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2024.05.17

一度は行きたい「日本の世界遺産」登録年や文化遺産・自然遺産別のまとめ一覧も!

富士山や京都、沖縄など、日本各地にある世界遺産。2024年4月時点で、文化遺産20、自然遺産5の合計25もの世界遺産が日本にあるのをご存知でしたか?そんな世界遺産の中から、おすすめするスポットや見どころなどを紹介します。

日本の世界遺産を文化遺産、自然遺産別で登録順にまとめた「日本の世界遺産一覧」も参考にしてくださいね。

【北海道】知床

海域から山頂までの豊かな生態系と壮大な自然美が魅力

(画像提供:知床斜里町観光協会)

「知床(しれとこ)」は、日本で3例目の世界自然遺産登録地。北海道の北東部に位置する知床半島は、標高1500m級の傾斜が険しい山々、切り立つ海岸断崖と周辺の海、湿原・湖沼群などにより構成されています。

海、川、陸へと繋がる生態系が分かりやすく見られること、シマフクロウ・オオワシ・オジロワシなどの希少な動植物の生息地となっていること、そしてこれらを保全していくための管理体制が整っていることが評価されました。

(画像提供:知床斜里町観光協会)

世界遺産登録地域内では知床五湖、プレぺの滝、プユニ岬といった観光できる景勝地が多くあります。観光の際は、知床半島の斜里(しゃり)町にあるウトロと、羅臼(らうす)町にある羅臼を拠点にすると便利。知床の自然ガイドが企画するツアーや、羅臼でのホエールウォッチング、冬にはウトロでのガイドによる流氷ウォークなど、多彩な楽しみ方ができますよ。

[世界遺産登録年]2005年
[区分]自然遺産
■知床
北海道斜里郡斜里町・目梨郡羅臼町
【ウトロ】知床斜里駅よりバスで50分、ウトロ温泉バスターミナルより各地へ/旭川紋別自動車道 遠軽瀬戸瀬ICより2時間30分【羅臼】知床斜里駅よりバスで50分、ウトロ温泉バスターミナルで乗り換え50分、羅臼営業所より各地へ(ウトロ温泉~羅臼営業所間のバスは夏季のみ)/旭川紋別自動車道遠軽瀬戸瀬ICより3時間45分
「知床(斜里町)」の詳細はこちら

(画像提供:知床斜里町観光協会)

【青森・秋田】白神山地

広大な山岳地帯のブナ林に生きる動植物に会いに行く

(画像提供:白神山地ビジターセンター)
(画像提供:白神山地ビジターセンター)

日本で初めて「屋久島」とともに世界自然遺産に登録された「白神山地」。青森県南西部と秋田県北西部にまたがる広大で原生的なブナ林にはさまざまな動植物が生息し、貴重な生態系が保たれています。

(画像提供:白神山地世界遺産センター(藤里館))
(画像提供:白神山地世界遺産センター(藤里館))

世界遺産登録地域外は自由に散策や登山をすることができ、推定樹齢400年のブナの巨木などに出合える散策道「岳岱(だけだい)自然観察教育林」や、美しい十二湖めぐりなど、場所によって多彩な自然散策が楽しめます。ガイド付きの期間限定イベントもあるので、詳細は公式サイトでチェックしてくださいね。

青森県側は「白神山地ビジターセンター」、秋田県側は「白神山地世界遺産センター(藤里館)」が拠点施設として便利です。

※岳岱自然観察教育林は現在道路工事中のため2024年秋頃、2025年秋頃のみ散策可。詳細は公式サイトを要確認

[世界遺産登録年]1993年
[区分]自然遺産
■白神山地
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町・深浦町、青森県中津軽郡西目屋村、秋田県山本郡藤里町・八峰町
【白神山地ビジターセンター】4月~10月:8時30分~17時、11月~3月:9時~16時30分【白神山地世界遺産センター(藤里館)】3月~11月:9時~17時、12月~2月:10時~16時
【白神山地ビジターセンター】4月~12月:第2月曜(祝日の場合は翌日)※8月は第4月曜、1月~3月:月・木(祝日の場合は翌日)、年末年始【白神山地世界遺産センター(藤里館)】火(祝日の場合は翌日)※12月~2月は月・火、年末年始
【白神山地ビジターセンター】弘前駅よりバスで40分/東北自動車道大鰐弘前ICより40分【白神山地世界遺産センター(藤里館)】二ツ井駅よりバスで45分/秋田自動車道二ツ井白神ICより25分
【白神山地ビジターセンター】あり(無料)【白神山地世界遺産センター(藤里館)】あり(無料)
「白神山地(青森県側)」の詳細はこちら
「白神山地(秋田県側)」の詳細はこちら
「白神山地」の口コミ・周辺情報はこちら

【群馬】富岡製糸場と絹産業遺産群

日本の近代化を支えた歴史的な産業施設を見学

(画像提供:群馬県)

富岡製糸場(富岡市)、田島弥平旧宅(伊勢崎市)、高山社跡(藤岡市)、荒船風穴(下仁田町)の4つの構成資産からなる世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」。

かつて日本は技術革新により生糸の大量生産に成功し、世界中に安く品質の良い生糸を輸出しました。それまで高級品であった絹を世界中に広めたことは、人々の生活や文化をさらに豊かなものに変えたと言えます。

「富岡製糸場」は、1872(明治5)年に創業した本格的な器械製糸工場。建物はほぼ創業当時のままの状態で残っており内部を見学できるので、レトロ建築好きにもおすすめですよ。解説員によるガイドツアーも行われています。

また近くには、デジタル技術を駆使した展示で、世界遺産の価値と魅力を紹介する隈研吾建築都市設計事務所が改修設計した「群馬県立世界遺産センター」があります。

[世界遺産登録年]2014年
[区分]文化遺産
■富岡製糸場と絹産業遺産群
【富岡製糸場】群馬県富岡市富岡1-1【群馬県立世界遺産センター】群馬県富岡市富岡1450-1※ほか伊勢崎市・藤岡市・下仁田町も含め計4つの構成資産あり
【富岡製糸場】9時~17時(最終入場16時30分)【群馬県立世界遺産センター】9時~17時
【富岡製糸場】12月29日~31日【群馬県立世界遺産センター】3月~11月:最終水曜、12月~2月:水(祝日の場合は翌日)、12月29日~31日
【富岡製糸場】入場料:大人1000円、高校生以上250円、小学生以上100円【群馬県立世界遺産センター】入館無料
【富岡製糸場】富岡駅より徒歩15分/上信越自動車道富岡ICより10分【群馬県立世界遺産センター】富岡駅より徒歩1分/上信越自動車道富岡ICより10分※富岡駅東無料駐車場
【富岡製糸場】なし【群馬県立世界遺産センター】なし※近隣無料駐車場あり
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(画像提供:群馬県)

【東京】ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-(国立西洋美術館)

“無限に成長する美術館”は建物自体が一つの芸術作品

ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-(国立西洋美術館)

「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」は、パリを拠点に活躍した建築家ル・コルビュジエの作品の中から選ばれた、フランス・ドイツ・スイスなど3大陸7カ国に所在する17資産で構成されています。日本にある「国立西洋美術館」もその一つです。

国立西洋美術館は1959年に完成した美術館です。ピロティ、自由な間取り(平面)といった“近代建築の5つの要点”を具体的に表現し、館内では自然光を利用した照明計画などル・コルビュジエの建築的な特徴がよく表れている建造物として評価されています。

また、展示作品が増えても建物自体が拡張していく“無限成長美術館”の思想を体現した、螺旋(らせん)型の展示空間も特徴の一つです。展示作品だけでなく、建物自体も楽しめます。

[世界遺産登録年]2016年
[区分]文化遺産
■ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-(国立西洋美術館)
【国立西洋美術館】東京都台東区上野公園7-7
【月~木・日】9時30分~17時30分(最入館17時)【金・土】9時30分~20時(最終入館19時30分)
月(祝日、振替休日の場合は翌平日)、12月28日~1月1日
入館料【大人】500円【大学生】250円【18歳未満・65歳以上】無料※企画展は別料金、詳細は公式サイトを要確認
上野駅より徒歩1分/首都高速道路上野出口より3分
なし
「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-(国立西洋美術館)」の詳細はこちら
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(画像提供:国立西洋美術館)

【東京】小笠原諸島

独自の進化を遂げた自然と生物は一見の価値あり

(画像提供:小笠原村役場)

「小笠原諸島」は、東京から約1000km南にある、30余りの島々の総称。島が誕生して以来、大陸と陸続きになったことがないために、独自の進化を遂げた多くの希少固有種群が見られる点が自然遺産として評価されました。

なかでも、無人島の聟(むこ)島列島、北硫黄島、南硫黄島、西之島と、父島列島、母島列島(父島、母島の集落を除いた区域)、そして周辺海域の一部が世界遺産に登録されています。

(画像提供:小笠原村役場)

小笠原諸島には空港がないため、交通手段は東京・竹芝桟橋から出航する定期船「おがさわら丸」のみで、父島の二見港まで約24時間かかります。通常、1週間に1便ですが、7月下旬から8月下旬にかけては1週間に2便ペースの運航です。

滞在するにはまとまった時間が必要となるので、行きたくてもなかなか行けない点も旅の意欲をかき立てられます。

[世界遺産登録年]2011年
[区分]自然遺産
■小笠原諸島
東京都小笠原村
【父島】竹芝桟橋より定期船「おがさわら丸」で24時間【母島】二見港(父島)より定期船「ははじま丸」で2時間
「小笠原諸島」の詳細はこちら

(画像提供:小笠原村役場)

【山梨・静岡】富士山-信仰の対象と芸術の源泉

古くから人々を魅了し続けてきた、富士山の美しさと荘厳さ

(画像提供:静岡県観光協会)

「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」は、富士山頂の信仰遺跡群をはじめ、富士山本宮浅間大社や河口湖、忍野八海、そして40km以上離れた景勝地である三保松原など、25の構成資産からなる世界文化遺産です。

山梨県と静岡県にまたがる活火山「富士山」は古くから“霊峰”といわれ、人々の信仰を集めてきました。また、日本最古の歌集『万葉集』や『竹取物語』『伊勢物語』などの古典文学、葛飾北斎の『冨嶽三十六景』や歌川広重の『東海道五十三次』など、さまざまな芸術文化を生み出してきました。

このように、日本人の信仰や作品に深く関係してきた富士山の文化遺産としての側面が評価されました。

(画像提供:静岡県観光協会)

そして、なんと言っても富士山の魅力はその姿。周りにさえぎる山のない独立峰で、どこから見てもバランスのとれた円錐型の姿は、国内外の人々を惹きつける美しさです。

[世界遺産登録年]2013年
[区分]文化遺産
■富士山-信仰の対象と芸術の源泉【山梨・静岡】
山梨県富士吉田市・身延町・鳴沢村・富士河口湖町・山中湖村・忍野村、静岡県静岡市・富士宮市・富士市・裾野市・御殿場市・小山町
富士河口湖駅・富士山駅・新富士駅・三島駅等より徒歩・バス・タクシーで各所へ/中央自動車道河口湖IC、中央自動車道富士吉田IC、東富士五湖道路山中湖IC、新東名高速道路新御殿場IC、新東名高速道路新富士IC等より各所へ
「富士山-信仰の対象と芸術の源泉(山梨県)」の詳細はこちら
「富士山-信仰の対象と芸術の源泉(静岡県)」の詳細はこちら

(画像提供:静岡県観光協会)

【岐阜・富山】白川郷・五箇山の合掌造り集落

農村の文化や暮らしを感じる日本の原風景

(画像提供:岐阜県白川村役場)
(画像提供:岐阜県白川村役場)

田んぼに囲まれた茅葺屋根の家が立ち並ぶ景色は、まさに日本の原風景。「白川郷・五箇山の合掌造り集落」では「合掌造り」の家が多く残るだけでなく、今でもそこで人々が暮らしています。

(画像提供:五箇山総合案内所)
(画像提供:五箇山総合案内所)

登録されたのは岐阜県の白川郷、富山県の五箇山(相倉と菅沼)の3つの集落。屋根の葺き替えなどの家屋維持を住民同士で行う相互扶助の営みが、世界文化遺産の登録に繋がりました。

「合掌造り」の建物では、中を見学したり、宿泊したりでき、昔ながらの農村の文化や暮らしに触れられるのも、魅力の一つと言えるでしょう。

[世界遺産登録年]1995年
[区分]文化遺産
■白川郷・五箇山の合掌造り集落
【白川郷】岐阜県大野郡白川村荻町【五箇山】富山県南砺市(旧東礪波郡平村・上平村)
【白川郷】金沢駅・富山駅より高速バスで1時間20分/東海北陸自動車道白川郷ICより5分【五箇山(相倉集落)】城端駅より世界遺産バスで25分/東海北陸自動車道五箇山ICより20分【五箇山(菅沼集落)】城端駅より世界遺産バスで40分/東海北陸自動車道五箇山ICより1分
【白川郷】あり(有料※公営駐車場)【五箇山(相倉集落)】あり(有料)【五箇山(菅沼集落)】あり(有料)
「白川郷・五箇山の合掌造り集落(岐阜県)」の詳細はこちら
「白川郷・五箇山の合掌造り集落(富山県)」の詳細はこちら
「白川郷の合掌造り集落」の口コミ・周辺情報はこちら
「五箇山の合掌造り集落」の口コミ・周辺情報はこちら

【京都・滋賀】古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)

1000年にも及ぶ京の都の栄華をたどる

(画像提供:清水寺)
(画像提供:清水寺)

清水寺、平等院、延暦寺、仁和寺、二条城など、17の社寺と城からなる「古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)」。

平安京が誕生した794年から1868年の天皇東幸に至るまで、京都は歴代の天皇が居所を構えた日本の首都でした。政治・経済・文化の中心地として1000年以上栄え、それぞれの時代様式が表れた文化財が多く残っています。

構成資産である17の社寺・城はいずれも観光名所として、国内外から多くの人が訪れます。その中の一つ、京都市内の「清水寺」は“清水の舞台”と呼ばれ、桜や紅葉の名所としても知られています。

[世界遺産登録年]1994年
[区分]文化遺産
■古都京都の文化財
【清水寺】京都府京都市東山区清水1-294※ほか京都府京都市・宇治市、滋賀県大津市に計16の構成資産あり
[参拝時間]【清水寺】6時~18時※季節により異なる
拝観料【清水寺】大人400円、小・中学生200円
【清水寺】京都駅よりバスで15分
【清水寺】なし
「古都京都の文化財」の詳細はこちら

(画像提供:清水寺)

【三重・奈良・和歌山】紀伊山地の霊場と参詣道

深く険しい自然の中はぐぐまれた神仏の霊場と参詣道

(画像提供:公益社団法人 和歌山県観光連盟)
(画像提供:(公社) 和歌山県観光連盟)

「紀伊山地の霊場と参詣道」は多種多様な構成資産からなる世界文化遺産です。

標高1000m~2000m級の山脈が縦横に走る紀伊山地は、豊かな雨水が山岳地帯に深く険しい森林をはぐくみ、古くから神々が宿る聖域と考えられてきました。

紀伊山地に位置する、3つの霊場(熊野三山、吉野・大峯、高野山)と霊場へ至る参詣道、またそれらを取り巻く原始林などの自然が資産として認められています。

(画像提供:熊野本宮大社)
(画像提供:熊野本宮大社)

広大な範囲に多種多様な施設が点在していますが、中でも熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社・那智山青岸渡寺)へ続く参詣道である熊野古道は代表的な見どころの一つ。総延長は1000kmあり、バスや電車などを併用して1時間程度の気軽な散策からトレッキングまで、さまざまな楽しみ方ができますよ。

[世界遺産登録年]2004年
[区分]文化遺産

【奈良】法隆寺地域の仏教建造物

日本の仏教建築の歴史と変遷を学べる場所

法隆寺地域の仏教建造物

日本初の世界文化遺産として「姫路城」とともに認定された「法隆寺地域の仏教建造物」。法隆寺と法起寺における木造建築物は、現存する世界最古のものともいわれています。

7世紀初めに聖徳太子によって創建、8世紀初め頃に再建された「法隆寺」。法隆寺の建物は、ほとんどが国宝や重要文化財に指定されている“仏教文化の宝庫”です。また、7世紀に創建された「法起寺」も、完成当時のまま残る三重塔を有しています。

中国や朝鮮にも残存しない初期の仏教建築様式や、その後に建てられた建造物群と合わせて、この地域だけで日本の仏教建築の変遷を知ることができます。

法起寺は、法隆寺から北東へ1.5kmほどのところにあります。徒歩もおすすめですが、バスを利用するのも便利ですよ。

[世界遺産登録年]1993年
[区分]文化遺産
■法隆寺地域の仏教建造物
【法隆寺】奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1【法起寺】奈良県生駒郡斑鳩町大字岡本1873
[参拝時間]【法隆寺】2月22日~11月3日:8時~17時、11月4日~2月21日:8時~16時30分【法起寺】2月22日~11月3日:8時30分~17時、11月4日~2月21日:8時30分~16時30分
拝観料【法隆寺】中学生以上1500円、小学生750円【法起寺】中学生以上300円、小学生200円
【法隆寺】法隆寺駅よりバスで5分/西名阪自動車道法隆寺ICより10分【法起寺】近鉄郡山駅よりバスで30分/西名阪自動車法隆寺ICより15分
なし
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(画像提供:ピクスタ)

【奈良】古都奈良の文化財

奈良の町で華やかな古代の日本文化を感じる

(画像提供:一般財団法人 奈良県ビジターズビューロー)

「古都奈良の文化財」は東大寺、興福寺、春日大社、春日山原始林、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡の8つの資産で構成されています。

奈良時代の日本の首都・平城京の隆盛や、日本文化の原型である天平文化の華やかさを今に伝える遺産の数々。資産の建築や美術品を通して、当時の中国大陸や朝鮮半島との文化的交流をうかがい知ることができます。

また、平城宮跡のような地中に埋もれた遺跡や、春日山原始林のような自然が構成資産に含まれている点が特徴的です。それぞれの資産はいずれも、最寄り駅から徒歩か路線バスでアクセスできますよ。

[世界遺産登録年]1998年
[区分]文化遺産
■古都奈良の文化財
【東大寺】奈良県奈良市雑司町406-1※奈良市内に計8つの構成資産あり
[参拝時間]【東大寺】4月~10月:7時30分~17時30分、11月~3月:8時~17時※ほか資産詳細は公式サイトを要確認
【東大寺】中学生以上800円、小学生400円※ほか資産詳細は公式サイトを要確認
【東大寺】奈良駅よりバスで10分※ほか資産詳細は公式サイトを要確
【東大寺】なし※ほか資産詳細は公式サイトを要確認
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(画像提供:一般財団法人 奈良県ビジターズビューロー)

【大阪】百舌鳥・古市古墳群 -古代日本の墳墓群-

古墳を上から一望!めぐりながら散策もおすすめ

(画像提供:堺市)

「百舌鳥・古市古墳群(もず・ふるいちこふんぐん)-古代日本の墳墓群-」は、日本を代表する古墳群として2019年に世界遺産に登録されました。

古墳群は4世紀後半から5世紀後半にかけて築造された、当時の日本の王達の墓群です。大きさも種類もさまざまな古墳が百舌鳥・古市エリアに密集しており、そのうちの45件49基の古墳が構成資産となっています。

教科書などで前方後円墳としておなじみの仁徳(にんとく)天皇陵古墳は、日本最大の古墳です。

(画像提供:堺市)

百舌鳥エリアでは、大仙公園を挟んで仁徳天皇陵古墳と、3番目に大きな履中(りちゅう)天皇陵古墳があり、散策しながらめぐることも可能です。また、堺市役所の21階展望ロビーが開放されており、上から古墳群を眺められます。

日本で2番目に大きな応神(おうじん)天皇陵古墳がある古市エリアには、丘陵や台地上に立地して作られた古墳が多く、鍋塚古墳や古室山古墳などは上に登れますよ。

[世界遺産登録年]2019年
[区分]文化遺産
■百舌鳥・古市古墳群 -古代日本の墳墓群-
【仁徳天皇陵古墳(百舌鳥エリア)】大阪府堺市堺区大仙町1079-1【応神天皇陵(古市エリア)】大阪府羽曳野市誉田3・5・6※ほか堺市・羽曳野市・藤井寺市に計45の構成資産あり
【仁徳天皇陵古墳(百舌鳥エリア)】百舌鳥駅より徒歩すぐ/阪和自動車道堺ICより5分【応神天皇陵(古市エリア)】土師ノ里駅より徒歩17分/西名阪自動車道藤井寺ICより5分
【仁徳天皇陵古墳(百舌鳥エリア)】あり(有料)/【応神天皇陵(古市エリア)】あり(有料)
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(画像提供:堺市)

【兵庫】姫路城

400年の歴史を誇る大天守や城郭が美しい“白鷺城”

(画像提供:姫路城)

「姫路城」は奈良の「法隆寺地域の仏教建造物」とともに、日本初の世界文化遺産に登録されました。天を舞う白鷺(しらさぎ)のように見えることから、“白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)”とも呼ばれています。

(画像提供:姫路城)

世界各地の城は多くが石やレンガで造られています。そのため木造の建物に石造りの城壁と白色の土塀をめぐらせる日本独自の建築様式や意匠は、世界でも大変珍しく貴重なものです。しかし、国内の城の多くが戦災などで失われてしまいました。

姫路城の大天守は1609年に建築され、400年以上経過した今も当時の日本の美しい城郭様式が残されています。

高さ40mを超える5重6階地下1階建ての大天守に登れるほか、最近ではスマートフォンの「姫路城大発見アプリ」を使って、城内でAR(拡張現実)やCG(コンピューターグラフィクス)を活用した新たな展示・解説も体験できますよ。

[世界遺産登録年]1993年
[区分]文化遺産
■姫路城
兵庫県姫路市本町68
9時~17時(最終入城受付16時)※季節により変動あり
12月29日、30日
入城料【18歳以上】1000円【小・中・高生】300円
姫路駅より徒歩約20分/中国横断自動車道姫路東ICより15分
なし※周辺に有料駐車場あり
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(画像提供:姫路城)

【島根】石見銀山遺跡とその文化的景観

鉱山遺跡の探検と、古民家の町並み散策を楽しめる

(画像提供:大田市観光協会)

世界遺産「石見銀山(いわみぎんざん)」は、16世紀から20世紀にかけて繁栄した銀の鉱山。当時は世界の銀産出量の3分の1を日本が占めており、石見銀山からも国内外に多くの銀を輸出していました。

その石見銀山の鉱山・銀製錬の遺跡、鉱山町、銀を運ぶための港、町と港を結ぶ街道など、14の構成資産が「石見銀山遺跡とその文化的景観」として世界文化遺産に登録されています。

(画像提供:大田市観光協会)

観光には、石見銀山最大級の坑道跡の坑内に入ることができる「大久保間歩(まぶ)一般公開限定ツアー」や、「石見銀山ガイドの会」によるガイドツアーなどがおすすめ。かつて鉱山町として栄えた大森の町ではノスタルジックな町並みが見られ、古民家を改装したカフェやおしゃれな店などもありますよ。

[世界遺産登録年]2007年
[区分]文化遺産
■石見銀山遺跡とその文化的景観
島根県大田市大森町
【石見銀山世界遺産センター】大田市駅よりバスで30分/山陰自動車道仁摩石見銀山ICより10分※交通規制あり。石見銀山世界遺産センターより各地へバスで10分、「大森」または「大森代官所跡」下車
【石見銀山世界遺産センター】あり(無料)
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(画像提供:大田市観光協会)

【広島】嚴島神社

海に立つ朱塗りの鳥居と社殿が幻想的

嚴島神社

日本三景の一つにも数えられる宮島の「嚴島神社(いつくしまじんじゃ)」。海に立つ朱塗りの大鳥居が美しい景勝地です。満潮時には床の近くまで海に浸かり、干潮時には高床式の柱が姿を現します。

(画像提供:宮島観光協会/撮影:新谷孝一)

「弥山(みせん)原始林」も世界遺産の構成資産となっています。嚴島の中央部にそびえる弥山は、古くから信仰の対象となっていたため手つかずの原始林が残されており、そうした自然との調和も文化遺産として評価されたポイントです。

周囲には、宮島表参道商店街や宮島水族館などの観光スポットもたくさんあります。夜間の神社のライトアップも美しく、島内で1日たっぷり楽しめますよ。

[世界遺産登録年]1996年
[区分]文化遺産
■嚴島神社
広島県廿日市市宮島町1-1
[参拝時間]【1月1日】24時~18時30分【1月2日・3日】6時30分~18時30分【1月4日~2月】6時30分~17時30分【3月1日~10月14日】6時30分~18時【10月15日~11月30日】6時30分~17時30分【12月】6時30分~17時※1月1日~5日は変動する場合あり
なし
【嚴島神社】昇殿料:大学生以上300円、高校生200円、小学生以上100円【宝物館】参拝料:大学生以上300円、高校生200円、小学生以上100円【共通券】大学生以上500円
宮島桟橋より徒歩12分
なし
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(画像提供:宮島観光協会/撮影:新谷孝一)

【福岡】「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群

謎に包まれた神秘の島「沖ノ島」を眺められる

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群

『「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群』は、沖ノ島を起源とする信仰を今に伝える宗像大社(むなかたたいしゃ)と、古代祭祀を行った人々の存在を示す新原・奴山古墳群(しんばるぬやまこふんぐん)からなる世界文化遺産です。

「沖ノ島」は今も一般の入島が禁じられている「神宿る島」で、福岡県宗像市の沖合約60kmの玄界灘にあります。およそ1600年前から続く東アジアの人々との対外交流において、海上の安全を願うための祭祀や信仰の伝統を物語る貴重な遺産です。

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群

その祭祀は宗像市の沖合約7kmにある大島の「宗像大社中津宮(なかつみや)」と九州本土の「宗像大社辺津宮(へつみや)」にも広がりました。また、大島には沖ノ島と三つの岩礁からなる「宗像大社沖津宮(おきつみや)」を遠くから拝むための沖津宮遙拝所(おきつみやようはいしょ)も設けられています。

沖ノ島は九州本土からも天気の良い日には見えることがあり、宗像市の日本海岸沿いに約5km続く黒松並木の景勝地として知られる「さつき松原」などから眺められます。また、宗像市にある神湊港(こうのみなと)から船で大島へ渡り、宗像大社中津宮や沖津宮遙拝所などを観光することもできますよ。

[世界遺産登録年]2017年
[区分]文化遺産
■「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群
【宗像大社中津宮】福岡県宗像市大島1811【宗像大社辺津宮】福岡県宗像市田島2331※宗像市・福津市内に計8つの構成資産あり(沖ノ島は上陸不可)
[参拝時間]参拝自由
【宗像大社中津宮】大島港渡船ターミナルより徒歩5分【宗像大社辺津宮】東郷駅よりバスで10分
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(画像提供:「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会)

【長崎】長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

潜伏キリシタンの歴史をたどり大浦天主堂を訪れる

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、長崎と天草地方の潜伏キリシタンの歴史と伝統の証となる12の構成資産からなる遺産群です。

かつてキリスト教が禁じられている中、250年にも渡って沈黙を守り、神道や仏教など日本の伝統的宗教や一般社会と共生しながら、ひそかに信仰を続けた潜伏キリシタンの信徒達。潜伏のきっかけとなった原城跡、各地の潜伏キリシタン集落、潜伏の終焉に関わった大浦天主堂が構成資産となっています。

なお構成資産内の教会を見学する場合は、事前連絡が必要です(大浦天主堂を除く)。教会は信者にとって神聖な祈りの場所のため、マナーを守って静かに過ごしましょう。
■事前連絡はこちらから

[世界遺産登録年]2018年
[区分]文化遺産
■長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
【大浦天主堂】長崎県長崎市南山手町5-3※ほか長崎県南島原市・平戸市・長崎市・佐世保市・小値賀町・新上五島町・五島市、熊本県天草市内に計12の構成資産あり
【大浦天主堂】8時~18時(最終入館17時30分)※季節により変動あり
【大浦天主堂】臨時休館あり
【大浦天主堂】参拝料:大人1000円
【大浦天主堂】大浦天主堂駅より徒歩5分
【大浦天主堂】なし
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(画像提供:長崎県文化振興・世界遺産課)

【鹿児島】屋久島

樹齢数千年のヤクスギと数多くの珍しい動植物に出合う

(画像提供:環境省)

鹿児島県本土から南へ約60km、東シナ海に浮かぶ「屋久島」は、「白神山地」とともに日本で初めて世界自然遺産に登録されました。島の全面積の約21%が登録地域です。

屋久島は樹齢数千年のヤクスギをはじめ、ヤクシマザルなど多くの固有種や絶滅のおそれのある動植物を有しています。そうした特異な生態系と優れた自然景観などが評価され、世界自然遺産に認められました。

屋久島の世界遺産登録地域を訪れるには、必要な装備を整えて登山コースをトレッキングしましょう。ガイドツアーもおすすめで、縄文杉に代表される樹齢1000年を超えるスギの巨樹・巨木の森を歩くツアーや、山でキャンプを行う1泊2日ツアーなどいろいろなコースがあり、楽しめますよ。

世界遺産登録地域以外にも、雄大な滝の数々や各地に残る里の文化など、見どころが満載です。屋久島を訪れる際はルールを守って散策を楽しんでくださいね。(参考:公式サイト内動画「屋久島マナーナビ」)

[世界遺産登録年]1993年
[区分]自然遺産
■屋久島
鹿児島県熊毛郡屋久島町
鹿児島本港より高速船で2~3時間(経由地による)※大阪・福岡・鹿児島の空港より直行便あり
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(画像提供:環境省)

【沖縄】琉球王国のグスク及び関連遺産群

華麗な王朝文化に彩られた琉球王国の歴史や文化を学ぶ

(画像提供:沖縄県庁)

“グスク”とは、琉球の言葉で“城”の意味。「琉球王国のグスク及び関連遺産群」は、琉球王国の歴史と文化の特色を伝えるグスクとその関連遺産、9つの資産で構成されています。

1429~1879年の450年間にわたって栄えた独立国家、琉球王国。日本・中国・朝鮮・東南アジア諸国との交易で栄え、当時の日本とは異なる国際色豊かな独特の文化が生まれました。

権力争いのため、豪族は各地に独自でグスクを築きましたが、現在は「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」のように、城壁の石垣のみが遺跡として残っているものがほとんどです。

(画像提供:沖縄県)

構成資産の一つである「識名園(しきなえん)」では、日本・中国・琉球の様式が融合した雰囲気を楽しめます。

首里城跡、斎場御嶽(せいふぁうたき)など各地に点在する9つの構成資産と近隣の観光スポットを組み合わせてめぐると、琉球王朝時代の歴史を知ることができますよ。

[世界遺産登録年]2000年
[区分]文化遺産
■琉球王国のグスク及び関連遺産群
【今帰仁城跡】沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101【識名園】沖縄県那覇市字真地421-7
【今帰仁城跡】1月~4月・9月~12月:8時~18時(最終入場17時30分)、5月~8月:8時~19時(最終入場18時30分)【識名園】4月~9月:9時~18時(最終入場17時30分)、10月~3月:9時~17時30分(最終入場17時)
【今帰仁城跡】なし(臨時閉館あり)【識名園】水(祝、6月23日「慰霊の日」の場合は翌日)
【今帰仁城跡】観覧料:400円【識名園】観覧料:高校生以上400円
【今帰仁城跡】那覇空港よりバスで2時間45分/沖縄自動車道路許田ICより45分【識名園】ゆいレール県庁前駅よりバスで15分/沖縄自動車道路那覇ICより5分
【今帰仁城跡】あり(無料)【識名園】あり(無料)
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(画像提供:沖縄県庁)

【岩手・静岡・山口・福岡・熊本・佐賀・長崎・鹿児島】明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業

日本の近代化やものづくりの原点に触れる

(画像提供:「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会)

「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」は、8県11市にまたがる23の構成資産から成り立っています。

西欧諸国を除き、産業国家の先駆けとして地位を築いた日本。製鉄・製鋼、造船、石炭産業という3つの重工業分野の発展を中心に、日本の産業化が世界史的に見てとても重要であることを証明する建造物や遺跡などが各地に残されており、まとめて世界文化遺産と認められました。

造船や製鉄の遺跡、炭鉱跡、江戸末期の洋風和モダン建築など、バラエティ豊かな各地の資産が遺産となっています。観光できる場所もあり、「軍艦島」の名で知られる「端島炭坑」は、現在複数の船会社が上陸ツアーを運航しています。

[世界遺産登録年]2015年
[区分]文化遺産
■明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の詳細はこちら

(画像提供:「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会)

日本の世界遺産一覧

日本国内だけでもさまざまな世界遺産があります。美しい景色や素晴らしい建造物を見るだけでなく、歴史的背景にも触れられるのが大きな魅力です。世界的に評価された日本が誇る資産の数々、一度は実際に見に行ってみたいですね。

日本の世界遺産を文化遺産、自然遺産別で登録順にまとめました。

【文化遺産】
名称 都道府県 登録年次
法隆寺地域の仏教建造物 奈良県 1993
姫路城 兵庫県 1993
古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市) 京都府・滋賀県 1994
白川郷・五箇山の合掌造り集落 岐阜県・富山県 1995
原爆ドーム 広島県 1996
嚴島神社 広島県 1996
古都奈良の文化財 奈良県 1998
日光の社寺 栃木県 1999
琉球王国のグスク及び関連遺産群 沖縄県 2000
紀伊山地の霊場と参詣道 三重県・奈良県・和歌山県 2004
石見銀山遺跡とその文化的景観 島根県 2007
平泉‐仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群‐ 岩手県 2011
富士山-信仰の対象と芸術の源泉- 山梨県・静岡県 2013
富岡製糸場と絹産業遺産群 群馬県 2014
明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業 福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・鹿児島県・山口県・岩手県・静岡県 2015
ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献 東京都 2016
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 福岡県 2017
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 長崎県・熊本県 2018
百舌鳥・古市古墳群 -古代日本の墳墓群- 大阪府 2019
北海道・北東北の縄文遺跡群 北海道・青森県・岩手県・秋田県 2021
【自然遺産】
名称 都道府県 登録年次
屋久島 鹿児島県 1993
白神山地 青森県・秋田県 1993
知床 北海道 2005
小笠原諸島 東京都 2011
奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島 鹿児島県・沖縄県 2021
[出典元]文化庁「日本の世界遺産一覧」

※この記事は2024年5月9日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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