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2022.05.23

絶景を楽しむ一人旅プランおすすめ8選!週末や連休のひとり時間を満喫しよう<2022>

【新潟県・十日町市】天然の渓谷美とアートが彩る里山へ

冬は雪に閉ざされる新潟の豪雪地帯で、緑きらめく春から開催される「越後妻有 大地の芸術祭 2022」。農村の暮らしが息づく里山を舞台に、美しい自然や建築物を大胆に取り込んだ新たなアートが公開される。

芸術祭の開催場所は、十日町、川西、中里、松代、松之山、津南の6エリアにわたる。日本三大薬湯に数えられる松之山温泉は、芸術鑑賞の拠点にうってつけ。

<旅ルート例>
清津峡渓谷トンネル≫車約40分≫まつだい「農舞台」 越後まつだい里山食堂≫車約25分≫越後妻有里山現代美術館 MonET

清津峡渓谷トンネル【新潟県・十日町市】

清津峡渓谷トンネル
アートと渓谷美が融合した作品「Tunnel of Light」は、清津峡の顔。「Tunnel of Light」(マ・ヤンソン/ MAD アーキテクツ)提供:(一社)十日町市観光協会
清津峡渓谷トンネル
霧のしずくを思わせる凸面鏡が壁一面に。第3見晴所に作られたアート
清津峡渓谷トンネル
4つあるトンネルの見晴所に続く通路は、それぞれ異なる色の光で照らされる
清津峡渓谷トンネル
第2見晴所の新作では、白と黒のストライプが床から壁まで続き、鏡面トイレを取り巻いている
清津峡渓谷トンネル
マグマが冷えて固まったときにできる柱状節理が、間近に見られる
清津峡渓谷トンネル
入口付近には、カフェと足湯を併設したアート空間が広がっている

青々とした新緑の渓谷風景がトンネル内へ引き込まれる。
日本三大峡谷の一つ・清津峡を映す水盤を、半鏡面仕上げのステンレススチール壁面が、さらに映し込む作品で話題沸騰。全長約750mのトンネル内は、パノラマステーションをはじめとする3カ所の見晴所がアート作品に。

■清津峡(きよつきょう)渓谷トンネル
025-763-4800
新潟県十日町市小出
8時30分~16時30分(17時閉坑)、エントランス施設は4月1日~11月30日の9時~16時
積雪により臨時休あり
観賞料800円 ※芸術祭会期中は特別料金
関越塩沢石打ICより車で25分
100台
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まつだい「農舞台」越後まつだい里山食堂【新潟県・十日町市】

越後まつだい里山食堂
天井の照明に、地元住民が自宅から撮影した四季の写真が並ぶ(ジャン=リュック・ヴィルムート作品「カフェ・ルフレ」)
越後まつだい里山食堂
土日祝限定、新鮮な野菜や山菜たっぷりの「里山ビュッフェ」1700円

アート作品の中で楽しむ滋味豊かな郷土の味わい。
一面ガラス張りの大窓と鏡張りのテーブルに、四季の情景が映り込む空間アート。窓の外に広がる棚田の風景と里山を眺めつつ、土日祝は里山ビュッフェ、平日は惣菜類がセットになった「里山ごはん」1200円が味わえる。

■まつだい「農舞台」越後まつだい里山食堂
025-594-7181
新潟県十日町市松代3743-1
10時~17時(LO16時30分、ランチタイムは11時~14時)※会期中は異なる場合あり
火・水(GWは毎日営業)
関越六日町ICより車で40分
50台
※大地の芸術祭2022開催に伴い、入館前に検温等の健康確認を実施中。来訪前に必ず確認ください。詳細は大地の芸術祭公式HPを参照
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越後妻有里山現代美術館MonET【新潟県・十日町市】

越後妻有里山現代美術館MonET
2つの吊り人形が機械仕掛けで動く作品「エアリアル」(ニコラ・ダロ「エアリアル」photo kioku keizo)
越後妻有里山現代美術館MonET
池の底に空と回廊を転写した「Palimpsest:空の池」。ある地点から見ると、水鏡の像と水底の絵がぴったり重なる(レアンドロ・エルリッヒ「Palimpsest: 空の池」photo kioku keizo)
越後妻有里山現代美術館MonET
ミュージアムショップものぞいて。コメ粒形の容器にコシヒカリが詰まった「ツマリ・コメ」864円
越後妻有里山現代美術館MonET
十日町の地酒がアートボトルに。「松乃井 吟醸」1320円(赤)、「松乃井 大吟醸」1980円(青)
越後妻有里山現代美術館MonET
里山の味が瓶詰めに。「山くるみ味噌」972円、他

21年夏に生まれ変わった芸術祭の拠点施設。
建築家・原広司氏の設計による美術館は、「大地の芸術祭」拠点施設の一つ。2021年に改修し、常設作品を半分近く入れ替えてリニューアルオープン。中央にある池は、水面の映り込みと池を囲む空間を包括したアート作品となっている。

■越後妻有里山現代美術館MonET(えちごつまりさとやまげんだいびじゅつかんモネ)
025-761-7766
新潟県十日町市本町6-1-71-2
10時~17時、※会期中は10時~18時
火・水(GWは毎日営業)
入館料(企画展+常設展)1200円
関越六日町ICより車で25分
300台
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【岐阜県・飛騨市】渓谷を渡る鉄橋目指して、廃線のレールを駆け抜ける

飛騨山脈などの高い山々に囲まれ、9割超を森林が占める飛騨市の大自然が一風変わった方法で楽しめるアクティビティに挑戦!緑の息吹を含んだ風を直に浴びて疾走する心地よさに浸った後は、のんびりと飛騨古川の古い町並み散策を。

Gattan Go!!の渓谷コースから車で約40分の飛騨古川は市役所駐車場に駐車して徒歩で散策を。車で1時間30分ほどの高山エリアや奥飛騨温泉郷に泊まるのも魅力的。

<旅ルート例>
東海北陸道飛騨清見IC≫車約1時間15分≫レールマウンテンバイク Gattan Go!!「 渓谷コース」≫車約40分≫飛騨市役所駐車場≫徒歩約10分≫壱之町珈琲店≫徒歩約4分≫ひだ森のめぐみ≫徒歩約5分≫三寺巡礼お守り(飛騨古川まつり会館)

レールマウンテンバイク Gattan Go !!「渓谷コース」【岐阜県・飛騨市】

レールマウンテンバイクGattan Go ! !
\爽快だけど手に汗握るスリルも!/2台の自転車を連結した特製車両は電動アシスト付きなので漕ぎやすい
レールマウンテンバイクGattan Go ! !
第二高原川橋梁は床面のすき間から15m眼下に水面が見えて手に汗握る!
レールマウンテンバイクGattan Go ! !
廃線になった路線は山間を走るため約6割をトンネルや橋が占めていたそうで、トンネル越えも旧神岡鉄道の真骨頂
レールマウンテンバイクGattan Go ! !
新緑は例年5月から。往復約5.8km「まちなかコース」なら4月中旬に桜も見える

高所の橋梁を進むスリルと圧倒的な開放感が心地いい。
旧神岡鉄道の線路を特製レールバイクで進むアクティビティは、新緑輝く森に真っ暗なトンネル、透き通る高原川の上空を渡る橋梁…と見どころ満載。周囲には飛騨の山々がそびえ、往復約6.6kmの道中は感動の連続に。

■レールマウンテンバイク Gattan Go(ガッタン ゴー)!!「渓谷コース」
090-7020-5852
岐阜県飛騨市神岡町西漆山142付近(旧漆山駅)
4月上旬~11月下旬の10時40分~14時30分受付(土日祝は9時~15時45分受付)

渓谷コース1車両(2~3名、予約優先)5200円
東海北陸道飛騨清見ICより車で1時間15分
30台
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三寺巡礼お守り【岐阜県・飛騨市】

三寺巡礼お守り
願い事を記入した部分は各お寺の回収箱に納める
三寺巡礼お守り
「飛騨古川まつり会館」でキットを入手し3寺院へ。願い事札にハンコを押そう
三寺巡礼お守り
お守り袋の柄は5種類から選択。押印した台紙を中に入れる

巡礼して完成させる愛らしいお守り。
飛騨古川で200年以上続く1月15日の風習「三寺まいり」にちなんで、円光寺、真宗寺、本光寺を詣でながらハンコを集め、お守りを作ることができる。こちらは通年実施しているので、旅の思い出に体験しては?

■三寺巡礼お守り
0577-74-1192(飛騨市観光協会) ※「飛騨古川まつり会館」売店:0577-73-3511
岐阜県飛騨市古川町壱之町14-5
[参拝時間]9時~17時(12月~2月は~16時)
なし
三寺巡礼お守りキット1000円
東海北陸道飛騨清見ICより車で25分
飛騨市役所73台
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壱之町珈琲店【岐阜県・飛騨市】

壱之町珈琲店
ほっと寛げる店舗。一日12個限定のメロンパン220円も自慢
壱之町珈琲店
「カレーライス(サラダ付き)」800円、コーヒーセットは1000円

古い町並みに溶け込む古民家で飛騨牛カレーを。
瀬戸川沿いの白壁土蔵街など古い町並みが残る飛騨古川に佇む、古民家を改装したカフェ。地元焙煎所から豆を仕入れるドリップコーヒーに、飛騨牛の牛すじやすね肉をじっくり煮込んだカレーを合わせて召しあがれ。

■壱之町珈琲店
0577-73-7099
岐阜県飛騨市古川町壱之町1-12
11時~16時
火、隔週の日
東海北陸道飛騨清見ICより車で25分
飛騨市役所73台
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ひだ森のめぐみ【岐阜県・飛騨市】

ひだ森のめぐみ
薬草の鉢植えがある中庭も憩いの空間
ひだ森のめぐみ
「薬草コケ玉づくり」15分1000円は冬季以外に実施
ひだ森のめぐみ
好みの薬草・野草などをブレンドする香り袋や薬草七味を作る体験は15分~30分、各500円
ひだ森のめぐみ
薬草の粉末や食品などの販売もあり、薬草茶は試飲して購入できる

薬草を身近に感じるワークショップに参加。
240種以上の薬草が自生する自然豊かな飛騨市にあるこちらの施設では、薬草を選びお茶を淹れる体験(1000円~)や薬草入浴剤作り(500円)などのワークショップを常時開催。お土産にいい薬草グッズも販売。

■ひだ森のめぐみ
0577-73-3400
岐阜県飛騨市古川町弐之町6-7
10時~16時(ワークショップは~15時)
12月28日~1月3日
東海北陸道飛騨清見ICより車で22分
飛騨市役所73台
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じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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