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東アジア最大級の祭祀遺跡と豊かな自然が共生玄界灘にある沖ノ島は、『古事記』や『日本書紀』にも記載があり、4〜9世紀末にかけて国家的な祭祀が行われた。絶海の孤島であるが、島全体が国の史跡・天然記念物に指定され、23か所の遺跡からは鏡や指輪、龍頭など国際色豊かな祭祀遺物が出土している。宗像大社は沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮、本土の辺津宮の三宮からなり、宗像三女神が祀られている。宮地嶽古墳をはじめとする津屋崎古墳群など、祭祀に関わりのあったと考えられる古代豪族の古墳も多く、古から続く日本固有の信仰の歴史を尋ねることができる。 |
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![]() 4〜9世紀末に国家的な祭祀が行われたことを示す遺跡が数多く残る沖ノ島では、「海の正倉院」と称されるにふさわしい、約8万点の遺物が出土している |
![]() 7世紀前半に造られた宮地嶽古墳は、横穴式石室の全長が23mもある |
![]() 辺津宮(宗像大社)の神宝館では、沖ノ島から出土した遺物を展示 |
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基本情報 |
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構成要素 |
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沖ノ島、宗像大社(沖津宮、中津宮、辺津宮)、津屋崎古墳群(宮地嶽古墳、新原・奴山古墳群、勝浦高原古墳群、勝浦峯ノ畑古墳、勝浦井ノ浦古墳、生家大塚古墳、大石岡ノ谷古墳群、須多田上ノ口古墳、須多田天降天神社古墳、須多田下ノ口古墳、須多田ミソ塚古墳、須多田ニタ塚古墳、在自剣塚古墳、宮司井手ノ上古墳、手光波切不動古墳、手光湯ノ浦古墳群)、桜京古墳、東郷高塚古墳、田熊石畑遺跡 |
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アクセス |
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お問い合わせ先 |
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福岡県世界遺産登録推進室:092-643-3162 |
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