2024.03.01

名古屋のおすすめ観光スポット11選！定番から穴場まで在住ライターが紹介【2024】

東京や大阪からもアクセスのよい名古屋。そんな名古屋は都市部でありながら、街の中心部からほど近い場所に、歴史スポットや観光名所などが点在し、“名古屋メシ”と呼ばれる特有の食文化など、観光にぴったりの場所です。

歴史も食文化もおもしろい名古屋の定番＆穴場スポットを、名古屋在住30年のライターが紹介。ぜひ参考にして出かけてみてくださいね！

※この記事は2024年2月21日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信：じゃらんニュース

1. エスカ地下街 【名古屋駅より徒歩1分】

名古屋駅からアクセス抜群の「エスカ地下街」にある名古屋メシを堪能

名古屋駅からほど近く、観光や出張の際にも気軽に立ち寄れる太閤通口駅前広場の地下に設けられた商業施設。　

「エスカ（ESCA）」とは、「EKINISHI SHOPPING CENTER AVENUE」の略で、名古屋駅の新幹線改札口から最も近い商業施設なので、サクッと土産物を選んで購入できるショップが揃っています。　

名古屋の地に訪れているからこそ味わいたい名古屋メシを取り扱う店も軒を連ねています。名物の味噌カツ、味噌煮込みうどん、きしめん、名古屋コーチンなど、名古屋を代表するグルメが味わえる飲食店は約35店。便利な観光スポットとして、重宝されています。　

名古屋メシのなかでも、特に人気なのが鰻のひつまぶし。店舗によっては、市場から新鮮な生の鰻を直接仕入れることで、リーズナブルに提供している店も。秘伝のタレで香ばしく焼き上げた鰻は、一度味わうとまた何度でも食べたくなり、思わずクセになってしまうほど絶品です。　

そのほか、東海地区を中心としたお土産販売で展開するギフト専門のショップもあるので、ぜひチェックしてみてください。

2. ノリタケの森【亀島駅より徒歩7分】

陶磁器メーカー「ノリタケ」が運営する産業観光施設でクラフト体験

陶磁器メーカー「ノリタケ」の本社敷地内にある陶磁器に関する複合施設。緑豊かな園内は散策できるほか、ボーンチャイナの製造工程の見学ができるクラフトセンターや、ノリタケ食器の直営店、さらにノリタケ食器でサービスするレストランやカフェなどが点在。1日中楽しめる穴場スポットです。

その中でもクラフトセンターでは、陶磁器の製造工程の見学、初期のノリタケ製品を鑑賞できるミュージアムや、熟練職人によるハンドペイントの技を間近で見られることから、「ノリタケ」ファンにはたまらないエリアとなっています。お皿やマグカップに絵付けできる体験コーナーもあります。

園内にあるレストラン「キルン」では、上品な雰囲気の中で、季節の創作フレンチがノリタケの食器で楽しめます。また、ノリタケ直営店に併設の「カフェ グラン ヴェール」では、ゆったりティータイムを楽しめます。

そのほか、直営のショップ「ノリタケスクエア名古屋」では、ギフトから日常使いのカジュアルな食器まで、目移りするほど個性あふれる商品が勢揃い。ぜひのんびりショッピングを楽しんでみてはいかがでしょうか？

3. 名古屋城【名古屋城駅より徒歩5分】

絢爛豪華な金鯱や贅の限りを尽くした本丸御殿が魅力の城

名古屋を代表する観光スポットといえば、真っ先に挙げられるのが「名古屋城」。 “金鯱城”、“金城”の異名を持ち、「関ヶ原の戦い」後も影響力のあった豊臣家を牽制するために、徳川家康が築いた美しい城です。

日本100名城に選定され、国の特別史跡にも指定を受けています。天守に輝く豪華な金鯱（きんしゃち）は、他城との格の違いを天下に示したと考えられ、戦闘時の要塞として広く知れ渡っているようです。

また「名古屋城」の本丸御殿は、日本絵画史で有名な狩野派による「障壁画」が特徴。1945年に天守とともに戦災で一度焼失してしまったのですが、2018年に復元しました。一般公開もされているので、ぜひ鑑賞してみてください。

※天守閣は建て替えのため閉館中。

4. 名古屋市科学館【伏見駅より徒歩5分】

4つの大型展示をはじめ約260種類の展示を体験できる総合科学館

ドーム内径35mという巨大なプラネタリウムドームを備えた白川公園内にある科学館。

ドームの球体を強調したランドマーク的な外観デザインに加え、120万ボルトの放電によるダイナミックな電気エネルギーを体験できる「放電ラボ」や、高さ9mの人工竜巻をすぐ目の前で見ることが可能な「竜巻ラボ」など、エンターテイメント性豊かな4つの大型展示が設置されています。

また、マイナス30度の部屋でオーロラ映像を体験可能な空間のほか、太陽光発電や壁面緑化、制振構造やエレベータ構造の可視化を図るなど、科学館の建物自体が巨大な展示装置となっているのも大きな特徴です。

小さな子どもはもちろん大人まで、だれもが楽しみながら“科学”に親しめる、学び豊かなスポットです。

5. 大須商店街【大須観音駅より徒歩3分】

ありとあらゆる店が軒を連ねる活気あふれる商店街

定番の名古屋メシをはじめ、行列のできるB級グルメや多国籍レストラン、カフェなどの飲食店、さらに電気屋から古着屋、アンティーク店や可愛らしい雑貨店に至るまで、約1200の店舗や施設が集結する巨大な商店街。

“愛知の秋葉原”と異名をとるだけに、「大須アメ横ビル」に代表される電気街やサブカルチャーの店も多数出店しています。いつも多くの人たちで賑わい、活気にあふれています。

ファッションもトレンドを追うアイテムから個性的な古着まで、古いものと新しいものが混ざり合い、様々な文化を取り入れる「大須商店街」は、名古屋カルチャーの発信地ともいえるエリアです。

メイドカフェ、コミック・ホビーショップなども多く、“オタク文化”も健在。また、全天候型アーケードのため、悪天候でもショッピングを存分に楽しめるのも魅力です。SNS映えするスイーツ店も数多くあるので、食べ歩きのスポットとしても好評です。

6. 鶴舞公園【鶴舞駅より徒歩1分】

商業施設が新たに多数出店しリニューアル

明治42（1909）年に名古屋市が設置した最初の都市公園。「さくら名所100選の地」に選定されている園内では、随所に季節の花々を見ることができます。

そのほか、ローマ様式の大理石に石組みという和洋折衷式の噴水塔をはじめ、名古屋市公会堂や鶴舞中央図書館、緑化センターなども併設した穴場スポットです。

2023年5月に大規模なリニューアルを実施し、商業施設「TSURUMA GARDEN」がオープン。カフェやレストラン、テイクアウトショップなど、多様な店舗が入り、公園散策を楽しめます。

自然豊かな公園の風景に溶け込むような商業施設には、回廊状に配置される各店舗のほか、芝生広場なども整備され、さらに過ごしやすい公園に生まれ変わりました。

各種グルメを堪能しながら、もっと身近に利用しやすくなった「鶴舞公園」で散歩してみてはいかがでしょうか？

7. 熱田神宮【神宮前駅より徒歩3分】

歴史も文化も見所満載！草薙神剣を祀る格式のある神社

“熱田さん”の名で、古くから崇敬を集める「熱田神宮」。年間700万人に近い参拝者でにぎわい、地元はもちろん、全国から多くの参拝者が訪れています。本殿には、ご祭神「熱田大神」が鎮座。三種の神器の1つ「草薙神剣」をご神体としています。

また境内には、古くより祈りと感謝を込めて、神様に捧げられた数多くの刀剣類を展示する専門施設「剣の宝庫 草薙館」があります。名刀鑑賞をはじめ、実際の日本刀や「真柄の大太刀」複製拵に触れて、大きさや重量を実感できる体験コーナーも。

約6万坪という広大な敷地内は、樹齢1000年を超える「大楠」等の緑豊かな樹木が生い茂り、心身ともに英気を養えること間違いなしです。参拝に伺った際には、ぜひ立ち寄ってくださいね。

8. 東山動植物園【東山公園駅より徒歩3分】

広々とした園内に多種多様な動植物が勢揃い

名古屋市内という都心部ながら、約60haの広さを誇る緑豊かな動植物園。

園内では、小さなメダカから大きなアジアゾウまで、約450種の動物たちのユニークな生態を見ることができます。また、植物園には、約7000種の植物を展示。国指定重要文化財の温室前館や世界遺産にもなった、岐阜県の白川郷から移築した合掌造りの家もあります。

さらに遊園地や高さ134mの展望塔「東山スカイタワー」など、見どころ満載です。

動物園は、イケメンと話題になったニシゴリラ「シャバーニ」がいます。ほかにも1984年にオーストラリア・シドニー市のタロンガ動物園から、日本で初めて贈られたコアラがいることも見逃せません。見た目もキュートでまるでぬいぐるみのような姿は、動物園のアイドル的存在にもなっています。

多様な展示施設では、動物を観察するだけでなく、その生態や生息地の紹介など、学習できる展示要素も魅力の一つ。楽しみながら学べるので、ぜひ一度足を運んでみてください。

9. リニア・鉄道館【金城ふ頭駅より徒歩2分】

鉄道の実物展示を通じて子どもから大人まで楽しめる注目スポット

東海道新幹線を中心に、在来線から超電導リニアまで39両の実物車両を展示しています。模型、映像なども使って、その歴史や運行を支えるしくみを紹介しています。

なかでも、N700系新幹線の実物大の運転台で臨場感のある運転操作を体験できる新幹線シミュレータ「N700」は、新幹線ならではのスピード感が楽しめ、迫力満点！

また超電導リニア展示室では、走行や浮上の原理など、超電導リニアの技術を体験装置や模型を使って紹介。ミニシアターでは時速500kmの世界を模擬体験できます。ちなみに、館内のデリカステーションで買ったお弁当を屋外展示のN700系新幹線車内で食べることも可能です。

そのほか、東海道新幹線沿線の代表的な建物や情景、日常的な人々の様子を精緻に再現した鉄道ジオラマも要チェックです。このジオラマでは夜間作業も含めた“鉄道の24時間”を見られますよ。

10. レゴランド・ジャパン【金城ふ頭駅より徒歩5分】

家族はもちろん友だち同士でも思う存分楽しめるテーマパーク

レゴ（R）ブロックの世界観をコンセプトにした1日中思いきり体感できる屋外型テーマパークです。パーク内ではおよそ1700万個のレゴ（R）ブロックと約1万体のレゴ（R）モデルが使用されているので、その場にいるだけでも思わずドキドキしてしまいそう。

パーク内は、異なる8つのエリアからなり、工場見学ができる「レゴ（R）ファクトリー」をはじめ、ブロック遊びができる「Bricktopia」、乗り物を操縦できる「レゴ（R）シティ」まで、40種類を超えるアトラクションやショー、シアターなどが多種多彩に揃っています。

日本中から選ばれた景色や街並みを、全てレゴ（R）ブロックで再現した「ミニランド（R）」もおすすめです。高さ約2m、約22万5000個のレゴ（R）ブロックでできた名古屋城は、ここでしか見ることができないので、ディティールに凝った迫力あるレゴ（R）の世界感にたっぷり浸れるはずです。

飲食施設やお土産などが買えるショップもあるので、そちらもぜひ立ち寄ってみてください。

11. ジブリパーク【愛・地球博記念公園駅より徒歩1分】

「スタジオジブリ」の世界観を表現した個性美あふれるパーク

名古屋市に隣接した長久手市にある愛・地球博記念公園「モリコロパーク」内にある、「スタジオジブリ」作品をイメージし表現した公園。

映像展示室や企画展示、カフェやショップなど、“ジブリ”が詰めこまれた巨大な施設「ジブリの大倉庫」をはじめ、「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」など、全5エリアから構成されています。

「ジブリの大倉庫」では、『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『借りぐらしのアリエッティ』など、ジブリ作品に関連した展示を多数展開。

「青春の丘」は『耳をすませば』の「地球屋」を表現した建物があるエリアです。そのほか、「サツキとメイの家」を中心とした緑に囲まれたエリアの「どんどこ森」や、『もののけ姫』に登場する和風の里山的風景を表現した「もののけの里」などもおすすめです。

2024年春に開園予定の「魔女の谷」。映画の世界をモチーフにした注目度の高いエリアなので、今後も目が離せません。

名古屋1泊2日モデルコース

1. 動物・科学・アニメを満喫するコース

8. 東山動植物園
↓車で30分
6. 鶴舞公園
↓車で10分
名古屋市内で宿泊
↓車で30分
11. ジブリパーク
↓車で30分
4. 名古屋市科学館

午前中は「東山動植物園」でキュートな動物たちと写真や触れ合いタイム。昼過ぎからは「鶴舞公園」でのんびり公園散策しながら各種ショップでグルメを満喫します。2日目は、朝から「ジブリパーク」でアニメの世界観を堪能し、午後は「名古屋市科学館」で見て触れて体感しましょう。

2. 名古屋めしも味わうコース

5. 大須商店街
↓車で30分
9. リニア・鉄道館
↓車で30分
名古屋市内で宿泊
↓車で30分
10. レゴランド・ジャパン
↓車で30分
1. エスカ地下街

まずは「大須商店街」にて名古屋のサブカルと食べ歩きを楽しんで、午後から「リニア・鉄道館」で技術の凄さを体感。翌日は、朝から「レゴランド・ジャパン」で思いっきり楽しんで、夜は「エスカ地下街」で、ひつまぶしやきしめん、味噌煮込みうどんなどの名古屋めしを存分に味わいましょう。

3. 名古屋の歴史を感じるコース

3. 名古屋城
↓車で20分
7. 熱田神宮
↓車で20分
名古屋市内で宿泊
↓車で10分
2. ノリタケの森

朝の開園時間とともに、「名古屋城」を隈なく散策。煌びやかな本丸御殿をじっくり鑑賞したら、午後からは「熱田神宮」を参拝。次の日は「ノリタケ」が手掛ける「ノリタケの森」で見て食べて、作品作りに没頭してみませんか？

名古屋観光スポットマップ

まとめ

今回は、名古屋が持つ色々な魅力について、観光情報からグルメネタまで幅広く紹介しました。ぜひモデルコースを参考に、観光スポットを巡ってみてくださいね！

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
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