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2024.05.14

【京都】初夏の風物詩「青もみじ」の名所17選!鮮やかな緑の絶景を見に行こう

京都府にある「青もみじ」の名所を紹介!「もみじ」といえば赤く色づいた秋の紅葉のイメージをするかもしれませんが、初夏は色鮮やかな「青もみじ」を鑑賞できる絶好の季節です。

今回は「東福寺」や「永観堂」など多くの方が訪れるスポットや、落ち着いた雰囲気の中で景色を楽しめるスポットをセレクトしました。

瑞々しい新緑の季節に京都へ出かけてみませんか?

【京都市東山区】東福寺

通天橋の眼下に広がる色鮮やかな緑が眩しい

東福寺

京都駅からも電車で1本とアクセスしやすい「東福寺」。境内には“通天もみじ”と呼ばれている葉が3つに分かれる特徴を持つカエデなど、2000本以上のカエデが植えられています。秋は燃えるような赤色に包まれますが、新緑の季節は一面が瑞々しい緑色に染まります。

東福寺

「東福寺」は京都の寺院の中でも建物が広いことで知られていて、境内には景観スポットが点在。

「国指定名勝 東福寺本坊庭園」では、市松模様の苔庭や石庭と青もみじを眺められます。その先を進んだところに位置する「通天橋」からは、眼下に広がる一面の青もみじを見渡せ、圧巻です。

紅葉の季節に比べ、新緑の季節は人の流れも落ち着いているので、ゆっくりと景色を堪能できますよ。

■東福寺
京都府京都市東山区本町15-788
[参拝時間]【4月~10月】9時~16時(閉門16時30分)【11月~12月第1日曜】8時30分~16時(閉門16時30分)【12月第1月曜~3月】9時~15時30分(閉門16時)
なし
拝観料【東福寺本坊庭園(方丈)】大人500円、小・中学生300円【通天橋・開山堂】大人600円、小・中学生300円【共通拝観券】大人1000円、小・中学生500円
東福寺駅より徒歩10分/第二京阪道路鴨川東ICより6分
なし
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(画像提供:東福寺)

【京都市東山区】泉涌寺

白砂と新緑の緑のコントラストが美しい庭園

泉涌寺

真言宗泉涌寺派の総本山である「泉涌寺(せんにゅうじ)」。月輪大師(がちりんだいし)が仙遊寺に寄進したときに、境内の一角から水が湧き出たことから、名前を“泉涌寺”と改めたそうです。

「泉涌寺水屋形」では、今も湧き続ける泉が見られます。生い茂るもみじに囲まれた中で泉のせせらぎに耳を澄ませてみてください。

泉涌寺

京都御所内にあった「御郷御殿」を移築した「御座所」からは、白砂に苔庭と青々としたもみじが映える美しい庭園を眺められます(特別拝観料が必要)。丁寧に手入れされた庭園は凛とした雰囲気に包まれています。

■泉涌寺
京都府京都市東山区泉涌寺山内町27
[参拝時間]【3月~11月】9時~16時30分(閉門17時)【12月~2月】9時~16時(閉門16時30分)
なし
拝観料【伽羅拝観】大人500円、小・中学生300円※特別拝観は中学生以上別途500円
東福寺駅より徒歩20分/名神高速道路京都南ICより20分
あり(無料)
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(画像提供:泉涌寺)

【京都市東山区】圓徳院

南北に配置された庭園で青もみじを眺められる

圓徳院
(画像提供:ピクスタ)

「高台寺」の塔頭寺院である「圓徳院」は、北政所ねねが晩年を過ごした地です。「南庭」は四季折々の花と砂紋が美しい枯山水庭園。新緑の季節にはツツジも開花し、色鮮やかな光景が広がります。

圓徳院
(画像提供:圓徳院)

伏見城から移築した「北庭」は、石や砂で水の流れを表現した枯山水の庭園で、桃山時代の形をほぼ残しています。庭の随所に大きな石が配置され、「南庭」と違って力強い印象です。どちらの庭園も素晴らしい新緑のもみじを堪能できますよ。

「圓徳院」では、写経や写仏、枯山水体験などができる「とっておきの禅寺体験」も実施しています。予約不要で、参拝料のみで体験できるので、参拝の思い出にもおすすめです。

口コミ ピックアップ
寺院というよりお屋敷といった感じで、南側と北側に日本庭園があります。しばらくお座敷に座って日本庭園を楽しむとこころが落ち着きます。(一部抜粋)
(行った時期:2022年11月)
■圓徳院
京都府京都市東山区下河原町530
[参拝時間]10時~17時(閉門17時30分)
なし
参拝料【大人】500円【中・高校生】200円【小学生以下】無料
四条河原町駅・京阪四条駅より徒歩10分/名神高速道路京都南ICより25分
あり(有料)※高台寺駐車場を利用(圓徳院受付で1時間無料券を配布)
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【京都市東山区】青蓮院門跡

歴史深い異なる趣の庭で青もみじの景色を楽しめる

青蓮院門跡

天台宗五筒室門跡のひとつ、「青蓮院門跡」では、室町時代に相阿弥が作庭したと言われる池泉回遊式の庭園と、小堀遠州作の「霧島の庭」で青もみじが楽しめます。

龍心池を中心に造られた相阿弥の庭は散策が可能。さまざまな角度から青もみじの景色を堪能できます。

「華頂殿」の縁側に座って庭園を眺められるので、心地よい初夏の風に吹かれながらゆっくり過ごせます。木村英輝氏が奉納した躍動感のある襖絵も見どころのひとつです。

青蓮院門跡

「霧島の庭」では、山の斜面に霧島ツツジが植えられています。4月下旬~5月上旬には一面赤い花で覆われ、もみじの緑との対比が美しい景色が広がります。霧島ツツジの咲く様子から「霧島の庭」と言われるようになったそうです。

口コミ ピックアップ
庭園目当てに、欧米人が観にきていました。日本人より多かった感じで。皆さん、ゆったりと庭園とお茶を満喫されていました。粟田の山並を借景に、季節の花「深山霧島ツツジ」が濃い朱色の花を咲かせて、見事満開でした。(一部抜粋)
(行った時期:2023年4月)

八坂神社から知恩院の間に位置して、一人気ままな京散歩に、足休めに立ち寄りお庭を楽しみます。(一部抜粋)
(行った時期:2022年5月)

■青蓮院門跡
京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1
[参拝時間]9時~17時(受付終了16時30分)
なし
拝観料【大人】600円【中・高校生】400円【小学生】200円(保護者同伴時は無料)
東山駅より徒歩5分/名神高速道路京都東ICより約25分
あり(有料)※拝観者は無料
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(画像提供:青蓮院門跡)

【京都市左京区】無鄰菴

東山を借景にした庭園が印象的な明治時代の別荘

無鄰菴

「無鄰菴(むりんあん)」は、1894(明治27)年~1896(明治29)年に建てられた山縣有朋の別荘。国の名勝に指定されており、現在は事前予約優先制で一般公開しています。

明るく開放的な芝生が広がる庭のあちこちに、もみじの木が植えられ、琵琶湖疏水から引かれた水の流れも印象的。庭園内は自由に散策できるので、川のせせらぎや葉のざわめきを聞きながら景色を楽しんでくださいね。

無鄰菴

母屋にある「庭園カフェ」では、抹茶など好きな飲み物を飲みながら、庭を眺めてゆっくりと過ごせます。軒下を覆うように茂るもみじが目を引きます。

口コミ ピックアップ
事前にお茶付拝観券をwebで買い求め、時間も予約済みです。希望者に10分間の案内があります。その後フリー。先に庭園、建物を見学。最後にお茶を頂きました。飲物、お菓子はその場で選ぶことができます。庭園を見ながらゆったりと過ごすことができました。
(行った時期:2022年6月)
■無鄰菴
京都府京都市左京区南禅寺草川町31
【4月~9月】9時~18時【10月~3月】9時~17時
12月29日~31日
入場料600円~(70歳以上は無料。証明書必須)※時期により変動あり。詳細は公式ホームページを確認
蹴上駅より徒歩約7分/名神高速道路京都南ICより約25分
なし
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(画像提供:植彌加藤造園株式会社)

【京都市左京区】永観堂禅林寺

約3000本のもみじの若葉の緑が瑞々しい

永観堂禅林寺

“もみじの永観堂”と呼ばれるほど、多種多様な約3000本のもみじが植えられている「永観堂禅林寺」。

「放生池」を中心とした池泉回遊式庭園で、庭園内は自由に散策できます。「御影堂」から「開山堂」に続く階段は“臥龍廊(がりゅうろう)”と呼ばれ、ねじれたような階段を龍に例えているそう。“臥龍廊”から見下ろす青もみじもおすすめの景観スポットです。

永観堂禅林寺

諸堂を出て少し歩いたところにある「多宝塔」からは、青もみじと一緒に京都市街の景色も眺められます。

境内の参道は、新緑の季節に元気に育ったもみじがトンネルのように空を覆い、晴れた日には木漏れ日がきらきらと輝いてきれいですよ。

口コミ ピックアップ
こちらで見たかったのは、「臥龍廊」です。この臥龍廊は、決して大きな建築ではありませんが、龍の背のごとく曲がりくねる廊下の屋根の美しさに言葉が出ませんでした。素晴らしい景観でしたね。どのような技法を使ったら、このような曲線の屋根を作れるんでしょうね。感嘆しかありません。これは本当に凄いです。(一部抜粋)
(行った時期:2023年6月)
■永観堂禅林寺
京都府京都市左京区永観堂町48
[参拝時間]9時~17時(受付終了16時)
なし
参拝料【大人】600円【小・中・高校生】400円
蹴上駅より徒歩15分/第二京阪道路鴨川東ICより約25分
なし※近隣にコインパーキングあり
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(画像提供:永観堂禅林寺)

【京都市左京区】詩仙堂丈山寺

ししおどしの音と若葉のざわめきが心地いい日本庭園

詩仙堂丈山寺

京都市郊外にある「詩仙堂丈山寺」。文人・石川丈山が江戸時代に山荘として造営し、晩年を過ごした場所です。

入口の門をくぐって石段を上がると、凛とした雰囲気に包まれた竹林の道が続きます。その先の書院に入ると、青々と茂るもみじと白砂の美しい庭園が目の前に広がります。

5月下旬には、丸く刈り込まれたサツキも咲き、新緑の季節に華を添えます。縁側に腰かけてゆっくり庭を眺められるので、鳴り響くししおどしの音に耳を傾けて、思いにふけってみるのもいいですね。

詩仙堂丈山寺

「丈山寺」は山の地形に合わせて造られており、奥行きのある風景を楽しめます。庭園には優しい顔をしたお地蔵さんがいるので、散策しながら探してみてくださいね。

口コミ ピックアップ
都会の喧騒から離れ、本当に心静かになれる場所でした。ししおどしが有名とのこと。およそ30秒ごとに、コンコンと心地いい音が鳴ります。また、行った日はたまたま、3日間限りの「遺宝展」をしており、知らずに訪れたので、大変ラッキーでした。お庭もコンパクトですが、とても綺麗で、見ごたえがありましたね。(一部抜粋)
(行った時期:2023年5月)
■詩仙堂丈山寺
京都府京都市左京区一乗寺門口町27
[参拝時間]9時~17時(受付終了16時45分)
5月23日
参拝料【大人】700円【高校生】500円【小・中学生】300円
一乗寺駅より徒歩約15分/名神高速道路京都東ICより約20分
なし※近隣に有料駐車場あり
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(画像提供:詩仙堂丈山寺)

【京都市左京区】圓光寺

青もみじと地面を覆う苔で一面が緑に染まる美しい庭園

圓光寺

「圓光寺」で青もみじの景色を堪能したいなら、江戸時代に作庭されたと言われる「十牛乃庭」がおすすめ。本堂から眺めると、まるで1枚の絵画を見ているかのような荘厳さです。廊下に敷かれた緋毛氈(ひもうせん)の赤色が、もみじの緑をより鮮やかに際立たせます。

圓光寺

もみじの裾の苔も辺りを覆い、美しい庭を演出。4月~5月には、リキュウバイが愛らしい白い花を咲かせ、新緑に映えます。凛とした空気の中で新緑を楽しんでくださいね。

■圓光寺
京都府京都市左京区一乗寺小谷町13
[参拝時間]9時~17時
なし
拝観料【大人】600円【小・中・高校生】300円
一乗寺駅より徒歩17分/名神高速道路京都東ICより約20分
あり(無料)
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(画像提供:圓光寺)

【京都市左京区】三千院

点在する青もみじの景観スポットでお気に入りを見つけて

三千院

「三千院」では、2つの主な庭園のほか、境内の至るところで青もみじを楽しめます。

「聚碧園(しゅうへきえん)」は、池泉鑑賞式庭園で、地形を活かした奥行きの感じられる造りが特徴。縁側に腰かけて、水の流れる音を聞きながらゆっくりと新緑のもみじを眺められます。

三千院

「有清園(ゆうせいえん)」は、「宸殿(しんでん)」から「往生極楽院」の間にある池泉回遊式庭園。青々とした苔に覆われた一帯にはもみじのほか、杉や檜の木が立ち並んでいます。

6月には「あじさい苑」の紫陽花が咲き、新緑と紫陽花のコラボレーションも楽しめます。

口コミ ピックアップ
三千院に入ると、最初に、美しい庭園のある寺院に通されます。三千院全体に、美しい庭園が広がっているので、とても心休まります。非常に、広々とした寺院でした。寺の駐車場はなく、民間の駐車場のみです。
(行った時期:2023年3月)

お地蔵さんだけでなく、苔が生えて帽子をかぶっているように見える灯篭や、小さな切り株にサルノコシカケが生えているのを見かけたりとお庭の散策が楽しかったです。
(行った時期:2022年11月)

■三千院
京都府京都市左京区大原来迎院町540
[参拝時間]【3月~10月】9時~17時【11月】8時30分~17時【12月~2月】9時~16時30分
なし
参拝料【大人】700円【中・高校生】400円
京都駅よりバスで約60分/名神高速道路京都東ICより約60分
なし※近隣に有料駐車場あり
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(画像提供:三千院)

【京都市左京区】宝泉院

抹茶を楽しみながら“額縁庭園”の趣ある眺めを堪能

宝泉院

「宝泉院」は、室内から建物の鴨居や柱などを額縁に見立てて、切り取られた景色を鑑賞する“額縁庭園”の眺めが評判です。

“立ち去りがたい”という意味の名前が付けられた「盤桓園(ばんかんえん)」は、新緑のもみじと竹林の組み合わせが美しい庭園です。拝観料に抹茶と茶菓が付いているので、抹茶を飲みながらゆっくり景色を堪能できるのも嬉しいですね。

庭園には、二連式の水琴窟「理智不二(りちふに)」の水の音が静寂の中に響き渡り、心を落ち着かせてくれそうです。

宝泉院

江戸中期に造られた池泉鑑賞式庭園の「鶴亀庭園」は、鶴の形をした池と亀に見立てた石で作庭。深い緑に囲まれた池の中で泳ぐ鯉の朱色が色彩を添えています。

■宝泉院
京都府京都市左京区大原勝林院町187
[参拝時間]9時~17時(受付終了16時30分)
なし※1月3日は要問い合わせ
拝観料(茶菓付)【大人】900円【中・高校生】800円【小学生】700円
京都駅より京都バスで約65分/名神高速道路京都東ICより約50分
なし
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(画像提供:宝泉院)

【京都市右京区】龍安寺

空を覆うような新緑のもみじと風情ある景色を満喫できる

龍安寺

1450(宝徳3)年に細川勝元氏によって建てられた「龍安寺」。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録され、広い境内には青もみじの景観スポットが点在しています。

「山門」から「庫裏」に続く石階段の前に立って見上げると、一面を覆うような青もみじの景色が目に映ります。階段の両脇に並ぶ、竹を菱形に組んで作る「龍安寺垣」も風情を感じられますね。

龍安寺

「石庭」がよく知られていますが、「鏡容池(きょうようち)」を中心とした池泉回遊式の庭園も見事。風の穏やかな日には、大きな池の水面に青もみじの美しいリフレクションが見られます。

初夏には水辺に咲くアヤメや、水面には蓮の花も見られ、季節の彩も楽しめます。

口コミ ピックアップ
お寺の山門から結構歩いて、やっとお寺の中へ。石庭がとても素晴らしい。観光客は皆座って厳かな空気を味わいながら石庭を眺めていました。お寺の襖絵の龍もとても立派で写真も撮れるのでいい記念になりました。
(行った時期:2023年3月)
■龍安寺
京都府京都市右京区龍安寺御陵下町13
[参拝時間]【3月~11月】8時~17時(閉門17時30分)【12月~2月】8時30分~16時30分(閉門17時)
なし
拝観料【大人】600円【高校生】500円【小・中学生】300円
龍安寺駅より徒歩10分/名神高速道路京都南ICより約50分
あり(有料)※拝観者は1時間無料
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(画像提供:龍安寺)

【京都市右京区】二尊院

約100m続く参道の青もみじが生い茂る景色は壮観

二尊院

平安初期に建立された「二尊院」。「釈迦如来」と「阿弥陀如来」の二体を本尊としていることから「二尊院」という名が付きました。紅葉スポットとしても名高く、初夏にはさまざまな場所で青もみじを楽しめます。

総門をくぐると、“紅葉の馬場”と呼ばれる参道があり、もみじと桜が交互に植えられています。秋は紅葉の絶景スポットになりますが、初夏は眩い新緑の景色が続き、壮観です。

二尊院

いきいきと生い茂るもみじの鮮やかな緑色が、歴史深い建物の風情を際立たせます。花手水も美しいので、ぜひ注目してみてくださいね。

■二尊院
京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
[参拝時間]9時~(受付終了16時30分)
なし
拝観料【大人(中学生以上)】500円【子ども(小学生以下)】無料
嵯峨嵐山駅より徒歩19分/名神高速道路京都南ICより約35分
あり(無料)
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(画像提供:二尊院)

【京都市右京区】天龍寺

池を取り囲む新緑のリフレクションも見ごたえあり

天龍寺

「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている「天龍寺」。法堂に描かれた「八方睨みの龍」があることでも知られています。

方丈の前に広がる大きな「曹源池」を中心とした「曹源池庭園」は、約700年前に開山夢窓国師が作庭し、当時の面影を留めているかのよう。嵐山、亀山、小倉山を借景にした池泉回遊式の庭園で、新緑のもみじを存分に堪能できますよ。

風の穏やかな日は、曹源池に映る新緑と「大方丈」の美しい眺めも楽しめます。

天龍寺

「書院」から「多宝殿」に続く廊下から眺める茶室周辺の景色も趣を感じられておすすめです。

口コミ ピックアップ
何度もお邪魔していますが、何時行っても、お庭が素敵です。緑の庭も落ち着きます。お庭がおすすめです。特に廊下で腰を下ろしての庭の景色、時々吹いてくる風が一層、心をやさしくしてくれます。
(行った時期:2023年7月)

歴史を感じるお庭や建物が素敵です。当日は雨予報でしたが、到着すると晴れ間がのぞき、雨上がりの天龍寺は神秘的でとても美しかったです。
(行った時期:2023年1月)

■天龍寺
京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
[参拝時間]【庭園(曹源池・百花苑)】8時30分~17時(受付終了16時50分)【諸堂(大方丈・書院・多宝殿)】8時30分~16時45分(受付終了16時30分)
なし※諸堂は参拝休止の場合あり
参拝料【庭園】大人500円、小・中学生300円、未就学児無料※諸堂は庭園料に追加300円
嵐山駅より徒歩すぐ/京都縦貫自動車道大原野ICより約20分
あり(有料)
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(画像提供:天龍寺)

【京都市西京区】金蔵寺

境内を覆うように育つ迫力満点の青もみじ

金蔵寺

標高642mの「小塩山」の中腹にひっそりと佇む「金蔵寺」。静寂に包まれた場所で生い茂る青もみじを眺められます。

赤く塗られた「仁王門」をくぐると、もみじがトンネルのようになっている石段が続きます。「本堂」に到着すると、辺りを覆うように茂るもみじの姿に圧倒されそうです。「見晴らし台」の木々の隙間からは京都市街地を望めますよ。

金蔵寺

「開山堂」でも周囲を取り囲むもみじと建物が調和した、風情を感じる景色を堪能できます。

境内を見渡すと、いろいろなところに愛らしい姿のタヌキの置物が飾られているので、散策しながら何匹いるのか探すのもいいですね。

■金蔵寺
京都府京都市西京区大原野石作町1639
[参拝時間]8時~17時
なし
参拝料【大人】300円
京都縦貫自動車道大原野ICより17分
あり(無料)
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(画像提供:金蔵寺)

【京都市山科区】毘沙門堂門跡

青もみじを堪能できる“もみじのトンネル”が見事

毘沙門堂門跡

「毘沙門堂」は、703(大宝3)年に開創した天台宗の寺院。

境内の入り口から「勅使門」に続く石段は、もみじが空を覆ってトンネルのようになり、葉の隙間から太陽の光が差し込む様子が見事です。「本殿」や「仁王門」などの境内の建物は朱色に塗られていて、初夏の柔らかな緑色とのコントラストが目を引きます。

毘沙門堂門跡

境内には四季を感じられる花々も植えられています。6月には紫陽花も見られるので、合わせて鑑賞するのもおすすめです。

■毘沙門堂門跡
京都府京都市山科区安朱稲荷山町18
[参拝時間]【3月~11月】9時~17時(受付終了16時30分)【12月~2月】9時~16時30分(受付終了16時)
なし※最新情報は公式ホームページを確認
入山拝観料【大人】700円【高校生以上】400円【小・中学生】300円(小学生以下は保護者の同伴が必要)
山科駅より徒歩約20分/名神高速道路京都東ICより10分
あり(無料)
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(画像提供:毘沙門堂門跡)

【京都市山科区】勧修寺

池一面に咲く蓮の花と青もみじのコラボレーションが美しい

勧修寺
(画像提供:写真AC)

真言宗山階派の大本山である「勧修寺(かじゅうじ)」。門前に続く白壁が印象的です。

「氷室池(ひむろいけ)」を中心とした池泉回遊式庭園なので、池の周りの散策が可能。新緑の季節には、池に蓮の花と花菖蒲が咲き、青もみじに華やかな彩を添えます。

勧修寺
(画像提供:ピクスタ)

また、6月には紫陽花も咲き、青もみじだけでなく、季節の花々も合わせて楽しめますよ。

■勧修寺
京都府京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6
[参拝時間]9時~16時
なし
参拝料【大人】500円【小・中学生】300円
小野駅より徒歩6分/阪神高速道路山科ICより7分
あり(無料)
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【木津川市】浄瑠璃寺

大きな池に映し出される青もみじに趣を感じる

浄瑠璃寺

京都府郊外の木津川市にある「浄瑠璃寺」。青もみじに囲まれた朱色の「三重塔」には、薬師如来が安置されています。寺はこの薬師如来の浄土「浄瑠璃世界」から名づけられたそうです。

浄瑠璃寺

「浄瑠璃寺庭園」は大きな池の東側に「三重塔」、西側に「九体阿弥陀堂」が建っています。その周りを取り囲むように青々としたもみじが茂り、水面に映り込む鮮やかな緑色も相まって、周囲全体が緑色に包まれます。

初夏には山ツツジも咲いています。庭園内は自由に散策可能なので、市街地の喧騒から離れた場所で、ゆっくりと景色を楽しんでください。

口コミ ピックアップ
本堂に上がって九体の阿弥陀如来を見ていると心が落ち着きます。京都に雅の世界を求める人には不向きですが、詫び寂びの世界を堪能したい人にはオススメです。(一部抜粋)
(行った時期:2023年7月)
■浄瑠璃寺
京都府木津川市加茂町西小札場40
[参拝時間]【3月~11月】9時~17時(受付終了16時30分)【12月~2月】10時~16時(受付終了15時30分)
なし
拝観料【中学生以上】500円
加茂駅より木津川市コミュニティバスで22分/京奈和自動車道木津ICより約15分
あり(有料)
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(画像提供:木津川市観光協会)

※この記事は2024年5月8日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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じゃらん編集部  じゃらん編集部

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