長年愛され続け、幅広い世代にファンを抱えるスヌーピー。そんなスヌーピーファンの聖地「スヌーピーミュージアム」が2019年12月14日(日)、約2倍の広さになり東京・南町田グランベリーパークに移転オープンしました!
スヌーピーミュージアムは、アメリカ・カリフォルニア州にあるシュルツ美術館の、世界で唯一の公式サテライト(分館)です。美術館所蔵の原作コミックの原画をはじめとした、スヌーピーに関する展示が楽しめます。
今回は、オープン時の取材に行ってわかったスヌーピーミュージアムの見どころ、オリジナルグッズなど、その魅力を余すところなくご紹介いたします♪
また、2021年1月16日(土)から半年に渡って開催される新企画展「スヌーピーと、きょうだい。」の情報も追加していますので、これから行きたいと考えている方は、ぜひ、この記事を参考にしてみてください♪
※この記事は2020年12月3日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください
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スヌーピーミュージアムがオープン
「スヌーピーミュージアム」は、期間限定で六本木にオープンしていましたが、2018年9月に一度閉館しました。そして2019年12月14日(日)、約2倍の広さになり東京・南町田グランベリーパークに移転オープンしました♪
美術館所蔵の原作コミックの原画をはじめとして、マルチスクリーンを駆使したオリジナルのアニメーションや、全長8メートルの巨大スヌーピーなど、今まで見たことのない新しいスヌーピーの魅力を発見できる美術館なんです!
今回、移転にあたって大事にされた2つの”だいじなこと”は、緑に隣接した自然の中のミュージアムであるということ。そして、作者であるチャールズ・シュルツさんや、スヌーピーが活躍していたピーナッツのこと、ピーナッツギャングのことを、いつ来ても知れる常設展の設置だったそう。
「スヌーピーファンだから、スヌーピーのことは全部知っている!」という方でも、絶対に新しい魅力に出会えるはず。展示やグッズ、カフェ、ワークショップ、全ての魅力をご紹介いたします!
ずっと見ていたい!常設展示をご紹介
オープニング・シアター
3階建てのミュージアム、展示は3階にあるオープニング・シアターからスタートします!
スヌーピーとピーナッツ・ギャングたちが、スヌーピーミュージアムに訪れた皆さんのことをあたたかくお出迎え。4面のスクリーンに新作アニメーションのプロジェクションマッピングが写り、所狭しとキャラクターたちが動き回ります。
元々新聞コミックだった「ピーナッツ」。約2分半の映像は、まるで彼らが白黒の2次元の世界から立体的でカラフルな世界に飛び出してくるよう!
どこを切り取ってもかわいい映像なので、一瞬たりとも見逃せません。
チャールズ・シュルツ・ギャラリー
ムービーが終わり、最初の展示スペースは「チャールズ・シュルツ・ギャラリー」。
スヌーピーの生みの親である作者チャールズ・シュルツさんの創作の歴史を、幼少時代から、最後の連載まで写真や画像で振り返ることができます。
スヌーピーのアイディアの元となった愛犬スパイクや、シュルツさんの兵役時代のスケッチブック、スヌーピーがピーナッツに初登場したときの様子などとにかく見どころ満載。
手前の4つの机には、1970年代に取材で撮影されたシュルツさんがスヌーピーやピーナッツギャングを描く映像が映し出されています。
シュルツさんは、奥さんに話しかけながら漫画を描くこともあったそう。サッと迷いなく軽快に引かれていく線からキャラクターが生まれていく姿には驚きです。
ピーナッツ・ギャング・ギャラリー
次に登場するのは、「ピーナッツ・ギャング・ギャラリー」。
壁一面には、ピーナッツの定番エピソードや複製原画、ヴィンテージグッズなどが並び、スヌーピーが活躍したピーナッツのコミックや、ピーナッツ・ギャングについて知ることができます。
こちらの壁のイラストはよ~く見ると普通のカラーではなく赤・青・黄・黒の4色の小さな点で描かれています。これは、新聞に印刷されていたコミックを再現したデザインなんだとか。
ちなみに、印刷の版ずれまで当時のままなんだそう!普段は見ることができない分、とっても貴重ですよね♪
入り口すぐのフラッグには、ピーナッツに関するトリビア情報が盛りだくさん。スヌーピーの新たな一面を知ることができるので、要チェックです!
展示されているヴィンテージグッズは、60~70年代のもの。コレクターからお借りしたものもあるとか。シュルツ美術館にはないようなとっても貴重なものまで展示されています。
スヌーピーが長い時代、愛されてきたことが伺えますよね♪
壁には、恋するスヌーピーの映像が映し出されています。
離れて見ると普通に見えても、近くで見るとまた別の見え方が楽しめるのもピーナッツ・ギャング・ギャラリーの面白さ。
魅力溢れるピーナッツ・ギャングたちの虜になること間違いなしです!
スヌーピー・テラス
ピーナッツについて少し物知りになったら、外に出て、緑の芝生の開放的なテラスでひとやすみ。
スヌーピー・テラスでは、世界的に有名なゴルファーとしてトーナメントに挑むスヌーピーが待っています。そして、壁に超大量のスヌーピーが!!
実は、これもピーナッツの有名な一コマで、この年最後のトーナメントの第一打を放つスヌーピーを見守る親戚や友人たちなんだとか。
テラスからは隣の鶴間公園を一望できるのはもちろん、晴れた日にはなんと富士山も見れるそう。
スヌーピーと一緒にゴルフ気分を楽しんで、記念写真を撮っちゃいましょう♪
スヌーピー・ルーム
スヌーピーミュージアムの新名所、スヌーピー・ルームでは何体もの大きなスヌーピーがお出迎え。普段だったらグッズや表紙にならない、きっとみなさんが、あまり見たことのないスヌーピーを、見たことのない大きさで楽しむことができます。
お腹で滑ってスケートをしたり、ハロウィンのお面をかぶったスヌーピーなど、その表情は様々!寝ぼけているのにフラフラと歩いて、チャーリーブラウンのアイスを食べているところにたどり着いたスヌーピーなども!あまり見かけないユニークなスヌーピーがズラリと並ぶ様は圧巻です。
最大の目玉は1950年代に描かれたライナスの毛布の上ですやすや寝る、全長8メートルの巨大スヌーピー!154センチの小野寺が隣に並んでみましたが、とにかくデカい!!!
スヌーピー・ルームでは、寝ているスヌーピーを起こさないように、静かに、触ったり乗ったりしないでゆっくりと鑑賞しましょう♪
ちなみに1階から3階までを繋ぐ階段のイラストは、スヌーピー・ルームの巨大スヌーピーたちのオリジナルイラスト。
こちらをチェックしてからスヌーピー・ルームに行くとまた違った楽しみ方ができるので、オススメです!
ウッドストック・ルーム
スヌーピーをたくさん見た後は、ここで休憩!ウッドストック・ルームは、スヌーピーの親友であるウッドストックがイメージされたお部屋です。
壁一面が黄色で、お花の形の椅子も柱もふわふわでとにかく可愛すぎる!
壁には、跳ねたり、大笑いしたり、眠くなったり、気球で飛んだりするウッドストックがたくさん。色んなウッドストックを見つけて癒されちゃいましょう♪
大きな画面では、スヌーピーがゆったりとお昼寝。緩やかな音楽に合わせてスヌーピーのお腹が膨らんだり、へっこんだり。思わず一緒にうとうとしたくなっちゃいますよね♪
また、ウッドストック・ルームではスヌーピーにまつわるありとあらゆる本が取りそろえられています。英語で書かれたピーナッツのオリジナルのコミックスから、スヌーピーを探す遊びの絵本まで種類はたくさん。
ぜひ、ウッドストック・ルームで癒されながら休憩時間を楽しんでください♪
※現在は本の展示を中止しております
じゃらん編集部
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