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2022.07.10

【全国】夏の花「ハス・スイレン」の名所27選!SNS映えスポットなど一挙紹介

初夏から咲き始めるハス、スイレンの花が各地で見頃を迎えます。フォトジェニックな大輪の花は、SNS映え間違いなし!

比較的見頃の長い花ですが、午前中など早い時間でないと花が閉じてしまうのでご注意を。つぼみの姿もとっても魅力的ですが、咲いているところをバッチリ写真におさめたいなら早起きがおすすめですよ!

※スポットは、旅行に行った方の口コミ情報が掲載されたじゃらんnet観光ガイドの全国エリアより評価が高いスポット&口コミを抜粋!北から順に掲載しています。

※この記事は2022年9月7日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
記事配信:じゃらんニュース

伊豆沼・内沼【宮城県】

遊覧船から眺める青空とハスの花はまるで水彩画のよう

(画像提供:栗原市商工観光部田園観光課)
(画像提供:栗原市商工観光部田園観光課)

【見頃時期】7月下旬~8月中旬頃

ハクチョウの越冬地としても有名な伊豆沼・内沼にはさまざまな水生生物が生育しています。沼の堤防から大きなハクチョウが頭上を飛んでいく姿は、迫力満点の光景です。

中でも夏の時期に見られるハスの花は一見の価値あり!沼の岸辺に立つと、ハスの花のほのかな香りが風に運ばれてやってきます。

毎年行われる「はすまつり」の期間中には、船での湖上遊覧も行っており、ハスを間近で見ることができるので、ぜひ体験してみてくださいね。

■伊豆沼・内沼
[住所]宮城県栗原市築館横須賀地内・若柳下畑岡地内
[アクセス]【電車】JRくりこま高原駅・新田駅よりタクシーで10分【車】東北自動車道築館ICより15分、東北自動車道若柳金成ICより20分、みやぎ県北高速幹線道路伊豆沼ICより3分
[駐車場]あり(100台/無料)
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称名寺【宮城県】

樹齢700年の天然記念物「シイの木」と「古代ハス」

(画像提供:亘理町役場商工観光課)
(画像提供:亘理町役場商工観光課)

【見頃時期】7月下旬~8月下旬頃

県指定文化財の木造阿弥陀仏如来像を本尊として開山した「称名寺(しょうみょうじ)」。境内には推定樹齢700年の「シイの木」がそびえています。シイの木は温暖なところで育つ樹木で、宮城県南部が北限とされており、貴重なことから国指定天然記念物に指定されています。

ハスの花は「称名寺」脇の池に咲きそろいます。薄桃色の大賀ハスで、古代蓮とも呼ばれる品種です。天然記念物のシイの木とハスの競演が見られる貴重なスポットなので、夏の観光で訪れてみてくださいね。

■称名寺
[住所]宮城県亘理郡亘理町字旭山1
[参拝時間]終日
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR亘理駅より徒歩26分【車】常磐自動車道路鳥の海スマートICより11分、仙台東部道路亘理ICより15分
[駐車場]あり(普通車20台/無料)
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千秋公園【秋田県】

堀一面に広がるハスの花!四季の花々が彩る公園

(画像提供:秋田市建設部公園課)
(画像提供:秋田市建設部公園課)

【見頃時期】7月上旬~8月下旬頃

秋田藩二十万石・佐竹氏の居城・久保田城跡に造られた公園です。サクラとツツジの名所として知られますが、夏のハスも見事で、大手門の堀一面にハスの花が咲き誇ります。

園内には再建された久保田城表門をはじめ、御物頭御番所、千秋の鐘などがあり、高台に再建された御隅櫓の展望台からは市街地が一望できます。サクラ、ツツジ、ハス、マツなど四季折々の見所が満載なので、何度足を運んでも楽しめます。

口コミ ピックアップ

千秋公園内は緑鮮やかでとても清々しかったです。お堀のところにピンク色の蓮の花が沢山咲いていて本当に綺麗でした。
(行った時期:2021年9月)

8月の終わりと言えばどこに行っても蓮は終わっているのに、こちらはまだまだ見頃真っ盛り!素晴らしいです。見応えありました。
(行った時期:2020年9月)

■千秋公園
[住所]秋田県秋田市千秋公園1-1
[営業時間]終日
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR秋田駅より徒歩15分【車】秋田道秋田中央ICより15分
[駐車場]あり(14台/30分100円 ※冬期を除く)
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大山上池【山形県】

渡り鳥の楽園が鮮やかなピンク一色に。野鳥観察もおすすめ

(画像提供:大山観光協会)
(画像提供:大山観光協会)

【見頃時期】7月下旬~8月中旬頃

ハクチョウやカモなど渡り鳥の楽園として、一年を通じて数多くの野鳥が確認されるという「大山上池(おおやまかみいけ)」。野鳥観察の場所としても名高いスポットです。

2008年10月には水鳥などの生息地として国際的に重要な湿地に関する「ラムサール条約」に登録。美しい自然の姿がそのまま残る貴重な場所です。

夏から初秋にかけては、湖面一面がピンクの花で染まるほどの姫ハスの花が咲き誇ります。8月になるとハスを管理する大山浮草組合により、花や葉の収穫が始まり、収穫した花や葉を仏前に供え、旧盆の行事として祖先の霊を祀るそうです。

■大山上池
[住所]山形県鶴岡市大字大山
[アクセス]【電車】JR羽前大山駅より徒歩15分
[駐車場]あり(10台/無料)
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花と歴史の郷 蛇の鼻「蛇の鼻御殿」【福島県】

繊細な彫刻がほどこされた御殿と約1万輪のスイレンの競演

(画像提供:花と歴史の郷 蛇の鼻)
(画像提供:花と歴史の郷 蛇の鼻)

【見頃時期】5月下旬~7月下旬頃

1996年に国登録有形文化財に登録され、荘厳な姿をそのまま残す「蛇の鼻御殿」。贅を尽くした美術品や巧妙精密な彫刻が訪れる人々を魅了しています。

その手前に位置する擂鉢(すりばち)池に咲くスイレンと「蛇の鼻御殿」の競演は、何とも幻想的な風景です。最盛期にはなんと約1万輪の花が咲き誇るそうです。

同園内には藤棚やバラ園などもあり、一年を通してさまざまな花を観賞できます。予約をすればバーベキューも楽しめるので、ぜひ一度足を運んでみては?

■花と歴史の郷 蛇の鼻「蛇の鼻御殿」
[住所]福島県本宮市本宮字蛇ノ鼻38
[営業時間]【4月1日~10月25日】9時~17時(受付終了16時30分)【10月26日~11月30日】9時~16時30分(受付終了16時)【12月1日~3月31日】10時~15時(受付終了14時)
[定休日]12月28日~1月6日
[料金]【高校生以上】800円【4歳以上】400円
[アクセス]【電車】JR本宮駅よりタクシーで5分【車】東北自動車道本宮ICより8分
[駐車場]あり(乗用車300台、バス10台/無料)
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新白岡の古代蓮【埼玉県】

平安時代からずっと人々に愛されてきた神秘の古代蓮

(画像提供:白岡市観光協会)
(画像提供:白岡市観光協会)

【見頃時期】7月上旬~下旬頃

1991年頃の土地改良工事でハスの実が発見され、近所の農家の方が繁殖に成功したものを現在の調整池に移植したのがはじまりです。

ハスの品種については専門家の鑑定で「古代蓮」であるとされ、正確な年代は不明ですが、約1200年前の平安時代のものと推定されています。

7月上旬頃から咲きはじめ、最盛期には200輪を超える花が咲き誇ります。古代蓮を眺めながら、遠い昔の平安時代に思いを馳せてはいかがでしょうか?

■新白岡の古代蓮
[住所]埼玉県白岡市新白岡9丁目の調整池
[アクセス]【電車】JR新白岡駅西口より徒歩10分
[駐車場]なし
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水郷佐原あやめパーク【千葉県】

アヤメ・花菖蒲・ハス・スイレン…瑞々しい水生植物の楽園

(画像提供:水郷佐原あやめパーク)
(画像提供:水郷佐原あやめパーク)

【見頃時期】7~8月頃

水郷の四季を体感できる水辺の花のテーマパーク。5月下旬~6月下旬に開催される「あやめ祭り」では、約400品種150万本の花菖蒲が園内を飾り、7月上旬~8月上旬の「はす祭り」では、約300品種のハスを見られます。

園内水路を「サッパ舟」と呼ばれる小舟に乗って巡ることもできます。また、子ども向けの遊園施設やドッグラン、オリジナルメニューが楽しめるカフェなど幅広い世代で楽しめる施設です。

■水郷佐原あやめパーク
[住所]千葉県香取市扇島1837-2
[営業時間]9時~16時30分【あやめ祭り期間】8時~18時【はす祭り期間】8時~16時30分
[定休日]月(祝日の場合は翌平日)、年末年始12月28日~1月4日 ※ただし、5~8月あやめ祭り・はす祭り期間中は無休
[料金]【4月、9月~11月】大人200円、65歳以上150円、小・中学生100円【5月~8月】大人600円、65歳以上500円、小・中学生300円 ※冬季期間は無料 ※園内舟巡りおよびドッグランは、別料金のため公式ホームページ参照。
[アクセス]【電車】JR佐原駅より佐原循環バス(北佐原・新島ルート)で水郷佐原あやめパークバス停下車(平日のみ)※あやめ祭り期間中はシャトルバス運行(設定日は公式ホームページ参照)【車】東関東自動車道佐原香取ICより30分
[駐車場]あり(普通車500台、大型バス30台/無料)
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不忍池【東京都】

一面ハスで覆われる「蓮池」が名所。都心のオアシスでSNS映え!

(画像提供:上野恩賜公園管理所)
(画像提供:上野恩賜公園管理所)

【見頃時期】7月上旬~8月下旬頃

いわずと知れた東京の観光名所、「上野恩賜公園」の中に位置する天然池。一面ハスで覆われる「蓮池」、ボートを楽しむことができる「ボート池」、カモや水鳥が生息する「鵜の池」の3つの池があり、“都会のオアシス”と呼ばれています。

「蓮池」は夏になると池一面にハスの花が咲き誇ります。池の中にたたずむ弁天堂をバックに撮影をすれば、SNS映えもバッチリ!サクラやウメ、アジサイなど四季を感じる花々も見どころです。

口コミ ピックアップ

上野駅からほど近くにあるからか観光客がこの時期にしては多くいらっしゃっていました。各地の方言が聞けたのは久しぶりで新鮮でした。池を一周しつつ写真を撮っていると曇り空から太陽がのぞき蓮の華やかさが一段と映えました。
(行った時期:2020年7月)

■不忍池
[住所]東京都台東区上野公園
[営業時間]5時~23時
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR上野駅より徒歩5分
[駐車場]なし
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水元公園【東京都】

美しいポプラ並木や睡蓮池にうっとり。水と緑が彩る公園

(画像提供:水元公園)
(画像提供:水元公園)

【見頃時期】5月下旬~9月上旬頃

「水元公園」は小合溜に沿って造られた水郷の景観をもった公園です。広さ約10haを誇る中央広場や鳥たちが集まる水辺のバードサンクチュアリーなど、見所がいっぱいです。

スイレンは園内にある睡蓮池にあります。「赤」「白」と色とりどりに咲きみだれる光景に思わずうっとりしてしまいそう。

ポプラ並木やメタセコイアの森を眺めながら、ゆっくり散歩するのもおすすめ。都心でありながら、自然を体いっぱいに感じることのできるスポットです。

■水元公園
[住所]東京都葛飾区水元公園3-2
[営業時間]終日
[定休日]なし
[料金]無料(一部有料施設あり)
[アクセス]【電車】JR・東京メトロ金町駅より京成バス(戸ヶ崎操車場または西水元三丁目行き)「水元公園」バス停下車徒歩7分
[駐車場]あり(311台/普通車1時間まで200円 以後30分毎に100円)
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花はす公園【福井県】

世界のハス約130種が観賞できる名所

(画像提供:南越前町)
(画像提供:南越前町)

【見頃時期】7月初旬~8月下旬頃

のどかな風景に囲まれた「花はす公園」は、中国の白万々蓮やネパールのネール蓮、アメリカのミセス・スローカム蓮など、世界のハス約130品種が観賞できるハスの名所です。園内には蓮見台も設けられ、池いっぱいに広がるハスの花を一望できます。

種類ごとに開花時期や見頃が異なるため、お目当てのハスの開花時期に合わせて来園する楽しみ方ができるのも大きな魅力です。

口コミ ピックアップ

蓮の花の種類が多くて、スケールの大きな公園です。
すぐそばに、温泉旅館があり、日帰り温泉も利用できます。食事も出来ますよ。
(行った時期:2020年7月)

■花はす公園
[住所]福井県南条郡南越前町中小屋64-41
[営業時間]終日
[定休日]なし
[料金]基本無料 ※清掃協力金200円(はすまつり期間)
[アクセス]【車】北陸自動車道今庄ICより10分、南条スマートICより5分、JR南条駅より7分
[駐車場]あり(200台/無料)
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モネの池【岐阜県】

まるでモネの絵画のような色彩と美しいスイレン

(画像提供:写真AC)
(画像提供:写真AC)

【見頃時期】5月下旬~8月上旬頃

透明度の高い湧水と池の中を優雅に泳ぐ錦鯉が、まるでモネの絵画のようだと話題の名もなき池(通称「モネの池」)。SNSやテレビなどで一度は目にしたことがある人も多いのでは?

岐阜県の山中の神社の前にあり、とくにスイレンの花が咲く初夏は絶景と言われています。天気によってその表情を変え、曇り空から太陽の光が差し込む瞬間はまさに「モネの池」。太陽の光がさんさんと差し込む、天気の良い日を狙って訪れてみては?

口コミ ピックアップ

池は小さかったけど、写真を撮って見ると本当に綺麗で、感動しました。朝早くから行きましたが、もう人がたくさんいました。近くの公園にも今度行ってみます。
(行った時期:2020年10月)

■モネの池
[住所]岐阜県関市板取白谷
[営業時間]終日
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR岐阜駅より岐阜板取線バスでほらどキウイプラザ下車、板取ふれあいバスに乗りモネの池前バス停下車徒歩2分【車】東海北陸自動車道美濃ICより35分
[駐車場]あり(165台/無料)
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ひるがの湿原植物園【岐阜県】

大日ケ岳の眺望と裾野に広がるスイレンの絨毯

(画像提供:高鷲観光協会)
(画像提供:高鷲観光協会)

【見頃時期】6月下旬~9月中旬頃

「ひるがの湿原植物園」は地域の協力を得ながら整備された植物園です。敷地の一部には池や芝生などの人々の憩いの場が整備されていますが、その奥には手つかずの自然を残す「ひるがの湿原」が広がっています。

園内には50種類以上の湿原植物と水生植物が生育し、モリアオガエルやイトトンボの仲間などの貴重な動物なども生息。湿原内には木道が通っているので散策にもおすすめです。

中でも大日ケ岳の眺望とその裾野に広がるスイレンのパノラマビューは圧巻の光景です。植物園を出てすぐそばの「たかすファーマーズ」では、濃厚さが自慢のソフトクリームが食べられるのでおすすめ。

■ひるがの湿原植物園
[住所]岐阜県郡上市高鷲町ひるがの4670-3694
[営業時間]9時~16時30分
[定休日]10月中旬~4月中旬は閉館
[料金]無料
[アクセス]【車】東海北陸自動車道高鷲ICより15分
[駐車場]あり(30台/無料)
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天王川公園【愛知県】

瑞々しいスイレンがSNSに映える広大な公園

(画像提供:津島市都市整備課)
(画像提供:津島市都市整備課)

【見頃時期】6月上旬~7月下旬頃

緑の並木道に囲まれた「天王川公園」は、のんびりと散歩するにはぴったりの広大な公園です。江戸時代に天王川をせき止めて造られた大きな池には鮮やかな朱色の橋がかかり、SNS映えも抜群!

春はサクラからフジへの開花リレー、初夏には瑞々しいスイレン、秋は色とりどりの紅葉と、それぞれの情緒をかもす「水と緑の景観」がいつ訪れても素晴らしく、市民の憩いの散策路として親しまれています。

■天王川公園
[住所]愛知県津島市宮川町
[営業時間]終日
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】名古屋鉄道津島駅より徒歩15分
[駐車場]あり(98台/無料)
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金剛證寺【三重県】

俗界と聖地を分かつ場所に咲く、幻想的なスイレン

(画像提供:ピクスタ)
(画像提供:ピクスタ)

【見頃時期】6月下旬~8月下旬頃

朝熊山の山頂にある空海ゆかりの古寺、「金剛證寺(こんごうしょうじ)」。伊勢神宮の鬼門を守るお寺としても有名で「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と伊勢音頭の俗謡にも唄われています。国宝・重文は宝物殿に展示され、20年に一度、神宮式年遷宮の翌年に本尊のご開帳が行われます。

スイレンが咲きみだれる「連間の池」は、俗界と聖地を分かつ場所として弘法大師が掘ったといわれています。数百株のスイレンが花開くシーズンは、幻想的な雰囲気に包まれます。

■金剛證寺
[住所]三重県伊勢市朝熊町岳548
[参拝時間]9時~15時45分
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【車】伊勢自動車道伊勢西ICより20分
[駐車場]あり(普通車20台/無料)
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水生植物公園みずの森【滋賀県】

スイレン、ハス、パラグアイオニバスなどが彩る名所

(画像提供:草津市立水生植物公園みずの森)
(画像提供:草津市立水生植物公園みずの森)

【見頃時期】6月上旬~9月中旬頃

水生植物の宝庫である琵琶湖畔に位置する「草津市立水生植物公園みずの森」では、2000種類を超える植物に出会うことができます。とりわけ色とりどりの水生植物が咲き誇る夏の美しさは格別です。

スイレン、ハス、パラグアイオニバスなど、夏は月ごとに公園の中心を彩る花影の池の姿が変わっていきます。その他アトリウムではサラノキ(沙羅双樹)、ムユウジュ(無憂樹)、インドボダイジュ(菩提樹)の仏教三大聖樹も揃います。

施設内レストランでは蓮うどんやハス味のソフトクリームも味わえます!美しい風景を眺めながら、美味しいひとときを過ごしてください。

■水生植物公園みずの森
[住所]滋賀県草津市下物町1091
[営業時間]9時~17時 ※夏季期間・冬季期間は変動あり。詳細は公式ホームページを確認
[定休日]月(祝休日の場合は翌平日)、年末年始(例年12月28日~1月4日)
[料金]【大人】300円【大学生・高校生】250円【中学生以下】無料【65歳以上】150円 ※大学生・高校生・65歳以上は証明証が必要
[アクセス]【バス】JR草津駅西口発、近江鉄道バス「琵琶湖博物館・みずの森」行き乗車、みずの森バス停下車
[駐車場]あり(普通車84台/無料)
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三室戸寺【京都府】

平安時代から続く「蓮の寺」。夏の京都の原風景

(画像提供:ピクスタ)
(画像提供:ピクスタ)

【見頃時期】7月上旬~8月中旬頃

約1200年前に創建されたといわれる本山修験宗の別格本山である「三室戸寺」。平安時代から広まった観音信仰の西国三十三ヶ所巡礼の十番札所として多くの人が訪れます。

庭園は、枯山水と池泉回遊式になっており、美しい景観が見事です。そのほか、境内の鐘楼脇には源氏物語宇治十帖「浮舟」の古跡もあり見所が満載です。

花の寺としても有名で、春に2万株のツツジ、初夏には1万株のアジサイやハスの花が咲きます。珍種のハス「大洒錦」をはじめ、大賀ハス、古代ハス、青円寺ハスなど100種のハスが咲きそろいます。

■三室戸寺
[住所]京都府宇治市莵道滋賀谷21
[参拝時間]【4月1日~10月31日】8時30分~16時30分【11月1日~3月31日】8時30分~16時 ※参拝・納経最終受付は閉門30分前
[定休日]8月13日・14日・15日、12月29日・30日・31日
[料金]【大人】500円【子ども】300円 ※つつじ・あじさい園開園期間中/あじさいライトアップ【大人】800円【子ども】400円
[アクセス]【電車】京阪三室戸駅より徒歩15分【車】京滋バイパス宇治東ICより3分
[駐車場]あり(300台/普通車500円)
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岩船寺【京都府】

ツツジ、アジサイ、スイレン…三重塔を彩る「花の寺」

(画像提供:岩船寺)
(画像提供:岩船寺)

【見頃時期】6月下旬~8月上旬頃

“関西のあじさい寺”と呼ばれる「岩船寺」は、京都府と奈良県の境、摩崖仏が多く見られる当尾の里にあります。天平元年(729年)に聖武天皇の勅願によって僧行基が阿弥陀堂を建てたのが始まりです。

現在の「岩船寺」は阿字池を囲むように堂塔が建ち並び、ツバキ・サクラ・ツツジ・アジサイ・百日紅・紅葉などが見られる「花の寺」として親しまれており、夏にはハスの花を楽しむことができます。

あじさいは昭和12年(1937年)頃、先代住職が荒廃した境内地を美しく取り戻そうと植えたのがはじまり。原種の山あじさい、西洋あじさい等、30種5000株の花が人の心を和ませてくれますよ。

■岩船寺
[住所]京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
[参拝時間]【12月~2月】9時~16時【3月~11月】8時30分~17時
[定休日]無休
[料金]【大人】500円【中高生】400円【小学生】200円
[アクセス]【電車】JR加茂駅より木津川市コミュニティバス(加茂山の家行き)で16分、「岩船寺バス停」下車すぐ
[駐車場]なし ※近隣に民営駐車場あり
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平池公園【兵庫県】

太古の蓮「大賀ハス」を眺めながらゆったり散歩

(画像提供:ピクスタ) 
(画像提供:ピクスタ) 

【見頃時期】6月下旬~8月上旬頃

「平池公園」は太古の蓮「大賀ハス」をはじめ、珍種のハス・ショウブ・スイレンなど、多数の水生植物の宝庫です。自然観察と憩いの場として、四季折々の彩りが楽しめます。

「大賀ハス」は千葉県の検見川遺跡から発掘された種子を、故・大賀博士が発芽に成功させたもので、古代蓮・二千年蓮と呼ばれている全国でも珍しいハスです。

園内の周囲には、ジョギングコースが整備されており、ジョギングを楽しむのはもちろん、多くのハスやスイレンが咲く池を眺めながらの散歩にもぴったり!

口コミ ピックアップ

ハスの花がとても美しかったです。白と赤の蓮の花が見事でした。ちょっとした絵画の世界みたいでした。まだ咲いていなかったのですが、小さな甕(かめ)の中に植えられているハスの名前が独特で、名前を読みながら歩くのも楽しかったです。
(行った時期:2020年5月)

■平池公園
[住所]兵庫県加東市東古瀬453-1
[営業時間]終日
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR三宮駅より神姫バス「南坊バス停」下車徒歩3分【車】中国自動車道滝野社ICより10分
[駐車場]あり(30台/無料)
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唐招提寺【奈良県】

4つの蓮寺をつなぐ神秘の「ロータスロード」

(画像提供:唐招提寺)
(画像提供:唐招提寺)

【見頃時期】6月中旬~7月下旬頃

「唐招提寺」は、南都六宗の一つである律宗の総本山。あの鑑真大和上の私寺として始まったとされています。唐招提寺蓮・奈良蓮・大賀蓮など多様な種類のハスが見られます。

同時期に白や淡いピンク色のハスの花が初夏の到来を告げるように咲き誇ります。また蓮寺として名高い奈良・西ノ京エリアの4つのお寺をつなぐ道は「ロータスロード」と呼ばれていて、「唐招提寺」もそのひとつです。

■唐招提寺
[住所]奈良県奈良市五条町13-46
[参拝時間]8時30分~17時 ※受付は16時30分まで
[定休日]なし
[料金]【大人】1000円【高校生・中学生】400円【小学生】200円
[アクセス]【電車】近鉄西ノ京駅より徒歩10分
[駐車場]あり(普通車150台/60分550円 以降30分毎110円)
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上富田町の大賀ハス【和歌山県】

南方熊楠ゆかりの森と田園風景をバックに広がる大賀ハス

(画像提供:上富田町役場振興課)
(画像提供:上富田町役場振興課)

【見頃時期】6月下旬~7月上旬頃

1300平米の田一面に「大賀ハス」が咲き乱れる、周囲にも田園風景が広がるのどかなスポットです。どこまでも広がる青空と田園風景、そして大輪のハスが見事なコントラストで、この美しく、どこか懐かしさを感じる風景を撮影しようと多くの人がカメラを片手に訪れます。

目印となる「田中神社」は豊かな森におおわれ、その中では見事なオカフジもあります。春にはオカフジ、初夏にはハスと四季の訪れを感じられるスポットです。

■上富田町の大賀ハス
[住所]和歌山県西牟婁郡上富田町岡・田中神社横 ハス田
[アクセス]【車】紀勢自動車道上富田ICより15分
[駐車場]あり(5台/無料)
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荒神谷博物館【島根県】

遥か昔に思いを馳せる…遺跡と古代ハスに魅了される

(画像提供:荒神谷博物館)
(画像提供:荒神谷博物館)

【見頃時期】6月下旬~7月上旬頃

「荒神谷博物館」近くのハス池には、夏の時期に色鮮やかな古代ハスが開花します。博物館内のショップでは、荒神谷遺跡や古代出雲に関する書籍や青銅器関連グッズ、また古代ハスグッズなど他では手に入らないレア商品を販売しています。

博物館に隣接する荒神谷遺跡を見学して、古代ハスを楽しむ。そんな、歴史を感じる一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

■荒神谷博物館
[住所]島根県出雲市斐川町神庭873-8
[営業時間]9時~17時 ※入館は16時30分まで
[定休日]【博物館内・ショップ・ホール】年末年始【展示室】火曜(祝日は場合その翌日)、年末年始 ※展示替え等で臨時休業の場合あり
[料金]入館料無料、展示室観覧料【大人】205円【大学生】102円【高校生】102円【中学生】51円【小学生】51円【小学生未満】無料
[アクセス]【電車】JR荘原駅よりタクシーで5分、JR出雲市駅よりタクシーで20分
[駐車場]あり(普通車190台/無料)
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宮地やすらぎの里【岡山県】

静かな山間の田園にひっそりと広がる誠ハス・大賀ハス

(画像提供:久米郡商工会)
(画像提供:久米郡商工会)

【見頃時期】7月上旬~中旬頃 ※変動あり

「道の駅くめなん」の東側の山にある「宮地やすらぎの里」では、誠ハス・大賀ハスを中心に60平米の休耕田に栽培。誠ハスの濃桃色の花弁は140枚前後、時に160枚ほどにもなる非常に豪華なハスです。

山間に入った静かな場所に咲いているため、ゆったりと観賞ができると評判です。多くの観光客が訪れ、散策などを楽しんでいます。

例年、シーズンに合わせて「はすの花まつり」を開催しており、各種ステージイベントや食べ物などの出店があります。

■宮地やすらぎの里
[住所]岡山県久米郡久米南町宮地
[営業時間]終日
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR弓削駅よりタクシーで10分【車】中国自動車道院庄ICより45分
[駐車場]あり(30台/無料)
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源久寺【山口県】

大切に育てられ咲き誇る古代蓮「大賀ハス」

(画像提供:ピクスタ) 
(画像提供:ピクスタ) 

【見頃時期】7月中旬~8月中旬頃

山口市仁保下郷にある「源久寺」は、鎌倉時代、源頼朝の家来であった平子重経が地頭職として来任し、源氏の繁栄を祈願して建立しました。

源久寺のハスの品種は「大賀ハス」と呼ばれる古代蓮。前住職が知人からわずか3株だけ譲り受けたものを大切に植栽し、今では夏になると7平米ほどの休耕田いっぱいに花を咲かせます。

近隣にはお寺までの案内表示板が出ていますが、小さい看板なので見逃さないよう気を付けて訪れてくださいね。

■源久寺
[住所]山口県山口市仁保下郷2910-1
[参拝時間]終日
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【車】中国自動車道山口ICより20分
[駐車場]あり(15台/無料)
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栗林公園【香川県】

特別名勝の見事な庭園美と優雅に咲き誇るハス

(画像提供:香川県栗林公園観光事務所)
(画像提供:香川県栗林公園観光事務所)

【見頃時期】7月上旬~8月上旬頃

“お庭の国宝”とも称される特別名勝に指定された「栗林公園」。高松藩主松平家の別邸として、歴代藩主が修築を重ね、300年近く前に完成しました。

緑深い紫雲山を背景に、6つの池と13の築山を配した「大名庭園」は、訪れる人の目を奪う美しさだとか。中でも飛来峰からの景色は定番の撮影スポットとなっています。

6つの池の1つ「芙蓉沼」は別名「蓮池」とも呼ばれ、一面蓮の葉が茂っており、夏には美しい蓮の花が咲き誇ります。

■栗林公園
[住所]香川県高松市栗林町1-20-16
[営業時間]ほぼ日の出から日没まで ※月によって異なるため公式ホームページを参照
[定休日]なし
[料金]【大人】410円【子ども】170円【未就学児】無料
[アクセス]【電車】JR栗林公園北口駅より徒歩3分
[駐車場]あり(普通車62台/25分毎100円)
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北川村「モネの庭」マルモッタン【高知県】

“光の画家”モネが描いた理想の庭に咲くスイレン

(画像提供:北川村「モネの庭」マルモッタン)
(画像提供:北川村「モネの庭」マルモッタン)

【見頃時期】温帯性睡蓮:4月下旬~10月上旬/熱帯性睡蓮(青い睡蓮):6月下旬~10月下旬頃

印象派画家クロード・モネは自らの作品を描くためのモチーフとして「モネの庭」を造りました。光と色彩を強く意識した作品を数々キャンバスに表現していますが、モネの想いを高知の自然の中で再現したのが北川村「モネの庭」マルモッタンです。

スイレンをはじめ、バラのアーチや太鼓橋の藤棚が見事な水の庭や、画家のパレットのような色彩で彩られる花の庭。ヤシ・ソテツなどの植栽による地中海イメージで造り上げたボルディゲラの庭があり、散策するとモネが見ていた風景に出会うことができます。

口コミ ピックアップ

睡蓮や秋の花が咲き日本庭園とは違うモネの睡蓮の庭にそっくりに年月を経てなっています。新しいボルディゲラの庭?だったかな。とても素敵でした
(行った時期:2020年10月)

■北川村「モネの庭」マルモッタン
[住所]高知県安芸郡北川村野友甲1100
[営業時間]9時~17時(最終入場16時30分)
[定休日]6月~10月の第1水曜、12月~2月末 ※詳細は公式ホームページの開園日カレンダーで確認
[料金]【大人】1000円【小・中学生】500円【小学生未満】無料
[アクセス]【車】高知自動車道南国ICより約70分、高知空港より約60分
[駐車場]あり(100台/無料)
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唐比湿地公園・唐比ハス園【長崎県】

多種多様なハス・スイレンが見せる鮮やかな開花リレー

(画像提供:ピクスタ) 
(画像提供:ピクスタ) 

【見頃時期】7月下旬頃

「唐比湿地公園」の約2.0haにわたって広がる「唐比ハス園」。大輪の花を咲かせるハスは13種、スイレンは12種あります。品種によって6月中旬頃から開花していき、ハスは8月上旬頃まで、スイレンは10月頃まで楽しめます。

ハス園には木道が整備されているので、個性豊かな一輪一輪を間近で見られるのも嬉しいポイント。日陰などはないので、散策の際は熱中症対策を十分にして訪れてくださいね。

■唐比湿地公園・唐比ハス園
[住所]長崎県諫早市森山町唐比東
[営業時間]終日
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR諫早駅より長崎県営バス(唐比車庫行)で約35分・「水晶観音前バス停」下車後すぐ
[駐車場]あり(20台/無料)
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国宝臼杵石仏【大分県】

国宝にも指定された石仏に寄り添うピンク色の可憐なハス

(画像提供:ピクスタ)
(画像提供:ピクスタ)

【見頃時期】7月上旬~8月上旬頃 ※変動あり

「国宝臼杵石仏」に隣接する石仏公園には約4400平米のハス畑があり、大賀ハスを中心に5種類のハスが咲いています。「仏の里には蓮の花が似合う」ということで、市内のボランティアグループ「はないちえ」が中心となり、地域の方々の協力のもと、2000年に植えられました。

ピンク色の可憐なハスが一輪一輪と徐々に咲きはじめ、最盛期を迎える頃にはハス畑いっぱいに広がります。

■国宝臼杵石仏
[住所]大分県臼杵市大字深田804-1
[参拝時間]終日 ※臼杵石仏の見学は9時~17時(最終入館16時30分)
[定休日]なし
[料金]ハスの見学は無料、国宝臼杵石仏の観覧料【高校生以上】550円【小・中学生】270円
[アクセス]【電車】JR臼杵駅よりタクシーで20分【車】東九州自動車道臼杵ICより10分
[駐車場]あり(20台/無料)
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