日本全国から絶景が見られる湖を集めました。周囲の新緑や紅葉など季節によって異なる風景が楽しめる湖。カルデラ湖やダム湖から数万年前に生まれた古代湖まで、日本には神秘的な湖がいくつも存在しています。
水面に映し出される美しい景色を眺めながら、湖畔でのんびりと散歩するのもいいですね!デートやドライブで訪れるのもおすすめです。
※口コミはじゃらんnet観光ガイドから抜粋しました。
【北海道】洞爺湖
昭和新山や有珠山を背景に、湖中央に4つの島が浮かぶ風景が魅力

「支笏洞爺(しこつとうや)国立公園」にある「洞爺湖」は、約11万年前の火山活動によってできた、ほぼ円形のカルデラ湖。遠くに昭和新山・有珠山・羊蹄山を望む景観は圧巻です。
湖の中心に大島・弁天島・観音島・饅頭島という4つの島が浮かんでおり、大島へは例年4月下旬から10月末までの間、クルーズ船から上陸することができます。船が着岸する桟橋からは、昭和新山と有珠山が連なる風景が見られますよ。
洞爺湖は大好きで何度も訪れていますが、飽きる事なくいつも癒されています。快晴の日は特に格別で湖の色の美しさに吸い込まれそうです。中島や遠くに見える羊蹄山が絵画のようです。(一部抜粋)
(行った時期:2024年10月)
洞爺湖は青く静か、湖面を爽やかな風が吹いてきて、夏の暑さを忘れました。とても気持ちよくて、ずっと湖畔に佇んでいたいと思いました。(一部抜粋)
(行った時期:2024年7月)
(画像提供:一般社団法人洞爺湖温泉観光協会)
【北海道】摩周湖
“神の湖”と呼ばれる神秘の場所

アイヌ語で“カムイトー(神の湖)”と呼ばれる「摩周(ましゅう)湖」。透明度が高く、空の青が映りこんで生まれる水面の独特な色は、“摩周ブルー”と称されています。
気象条件に恵まれれば、例年6月から10月の早朝に雲海が見られることもあるそう。鏡のような湖と相まって幻想的な光景が堪能できます。
湖を背景に写真が撮れるソファやデッキを備えた展望台「摩周湖カムイテラス」を訪れるのもおすすめ。地元のお土産が揃うショップもあります。
10月中旬に湖面に輝く摩周ブルーを見に行きました。摩周湖周囲には建物など何もなく湖面がとても静かで神秘的でした。(一部抜粋)
(行った時期:2024年10月)
霧の摩周湖と言われる事がありますが、私が行った日は晴れていて、第一展望台からの摩周湖が綺麗でした。晴れた摩周湖は大自然の大切さを感じ、皆さんも一度は訪れるのをおすすめします。
(行った時期:2023年9月)
北海道弟子屈町原野
摩周駅よりタクシーで約15分/道東自動車道阿寒ICより約1時間10分
あり(有料)※5月~10月のみ利用可
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(画像提供:摩周湖観光協会)
【青森県】十三湖
渡り鳥たちが湖畔でひと休みする和やかな光景

津軽半島北西部に位置する「十三湖(じゅうさんこ)」は、海水と淡水が混合した水質のため、特産品のヤマトシジミが生息する自然豊かな汽水湖。春は新緑、秋は紅葉など、四季折々の景観が楽しめます。
オオハクチョウやコハクチョウの渡来地として知られている他、天然記念物のオオワシなど、生息・飛来する鳥が多く、湖の畔で羽を休める風景も見所です。
(画像提供:ピクスタ)
【秋田県】田沢湖
季節ごとに変化する、美しく神秘的な瑠璃色の水面

水深423.4mという国内屈指の水深で知られる「田沢湖」。永遠の美貌を求めて龍に姿を変えた「たつこ姫伝説」の言い伝えが残っており、西岸に佇む金色の「たつこ像」は、湖のシンボル的存在として長年地元の人々から愛されています。
湖畔には、たつこ姫の伝説に由来がある「御座石神社」や「たつこ観音」といったスポットが点在しているので、ゆっくり巡るのもいいですね。
湖の色がコバルトブルーで綺麗でした。打寄せる波の音が静かで、癒やされました。(一部抜粋)
(行った時期:2024年11月)
田沢湖は、初めて行きましたが水が綺麗で魚がたくさん泳いでいました!公園もあり子供連れでも楽しいと思います!
(行った時期:2024年6月)
(画像提供:仙北市田沢湖観光情報センター)
【宮城県】御釜(噴火口)
光の当たり具合で見え方が変わる、エメラルドグリーンの湖面

蔵王馬の背と五色岳の中間に位置する「御釜(おかま)(噴火口)」。火口に水が溜まってできた円形の火口湖で、水質が強酸性であるため、生き物が生息していません。
美しいエメラルドグリーンの湖面は、光の当たり加減で色の見え方が変化することから、“五色湖”とも呼ばれています。
蔵王ハイラインを登った先の駐車場から歩いて約3分の場所には展望台があり、湖を見渡すことができますよ。
※白石蔵王駅から出ているバスは土・日・祝限定の他、11月上旬~4月下旬は蔵王エコーラインと蔵王ハイラインが通行止めになるなど、訪れるタイミングによってはアクセスできないことがあります。
吸い込まれるようなエメラルドグリーンと青空と白い雲。行った甲斐がありました。満足です。(一部抜粋)
(行った時期:2024年8月)
念願の蔵王御釜。本当に美しく、これまでの人生で三本の指に入るぐらいの印象に残った場所です。山肌と溜まっている水の色のコントラスト、目に焼きつきました。
(行った時期:2023年8月)
宮城県蔵王国定公園内
見学自由
【蔵王エコーライン通行規制期間】11月上旬~4月下旬
見学無料、蔵王ハイライン通行料が必要
白石蔵王駅よりバスで約1時間33分(土・日・祝のみ運行)/東北自動車道白石IC・村田ICより約1時間
あり(無料)※蔵王ハイライン駐車場を利用
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「御釜(噴火口)」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:蔵王町観光案内所)
【福島県】猪苗代湖
高い透明度を誇る湖。冬には白鳥も訪れる

磐梯山南麓に位置する「猪苗代湖(いなわしろこ)」は、福島県の会津若松市・郡山市・猪苗代町にまたがる大きな湖です。水質は弱酸性で栄養素が少なく、水草が生育しにくいことから、“天を映す鏡”と称されるほど透明度が高いのが特徴。
例年7月末~10月末にかけては、アサザが湖岸一面に咲き、まるで黄色いじゅうたんが敷かれているようです。
12月から3月には、白鳥が渡来するので、雪化粧をした幻想的な山々をバックに、湖面や畔で優雅に過ごしている光景を見ることができますよ。
猪苗代湖は、とても大きな湖でした。私が訪れた日は風が強く、湖畔が波打っていたので余計に感じました。残念ながら曇り空で磐梯山の頂上付近は見えませんでしたが、雄大な眺めで気持ち良かったです。
(行った時期:2024年4月)
福島県耶麻郡猪苗代町・郡山市・会津若松市
猪苗代駅よりバスで約10分/磐越自動車道猪苗代磐梯高原ICより約10分
あり(無料または有料)
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(画像提供:猪苗代観光協会)
【栃木県】中禅寺湖
コバルトブルーの湖面と男体山を望む美景観

約2万年前、男体山(なんたいさん)の噴火で流れ出た溶岩によって、渓谷がせき止められてできたとされる「中禅寺湖」。海抜高度約1269mと高い場所にあることから、避暑地として重宝されています。
日本百景にも選ばれており、湖畔にはカツラやカエデ、ブナが生い茂り、夏には湖のコバルトブルーと木々の緑のコントラストが美しい絶景が堪能できますよ。
紅葉の名所でもあり、例年10月中旬~10月下旬には赤や黄に色づいた男体山と湖を楽しめます。
途中には、外国の別荘があり見学が可能です。お茶をしながらのんびり湖を眺める時間は、なかなか良かったです。(一部抜粋)
(行った時期:2024年10月)
12月初旬に訪れました。紅葉は終わっていましたが、凛とした空気感が気持ち良かったです。今回は時間の関係で湖畔のお散歩はできませんでしたが、静かなこの時期にぜひ湖畔を歩いてみたいです。
(行った時期:2023年12月)
(画像提供:日光市観光協会)
【群馬県】奥四万湖
“四万ブルー”とも呼ばれる湖面の青が魅力

「奥四万湖(おくしまこ)」は、四万川(しまがわ)ダムの貯水湖として作られた人造湖。湖面の青色は光の加減で色が変わり、“四万ブルー”と呼ばれるほどの美しさです。4月下旬から5月上旬には貯水量が多くなるため、より深いコバルトブルーの色に変化するのだそう。
周囲には、春~秋の間利用できる周遊道路があり、5月頃には木々の幹が湖に浸かった水没林を見ることができます。道路沿いに公園や見晴台も整備されているので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
6月末に初めて四万温泉を訪れ、最奥の奥四万湖に立ち寄りました。ダム脇に駐車場が整備されており、ゆっくり観光できます。当日はあいにくの小雨模様の空で水の色が暗めでしたが、独特の青に感動しました。晴天の時にまた訪れたいと思います。
(行った時期:2024年6月)
(画像提供:中之条町観光協会)
【東京都】奥多摩湖
南北を繋ぐ浮橋から望む、湖と山々の風景が見所

多摩川を小河内(おごうち)ダムによって堰き止めてつくった「奥多摩湖」。
周辺は豊かな自然に囲まれており、湖の南岸に設けられた例年4月中旬から11月末の間に開放される「いこいの路」を歩けば、春の桜、秋の紅葉と季節より異なる景観が楽しめます。(12月初旬~4月上旬は冬季通行止め、工事により2026年4月より歩行可能)
湖の南北を結ぶ浮橋は、徒歩でのみ通行可能。プカプカと浮かぶ橋の上では、まるで湖の中に立っているような感覚が味わえますよ。(渇水時は通行止め)
湖面に周りの山々が写っていて、綺麗でした。曇りだったので、青空だったら更に綺麗だったと思います。
(行った時期:2024年4月)
都内からもさほど遠くないところなのに、新緑ときれいな水をたたえた奥多摩湖は、癒されるスポットでした。
(行った時期:2023年4月)
(画像提供:奥多摩観光協会)
【神奈川県】芦ノ湖
遠景の富士山と湖の中に立つ赤い鳥居のコラボレーション

箱根火山の中にあるカルデラ湖「芦ノ湖」。標高の高い場所にあるため、箱根エリアの中でも早い時期に紅葉が見られるスポットです。晴れていれば水面に富士山が映り込む“逆さ富士”が見られることもあります。
湖畔にある箱根神社の「平和の鳥居」はおすすめのフォトジェニックスポット。湖の中に佇む赤い鳥居と富士山を望む絶景は一見の価値ありです。
到着したのが夕方でしたが、なんとか富士山を見ることができて感激しました。(一部抜粋)
(行った時期:2024年1月)
箱根の山中にこれほどの湖があるんですね。遊覧船に乗って芦ノ湖を楽しみました。(一部抜粋)
(行った時期:2023年5月)
(画像提供:箱根町)
【山梨県】山中湖
四季折々の自然と富士山が作る壮大な景色は見事

富士五湖の一つ「山中湖(やまなかこ)」は、標高約1000mの場所に位置する富士山に最も近い湖。夏は涼しく過ごしやすいことから、避暑地としても多くの人が訪れます。
湖の周囲にはサイクリングロードが整備されているので、自転車で散策するのもいいですね。
少し遠くから湖を眺めるなら、山中湖から三国峠方面へ向かう県道の途中にある「山中湖明神山パノラマ台」がおすすめ。湖と富士山、天気が良ければ南アルプスまで望めます。
湖一周ドライブしたらところどころ紅葉もなんとか間に合いました。無料パーキングも何ヵ所もあり湖畔の散策ができました。(一部抜粋)
(行った時期:2024年11月)
富士山の眺望が素晴らしかった!!天候に恵まれ雪化粧した富士山を見るのが、初めてだったので感動した。また機会があればリピートしたいです!
(行った時期:2023年4月)
(画像提供:山中湖観光協会)
【長野県】諏訪湖
絶景スポットが満載!山に囲まれた湖

長野県・諏訪盆地の真ん中に位置する「諏訪湖(すわこ)」は諏訪市・下諏訪町・岡谷市に囲まれた長野県一大きな湖です。周辺には「諏訪大社」をはじめ、美術館や温泉地など観光スポットが集まっており、夏には花火大会も行われます。
約16kmの湖の周りには、春には桜並木が彩ります。湖畔は遊歩道が整備されているので、散策やサイクリングがしやすいのも嬉しいポイント。
湖を一望できるイチオシのスポットは、車で約20分の場所にある「立石公園」です。高台からは市街地や湖全体を眼下に、天気がいい日は遠く中央アルプスや北アルプスなどが見渡せます。
また、下諏訪町の「みずべ公園」からは富士山が、岡谷市の「岡谷湖畔公園」からは八ヶ岳が、それぞれ湖越しに望めますよ。
景観も良く遊歩道も整備されていて距離があるのに歩きやすかったです。朝だと人も少なく穏やかに過ごせます。(一部抜粋)
(行った時期:2024年12月)
夜景が湖に反射してより素敵なレイクビューです。昼間のお散歩もいいですが、夜のお散歩も素敵です!(一部抜粋)
(行った時期:2024年9月)
(画像提供:諏訪市)
【富山県】黒部湖
遊歩道から望む雄大な景色。夏に見られる放水は迫力満点!

約2億t、東京ドーム約161杯分の総貯水量を誇る人造貯水池「黒部湖」。立山・後立山連峰を望む雄大な遠景と、どこまでも広がるエメラルドグリーンの湖面が織り成す大パノラマは圧巻です。
夏には、黒部ダムの放水口から毎秒10t以上の水が噴き出る、大迫力の観光放水が楽しめます。季節によって変化する自然の風景も印象的で、秋は湖面に映る紅葉、立山黒部アルペンルートが開通した冬には雪景色を堪能できますよ。
所々 雪景の残る山々と青い空と、緑色の黒部湖が映えて 相変わらず美しかったです。(一部抜粋)
(行った時期:2024年4月)
(画像提供:関西電力株式会社)
【福井県】九頭竜湖
“夢のかけはし”から眺める、山々が織り成す自然美

土や岩を幾重にも積みあげるロックフィル式という工法で作られた、九頭竜(くずりゅう)ダムが堰き止めてできた「九頭竜湖」。
湖の上流には、瀬戸大橋の試作として建設された全長266mの箱ヶ瀬橋がかかっています。“夢のかけはし”とも呼ばれており、橋の上からは湖周辺の風景が堪能できます。
夏は新緑が美しく、冬は雪に覆われ、あたり一面銀世界に包まれます。例年10月下旬から11月中旬にかけて見られる紅葉も見応え十分。日本の紅葉百選にも選ばれています。
鷲ダムを過ぎると九頭竜川の川幅も広がり、紅葉にはまだ早い様ですが美しい渓谷を見ると少し元気が出ます。綺麗に色付けば最高の景色になるだろうと、紅葉した木々を想像しました。
(行った時期:2024年10月)
(画像提供:越前おおの観光ビューロー)
【福井県】日向湖
漁船が行き交うのどかな風景が特徴の海水湖

福井県・美浜町と若狭町にまたがる、三方五湖の一つ「日向湖(ひるがこ)」。若狭湾と繋がる海水湖であることから、湖の中に漁船が浮かぶ光景が広がっています。
春には湖周辺の山桜が咲き、ピンク色に染まった木々と湖面の青のコラボレーションが満喫可能。
県道三方五湖レインボーライン線の途中、リフトやケーブルカーでのぼった先にある「レインボーライン山頂公園」からは、湖を見渡す大パノラマが望めます。カフェや足湯も併設されているので、くつろぎながら景色を楽しむのもいいですね。
(画像提供:若狭美浜観光協会)
【静岡県】田貫湖
光り輝く“ダイヤモンド富士”は見応え十分

朝霧高原の一角、富士山を望む絶景が見られる「田貫湖(たぬきこ)」。
例年4月20日と8月20日の1週間前後には、富士山の山頂から朝日が昇る通称“ダイヤモンド富士”を見ることができるスポットとして知られています。条件が揃えば、湖面に映る光景と合わせた“ダブルダイヤモンド富士”に出合えることもあるのだそう。
1時間ほどで一周できる遊歩道も整備されているので、自然の中をゆっくり散策できますよ。
湖面の逆さ富士もよいが、何と言っても真正面に雄大にそびえる富士山に圧倒されます。夕焼けに遭遇できれば二重の喜びです。
(行った時期:2024年4月)
天気が良ければ朝日が昇る少し前頃からとても幻想的な富士山の姿がこの田貫湖越しに見えるのが好きです。今回はやや雲が多かったですがそれでもいい眺めでした。
(行った時期:2023年6月)
[住所]静岡県富士宮市猪之頭
[アクセス]富士宮駅よりバスで約1時間/新東名高速道・西富士自動車道新富士ICより約40分
[駐車場]あり(無料)
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(画像提供:静岡県観光協会)
【三重県】青蓮寺湖
“伊賀富士”に囲まれた湖で、四季折々の景観を堪能

青蓮寺川につくられたダムによって生まれた人工湖「青蓮寺湖(しょうれんじこ)」。尼が岳や大洞山(おおぼらやま)、倶留尊山(くろそやま)といった“伊賀富士”の山々が望め、季節を変えて訪れるとまた違った魅力を見せてくれます。
青蓮寺ダムから車で約2分の場所には弁天橋と呼ばれる橋が架かっており、少し離れた場所からは、湖面の青色と共に、橋の朱色とバックの山の緑が映える風景を見ることができますよ。
[住所]三重県名張市青蓮寺
[アクセス]名張駅よりバスで約16分/名阪自動車道針IC・治田ICより約35分
[駐車場]あり(無料)
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(画像提供:名張市観光協会)
【滋賀県】琵琶湖
どこまでも広がる湖面と琵琶湖大橋が織り成す光景は壮観

滋賀県の総面積約約6分の1を占める「琵琶湖」。有人島である沖島をはじめ、神社の本殿がある竹生島や、島全体が寺になっている多景島、4つの巨大な岩からできている沖の白石の4つの島が浮かぶ淡水湖です。
湖岸の周辺は平らな道が多いので、サイクリングやウォーキングで散策しやすいのもポイント。
湖西道路・真野ICから車で約10分の場所に位置する道の駅付近からは、連なる山々を遠景に、「琵琶湖」とその上に架かる「琵琶湖大橋」がつくり出す景観が望めます。
宿のお部屋から琵琶湖が見え、朝は虹が素晴らしかったです。ドライブのときも虹が見え、とってもラッキーでした。比叡山からも彦根城の近くの佐和山城跡のある山の上からも琵琶湖は雄大で美しく、海のようでした。(一部抜粋)
(行った時期:2023年11月)
(画像提供:びわこビジターズビューロー)
【滋賀県】余呉湖
湖面に周囲の風景が映る光景は一見の価値あり

琵琶湖の北に位置し、「羽衣伝説」などの言い伝えが残る「余呉湖(よごこ)」。湖面が穏やかで透明度も高いことから、別名“鏡湖”とも呼ばれ、天候が良い日には空と周囲の木々が水面に映り込む絶景が見られます。
湖周は約6.4kmと小さめ。自転車であれば2時間ほどで一周できるため、サイクリングで景色を楽しむ人も多いのだそう。
最寄りの余呉駅から歩いて5分なので、電車でのアクセスがしやすいのもポイントです。
(画像提供:長浜観光協会)
【兵庫県】東条湖
ダムの堰堤から湖や遠くの町並みを望む絶景

上から見ると竜のような形をしている「東条湖」は、鴨川ダムの建設により誕生した県立自然公園内にある人造湖。ダムの堰堤(えんてい)からは、町並みや田園風景を望む絶景が満喫できます。
歩いて約5分の距離には、遊園地やホテル、ゴルフ場などの施設もあるので、湖を訪れたついでに立ち寄るのもおすすめです。
(画像提供:加東市観光協会)
【島根県】宍道湖
湖面がオレンジ色に輝く夕景が美しい

島根県北東部に広がる「宍道湖(しんじこ)」。水鳥の渡来地でもあり、鳥たちが群れをつくって湖上を飛ぶ光景が見られます。
また、日没時に湖の上にある嫁ヶ島のシルエットが夕日に照らされて浮かび上がる幻想的な風景は圧巻。
湖畔には、散策しやすいよう整備された歩道や、座って休めるスポットもありますよ。
沈んで行く夕日は、時間ごとに景色が変わりとても見応えがあります。お天気次第ですが雲の切れ間から覗く夕日も素晴らしい物でした。
(行った時期:2024年5月)
宍道湖に沿って芝生などが整備されていて、水辺に行くこともできる距離で楽しむことができます。湖に反射する夕日が綺麗でした。僕たちが行った日はちょうど日没の時間、空が紫色っぽくなっていてとても綺麗でした。(一部抜粋)
(行った時期:2023年5月)
(画像提供:(一社)松江観光協会)
【広島県】白竜湖
花見シーズンには、湖畔に約1200本の桜が咲き誇る

繋がっている椋梨川の伝説になぞらえて、“白竜湖”と呼ばれていますが、正式名称は「椋梨(むくなし)ダム」です。
花見シーズンには、湖畔に立ち並ぶ約1200本の桜が提灯によってライトアップされる他、例年4月上旬には花火大会が行われたり、別の時期には上流に大きな鯉のぼりが飾られたりと、季節の訪れを実感できるのが魅力です。
湖の西側には公園や釣りスポット、東側には地元の特産品が揃う道の駅もありますよ。
(画像提供:三原市大和町観光協会)
【山口県・広島県】弥栄湖
水しぶきを上げる巨大な噴水は見応え十分

広島県と山口県の境に位置する「弥栄湖(やさかこ)」は、一般財団法人水源地環境センターが定めるダム湖百選にも数えられている人造湖。
湖には、5月~10月の期間中、8時から22時の毎正時前後10分間稼働する巨大な噴水が設置されており、噴き上がると、水しぶきが虹をつくり出す幻想的な光景が見られることもあるのだとか。
広島県と山口県の県境に架かる「弥栄大橋」も、景色を眺めるのにおすすめのスポット。周囲の山々の緑と湖面の青のコントラストが綺麗です。
(画像提供:岩国市)
【愛媛県】石手川ダム湖
公園の展望所から、ダム湖と豊かな自然を一望

1973年にできた石手川(いしてがわ)ダム上流に位置する「石手川ダム湖」。上空から見ると鳥が羽を広げた姿に見えることから、下流にある道後温泉のシンボル・白鷺にちなんで“”白鷺湖”とも呼ばれています。
松山市内から車で約30分とアクセスも良好。ダム右岸にある「みはらし公園」に設けられた展望所は、湖と周辺の風景を堪能できるイチオシスポット。春は湖を背景に、満開になった桜が織り成す景観が楽しめ、冬から春にかけてはオシドリを見られます。
(画像提供:松山河川国道事務所)
【佐賀県】北山湖
入り組んだ形と豊かな木々が作り出す風光明媚な景観

嘉瀬川(かせがわ)上流部の北山(ほくざん)ダムによって形成される「北山湖(きたやまこ)」。周囲には豊かな樹林が広がり複雑な形をしているので、まるで自然にできた湖のような景観を生み出しています。
自然公園である湖一帯には、サイクリングロードも整備されているので、自転車に乗りながら景色を楽しむのもいいですね。
(画像提供:photoAC)
【熊本県】江津湖
空が湖面に映り込む幻想的な光景は必見

上流部の「上江津湖(かみえづこ)」と下流部の「下江津湖(しもえづこ)」からなる「江津湖(えづこ)」。江戸時代、加藤清正が堤を築いたことで形成された、ひょうたん型の湖です。
透明度が高く、特に夏は空が湖面に反射する景観が堪能できる他、12月から3月にかけては渡り鳥が多く飛来するため、湖畔で鳥たちがくつろぐ和やかな風景も見られます。
また、1年を通じて水温が安定していることから、寒い冬には朝霧が見られることもあるのだそう。少し早起きして美しい光景を楽しむのもいいですね。
熊本県熊本市東区広木町935-1
健軍町駅より徒歩約20分/九州自動車道熊本ICより約30分
あり(無料)※9時~20時のみ利用可
「江津湖」の詳細はこちら
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(画像提供:熊本市)
【大分県】金鱗湖
湖面に鳥居が映り込む幻想的な空間

夕陽に照らされ、湖を泳ぐ魚の鱗が金色に輝いて見えたことが名前の由来と言われる「金鱗湖(きんりんこ)」。
温泉が流れ込んでいるので一般的な湖よりも水温が高いため、気温が低くなる晩秋から冬の朝や夕方に条件が揃えば、湖面からモヤが立ち昇る光景を見られますよ。
湖の中に鳥居が立っており、周囲の自然の景色とともに水面に映り込む様はフォトジェニックです。
湯布院は過去三度訪れているが冬の寒い日に朝風呂入って金鱗湖を観に行った時、湖面に湯気が立ち込めとても美しく感じたのを覚えています。出来れば外気の冷えた冬に行くのがおすすめ。
(行った時期:2024年12月)
とりあえず定番だからと訪問したが、行ってよかった!水面の波、魚、鳥、山、鳥居をぼーっと眺めているだけで、なんだか魂が洗われました。
(行った時期:2024年9月)
(画像提供:由布市まちづくり観光局)
【大分県】RECAMP別府志高湖
由布岳・鶴見岳を望む大パノラマは壮観!

阿蘇くじゅう国立公園内、標高600mの場所にある「志高湖(しだかこ)」は、由布岳・鶴見岳を間近に望む周囲2kmの山上湖。
足漕ぎボートに乗ることができ、自分のペースでゆったりと揺られながら、自然の音と美しい景色が楽しめます。目の前に広がる雄大な山々も圧巻。
6月上旬~6月下旬になると、約30万本の花菖蒲が咲き誇る「神楽女湖(かぐらめこ)」にも歩いていけるので、併せて訪れるのもいいですね。
いつ来てもキレイに整備されていて快適です。駐車場が広く、トイレの利用もしやすいです。神楽女湖までのウォーキングコースが、なかなか良かったです。(一部抜粋)
(行った時期:2024年5月)
大分県別府市大字別府字志高4380
【管理棟】8時~19時
別府駅よりバスで約30分/東九州自動車道別府ICより約20分
あり(無料)※利用可能時間は8時~17時
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(画像提供:別府市)
【大分県】蜂の巣湖
春には満開の桜と湖のコラボレーションが楽しめる

「蜂の巣湖」は、津江川に作られた下筌(しもうけ)ダムによって形成された人造湖。風が吹かず湖面が穏やかな日は、周囲の景観が水面に映る風景が見られるのだそう。湖の上流側、幾重にも山が重なっているように見える眺望も魅力です。
ダムから歩いて10分ほどの距離の「蜂の巣公園」は、ダム湖を一望できるスポット。春には、湖と満開の桜のコラボレーションも見られますよ。
(画像提供:九州地方整備局筑後川ダム統合管理事務所)
【鹿児島県】池田湖
“薩摩富士”を遠景に、鮮やかな花々が湖畔を彩る絶景

「池田湖」は、火山活動によってできた周囲15kmのカルデラ湖。澄んだ藍色の湖水と、“薩摩富士”と呼ばれている「開聞岳(かいもんだけ)」が織り成す絶景が魅力です。
県道28号線沿いには、季節の花が植え替えられる花壇も見所。春はポピー、夏はひまわり、秋はコスモス、冬は菜の花が咲き誇るフォトジェニックな光景が広がります。
湖の北西側にある、水上デッキやカフェを併設した「IKEDAKO PAX」もおすすめの観光スポット。湖の壮大な景色を眺めながらゆっくり休憩できますよ。
GW直前に行きました。知覧から指宿へ向かう途中に立ち寄りました。湖の手前に花が咲いており、湖の奥には開聞岳が見えます。良い写真が撮れました。
(行った時期:2023年4月)
(画像提供:指宿市)
※この記事は2025年2月26日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
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