今注目なのは、「国生み神話」の島として数々の逸話を残す、兵庫県・淡路島。
この神話の島には、謎多き「太陽の道」や巨石信仰が窺える場所など、パワースポットがたくさんあるんです。
今回はそんなスピリチュアル・アイランド淡路島をご紹介。知られているようで、実は知らない淡路島の姿をお見せします。
春のおでかけは、神秘溢れる淡路島でパワーみなぎる旅にしませんか?
おのころ島神社【南あわじ市】
国生みの二神にあやかり、縁結びや安産を祈願。

国生みの聖地とも言われる丘の上にあり、伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊弉冉命(いざなみのみこと)の二神を祀る。正殿前にある鶺せき鴒れい石いしは、夫婦円満の鳥とも言われるセキレイゆかりの石。大鳥居の脇にある縁起のいい「三鈷(さんこ) の松」も必見。


[TEL]0799-42-5320
[住所]兵庫県南あわじ市榎列下幡多415
[営業時間]9時~17時
[定休日]なし
[料金]参拝自由
[アクセス]神戸淡路鳴門道西淡三原ICより7分
[駐車場]100台
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伊弉諾神宮【淡路市】
由緒ある「淡路国一の宮」で荘厳な雰囲気に包まれて。

伊弉諾(いざなぎ)大神が余生を過ごしたとされる終焉の地。かつては禁足の聖地だった御陵跡に、妃の伊弉冉(いざなみ)大神と共に祀られている。境内にある樹齢900年と言われる樹高約30m、天然記念物の「夫婦大楠」。縁結びや安産祈願に訪れる人も多い。ぜひ立ち寄って。


[TEL]0799-80-5001
[住所]兵庫県淡路市多賀740
[営業時間]9時~17時
[定休日]なし
[料金]参拝自由
[アクセス]神戸淡路鳴門道津名一宮ICより5分
[駐車場]50台
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石上神社【淡路市】
女人禁制を守り続ける日の神信仰の巨岩祭祀跡。

祠の上には背丈の倍以上もある巨岩が祀られ、背後には環状列石もあるという。集落では今も祭が受け継がれ、ご祭神の素すさのおのみこと戔嗚尊、天照大御神と大日如来が祀られているとも伝えられる。



[TEL]0799-80-5001(伊弉諾神宮)
[住所]兵庫県淡路市舟木514
[営業時間・定休日・料金]参拝自由
[アクセス]神戸淡路鳴門道東浦ICより13分
[駐車場]なし
伊勢久留麻神社【淡路市】
東を向いて立つ社殿は太陽を迎えるかのよう。

ご祭神は天照大御神の別名とも言われる大日孁貴尊(おおひるめむちのみこと)で、6世紀の頃に伊勢国の久留真より勧請したと伝わる。伊弉諾神宮を一の宮とし、こちらは三の宮とも言われている。境内から海を眺め、伊勢に思いを馳せて。

[TEL]0799-74-2258(松帆神社)
[住所]兵庫県淡路市久留麻2033-2
[営業時間・定休日・料金]参拝自由
[アクセス]神戸淡路鳴門道東浦ICより7分
[駐車場]20台
岩上神社【淡路市】
下界を見つめる神籠岩(ひもろぎいわ)に今にも神が降臨してきそう。

丘陵に鎮座し、強烈な存在感を放つ神籠岩は神の降臨を待って祭を行ったとされる自然岩。1541年に柳沢城主が奈良の石上神宮から布ふつのみたま都魂神を勧請したと伝え、龍田大社の旧社殿を移築したと記録されている。



[TEL]0799-80-5001
[住所]兵庫県淡路市柳沢乙614
[営業時間・定休日・料金]参拝自由
[アクセス]神戸淡路鳴門道津名一宮ICより20分
[駐車場]20台
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岩戸神社【洲本市】
鬱蒼とした森の中に佇む「天岩戸」伝説が残る巨石。

神社のある標高約448mの先山は、国生み神話の中で最初に創られた場所とも言われ、それが名前の由来とか。巨石には大きな割れ目があり、地元では、天照大御神がお隠れになった天岩戸だと伝わる。



[TEL]0799-22-0281(先山千光寺)
[住所]兵庫県洲本市上内膳2132
[営業時間・定休日・料金]参拝自由
[アクセス]神戸淡路鳴門道洲本ICより18分
[駐車場]35台
鮎屋の滝【洲本市】
霊験あらたかな滝でミストを浴びて心身浄化。

淡路島随一の滝で、霊験の地としても崇められている。大きな水音が響く中、木漏れ日が差し込み、深緑色を湛えた滝壷が煌めく様は神聖な雰囲気。近くに不動明王を祀る不動堂も。
[TEL]0799-22-3321(洲本市役所商工観光課)
[住所]兵庫県洲本市鮎屋
[営業時間・定休日・料金]観賞自由
[アクセス]神戸淡路鳴門道洲本ICより18分
[駐車場]10台
※この記事は2016年2月時点での情報です
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。