室町時代の三体の仏像(浄智寺)
- ここに行く計画を立てよう
- クチコミを投稿する
- 写真を投稿する
- 行った
- 行きたい
- クリップ
-
- シェアする
- メールする
過去・現在・未来を表す浄智寺の本尊 - 室町時代の三体の仏像(浄智寺)のクチコミ
YTE東京駐在さん 男性/60代
- カップル・夫婦
-
三世仏を安置する仏殿(曇華殿)。
by YTE東京駐在さん(2023年2月16日撮影)
いいね 0 -
左から阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来。神奈川県指定文化財。
by YTE東京駐在さん(2023年2月16日撮影)
いいね 0
浄智寺の本堂にあたる仏殿(曇華殿)に本尊として安置されている三体の仏像で、神奈川県重要文化財に指定されています。向かって左から阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来で、仏の過去・現在・未来と、三世の姿を表しているといいます(弥勒菩薩は、未来仏としては弥勒如来とよばれるのだそうです)。造立時期は室町時代中期(15世紀半ば)で、像高はいずれも1メートルくらい、寄木造、玉眼、肉身部漆地 漆箔で、着衣部彩色が施されています。各像は衣の裾を左右に長く垂下させる点が共通しており、宋代の中国から伝わり、鎌倉でよく用いられた鎌倉仏の特徴を表しています。三尊の違いは印相、つまり御手の組み方で、左の阿弥陀如来は第二指を立てて親指に接する定印、中央の釈迦如来は右手を下にした定印、右の弥勒如来は左手を下にした、それぞれ決まった印相つまり定印を結んでいます。弥勒如来は、鎌倉十三仏の一つ。なお、本堂には、三世仏の他、木造達磨大師座像(江戸時代)、木造大休正念座像(室町時代)、木造南洲宏海座像(室町時代)も安置されています。
- 行った時期:2023年2月16日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2024年1月13日
- このクチコミは参考になりましたか?1はい
YTE東京駐在さんの他のクチコミ
-
杉本寺 五輪塔群
神奈川県鎌倉市/その他神社・神宮・寺院
かつて杉本寺の裏山には、杉本城という山城があり、境内に残された五輪塔群は、南北朝争乱の時代...
-
書院(浄智寺)
神奈川県鎌倉市/その他神社・神宮・寺院
本尊にお参りした後、仏殿の左手から奥に向って延びる散策路を進むと書院の裏手に出ます。書院は...
-
仏殿 (浄智寺)
神奈川県鎌倉市/その他神社・神宮・寺院
浄智寺の本堂にあたる仏殿は、鐘楼門をくぐった右手に建っています。正面に「曇華殿(どんげでん...
-
地蔵菩薩像(浄智寺)
神奈川県鎌倉市/その他神社・神宮・寺院
浄智寺の寺宝のうち、国の重要文化財に指定されたものが二件あり、その内の一件が地蔵菩薩坐像で...
室町時代の三体の仏像(浄智寺)の新着クチコミ
-
時折内部まで見ることができます
この仏像はとても立派なもので、年に何回か内部までを見渡すようなことができます。
こんな古いものが残っているとは誰も思いませんでした。詳細情報をみる
- 行った時期:2019年6月
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2019年7月12日