日御碕神社
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天照大神を岸辺に、神素盞鳴尊を山辺に - 日御碕神社のクチコミ
神社ツウ 三文詩人さん 男性/50代
- 一人
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この鳥居は三代将軍家光が寄進したもの
by 三文詩人さん(2017年3月19日撮影)
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海岸の鳥居
by 三文詩人さん(2017年3月19日撮影)
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日沈宮の元宮、経島(ふみしま)。ウミネコ繁殖地になっている
by 三文詩人さん(2017年3月19日撮影)
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日沈宮に天照大神。この位置からは夕陽を背負うのでは
by 三文詩人さん(2017年3月19日撮影)
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神の宮に神素盞鳴尊。男らしく夕陽を見つめる… のか?
by 三文詩人さん(2017年3月19日撮影)
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稲佐の浜から5kmほど、リアス式海岸の道を北上。島根半島西端に至る。駐車場は鳥居より先にある。その先の海岸側にも鳥居がある。行ってみると、海岸は漁港になっており、日御碕港という。
港の沖合というか出口辺りに無人島が浮かぶ。経島(ふみしま)といい、天照大神を祀る日沈宮の元宮である故に神域とされ、立入禁止。鳥居と祠、神職の神事以外に人の手が入らず、ウミネコの繁殖地になっている。
日向市の大御神社で、天照大神の御正体は海面の朝日ではないかと思い付いたが、ここでは逆転し、夕陽を拝むことになる。夕方に来れば良かったか?次の機会には。
道の途中に、日御碕神社と背中合わせの小社があり、堀を廻らし島を表している。多紀理比売を祀る宗像神社である。古事記に拠ると、宗像の沖ノ島に坐す神で、大国主の妻、阿遲耜高日子根神と下光比賣命の母。
宗像神社は宗像三女神のうち市杵島比売を祀るものが多く、故に厳島神社とも称するのに対し、ここでは多紀理比売を祀る。宗像三女神は、天照大神と入れ替わることがあるので、或いは。と思ったが、経島を沖ノ島と呼んだことはないようだ。
現在の日御碕神社社殿は、徳川家光が寄進したもの。出雲大社については、家光に後継ぎがないのを憂いた春日局が、松江藩に代参を命じ祈願して翌年に、家綱を授かったという話がある。日御碕神社に関与した理由は判らない。朱塗りの鮮やかな社殿は、日光東照宮と同じ権現造。北前船の目印となり、船乗りの信仰を集めたという。
稲佐の浜にあった上宮・下宮と同様、上の宮(神の宮)に素盞鳴尊、下の宮(日沈宮)に天照大神を祀る。天照大神が下にあり、素盞鳴尊を「日本総本宮神の宮」とするので驚く。しかしカミの宮は「上の宮」だろうし。夕陽を拝む宮と考えれば、天照大神に後光がさした所を素盞鳴尊が拝むことになる。
調べたところ、どちらが上という意図は無かったようだ。式内社「御碕神社」に比定され、出雲國風土記に「美佐伎社」と記すのは、神の宮であるらしい。初めは裏山の「隠ヶ丘」にあったのを、安寧天皇13年に遷座。経島にあったのは、出雲國風土記の「百枝槐社(もものえにす)」で、村上天皇の御代に遷座したという。つまり、元は別々の二宮を纏めただけ。
それにしては… まあ、いいか。長屋のような境内社に多数の神を祀る。夜を司る社として、月讀尊の存在も噂される。
- 行った時期:2017年3月19日
- 混雑具合:普通
- 滞在時間:1〜2時間
- 投稿日:2017年4月5日
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2024年11月に夫婦二人で山陰に旅行した時、出雲市日御碕地区にも足を延ばしました。
そこには、朱塗りのご社殿が立ち並ぶ美麗なお社がありました。
日御碕神社ですね。日沈宮(ひしずみのみや)と神の宮の二社が祀られていて、そのうちの日沈宮の方は、「伊勢神宮が日本の昼を守り、日沈宮は日本の夜を守る」とされているほどの、ご由緒正しいお社なんですね。
行ってみると、夜を守るお社のわりには、派手なご社殿なんだなあと少し違和感を感じましたが、これらのご社殿は、江戸時代初期に将軍の徳川家光の命令で建造されたもので、ほぼほぼ全て国の重要文化財に指定されている、貴重な建物とのこと。派手好きの家光将軍の趣味で、このような朱色のご社殿になったのかな?などと想像が膨らみましたね。
山陰は、このような立派な神社が目白押しで、さすがは神話の地だなと思わされましたね。詳細情報をみる
- 行った時期:2024年11月4日
- 投稿日:2024年11月24日
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