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日本全国の活気あふれる市場を紹介します。海産物、野菜、果物などさまざまなものが手に入る市場はまさに食の台所！

その場で購入した食材でバーベキューができる市場や200店舗弱のお店が立ち並ぶ市場など半日かけて楽しめる施設もあり、観光スポットとして立ち寄るのもおすすめ。新鮮で美味しい海鮮丼や寿司などのご当地グルメが食べられたり、その土地ならではのお土産を販売していたりする市場もありますよ。

※口コミはじゃらんnet観光ガイドから抜粋しました。

【北海道】釧路和商市場

好きなネタを乗せて食べる勝手丼がイチオシ！

70年の歴史があり、北海道三大市場のひとつといわれる「釧路和商市場」。約40店舗が軒を連ね、新鮮な魚をはじめ、カニ、塩干、青果、精肉、惣菜、菓子珍味などバラエティ豊かなグルメが揃います。

地元の人の台所として親しまれていますが、観光にもおすすめのスポット。特に、好きな量の白ごはんを購入して丼を片手に、自分で好きなネタを選んで乗せる「勝手丼」が人気です。

他にもラーメンやそば、定食に加え、ソフトクリーム・ジェラートなどのスイーツも充実。ランチや食い倒れ旅を満喫しましょう。

（画像提供：釧路和商協同組合事務局）

【北海道】札幌市中央卸売市場 場外市場

ボリューム満点かつリーズナブルな市場めしに舌鼓！

北海道の海産・農産物が集まる「札幌市中央卸売市場」に隣接する場外市場。10ブロックに区分けされた場内に約60店舗がひしめき合っています。

ホタテやイクラ、サーモンなど、北海道ならではのとれたて海の幸を使った、ボリュームたっぷりの海鮮丼などが味わえます！他にもラーメン、カレーといったグルメを目当てに訪れる人が多いのだとか。

また、鮮度にこだわっていることから、購入した商品は道内・道外ともに全て即日発送可能。自宅用やお土産を送る際に便利です。

（画像提供：札幌市場外市場 商店街振興組合）

【北海道】はこだて自由市場

その場で食べられるイカの釣り堀や炭火焼きコーナーが好評！

プロの料理人も仕入れに訪れる地元密着型の市場です。繁華街に近く、市電通り沿いという便利な立地で、足を運びやすいのが魅力。鮮魚を中心に、魚介類を塩漬けして干した塩干（えんかん）や新鮮な青果を扱う店が並びます。

市場内には釣ったイカをその場で食べられる釣り堀があり、捌き方教室（不定期開催）も行っています。また、購入した魚介類などを焼いて食べられる炭火焼きコーナー（小学生以上1人1時間500円）もおすすめです。

フードコートでごはんとみそ汁を注文して、市場で買った刺身と一緒に食べることもできますよ。

また、食堂や寿司屋、ラーメン店の他定食類や海鮮丼が揃うユニークな喫茶店もあります。こだわりのメニューをぜひ味わってみてくださいね。

（画像提供：はこだて自由市場）

【山形県】さかた海鮮市場

日本海・庄内浜の海の幸が豊富！港の景色と海鮮料理を堪能

山形県の酒田港に隣接する市場。鮮魚店や飲食店、物産館など観光客に嬉しい店が勢揃いしています。

1階にある鮮魚店「菅原鮮魚」では、主に日本海・庄内浜で水揚げされたばかりの魚介類が購入可能です。同じく1階の飲食店「喰居来居や 和ん（くいこんや わん）」では、旬の魚を使った握り寿司や創作料理をはじめ、多彩な地酒を味わうことができます。

2階の飲食店「海鮮どんや とびしま」は、港の景色を眺めながら海の幸を堪能できるのが魅力。イチオシはその日の仕入れで内容が変わる、数量限定の「舟盛膳」です。

その他、12種類の刺身を盛り合わせた「スーパー刺身定食」、イクラやカニ、エビなどをはじめ、多種のネタを乗せた「豪海丼」なども人気です。

（画像提供：さかた海鮮市場）

【茨城県】大洗海鮮市場

大洗沖の鮮魚を海鮮丼や浜焼きで味わえる

地元の大洗や鹿島灘で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を直売する「大洗海鮮市場」。バーベキュー用の魚介類の詰め合わせ、自家製干物、水産加工品なども販売されています。

隣接する「海鮮どんぶり亭」では、獲れたての魚を使った多彩な海鮮丼、焼き魚や刺身など豊富な定食が楽しめます。

また、浜焼き用のスペースもあり、肉厚ぷりぷりのハマグリやサザエ、エビなどその日の仕入れによる旬の魚介類を味わうことも可能です。余計な味付けをしていない、磯の香りと潮の風味で味わう漁師スタイルの海産物を味わってみてください。

（画像提供：大洗海鮮市場）

【東京都】築地場外市場

築地でグルメざんまい。活気ある市場の雰囲気も見どころ

場外市場と呼ばれる「中央卸売市場」が築地から豊洲へ移転した後も、変わらず約460店舗の専門店で賑わう「築地場外市場」。

新鮮な海の幸や精肉、調味料、調理道具など食に関する店がひしめき合っています。寿司や海鮮丼の他、魚介類を使ったメニューが味わえる飲食店も軒を連ねており、テイクアウトできる店舗も豊富です！

全国発送ができる宅配の出張所もあるので、お土産を購入する際も便利ですよ。

（画像提供：築地場外市場）

【新潟県】みなとのマルシェ ピアBandai

地元食材が並ぶ、新潟グルメの宝庫。回転寿司やバーベキューも楽しめる

「みなとのマルシェ ピアBandai」は、新潟産の鮮魚、精肉、酒などが豊富に揃う旬鮮市場。毎日新鮮な魚が入荷され、地魚だけでなく海外や他県の水産物も手に入れることができます。

海鮮の他にも、新潟の新鮮な野菜や果物、ブランド米が揃う「ピカリ産直市場」、ブランド牛や豚などを扱う「こがね牧農舎」など多彩な種類の店舗が勢揃い！新潟県内70蔵の日本酒や世界の酒を購入できるショップ「ナチュレ片山」もあります。

食事をとる場合は、佐渡産のネタを味わえる「佐渡廻転寿司 弁慶」や、美味しい牡蠣が1年中食べられる「新潟鮮魚問屋 港食堂」、「波止場のかき小屋」などがおすすめ。その他、おしゃれなカフェやスイーツショップ、ラーメン店などもあり、新潟の多彩なグルメを思う存分堪能できます。

また、屋外にある「ピーカンテラス」では開放的な空間でバーベキューが可能。鮮度の高い食材に加え、アメリカ製の高級グリルなどの設備も用意されているので、手ぶらでOKです。※2024年は10月14日（月・祝）まで営業

（画像提供：みなとのマルシェ ピアBandai）

【石川県】近江町市場

歴史はなんと約300年！金沢市民に愛される商店街

加賀百万石の時代から約300年の歴史を受け継ぎ、“おみちょ”の愛称で親しまれている「近江町市場」。石川県金沢市の中心部にある商店街で、狭い通りをはさんで約170軒が立ち並んでいます。

鮮魚や青果、精肉、塩干、惣菜など幅広いジャンルの店が揃い、金箔工芸品や金箔コーヒーなど金沢らしい土産も購入可能です。

海鮮丼や寿司など新鮮な海の幸に加え、地元の食材を使用したうどんなどもいただけます。店頭で買った商品をその場で食べられる店や立ち食い・立ち飲みフードコートなどもあるので、あわせて立ち寄ってみてください。

（画像提供：近江町市場商店街振興組合）

【静岡県】焼津さかなセンター

魚介やだし、海藻類などの水産加工品、海鮮料理ならここ！

焼津ICから車で1分という好立地にあり、観光客の他、地元住民など年間150万人以上が訪れる「焼津さかなセンター」。

施設内には、地元・焼津産の魚や水産加工品、お茶、お菓子など約50店舗が軒を連ねます。マグロやカツオ、駿河湾の名産品であるシラス、桜エビなど、静岡の食材が購入できるのが魅力。威勢のいい店員さんとの会話を楽しんだり、値切り交渉したりするのも醍醐味のひとつです。

ゆっくり食事をしたいなら、席数が多く座敷席もある広々とした「さかな大食堂 渚」がおすすめ。港直送の鮮魚を使った海鮮メニューが豊富です。

（画像提供：焼津さかなセンター）

【和歌山県】とれとれ市場 南紀白浜

豪快なマグロの解体ショーに歓声！海鮮グルメも充実

南紀白浜の漁協組合が新鮮な海の幸を市場価格で提供する「とれとれ市場 南紀白浜」。鮮魚や加工品などさまざまなコーナーがあり、中でもマグロコーナーでの迫力の解体ショーが見どころです。

敷地内にある「とれとれ横丁」では丼や麺、お造り、寿司など、魚介類を使った多彩なグルメを味わえます。テイクアウトも可能です。

また、魚介類の他、精肉や野菜などを購入してその場で焼いて食べられるバーベキューコーナーも併設。和歌山県産の梅干しなど名産品が揃う、お土産ショップにも立ち寄ってみてください。

（画像提供：とれとれ市場 南紀白浜）

【和歌山県】黒潮市場

毎日マグロの解体ショーを実施。浜焼きバーベキューも可能

総合レジャーアイランド「和歌山マリーナシティ」内にある海鮮市場。毎日マグロの解体ショーを行っているエンターテイメント性の高さが魅力です。解体したマグロは寿司、丼としてすぐに販売されるので、イートインコーナーで捌きたてをぜひ味わってみてください。

また、魚介類や野菜、精肉など約70種類の食材が食べられる浜焼きバーベキューコーナーは、海のすぐそばのロケーションが開放的。キャンプ気分で楽しめますよ。

フードコートには海鮮丼や寿司、揚げ物などのメニューがバラエティ豊かに揃います。物販コーナーで買える梅干しや醤油、地酒などの特産品も要チェックです。

（画像提供：黒潮市場）

【鳥取県】大漁市場なかうら

トロのような食感の名物「かにトロ丼」が食べられる

境港市出身の漫画家・水木しげる氏にちなみ、全長7.7mの巨大な鬼太郎の石像が出迎える海産物店。境港で獲れる新鮮な魚をこだわって仕入れており、特にカニの品揃えが豊富です。冬になるとぎっしりと身が詰まった松葉ガニの販売コーナーが登場します。

また、併設の「御食事処弓ヶ浜」「海鮮食堂なかうら」では、ほぐしたカニにねぎと海苔を添えて温泉卵を乗せた、名物「かにトロ丼」が食べられます。熟成させてマグロのトロのような食感にしたカニがたっぷりと盛られた、風味豊かな丼です。

他に、ボリューム満点の「刺身定食」もおすすめなのでぜひ味わってみてください。

（画像提供：大漁市場なかうら）

【山口県】唐戸市場

下関のフグを堪能！週末や祝日の寿司バトルは必見

卸売市場でありながら一般客でも買い物を楽しめる市場。場内には巨大なフグのオブジェや顔出しパネルなどもあり、フォトスポットも点在しています。

週末や祝日はイベント「活きいき馬関街（ばかんがい）」という、各店舗が競い合うようにさまざまなメニューを提供する“寿司バトル”を開催。フグをはじめ、その日に揚がった新鮮な魚が握りや丼になって市場に並ぶので見逃せません。

市場を堪能するにはプロの仕入れで賑わう朝7時から、一般客が増える9時までの間が狙い目です。買い物やグルメを楽しんだら、関門海峡を一望する屋上の「芝生広場」でひと休みするのも良いですね。

（画像提供：唐戸市場）

【高知県】ひろめ市場

郷土料理や世界の料理も味わえるグルメ満喫スポット

高知県の郷土料理から世界のグルメまでバラエティ豊かに揃う飲食店から、鮮魚店、精肉店、ユニークな雑貨・アパレルまで60店以上が集結する「ひろめ市場」。

市場内は「お城下広場」「龍馬通り」「いごっそう横丁」など8エリアに分かれて店が並んでいます。いたるところにテーブルが設置されているので、買ってきた料理や飲み物を持ち寄って味わうのが醍醐味。夜だけでなく、ランチタイムも多くの人で賑わっていますよ。

ご当地グルメや地物が豊富に揃うので、高知に訪れたら一度は足を運びたいスポットです。

（画像提供：ひろめ市場）

【高知県】久礼大正町市場

地元民も頻繁に足を運ぶ、美味しい生ガツオにこだわる市場

カツオの一本釣り漁で400年以上の歴史を持つ漁師町に位置する市場です。冷凍ではなく生にこだわっており、旬である春の初カツオと秋の戻りカツオの時期は大賑わい。高知市内から車で1時間の距離ですが、観光客だけでなく地元民もカツオを目当てに多くの人が訪れるそう。

魚屋の店主自ら藁で手焼きするカツオのタタキや、なめろうにしてサクッと揚げたカツオの天ぷらなどが味わえます。

カツオの他に、春はシイラや長太郎貝、夏はタコや岩ガキ、秋はトビウオやタチウオ、冬はブリやグレなど地どれの鮮魚が満載。八百屋や菓子店、酒屋、雑貨店など多彩な店も揃っています。

（画像提供：久礼大正町市場）

【福岡県】柳橋連合市場

博多弁が飛び交う活気のある市場。都心でアクセスの良さも魅力

福岡の中心部・天神や博多にほど近い場所にありながら、昔懐かしい昭和の香りが残る“博多の台所”。

対面販売の小売店が40軒ほど並び、威勢の良い博多弁が飛び交います。多くが玄界灘の新鮮な魚を扱う鮮魚店ですが、かまぼこ店や和菓子店、お茶屋、ワインショップなどバラエティ豊かです。

地元の食材を使った惣菜を買ってイートインスペースで食べられる他、鮮魚店が営む食堂では海鮮丼や明太子などの博多グルメを堪能できますよ。

（画像出典：じゃらんnet観光ガイド 柳橋連合市場）

【福岡県】旦過市場

新鮮な魚や果物、製菓まで揃う“北九州の台所”

河川の上に立つ「旦過市場（たんがいちば）」。“北九州の台所”と呼ばれるほど、鮮魚、野菜、精肉や惣菜など、幅広い品揃えが魅力です。

鮮魚はほとんどが近海で獲れたもの。新鮮さにこだわり、冷凍ものではない魚介類だけを扱っている店も多数あります。その他、かまぼこや焼鳥といった、食べ歩き・テイクアウトにぴったりなメニューに加え、うどんや海鮮丼などイートイン可能なメニューも豊富です。

何を食べるか迷った時は、各店舗をジャンルに分けて紹介する「旦過市場食べ歩きマップ」を参考にしましょう。

青魚を糠（ぬか）味噌で炊いた、小倉の郷土料理「ぬかだき」が食べられる飲食店もあるので、立ち寄ってみてください。

（画像提供：旦過市場）

【大分県】べっぷ駅市場

別府駅高架下に広がる、昭和レトロ感満載の商店街

別府駅のすぐそばにある「べっぷ駅市場」。ネオンサインが灯る入口には昭和レトロな雰囲気が漂っています。

鮮魚や野菜、惣菜、パンなどの店舗があり、地元の人はもちろん多くの観光客も訪れる観光地です。どの店もアットホームで昔ながらの風情があり、色々見て回るだけでも楽しめますよ。

毎週金曜日は、お得に買い物が楽しめる「金の市」が開催。早くに完売する商品もあるので、早い時間に行くのがおすすめです。

（画像提供：べっぷ駅市場）

【鹿児島県】霧島温泉市場

温泉の蒸気で作る温泉たまごがおすすめ！足湯も楽しめる

霧島温泉郷の中にあり、観光案内所をはじめ、特産品が並ぶお土産店や食事処が集まった便利な複合施設。桜島大根の加工品や郷土菓子の他、地元産の野菜や惣菜、パンなどが幅広く揃っています。

市場の広場にある「蒸しもの販売所」では温泉の蒸気で蒸した食材をテイクアウト可能。1時間かけて蒸し上げる温泉たまごや温泉まんじゅうがおすすめです。

また、足湯（大人100円、子ども50円）も併設されており、購入したソフトクリームを食べながらゆったりと温泉につかるのもおすすめ。無料のタオルも借りられるので手ぶらでもOKです。

（画像提供：霧島温泉市場）

【沖縄県】石垣市公設市場

沖縄県・石垣島産の新鮮な食材が豊富に揃う

商店街「ユーグレナモール」にある「石垣市公設市場」は3階建ての商業施設。1階には地元で獲れた新鮮な魚介類や石垣牛、南国フルーツなどが並びます。人が少ない時には、市場の人が美味しい沖縄料理のレシピを教えてくれることもありますよ。

同じく1階にあるフードコートにはサーターアンダギーや八重山そば、石垣島バーガーなどご当地グルメが楽しめる店舗が多数。

2階には三味線の演奏体験ができる土産店などもあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。3階にある食堂では島の家庭料理も味わえますよ。

（画像提供：石垣市公設市場）

※この記事は2024年6月24日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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