中の平日実施）などを楽しめる牧場レストランもあるので、予定に合わせて楽しんでくださいね。

6．なまはげ館【横手・鳥海・白神・男鹿エリア】

鬼が「泣く子はいねがー」といいながら家々を回ることで知られている「男鹿のナマハゲ」。重要無形民俗文化財やユネスコ無形文化遺産にも登録され、注目を集めています。

「なまはげ館」ではその伝統行事を、150を超える男鹿市内各地区のなまはげ面や、スクリーンでの映像上映で詳しく紹介しています。

なまはげの来襲は本来、地元の人が大晦日にのみ見ることができたもの。その伝統行事を観光客にリアルに知ってもらうため、男鹿真山伝承館では再現を実施しています。「なまはげ館」の隣にあり、セット券も販売されているので、ぜひ本物のなまはげを体感してください。

秋田の絶景スポット

7．御座石【田沢湖・角館・大曲エリア】

周囲約20kmの、まあるい形をした湖が田沢湖です。水深は423.4mと、日本でも屈指の深さを誇っています。吸い込まれそうな瑠璃色の湖面はとても神秘的。湖周辺の自然が、四季折々の景観美で訪れる人を楽しませてくれます。

湖畔にある「御座石」は、現在は小岩ですが元は広さ20畳もある平らな岩場。秋田佐竹二代藩主である義隆公が、1647年～1651年に小机を据えて景色を眺めたことから「御座石」と名づけられました。朱色の美しい鳥居が目印の御座石神社もあるので、こちらへも足をのばしてみては？

8．たつこ像【田沢湖・角館・大曲エリア】

田沢湖のシンボル的存在になっている「たつこ像」は、田沢湖に伝わる゛たつこ姫伝説“にちなんで作られました。永遠の美しさと若さを求めて湖の水を飲んで龍となり、湖の守り神となったと伝えられる辰子の元には、その美しさにあやかりたい女性の観光客も多いとか。

ゴールドの光を放つ「たつこ像」の奥には、秋田駒ヶ岳を望むこともできますよ。遊覧船に乗って、様々な角度から「たつこ像」を眺めるのもおすすめです。

9．抱返り渓谷【十和田湖・大館・鹿角エリア】

田沢湖と角館を結ぶように流れる玉川。その中流に続く全長10kmの渓谷が「抱返り渓谷」です。

かつては、すれ違うたびに、お互いに抱きかかえるようにしなければ通ることができない狭さの山道だったそう。そのため、「抱返り渓谷」と呼ばれるようになりました。

しかしここには、わざわざ狭い山道を登りたくなるのも頷ける景色が広がります。中でも、「去る旅人が振り返らずにいられない」ことから名がついた「回顧の滝」は見どころ。およそ30mもの落差がある滝は迫力満点です。

渓谷の散策は遊歩道入口～飯村少年碑まで通行が可能です。約40分の、飽きることのない絶景を楽しんでください。

10．岩瀬川渓流【十和田湖・大館・鹿角エリア】

ドライブ途中に気軽に絶景を眺められる「岩瀬川渓流」。木漏れ日を浴びて金・銀・銅・鉄・鉛の五色に光ることからつけられた「五色の滝」は、展望ポイントでも滝からそそぐミストを感じることができます。

高さ30mの「糸滝」も圧巻。ほかにも美しい滝が点在する渓流は見どころ豊富です。紅葉シーズンになれば、山々が赤・黄・橙と鮮やかに色づきます。そちらもまた素敵ですよ。

11．発荷峠展望台【十和田湖・大館・鹿角エリア】

十和田八幡平国立公園内の秋田県側にある展望台。十和田湖の南の玄関口といえる場所に位置し、湖の奥には十和田カルデラの外輪山があり、その後方には南八甲田が望めます。

展望台は標高610mと高さがあるため、湖全体を見下ろすことができるのもポイント。その眺めは十和田湖随一とも言われ、美しい緑に囲まれた紺碧の湖は必見です。

タイミングが合えば、湖の上に雲海が広がり幻想的な景色を堪能できるかもしれません。

12．法体の滝【横手・鳥海・白神・男鹿エリア】

一の滝、二の滝、三の滝の三段から構成される「法体の滝」、その流長は約100m。落差57ｍもある荘厳さが魅力です。

霊峰鳥海山から流れ出る水が山頂に面して流れ落ちる珍しさから、1990年には「日本の滝百選」に選定されました。

※冬期間は積雪のため閉鎖。例年、ゴールデンウィークから車両通行が可能（積雪の状況によっては前後する可能性あり）

13．元滝伏流水【横手・鳥海・白神・男鹿エリア】

約10万年前に鳥海山から流れ下り作られた溶岩による末端の崖。そこから溢れ出した湧き水がつくる滝が「元滝伏流水」です。落差5m、幅30m、一日約5万tの湧き水が真っ白なしぶきをあげて流れ落ちてくる様子は圧巻！

「元滝伏流水」へは、駐車場から750mほど歩くと到着します。帰りは階段をあがり、杉林の中を通って戻るとそこにも湧き水があります。寄ってみるのもいいですよ。

「元滝」はもう少し上流にある滝ですが、現在は崖崩れのため立ち入り禁止。また、長い年月をかけて育った苔は遊歩道の外にたくさんあるので、道を外れて苔を傷めないよう気を付けてくださいね。

秋田の温泉スポット

14．休暇村 乳頭温泉郷【田沢湖・角館・大曲エリア】

十和田八幡平国立公園で美しいブナの森に囲まれゆっくりとお湯につかれる「休暇村 乳頭温泉郷」。

こちらでは、乳頭の湯（ナトリウム炭酸水素塩泉）、田沢湖高原の湯（単純硫黄泉）の2種類の泉質を楽しむことができるうえ、どちらも源泉からかけ流しと贅沢！

とっても開放的な露天風呂で、日常の疲れを癒してください。

15．縄文のふる里　大湯温泉　ホテル鹿角【十和田湖・大館・鹿角エリア】

開湯800年の歴史を持つ大湯温泉。昔から「いで湯の里」「湯けむりの里」として、多くの人たちから親しまれている温泉です。

2021年、世界遺産に選ばれた「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する一つである縄文遺跡大湯ストーンサークルや、十和田八幡平国立公園をはじめとする観光名所の中心にあるため、旅の拠点にもぴったりです。

16．十和田プリンスホテル【十和田湖・大館・鹿角エリア】

十和田の美しい自然を感じながら、ゆったりとした時間を過ごせる「十和田プリンスホテル」。男女ともに浴槽は41平米ととっても広々！樹齢100年近い南部アカマツを使った屋根の下で、日差しを避けながらゆったりとお湯に浸かれます。

露天風呂の目の前には、美しく芝生が手入れされた庭園が広がります。樹々の隙間からは十和田湖も見え隠れ。開放的な空間で、身も心も癒されましょう。

17．秋田温泉プラザ【横手・鳥海・白神・男鹿エリア】

とろりと優しいお湯が魅力的な秋田温泉。日帰りで様々な種類の湯船を楽しめるのが「秋田温泉プラザ」です。

時間帯によって表情を変える露天風呂、熱さが嬉しい「あつ湯」、リラックスできる「ぬる湯」、お湯を独り占めできる「つぼ湯」など多彩なバリエーション。

秋田駅から15分という、アクセスの良さも嬉しいポイントです。和庭園を見ながら利用できるカフェレストランがあるのも嬉しいですね。

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