山形県には、名所旧跡から大自然を満喫できるスポットまで、さまざまな魅力があります。
米沢牛やフルーツなど、ご当地グルメを楽しめるのも魅力のひとつ。

今回は、庄内エリアを巡る王道ドライブコースと、山形の名所とグルメを堪能するドライブコースの2ルートをご紹介します。
レンタカーを借りて、山形をドライブ観光しませんか?


記事配信:じゃらんレンタカー

山形県の基本情報と見どころ

山形県は内陸を中心とした村山、置賜、最上川沿いを中心とした最上、日本海に面した庄内と、4つのエリアに分けられます。

村山や置賜は奥羽山脈、朝日山地などの山々に囲まれた盆地のため、冬は豪雪、夏は高温と、寒暖の差が激しいエリアです。一見厳しい自然環境は、植物が栄養を蓄えるのに好条件で、より甘く美味しい作物が育つのだそう。

特に山形のさくらんぼは、生産量日本一を誇り、その確かな味には全国からさくらんぼ狩りを目当てに観光客が訪れるほどです。最上川源流のミネラル豊富な飼料をエサに育った米沢牛も、山形が育んだ名産品です。

また、庄内平野は古くから稲作を中心とした農業が盛んな地域で、冷めても美味しい庄内産つや姫など、食材と合わせてブランド米としての価値も高いエリアです。

日本三大急流のひとつ「最上川」が流れる最上エリアの広大な大自然や、パワースポットの山寺、蔵王の樹氷など、全国的にも名高い景勝地も満載。

さらに全市町村に温泉があり、温泉大国でもある山形。温泉に、食や名所と、あっちもこっちも巡りたい欲張プランはドライブにもってこい!セットで何通りもの楽しみ方が広がりますよ。

庄内エリア満喫ドライブコース

水族館や名所、海辺スポットを回るコース

日本最大級のクラゲミュージアムからスタートし、羽黒山や港町酒田を回る日本海周遊コース。リーズナブルに味わえる海鮮丼ランチ、見応え充分の滝なども合わせて、思い出に残る庄内満喫ドライブです。

■走行距離:129.2km
■走行時間:4時間19分
■有料道路料金:400 円(ETC:400 円)

【スタート】庄内空港

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ルート/一般道
走行時間/22分
走行距離/10.6km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【1】鶴岡市立加茂水族館

直径5mの巨大水槽「グラゲドリームシアター」は必見です

クラゲ以外にも地元庄内の淡水魚、海水魚などを展示しています

マスコットキャラクター「まめうさ」が出迎えてくれる庄内空港を出発し、一路西南へ。メロンの一大産地である庄内砂丘を抜け、右手に日本海を臨みながら20分ほど走ると到着!

水槽内のサンゴにたまたま付着していたクラゲを飼育し展示を開始したところ人気を博し、2014年6月のリニューアルオープンを経て、今や50種類以上と世界最大級のクラゲの展示を誇る鶴岡市立水族館。展示の規模やクオリティはもちろん、クラゲラーメンやクラゲアイスなど、食材としてもクラゲを活用する真の「クラゲ水族館」なのです。

1番の見どころは、約2,000匹のミズクラゲが浮遊する直径5メートルの円形水槽「クラゲドリームシアター」。クラゲたちが、光に照らされふわふわと水中を遊ぶさまは幻想的で、時間を忘れるほど見とれてしまいます。

アシカショー、ウミネコの餌付けなどイベントも要チェック

また、トレーナーとの抜群のコンビネーションで魅せるアシカショー、庄内の伝統的な釣り文化や、近隣の海や山の生態系を再現したコーナーなど地域に根ざした展示、磯の生き物に触れたり、ウミネコに餌をあげたりできる体験コーナーなど、クラゲ以外の展示も大変充実しています。家族みんなが楽しめること、間違いなしですよ!

鶴岡市立加茂水族館

郵便番号/997-1129
住所/山形県鶴岡市今泉字大久保657-1
電話番号/0235-33-3036
営業時間/9:00〜17:00(夏休み期間中は〜17:30、最終入館はそれぞれ30分前まで)
駐車場/ 有り(500台/無料)
料金/高校生以上1000円、小中学生500円、幼児無料
定休日/なし
「鶴岡市立加茂水族館」の詳細はこちら

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ルート/一般道
走行時間/57分
走行距離/29.1km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【2】羽黒山・出羽三山神社

出羽三山神社の本殿「三神合祭殿」へ

海辺で幻想的な世界に浸った後は、庄内随一のパワースポット「出羽三山」の1つ、羽黒山へ。

羽黒山、月山、湯殿山から成る出羽三山は、1,400年以上前に開山して以来、修験道の行場として知られてきました。かつては「西の伊勢参り、東の奥参り」と、伊勢神宮と並んで語られた歴史ある山なのです。

麓の大鳥居をくぐり抜け、有料道路を通れば、出羽三山神社がある山頂まで約1時間の道のり。車を止めて砂利道を歩くこと10分弱、そびえ立つのは出羽三山すべての神様を祀った「三神合祭殿」。高さ28m、桁行24.2mの総朱塗りの社殿に、厚さ2.1mの茅葺き屋根がかぶさる佇まいは見事としか言いようがありません。

2018年度は明治以降初の、五重塔内部一般公開が予定されています

少し参道を下っていくと、ミシュラングリーンガイドジャポンで3つ星認定を獲得した杉並木を歩くことができます。樹齢300〜500年の杉の大木に包まれると、気分はゆったりとしながらも、自然と背筋が伸びる不思議な雰囲気です。

時間がある場合は、参道のスタート地点「隋神門」から片道約1時間かけて参拝してみてください。2,446段の石段を上り、国宝・五重塔など見どころも豊富な杉並木の中で、身も心も一新できますよ。

羽黒山・出羽三山神社

郵便番号/997-0292
住所/山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
電話番号/0235-62-2355
営業時間/8:30〜16:30
駐車場/ 有り(山頂・300台/無料)
料金/参拝無料
定休日/なし
「羽黒山・出羽三山神社」の詳細はこちら

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ルート/一般道
走行時間/1時間14分
走行距離/37.1km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【3】海鮮どんや とびしま

その日水揚げされた旬のネタを、豪華な海鮮丼で頂きましょう

石段を上っていなくても、そろそろお腹が空いた頃。空腹をこらえつつ、再び海へ。山を下り、出発地の庄内空港を越え、北へ1時間。目指すは酒田港にある、海鮮市場「海鮮どんや とびしま」です。

1番のオススメは、市場2F「海鮮どんや とびしま」の、庄内浜で採れた新鮮な海の幸がどっさりのった海鮮丼。味が抜群なのは言うまでもありませんが、驚くべきはそのボリュームと価格。

大きな丼に海老、マグロ、タコなど、たっぷり盛られた海の幸がなんと12種類以上!しかも1080円とお得に食べられちゃうんです。

他にも「ウニいくら丼」(3456円)や、お刺身を豪華な舟盛りとお膳で頂く「板前舟」(1296円)なども人気のメニュー!平日でも、ピーク時には1Fまで行列ができちゃうのも頷けます。

新鮮な魚介類を扱う1Fの海鮮市場のほか、地元の野菜やお酒、加工品を扱うお店も並んでいます。お食事の後は、食休みも兼ねてお買い物を楽しんでみてくださいね。

海鮮どんや とびしま

郵便番号/998-0036
住所/山形県酒田市船場町2丁目5-10
電話番号/0234-26-6111
営業時間/7:00〜9:00、11:00〜19:00(LO〜18:30)
駐車場/ 有り(100台/無料)
定休日/不定
「海鮮どんや とびしま」の詳細はこちら

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ルート/一般道
走行時間/3km
走行距離/1.2分
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【4】山居倉庫”酒田夢の倶楽“(くら)

映画やCMのロケ地として多くのメディアにも登場しているケヤキ並木

倉庫の手前はお食事処や地元のお土産などが充実した立ち寄りスポット

お次は近場、新井田川沿いを5分ほど走り、山居倉庫へ。

白壁土蔵づくりの9棟の倉庫は10,800トン(18万俵)の収容能力を持ち、1893(明治26)年に建てられて以来120年以上にわたり米の保管庫として活躍してきました。現在も実際に米の備蓄や保管庫として活躍しています。

倉庫の裏手、日よけのために植えられた36本のケヤキ並木と黒塀の組み合わせは、季節ごとに美しい表情を見せてくれます。ケヤキの葉が風に揺られザワザワとした音を立てる中、ただこの一本のケヤキ並木を歩くだけでもリフレッシュができますよ。

倉庫の一部を改装してつくられた「庄内米歴史資料館」では、昔の資料や農具を見ながら米どころ庄内の歴史を学ぶことができます。また、併設の「酒田夢の倶楽(くら)」には、老舗菓子や食料品、刺し子やつるし雛(傘福)などの民工芸品など、さまざまな庄内のお土産品が豊富に揃っています。

海鮮市場同様、ゆっくりお土産探しを楽しめます。

新井田川にかかる山居橋なども回りながら、山居倉庫の周りをぐるりと1週お散歩してみてくださいね。

山居倉庫”酒田夢の倶楽“(くら)

郵便番号/998-0838
住所/山形県酒田市山居町1-1-20
電話番号/0234-22-1223
営業時間/9:00〜18:00(12月〜2月までは〜17:00)
駐車場/ 有り(35台/無料)
料金/入館無料
定休日/1月1日
「山居倉庫”酒田夢の倶楽“(くら)」の詳細はこちら

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ルート一般道路
走行時間/49分
走行距離/24.3km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【5】玉簾(たますだれ)の滝

木々の奥でしぶきを上げる大きな滝

駐車場敷地内にある産直らららを目印にしてGO!

お土産の買い物を済ませたら、再びしばしのロングドライブ。山の奥へと50分ほど車を走らせ、山形県一の高さを誇る滝、「玉簾(たますだれ)の滝」へ。

住所は「玉簾(たますだれ)の滝」の駐車場にある「産直ららら」を参考にして向かいましょう。駐車場に車を置いて、小川に沿って遊歩道を歩いていくと、少しずつ水が落ちる音が大きくなってきます。

7分ほど歩き御嶽神社の鳥居をくぐると、高さ63m、幅5m、見上げるほどの大きな滝があらわれます。この大きい滝に流れ落ちる水を見て、つり下げた玉簾(たますだれ)のように美しいと感動したことから、約1200年前この地を訪れた弘法太師が命名したと言われています。

緑に包まれながら、目で、肌で、清流を感じられる「玉簾(たますだれ)の滝」の空間は、いつ訪れても私たちを爽やかな気持ちにさせてくれます。

さらに岩場を進むと、滝のすぐ下、しぶきが直接かかるほどの距離まで近づくこともできますよ。

ゴールデンウィークやお盆の時期限定で行われるライトアップには、日中の爽やかな表情とは違った雰囲気を楽しもうと、県内外から多くの人が訪れます。

玉簾(たますだれ)の滝

郵便番号/999-8201
住所/山形県酒田市升田字前田52-1(産直ららら)
電話番号/0234-64-3220(産直ららら)
営業時間/見学自由
駐車場/有り(47台/無料)
料金/なし
定休日/なし(冬季は積雪や除雪などの状況により通行不可の場合あり)

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ルート/一般道路
走行時間/44分
走行距離/22km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【6】丸池様

池の色は差し込む時間の光によって変化します

マイナスイオンをたっぷり浴びたら車に乗り込み、鳥海山が見守る湧水の里、おとなりの遊佐町へ。

山を抜け、どこまでも広がる田んぼを見ながら車を走らせ約30分。秋には鮭が遡上する清流「牛渡川(うしわたりがわ)」のそばに車を置き、遊歩道を5分ほど進むと、静寂に包まれたエメラルドグリーンの小さな池があらわれます。

古くから地域の人々に大切に守られてきた、「丸池様」です。湧水そのものがご神体として祀られています。

自然のままに時間が経過してきた森の中で、光の加減で色彩が刻々と変化する水面を見つめていると、時の流れがゆっくりになるような不思議な感覚に。

6月には、清流にしか繁茂しない「梅花藻(ばいかも)」が花を付けた様子を「牛渡川(うしわたりがわ)」に見ることができますので、こちらもお見逃しなく。

丸池様

郵便番号/999-8525
住所/山形県飽海郡遊佐町直世字荒川地内
電話番号/なし(問合せは遊佐鳥海観光協会:0234-72-5666)
営業時間/見学自由
駐車場/有り(10台/無料)
料金/なし
定休日/なし
「丸池様」の詳細はこちら

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ルート/一般道路
走行時間/10分
走行距離/4.9km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【7】十六羅漢岩(じゅうろくらかんがん)

計22体の磨崖仏が岩礁に刻まれているのは全国的にも珍しい光景

さてさて最後は、再び日本海へ。日が落ちる前に急いで最終目的地「十六羅漢岩(じゅうろくらかんがん)へ。

16の羅漢に釈迦牟尼、文殊菩薩、普賢の両菩薩、観音、舎利仏、目蓮の三像、計22体の像が掘られた「十六羅漢岩(じゅうろくらかんがん)」。吹浦海禅寺21代寛海和尚が、海上安全と日本海の荒波で命を落とした漁師諸霊の供養のため1864年に造佛を発願し、地元の石工たちを指揮し5年の年月をかけて掘り上げたものです。

現在は夕日の名所として、ファミリーやグループで気軽に訪れやすい観光スポットとなっています。

時間の経過とともに波風で岩が削れ、形がわかりにくい像もいくつかあります。その形に込められた思いを馳せて静かに眺めたり、夕日が海に沈むのを待ちながら、誰が先にどの像を見つけられるか競争してみると、小さなお子さまも一緒に楽しむことができそうですね。

十六羅漢岩(じゅうろくらかんがん)

郵便番号/999-8521
住所/山形県飽海郡遊佐町吹浦字西楯
電話番号/0234-77-3330(サンセット十六羅漢)
営業時間/見学自由
駐車場/ あり(30台/無料)
料金/なし
定休日/なし
「十六羅漢岩(じゅうろくらかんがん)」の詳細はこちら

山形の名所とグルメを巡るドライブコース

山寺や米沢牛、銀山温泉まで!山形の名所をグルメとセットで楽しむコース

山形グルメの主役「米沢牛」を本場米沢でリーズナブルに頂きながら、山形の歴史や名所をハシゴ!ガス灯がノスタルジックな雰囲気を醸し出す銀山温泉まで回って山形の名所をおさえちゃいましょう!

  • JR米沢駅
    ↓(スポット間ルート一般道、走行距離1.9km、時間4分)
  • 上杉神社
    ↓(スポット間ルート一般道、走行距離1.3km、時間3分)
  • フルーツショップキヨカ
    ↓(スポット間ルート一般道、走行距離899m、時間2分)
  • 登起波分店「登」
    ↓(スポット間ルート一般道、走行距離47.6km、時間1時間23分)
  • 文翔館
    ↓(スポット間ルート一般道、走行距離14.4km、時間29分)
  • 山寺
    ↓(スポット間ルート一般道、走行距離7.8km、時間16分)
  • 腰掛庵
    ↓(スポット間ルート一般道、走行距離43.9m、時間1時間28分)
  • 銀山温泉

■走行距離:117.8km
■走行時間: 3時間45分
■有料道路料金:0 円(ETC:0 円)

【スタート】JR米沢駅

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ルート/一般道
走行時間/4分
走行距離/1.9km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【1】上杉神社(うえすぎじんじゃ)

戦国武将最強の武士のひとりと、市民に模範を見せた、ふたりの武将が祀られています

JR米沢駅から出発し、まずは米沢の歴史を訊ねます。
米沢市は明治維新までの272年間上杉の藩令にありました。

明治9年に建立された上杉神社には、戦国武将最強の武将と称される上杉謙信と、米沢藩9代目藩主の上杉鷹山が祀られています。

自らを毘沙門天の生まれ変わりと信じていた謙信。戦には「毘の一字旗」「懸かり乱れ籠」の旗を掲げて臨みました。

米沢城本丸跡から参道を進むと上杉神社があります。掘を渡る舞鶴橋には謙信ゆかりの文字「毘」と「籠」とかかれた軍旗が掲げられ、「上杉神社へ来た」という実感を高めてくれるポイントとなっています。

一方の上杉鷹山は、30万石から15万石へと傾いた米沢藩を、自らが見本となって倹約に努め藩を立て直したことで、多くの民衆の支持を集めました。

今でも米沢市民が尊敬する武将と言われています。現在の上杉神社は大正8年の火災で消失した後に、大正12年に新たに完成されました。

様々な歴史に思いを馳せながら神社を参拝してみてくださいね。

8月には神社北口に咲く蓮の花が人々を魅了し、冬は米沢上杉まつり・冬の上杉雪灯篭まつりの会場として賑わいをみせます。

上杉神社(うえすぎじんじゃ)

郵便番号/992-0052
住所/山形県米沢市丸の内1-4-13
電話番号/0238-22-3189
営業時間/6:00〜17:00(冬季は7:00〜)
駐車場/ 無し(おまつり広場駐車場を利用)
料金/参拝無料
定休日/なし

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ルート/一般道
走行時間/3分
走行距離/1.3km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【2】フルーツショップ キヨカ

新鮮なフルーツを使用したパフェやジェラートなどが揃います

歴史散策の後は小腹を満たすべく、新鮮なフルーツを使用したスイーツが人気の「フルーツショップ キヨカ」へ。

「フルーツショップ キヨカ」は地元山形県産のフルーツはもちろん、全国からより選りのフルーツを提供する老舗の果物店です。贈答用の利用が多い中、もっと気軽に美味しいフルーツを味わってほしいと、旬の自家製ジェラートや自家製パフェなどでもてなすことで、幅広い世代に利用されてきました。

全て店頭販売のフルーツを切り立ての状態で提供するので、甘さや酸味などの風味も損なわれず、芳醇な味わいが人気の秘密です。

インパクトを目指すなら、自家製ジェラートに旬の果物を10種類以上トッピングした「季節のフルーツパフェ」(1620円)や、フルーツや、コーンにのせたジェラートなどが、器からはみ出すほどの、「ジャンボパフェ」(3500円・要事前予約)もオススメですよ。

イートインスペースは1階、2階合わせて30席と、決して狭くない店内ですが、休日や夏場になると満席になるほど賑わいます。期間限定のかき氷や、パフェなど、一番美味しい旬素材をチェックして幸せを満たすスイーツタイムを過ごしてくださいね。

イートインスペースはショップ店内の1階、2階にあります

フルーツショップ キヨカ

郵便番号/
住所/山形県米沢市金池2-7-2
電話番号/0238-23-1203
営業時間/10:00〜18:00(ショップは8:30〜19:30)
駐車場/ 20台
定休日/火
「フルーツショップ キヨカ」の詳細はこちら

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ルート/一般道
走行時間/2分
走行距離/899m
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【3】登起波分店「登」(ときわぶんてんのぼる)

とろ火でじっくり火入れした「米沢牛・百年の牛丼」

次なるグルメは山形に足を運んだらやっぱり食べたい全国屈指のブランド牛「米沢牛」を老舗名店でリーズナブルに味わいましょう。

寒暖の差が激しい山形の気候で育つ牛は、最上川源流の自然豊かな恵みをたっぷりとうけた豆や麦、稲わらなどを飼料にして育ち、一頭ごとに適正な検査を元に証明書を交付された黒毛和牛で、きめ細かい霜降りと上質な脂が特徴です。

明治27年創業以来120年以上の歴史ある「登起波」(ときわ)の分店である「登起波分店・登」(ときわぶんてんのぼる)では、名物のすき焼きなどはもちろんのこと、気軽に味わえるようなランチメニューも提供しています。

リーズナブルに味合うなら「米沢牛百年の牛丼(並)」(1500円〜)、「米沢牛百年の牛鍋定食(並)」(2300円〜)で、どちらも米沢牛の脂の甘みと旨味をたっぷりと味わえます。それぞれ肉大盛り(別途料金)も可能で、女性客も次々とオーダーするほどの人気ぶり。

米沢牛をしっかり堪能したい人には、「米沢牛しゃぶしゃぶ」(3300円〜)や、「米沢牛すき焼き」(3900円〜)、様々が牛肉料理が味わえる「米沢牛づくし」(5000円)がオススメ。

全て素材を活かした高品質メニューで、はずれなしの「米沢牛」グルメを味わってみてはいかが。

登起波分店「登」

郵便番号/992-0012
住所/山形県米沢市金池5丁目10-21
電話番号/0238-21-1129
営業時間/土日祝11:29〜21:00(LO〜20:00)、平日11:29〜15:00(LO〜14:30)、17:00〜21:00(LO〜20:00)
駐車場/ 有り(8台/無料)
料金/
定休日/水
「登起波分店「登」」の詳細はこちら

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ルート/有料道路
走行時間/1時間23分
走行距離/47.6km
有料道路料金:310円 (ETC:310円 )

【4】文翔館

晴れた夏や秋の日は、重厚な建物が青空に映えます

豪華な内装の正庁

山形の恵みでたっぷりとお腹を満たしたら、山形県を代表する名所「文翔館(ぶんしょうかん)」へまいりましょう。正面入り口から、レンガ造りのレトロな建物が堂々とした佇まいで待ち構えます。

文翔館は大正初期の1916年に竣工され、山形県庁舎として、昭和50年まで実際に使われていました。

中に入ると赤い絨毯にシャンデリア、気品溢れる一品一品に大正ロマンを感じられます。貴賓室、知事室などの室内をぐるりと回りながら、漆喰飾りなど、細部に渡る建築の細やかさを観賞してくださいね。

2階のバルコニーからは、見どころのひとつでもある時計塔を間近で見学できます。日本で稼働している時計塔としては、札幌に次いで2番目に古く、当時から現在に至るまで休まずに時を刻み続け人々を見守り続けてきました。

現在でも5日に一回は職人さんが手巻きで巻き上げているんですよ。

赤いレンガの壁で囲まれた中庭もお忘れなく。外の世界を遮った空間では、映画のワンシーンに登場しそうな雰囲気のある空間が広がります。

撮影したくなるポイントがたくさんの、フォトジェニックな歴史的建造物を楽しんでくださいね。

文翔館

住所/山形県山形市旅篭町3-4-51
電話番号/023-635-5500
営業時間/9時〜16時30分
駐車場/ 有り(30台/無料)
料金/入館無料
定休日/第1・3月(祝日の場合は翌日)
「文翔館」の詳細はこちら

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ルート/一般道
走行時間/29分
走行距離/14.4km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【5】宝珠山立石寺 山寺

五大堂展望台からは山並みと町並みを一望できます

松尾芭蕉が訪れ「閑さや岩にしみいる蝉の声」と一句詠んだ場所としても有名

石段は夏でも木々の葉で影になり涼しく登りやすい

続いて山形のパワースポットとして人気を集める「山寺」へと向かいましょう。
いくつかある有料駐車場に車を停めて、歩きながら見上げた先の五大堂が目的地です。

「山寺」は正しくは「宝珠山立石寺」といい、860年に天台宗・慈覚大師円仁によって開山されました。麓から山頂までの敷地内には30ほどの堂塔など、随所にある見どころと合わせて1000段の石段で山頂へトライしましょう。

登山口から進み、まずは本堂の根本中堂に一礼を。

山門から山頂まで、行き帰りそれぞれ30分程度の間は緑に覆われた石段が続きます。この石段を一段一段登ることで煩悩が消えていくと伝えられています。

途中にある、小さな道幅の四寸道、せみ塚や、弥陀洞などに手を合わせ、一息つきながら山頂へ進みましょう。

仁王門がみえてきたらあと少しです。この辺りは木々に囲まれていて紅葉シーズンも美しい景観を作り出します。

山頂で修行増が訪れた山内支院や奥の院などでしっかりとお参りをし、クライマックスの開山堂です。
開山堂は山寺を開山した慈覚大師円仁のお堂です。

展望台の五大堂からは、山々に囲まれた町並みや小川などの奥行きあるすばらしい眺望が広がります。
四季の景色とともに山寺参拝を楽しんでくださいね。

宝珠山立石寺

郵便番号/999-3301
住所/山形県山形市山寺4495-1
電話番号/023-695-2843(山門寺務所)
営業時間/8:00〜17:00
駐車場/ 無し(近隣にある有料駐車場を利用)
料金/参拝料300円
定休日/なし
「宝珠山立石寺」の詳細はこちら

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ルート/一般道
走行時間/16分
走行距離/7.8km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【6】腰掛庵(こしかけあん)

深煎りのきな粉がまぶされた、とろける食感のわらび餅

明治時代の蔵を利用した和菓子屋

山形のわらび餅と言えばこのお店、天童市にある腰掛庵(こしかけあん)です。
2002年に創業された比較的新しい和菓子屋さんで、大通りから入った細い道を進んだ住宅街の裏手にあります。

明治時代の古い蔵を利用したお店は、平日でもわらび餅を買い求めて遠方からも多くの人が訪れるほどの人気店です。

メニューはシンプルに「わらび餅」の小箱・650円(2〜3人用)、大箱・1300円(4〜5人用)
が定番で、「醸(じょう)まん」(夏期のみ販売休止)や、季節ごとの和菓子などが数種類のみ。テイクアウトで購入できます。

本わらび粉を使用して作られた「わらび餅」はほんのりと黄みがかった色合いで、黒蜜などはかけずに、ふんだんにまぶされた深煎りの黄金きな粉と一緒に頂きます。

この「わらび餅」、楊枝で持ち上げるとぷるんとした弾力がありながら、口の中ではふわーっと溶けていくなめらかな食感に感動モノ!「わらび餅」自体にはほんのりと甘さがあり、深煎り黄金きな粉の香りと抜群の相性!

大箱サイズもペロリといけちゃうテイクアウト品は、常温で翌日、冷蔵で翌々日まで美味しく頂けます。

創業開始から作られている「醸(じょう)まん」は、酒かすと地元の吟醸酒で練り上げた生地で餡を包んだ酒饅頭です。こちらは夏期のみ販売がお休みの人気定番商品で、早々に品切れになることが多いため、予約がオススメです。

腰掛庵(こしかけあん)

郵便番号/990-0042
住所/山形県天童市北目1-6-11
電話番号/023-654-8056
営業時間/9:30〜17:00
駐車場/15台
定休日/月(祝日の場合翌週水に振替)

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ルート/一般道
走行時間/1時間28分
走行距離/43.9km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【7】銀山温泉

だんだんと日が暮れると、ガス灯が灯る温泉街

ノスタルジック温泉名所「銀山温泉」でドライブの締めくくりです!
ナビで「銀山温泉観光案内所」で検索すると、温泉街まで案内されることがありますが、共同駐車場は温泉街手前にあるので、まずは車を停めてから散策を。駐車場から温泉街までは歩いて5分程度です。

市内でも山あいにある「銀山温泉」は、16世紀ころに銀鉱が発見され、銀が大きな資源となり多くの鉱夫たちで賑わいをみせました。当時発見された温泉が「銀山温泉」の由来です。

中央の銀山川を中心に、対岸には三層四層の大正ロマン風木造建築の温泉宿が建ち並び、所々に配されたガス灯がさらにその風情を高めてくれます。

冬だけしか見られない雪景色と温泉街も人気のロケーション

日中はもちろんですが夕暮れ時にガス灯が灯った温泉街も美しく、季節や時間帯などシーンごとに変わる景色が人気でリピーターも多く訪れる県内有数の温泉地です。

近年は、豪雪地帯ならではの雪景色と温泉街の様子がSNSなどで発信され、国内のみならず外国人観光客からも注目が高まっています。

温泉街には誰でも自由に利用ができる足湯「和楽足湯」、日帰りで利用できる「共同浴場しろがね湯」「貸切浴場おもかげ湯」と2つの公衆浴場があります。

レトロな浴室でやや熱めの温泉に浸かり、ドライブの疲れを癒やしましょう。

豊かな自然の景観と落差22mの「白銀の滝」など見応え抜群の「銀山温泉散策ルート」の自然散策もおすすめですよ。

銀山温泉

郵便番号/999-4333
住所/山形県尾花沢市大字銀山新畑地内
電話番号/0237-28-3933(銀山温泉観光案内所)
営業時間/見学自由
駐車場/有り(銀山温泉共同駐車場15台/無料)
料金/なし
定休日/なし
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じゃらんレンタカー編集部

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