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幕末の志士たちによる日本近代化の足跡日本は、幕末以降、自らの手で、日本の在来技術と独学による欧米の技術とを融合させ、世界史的にもまれな速さで近代化を成し遂げた。「九州・山口の近代化産業遺産群」は、その歴史の証拠を示すものである。九州・山口は、欧米諸国からの圧力・影響をいち早く受ける位置にあったことから、鉄製大砲製造、造船、採炭などにいち早く取り組み、日本の近代化の大きな原動力となった。このため、この地には、当時の人々の叡智や心意気を感じさせる近代化の遺産が数多く残されている。※岩手県釜石市の製鉄遺跡も含む |
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![]() 1865年、薩摩藩の工業コンビナート(集成館)の一つとして建設された洋式機械工場(鹿児島市)。その構造から、日本の蘭学者が独学で建設したことが窺える |
![]() 鉄製大砲の鋳造に必要な金属溶解炉である反射炉(萩市) |
![]() 労働者の浴室や山ノ神祭祀施設なども残る炭鉱施設万田坑(荒尾市) |
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基本情報 |
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構成要素 |
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【萩市】萩反射炉、恵美須ヶ鼻造船所跡、萩城下町、大板山たたら製鉄遺跡【下関市】前田砲台跡、六連島灯台【大牟田市】宮原坑、三池港【大牟田市及び荒尾市】三池炭鉱専用鉄道【佐賀市】三重津海軍所跡【長崎市】小菅修船場跡、高島炭坑、端島炭坑、旧グラバー住宅【荒尾市】万田坑【宇城市】三角西港【鹿児島市】旧集成館、旧集成館機械工場、旧鹿児島紡績所技師館【岩手県釜石市】橋野高炉及び関連施設 など |
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アクセス |
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お問い合わせ先 |
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鹿児島県企画部世界文化遺産課:099-286-2364※問合せ内容により関係機関を紹介することもあります |
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その他の日本世界遺産及び暫定リスト |