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2024.10.04

【奈良観光モデルコース】世界遺産を巡るルートや自然、体験スポットを紹介

世界遺産や大自然、神社仏閣など数多くの観光スポットが揃う奈良県。奈良県と一口に言ってもその範囲は広く、各地に見どころとなる観光名所が点在します。この記事では、大阪・京都から60分以内とアクセスしやすい奈良市内を中心に、徒歩や公共交通機関を使って楽しめる日帰り観光のモデルコースをご紹介。

東大寺や奈良公園といった定番スポットとおすすめのグルメ・体験を盛り込み、世界遺産、西の京、きたまちの3コースに分けてまとめたので、ぜひチェックしてみてくださいね。

※移動時間はGoogle Mapsをもとに算出しています

世界遺産巡りコース

春日大社や東大寺といった神社仏閣と、自然豊かな奈良公園周辺の観光スポットを巡る定番コース。奈良駅から徒歩でまわれるアクセスの良さで、奈良の歴史深い街並みを感じながら散策したい人におすすめです。

【モデルコース】

SPOT.01 奈良駅
徒歩約15分
SPOT.02 興福寺
徒歩約20分
SPOT.03 春日大社
徒歩約10分
SPOT.04 菊一文珠四郎包永 本店/山のカフェ
徒歩約10分
SPOT.05 奈良公園
徒歩約15分
SPOT.06 東大寺

興福寺

710年に創建された歴史的な建物や国宝の宝庫

(画像提供:奈良県ビジターズビューロー)

法相宗の大本山である興福寺。境内の中心に位置する中金堂(ちゅうこんどう)をはじめ、奈良時代の食堂を再現し歴史を今に伝える国宝館など、多くの見どころがあります。

中でも、奈良県で一番高い建物の国宝・五重塔は、古くから古都奈良の象徴的なシンボルとして多くの人に親しまれています。(五重塔は現在修理工事中。2031年3月終了予定)

教科書でお馴染みの建造物や仏像が集まるこの場所は、奈良時代の歴史や文化を感じられる貴重なスポットです。

■興福寺
奈良県奈良市登大路町48
参拝自由【興福寺国宝館・東金堂・中金堂】拝観時間9時~17時(最終受付16時45分)
なし
拝観料【興福寺国宝館】大人700円、中学・高校生600円、小学生300円【東金堂】大人300円、中学・高校生200円、小学生100円【中金堂】大人500円、中学・高校生300円、小学生100円※2025年4月より拝観料改訂予定
奈良駅より徒歩5分/京奈和自動車道木津ICより約15分
あり(有料)
「興福寺」の詳細はこちら
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(画像提供:一般財団法人 奈良県ビジターズビューロー)

▼興福寺より徒歩約20分

春日大社

万葉集にも登場する、色彩豊かな草花に囲まれた朱色の社殿

(撮影:桑原英文)

朱色の社殿が目を引く春日大社。境内の春日大社国宝殿では、国宝354点、重要文化財2505点の文化財を収蔵し公開しています。

また、万葉集に登場する草花約300種が植えられた「萬葉植物園」も見どころです。中でも藤の名所としても知られる「藤の園」には、例年4月中旬から5月初旬にかけて20品種・約200本もの藤が開花。花を見上げる藤棚ではなく、「立ち木造」というつくりになっているため、目線と同じ高さで美しい花を観賞できます。

■春日大社
奈良県奈良市春日野町160
【御本社参拝】3月~10月:6時30分~17時30分、11月~2月:7時~17時【国宝殿】10時~17時(最終入館16時30分)【萬葉植物園】9時~16時30分(最終入園16時)※その他施設により異なる。詳細は公式HPを要確認
【国宝殿】展示入替の為の休館あり【萬葉植物園】4月~5月はなし、6月~3月のみ火(祝日等の場合は開園)
参拝無料【国宝殿拝観料】一般500円、高校・大学生300円、小・中学生200円【萬葉植物園拝観料】大人500円、中学生以下200円
奈良駅より奈良交通バスで約15分/京奈和自動車道木津ICより15分
あり(有料)
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(撮影:桑原英文)

▼春日大社より徒歩約10分

菊一文珠四郎包永 本店/山のカフェ

キュートな鹿まんじゅうと本格オリジナルピザを味わう

(画像提供:菊一文珠四郎包永 本店)
「春日鹿まんじゅう かのこ」(1個200円)

鎌倉時代から750年以上続く刀剣の技術を現代に受け継ぐ老舗で、現在は、その伝統技術を活かして打刃物の販売や包丁研ぎ体験を提供しています。

本店ではお菓子の製造販売も行っており、店内奥では「山のカフェ」を併設。土・日・祝日や春夏冬休み・GWなどの休日限定での開店です。

名物は奈良公園ならではの鹿をあしらった「春日鹿まんじゅう かのこ」。店内で焼き上げる焼き立ての美味しさを味わえます。焼く餡は日替わりで、もちもち生地の飽きのこない味わいが魅力ですよ。

(画像提供:菊一文珠四郎包永 本店)

その他、お店の自慢はボリュームたっぷりのピザ。定番の「マルゲリータ」(1300円)はもちろん、旬の食材を使った季節限定メニューのピザもあり、その日の気分で楽しめます。

店の前でゆったり過ごす鹿を見ながら休憩やランチ、お土産の購入にもおすすめです。

■菊一文珠四郎包永 本店/山のカフェ
奈良県奈良市雑司町488
【菊一文珠四郎包永 本店】9時30分~17時【山のカフェ】11時~16時(LO15時30分)※土・日・祝・春夏冬休み・GWのみ営業
【菊一文珠四郎包永 本店】なし【山のカフェ】平日(通常期)
奈良駅より奈良交通バスで約20分/京奈和自動車道木津ICより25分
なし
「菊一文珠四郎包永 本店/山のカフェ」の詳細はこちら
「菊一文珠四郎包永 本店/山のカフェ」の周辺情報はこちら

(画像提供:菊一文珠四郎包永 本店)

▼山のカフェより徒歩約10分

奈良公園

広大な敷地で鹿との和やかなひと時を過ごせる

(画像提供:奈良県ビジターズビューロー)

興福寺や東大寺、春日大社など多くの国宝や世界遺産が隣接する奈良公園は、“大仏と緑と鹿”と称され、雄大で豊かな緑の自然と歴史が美しく調和しています。

(画像提供:奈良県ビジターズビューロー)

園内には1325頭(2024年7月発表)の野生のシカが群れ遊び、古都奈良を象徴する観光スポットとして多くの人が訪れています。

飛火野(とびひの)、雪消ノ沢(ゆきげのさわ)といった、万葉集にも歌われた名所も隣接しているので、ぜひ足を運んでみてください。

■奈良公園
奈良県奈良市雑司町、春日野町、登大路町、高畑町一帯
散策自由
なし
無料
近鉄奈良駅より徒歩5分/西名阪自動車道・名阪国道天理ICより20分
なし(周辺に有料駐車場あり)
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(画像提供:一般財団法人 奈良県ビジターズビューロー)

▼奈良公園より徒歩約15分

東大寺

聖武天皇が建立した“奈良の大仏さま”がご本尊の歴史的寺院

(画像提供:奈良県ビジターズビューロー)

奈良時代に聖武天皇の願いで建立した、国宝をはじめ多くの文化財を有する東大寺。国宝の中でも、“奈良の大仏さま”を安置するのが大仏殿です。

創建から鎌倉と江戸時代の2度に渡って焼失しながら、その度に再建し今に至ります。現在でもその壮大な木造建築の佇まいは、思わず圧倒されるほどです。

(画像提供:奈良県ビジターズビューロー)

また、2005年に国宝に指定された二月堂も見どころが満載。バルコニーのように大きくせり出した舞台から奈良の美しい市街地を一望できます。四季折々の美しい風景も堪能してください。

■東大寺
奈良県奈良市雑司町406-1
【大仏殿】4月~10月:7時30分~17時30分、11月~3月:8時~17時【東大寺ミュージアム】4月~10月:9時30分~17時30分、11月~3月:9時30分~17時※いずれも最終入館は30分前。その他施設によって異なる
なし(東大寺ミュージアム臨時休館あり)
【大仏殿・法華堂・戒壇堂・東大寺ミュージアム 入堂・拝観料】中学生以上800円、小学生以下400円【大仏殿・東大寺ミュージアムセット券】中学生以上1200円、小学生以下600円
奈良駅より奈良交通バスで約14分/京奈和自動車道木津ICより15分
なし
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(画像提供:一般財団法人 奈良県ビジターズビューロー)

西の京エリアコース

世界遺産として知られる唐招提寺など西の京を代表するお寺巡りに加え、筆づくりの体験スポットもみどころ。電車とバスでゆっくり移動しながら、奈良の古き良き伝統を体感したい人や歴史好きの人にもおすすめです。

【モデルコース】

SPOT.01 近鉄奈良駅
電車5分 徒歩約5分
SPOT.02 西大寺
徒歩約4分 電車で4分 徒歩約11分
SPOT.03 唐招提寺
徒歩約9分
SPOT.04 薬師寺
徒歩約3分 バス約28分 徒歩約9分
SPOT.05 奈良筆 田中

西大寺

約300個の灯篭が照らす、幻想的な雰囲気が漂うお寺

(画像提供:奈良県ビジターズビューロー)

西大寺の創建は奈良時代。度重なる災害に見舞われ一時は衰退したものの、鎌倉時代に叡尊上人によって再興し、現在までその歴史を伝えています。

(画像提供:奈良県ビジターズビューロー)

室町時代には兵火によって多くの堂舎が焼失しましたが、江戸時代になって再建。本堂・愛染堂・四王堂・不動堂などは、当時の面影を今に残す貴重な建造物です。

年に3回(1月16日、4月第2土曜・日曜、10月第2日曜)開催される「大茶盛式」は、西大寺ならではの年中行事。当時は薬として重宝されていた茶を民衆に振る舞うという叡尊上人が実践した茶儀で、直径40cmもの巨大な茶碗で助け合いながら回し飲みをする習わしが、800年近く受け継がれています。(参加は別途申し込みが必要。詳細は公式ホームページを確認)

■西大寺
奈良県奈良市西大寺芝町1-1-5
8時30分~16時30分(最終拝観受付16時)
なし(行事等で臨時休業あり)
【三堂(本堂・四王堂・愛染堂)共通拝観料】大人800円、中学・高校生600円、小学生400円【大茶盛(30名以上の団体受付)】1人2000円
大和西大寺駅より徒歩3分/京奈和自動車道木津ICより15分
あり(有料)
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(画像提供:一般財団法人 奈良県ビジターズビューロー)

▼西大寺より徒歩約4分、電車4分、徒歩約11分

唐招提寺

奈良時代の歴史を今に受け継ぐ、貴重な世界遺産

唐招提寺

南大門の入り口の真正面に荘厳な姿を見せる金堂。建造は奈良時代の後半で、堂内には多くの国宝・重要文化財が収められています。特に、千手観音立像は5.3mを超える圧巻の大きさです。

(画像提供:奈良県ビジターズビューロー)

毎年5月19日には縁起物のうちわを撒く「うちわまき」という行事が行われています。境内の売店ではハート型のキュートなうちわも販売されているので、お土産におすすめです。

■唐招提寺
奈良県奈良市五条町13-46
8時30分~17時(最終受付16時30分)
なし
【拝観料】大人1000円、中学・高校生400円、小学生200円
西ノ京駅より徒歩10分/第二阪奈道宝来ICより10分
あり(有料)
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(画像提供:一般財団法人 奈良県ビジターズビューロー)

▼唐招提寺より徒歩約9分

薬師寺

双塔式伽藍と“龍宮造り”と呼ばれる壮麗な建築様式が美しい

(画像提供:奈良県ビジターズビューロー)

約1300年前に天武天皇が皇后の病気平癒を祈り建造。金堂に安置されている薬師如来は別名“医王如来”ともいわれ、医薬の仏様として知られています。体の病気だけでなく、欲など心の不安にもご利益があり、県内外から多くの人が訪れるパワースポットです。

(画像提供:奈良県ビジターズビューロー)

薬師寺の特徴は、「薬師寺式伽藍配置」と呼ばれる双塔式伽藍。金堂を中心に、東塔西塔の2つの三重塔がある全国的にも珍しい配置といわれています。

幾度もの災害により、多くの建造物が失われた中で、東塔は1300年が経つ創建当初から現存する国宝です。

■薬師寺
奈良県奈良市西ノ京町457
9時~17時(最終受付は16時30分)
なし
【拝観料】大人1000円、中学・高校生600円、小学生200円
西ノ京駅より徒歩1分/第二阪奈道宝来ICより20分
あり(有料)
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(画像提供:一般財団法人 奈良県ビジターズビューロー)

▼薬師寺より徒歩約3分、バス約28分、徒歩約9分

奈良筆 田中

奈良時代から受け継がれた伝統工芸「奈良筆づくり」を体験!

(画像提供:奈良筆 田中)

奈良筆田中の筆は、絶妙な力で味わい深い作風を生み出すことができるとして、書家からも高く評価されています。

素材選びにもこだわり、ヤギ、ウマ、シカ、タヌキ、イタチ、テン、ウサギ、リスなどの中から筆匠の目で選び抜かれた獣毛だけを原材料に使用。奈良時代から受け継がれた伝統技法が光る、奈良筆を作り続けています。

(画像提供:奈良筆 田中)

工房では奈良筆の歴史に触れながら、筆づくりの最終工程を体験でき、30分~1時間で気軽に楽しめます。出来上がった筆は持ち帰り可能なので、奈良旅行の思い出づくりによさそうですね。

■奈良筆 田中
奈良県奈良市公納堂町6
11時~17時
不定
【筆づくり体験】2400円(30分)、3000円(60分)※材料費込み、詳細は公式HPを要確認
奈良駅より徒歩15分/京奈和自動車道木津ICより約20分
なし
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(画像提供:奈良筆 田中)

きたまちエリアコース

コスモス寺として知られる般若寺からはじまる、自然豊かなきたまちエリアの魅力を堪能するコースです。レトロな街並みに佇む牧場や醤油醸造元はどこか懐かしい雰囲気。バスでゆっくり観光を楽しみたい人におすすめです。

【モデルコース】

SPOT.01 奈良駅
バス約13分 徒歩約2分
SPOT.02 般若寺
徒歩約1分
SPOT.03 植村牧場
徒歩約11分
SPOT.04 向出醤油醸造元
徒歩約10分
SPOT.05 散華美術館

般若寺

四季折々の自然の息吹を感じられる、花のお寺

(画像提供:奈良県ビジターズビューロー)

別名“コスモス寺”とも呼ばれる般若寺。14.3mもある石塔を囲むようにして季節の花々が咲き誇り、春のヤマブキ、梅雨時のアジサイ、秋のコスモスといった彩り豊かな自然を堪能できます。6月頃に見られる、本堂の縁側から望むアジサイと初夏に咲くコスモスのコラボレーションはまさに絶景です。

境内には国宝に指定されている楼門をはじめ、貴重な文化財が多数点在しています。歴史的建造物と四季折々の花が織りなす美しい光景をぜひ美しい光景を楽しんでください。

■般若寺
奈良県奈良市般若寺町221
9時~17時(最終受付16時30分)※時期により短縮拝観時間あり、詳細は公式HPを要確認
なし
【通常拝観料】大人500円、中学・高校生200円、小学生100円※5月~6月・9月~11月に花期特別拝観料あり、詳細は公式HPを要確認
近鉄奈良駅より奈良交通バスで約10分/奈良駅より奈良交通バスで約15分
あり(有料)
「般若寺」の詳細はこちら
「般若寺」の口コミ・周辺情報はこちら

(画像提供:一般財団法人 奈良県ビジターズビューロー)

▼般若寺より徒歩約1分

植村牧場

搾りたての牛乳やソフトクリームを堪能

(画像提供:植村牧場)

植村牧場は、般若寺のすぐ向かいにある1883(明治16)年創業の小さな牧場です。木造の牛舎の中には30頭余りの乳牛や羊、ヤギが飼育されており、のどかな雰囲気を感じられます。

(画像提供:植村牧場)

敷地内にはカフェレストランも併設。しぼりたての牛乳でつくったソフトクリームや、シェフ自慢のランチが味わえます。

■植村牧場
奈良県奈良市般若寺町168
10時~17時【売店】11時~15時【レストラン】11時~16時(ランチLO14時)
【レストラン】水
牛乳200円、ソフトクリーム450円
奈良駅より奈良交通バスで約19分/京奈和自動車道木津ICより約10分
あり(無料)
「植村牧場」の詳細はこちら

(画像提供:植村牧場)

▼植村牧場より徒歩約11分

向出醤油醸造元

伝統製法により生まれる風味豊かで香り高い醤油

(画像提供:向出醤油醸造元)

1879(明治12)年から続く、老舗の向出(むかいで)醤油醸造元。お店の奥から漂う醤油の豊潤な香りで、思わず足を踏み入れたくなるお店です。

6代目に受け継がれた今でも創業以来の製法で醤油を造り続けています。当主が目・鼻・舌を使って自分が納得するまでこだわり、原料の選定から処理、麹造り、諸味の管理や製品に至るまですべて一人でこなしているそうです。

手間暇かけて作られた醤油をお土産にするのもいいですね。

■向出醤油醸造元
奈良県奈良市手貝町22-1
9時~17時
不定
奈良駅より奈良交通バスで約14分
なし
「向出醤油醸造元」の詳細はこちら

(画像提供:向出醤油醸造元)

▼向出醤油醸造元より徒歩約10分

散華美術館

蓮の花をかたどった、奈良で生まれた芸術品

(画像提供:散華美術館)

散華(さんげ)とは、花を撒いて諸仏を供養すること。元々は生花が使われていましたが、いつのころからか蓮をかたどった色紙で代用するようになり、奈良で誕生した芸術品として地元で愛されてきました。

(画像提供:散華美術館)

寺院で法要をする際、何千枚もの紙花が御堂の屋根から撒かれます。美しいデザインの散華が空に舞う様子は見ごたえがあるので、機会があれば一度は見てみたいですね。

一部の寺院では、著名な画家に依頼した原画で散華を制作し、記念品として使用・販売しており、それらを収集する人も少なくないのだとか。美術館では著名な作家の散華展示や販売のほか、各札所で授与される散華を集める散華巡りのアドバイスもしてくれるので、訪れるとひと味違った奈良旅行になるかもしれません。

■散華美術館
奈良県奈良市西笹鉾町24
【第2・第3土】13時~16時【第2・第3日】11時~16時※要予約、平日個別対応あり
平日・第1土日・月末土日※時期により異なる場合あり、詳細は公式HPで要確認
【入館料】500円
近鉄奈良駅より徒歩13分/京奈和自動車道木津ICより15分
なし
「散華美術館」の詳細はこちら

(画像提供:散華美術館)

※この記事は2024年9月24日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載の価格は全て税込価格です。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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