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秋になると緑色が徐々に白くなり、さらに銀色から黄金色へと姿を変えるススキ。今回は秋の美しい風景を満喫する、ススキの絶景スポットを紹介します。

青空に穂が揺れる姿はもちろん、夕日を浴びてキラキラ輝く様は圧巻！草原の幻想的な雰囲気は、ピクニック気分でお散歩デートをするのにもぴったりです。記事を参考に、9月～11月に見頃を迎えるススキ野原へ出かけてみませんか？

※口コミはじゃらんnet観光ガイドから抜粋しました。

【北海道】はまなすの丘公園

四季折々の草花を観賞できる大自然の公園

見頃：8月中旬～9月上旬

はまなすの丘公園は約46haの敷地を有し、その一部は北海道石狩市海浜植物保護地区にも指定されています。180種類に及ぶ植物が自生しており、その名の通り、6～7月にかけてはまなすの花が咲くことでも知られているスポットです。

秋に訪れるなら、夕暮れ時がおすすめ。石狩湾に沈む夕日がススキ草原に輝く姿を見ることができます。広大なススキ野原と、夕日、現存する北海道最古の灯台・石狩灯台の組み合わせは、まさに絶景です。

（画像提供：石狩観光協会）

【神奈川県】仙石原すすき草原

金時山との調和が美しい、キラキラと輝くすすき草原

見頃：9月下旬～11月上旬

神奈川県・箱根町にある仙石原すすき草原は、「かながわの景勝50選」にも選ばれている、すすきの名所です。

秋には黄金色のすすきに太陽の光が反射し、キラキラと輝く幻想的な風景が広がります。周囲の山々との調和も見所です。

あたり一面を覆いつくす、すすきの中には小道があり、ちょっとした散策を楽しめます。また草原は広くどこまでも続いているので、ドライブでの散策にもぴったりです。

（画像提供：箱根町観光課）

【山梨県】山中湖パノラマ台

富士山とススキ野原を臨む絶景ポイント

見頃：9月下旬～10月上旬

山梨県にある山中湖から三国峠へつながる県道の途中にあるのが山中湖パノラマ台です。山中湖を見下ろす景色に加え、奥には富士山、天気が良ければ南アルプスまで見渡せます。

秋には一面ススキ野原になるので、ぜひ散策してみてください。絶景とともにススキを臨む、まさに写真映えするスポットです。

※2024年6月10日（月）から11月末までパノラマ台整備工事に伴い、駐車場及び公衆トイレが閉鎖。工事期間中はパノラマ台への立ち入り禁止

（画像提供：（一社）山中湖観光協会）

【静岡県】十国峠

ケーブルカーから眺める十国峠の秋景色

見頃：9月中旬～10月下旬

静岡県にある十国峠は、標高770mの高台に位置するスポットです。山頂へは、ケーブルカーでの移動のほか、ハイキングコースから登ることも可能。心地よい空気の中で富士山や駿河湾の雄大な景色が見渡せます。

秋になると、風に揺れて銀色に波打つススキ草原が広がります。天気が良い日に見られる、雲ひとつない空に富士山とススキが映える風景は見事です。山頂にはドッグランもあるので、愛犬も一緒に散策できますよ。

※2024年10月28日（月）～30日（水）の間、ケーブルカーはメンテナンスのため運休

（画像提供：十国峠ケーブルカー）

【兵庫県】上山高原

銀色のススキに囲まれた道を散策できる

見頃：10月中旬～11月中旬

兵庫県にある標高946mの上山高原山頂付近には、秋が深まるにつれて広大なススキ草原が広がります。両サイドをススキに囲まれた道路があるため、ドライブやツーリングを楽しむのもおすすめ。この時期には紅葉も見頃のため、秋の絶景を目的にした散策にはぴったりです。

上山高原ふるさと館では、登山やハイキング、ブナ林の散策、滝巡りなど、季節に応じたプログラムを実施。ススキ草原とともに、上山高原の自然をたっぷり満喫できます。

春の山焼きの時期や、冬の雪上ハイキングもおすすめですよ。※積雪時期、海上（うみがみ）地区からの車は通行不可

（画像提供：上山高原エコミュージアム）

【奈良県】曽爾高原

まるで金色の絨毯！夕日に輝く景色を堪能できる

見頃：10月中旬～11月初旬

奈良県宇陀郡曽爾村と三重県津市にまたがる倶留尊山（くろそやま）と、亀の背に似た形の亀山を結ぶ西麓一帯が曽爾高原（そにこうげん）です。

毎年2月上旬には山焼きが行われ、春から夏にかけては一面に緑の絨毯を敷いたかのような爽快な草原が広がります。秋には見渡す限りのススキの穂が陽射しを浴びて銀色・金色に輝きますよ。

また、曽爾高原の中央には、湿地特有の希少な植物が咲く「お亀池」もあるので、ハイキングで立ち寄るのもおすすめです。

（画像提供：曽爾村役場）

【奈良県】大和葛城山

山頂からの大パノラマで秋の風景を感じられる

見頃：10月上旬～下旬

奈良県の大和葛城山（葛城高原）はススキの名所として知られるスポット。標高959mの山頂でたなびく様子はとても優雅で見ごたえがあります。ほかにも、山野草や紅葉なども随所に見られるので、秋を満喫する観光にぴったりです。

葛城登山口から葛城山上まではロープウェイで上ることもできるので、山頂から望む360度の大パノラマをぜひ体感してみてくださいね。

（画像提供：御所市観光協会）

【和歌山県】生石高原

四国を見渡せる高原。陽光に照らされたススキ草原は圧巻

見頃：9月中旬～11月中旬

標高870mのなだらかな山肌にススキ野原が広がる和歌山県の生石高原（おいしこうげん）。四季折々の草花に彩られ、山上は360度の大パノラマで、六甲や淡路、四国まで見渡せます。

9月中旬は開花が始まる時期で、まだ青々とした茎のものから稲に小さな花をつけたものまで様々な表情を楽しめます。9月下旬から10月頃には綿毛をつけたススキ畑、11月には秋の夕日で金色に染まる見事なススキ畑を眺められますよ。

（画像提供：有田川町商工観光課）

【島根県】大山隠岐国立公園 三瓶山

レジャーも満喫できるスポット！ススキ草原に大迷路が出現

見頃：10月中旬～11月中旬

島根県の大山隠岐国立公園、三瓶山（さんべさん）の北の原エリアは、毎年秋になるとススキの草原が広がる絶景スポットです。

毎年10月～11月にかけては、島根県立三瓶自然館サヒメルのスタッフが機械で刈り込んでつくった「ススキの迷路」が出現！（2024年は10月12日（土）～11月4日（月・祝）予定）。期間中はだれでも無料で参加可能で、秋景色とレジャーの両方を楽しめます。

三瓶山の周辺には「浄善寺の大イチョウ」など紅葉シーズンにぴったりのスポットや、一息つける三瓶温泉もあります。のんびり観光を満喫できるので、家族旅行にもおすすめです。

（画像提供：島根県立三瓶自然館サヒメル）

【岡山県】鬼女台展望休憩所

息を呑むような絶景が広がる、注目の撮影スポット

見頃：10月下旬～11月上旬

蒜山大山スカイライン沿い、標高900mの高台に位置する岡山県の鬼女台（きめんだい）展望休憩所は、雄大にそびえる鳥取県の名峰・大山を軸にした烏ヶ山、象山、擬宝珠山などの山並みを一望できる絶景スポットです。

昼と夜の寒暖差が激しくなる秋の夜明けには、条件が揃えば山間から昇る朝日と蒜山高原を覆うような雲海とのコントラストを観賞できることから、撮影ポイントとしても注目を集めています。

休憩所から少し歩くとススキの群生地があり、その先には展望台も設置されているので、秋風に揺られるススキの風景を楽しめますよ。

（画像提供：（一社）真庭観光局）

【熊本県】俵山

西原村のシンボル・俵山に広がるススキ野原

見頃：10月中旬～11月中旬

熊本県の西原村と南阿蘇村にまたがる、標高1095mの俵山。阿蘇外輪山の一部で、登山やトレッキングを楽しむ人でにぎわうスポットですが、秋になると美しいススキの草原を目当てに多くの人が訪れます。

俵山の中腹に位置する扇坂展望所からの眺望もおすすめ。近くには風車が回っており、天気が良い日には晴れた空と風車とススキの美しい絶景が見られます。ススキ草原の向こうに有明海や島原を見渡せるため、ドライブ旅行にもぴったりです。※風車は現在工事中、工事終了は2027年中を予定

（画像提供：西原村役場）

【大分県】泉水グリーンロード

黄金色のススキと山々の景色を堪能できる絶景ドライブコース

見頃：10月中旬～11月下旬

大分県の自然豊かな飯田高原・長者原から、泉水山の麓をぐるりと周って筋湯温泉に向かう道路は、通称“泉水グリーンロード”と呼ばれています。秋になると、ススキが揺れる草原の中を通る道に様変わり。涌蓋山を遠くに望みながら走る、絶景のドライブコースです。

道路沿線には地面から蒸気が吹き出す小松地獄や地熱発電所があり、火山や大地のエネルギーを感じることができます。秋だけでなく、夏の新緑もおすすめですよ。

（画像提供：九重町役場）

※この記事は2024年8月7日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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