• 
• 
• 
• 
• 

だんだんと秋も深まり、木々が色付き始めましたね。そこで今回は東海エリアの11月・12月に見頃を迎える紅葉スポットをご紹介します。「愛岐トンネル群」や「赤目四十八滝」など一度は見たい有名紅葉名所などを集めてみました。見頃順に紹介しているので、どこに行こうか迷っている人は時期から選んでみるのもおすすめです！この記事を参考に、ぜひお出かけしてみてくださいね♪

11月上旬から見頃のスポット

恵那峡【岐阜県・恵那市】

温泉やレジャーも充実した、大パノラマの絶景名所。
「恵那峡公園」を中心に、周辺にはテーマパークや温泉宿、展望台など眺望を楽しむための施設がほどよく点在。「恵那峡」は約100年前に木曽川を大井ダムで堰き止めて造られた人造湖で、両岸に茂る木々の間からは奇岩・怪石が顔をのぞかせる。まずは展望台から爽快なパノラマの景色を。遊覧船乗り場の近くには茶屋や土産店もあるので、のんびり歩いたり、ゆったりとした時間をすごすならこちらもおすすめ。

河内渓谷【三重県・津市】

透明な水と紅葉が織りなす渓谷美。
安濃川と周辺の巨岩が織りなす美しい渓谷。特に景色の良い「忍田橋」周辺は、橋を覆うような紅葉が見事。赤やオレンジのもみじがグラデーションを描き、頭上から谷底まで鮮やかに染めあげる。

香落渓【三重県・名張市】

斧で割ったような岩壁と、ワイルドな紅葉がコラボ。
青蓮寺湖から南へ向かって約8kmにわたって続く景勝地。空に向かってそびえる印象的な絶壁は、今から1500万年ほど前の室生火山群の大規模な噴火によって流れ出た溶岩の跡。冷えた溶岩が柱状節理と呼ばれる割れ目を作り、これが独特の景観を生み出している。青蓮寺湖方面から南へ下り、トンネルを抜けたところからが「香落渓」の始まり。散策する場合は河鹿橋付近の旧ヤナ場と紅葉谷の駐車場の利用を。

赤目四十八滝【三重県・名張市】

伊賀忍者も心身を鍛えた幽玄の地。
“忍者修行の地”として名高い地で、秋にはイロハモミジやヤマザクラ、カエデなどが渓谷を染め上げる。点在する滝を見ながら歩く3.3km、片道1時間半程度の遊歩道はマイナスイオンたっぷり！

11月中旬から見頃のスポット

鳳来寺山【愛知県・新城市】

切り立つ岩と原生林が見守る霊山。
利修という仙人によって1300年前に開山された霊山で、標高695mの山の中腹には古刹・鳳来寺が立つ。麓の表参道や鳳来寺山へと向かう遊歩道では、それぞれ雰囲気の異なる紅葉を楽しめる。

香嵐渓【愛知県・豊田市】

言わずと知れた紅葉名所は、本数もやっぱりスゴかった！
東海きっての定番名所「香嵐渓」。各地の名所を見渡してみても、4000本というのは実はかなり突出した数字。約400年前に香積寺の和尚がもみじを植え始めたのが始まりで、以降、地元の人々の手でここまで大規模になったというから驚く。

小原四季桜【愛知県・豊田市】

桜と紅葉が一度に見られるレア名所。
夏の間に大きく成長した花芽が秋に開花し、小さい花芽が翌春に開花する珍しい品種の桜が地区内に1万本。ちょうど紅葉の時期と重なるため、珍しいコラボレーションを見ようと多くの人が訪れる。

くらがり渓谷【愛知県・岡崎市】

豊かな自然が残る静かな景勝地。
岡崎市の市街地を流れる乙川の支流、男川の源流に近い渓谷。野生動物も生息する手付かずの自然が残り、キャンプ場も整備されている。秋にはカエデやクヌギが紅葉し、清らかな渓流を鮮やかに彩る。

定光寺【愛知県・瀬戸市】

隣接の定光寺公園と合わせて散策を。
尾張徳川藩祖の徳川義直公の廟所のある寺院（廟所は工事のため来春まで拝観不可）。境内は悠久の歴史の香りが漂い、西側にある高台の展望台からは、紅葉に縁取られた名古屋市街地も見渡せる。

東山動植物園【愛知県・名古屋市】

動物園に隣接した広大な自然を歩く。
イロハモミジやハウチワカエデなどをはじめ約500本が紅葉。広大な敷地は山野を歩くような雰囲気で、中でも合掌造のある奥池や日本庭園に連なる紅葉は必見。

白鳥庭園【愛知県・名古屋市】

中部地方を表現した庭園が鮮やかに。
御嶽山や木曽川など中部地方の地形をモチーフにした池泉回遊式庭園。約1500本の木々が紅葉する様は市内とは思えない美しさ。「観楓会」では茶会やおもてなし市などを開催。紅葉時期は公共交通機関の利用がおすすめ。

徳川園【愛知県・名古屋市】

四季折々に美しい庭園も秋一色に。
尾張徳川家二代藩主・徳川光友の隠居所として造営された大曽根屋敷を再現。イベント期間中はキッチンカーの出店やハープ演奏などを日によって実施。ライトアップ期間中は延長開園。

博物館 明治村【愛知県・犬山市】

歴史的建造物に紅葉が彩りを添える。
明治時代を中心とする貴重な歴史的建造物を移築・保存する野外博物館。まるでタイムトリップしたかのような気分が味わえる広大な村内を秋は赤や黄色の鮮やかなもみじが彩り、いっそう情緒あふれる雰囲気に。

犬山寂光院【愛知県・犬山市】

10万坪の境内に役1000本が色づく。
尾張古刹の千手観音霊場で、境内全域が自然豊かな国定公園の一部。カエデやモミジは巨木が多く、細かい葉が色鮮やかに染まるのが特徴。その美しさから“尾張のもみじ寺”と呼ばれる紅葉の名所。

祖父江のイチョウ【愛知県・稲沢市】

銀杏の産地が黄色一色に染まる。
冬の季節風である伊吹おろしから屋根を守るために植えられたイチョウの木。50年ほど前からさらに栽培が盛んになり、今では約1万本が町中に点在。イベントでは特産品や飲食物の販売などを予定。

大矢田神社もみじ谷【岐阜県・美濃市】

ヤマモミジ樹林とともに、千年のときを紡ぐ。
普段は社務所も無人。静かに参拝者を待つ、といった風情の「大矢田神社」は江戸時代初期に本殿が造られた歴史ある神社。開山は718年、神様を祀り始めたのは紀元前との説もあり、この場所の歴史を紐解けば、気の遠くなるような時間が流れている。国の天然記念物にも指定されたヤマモミジの原生林の中には、樹齢千年を超える古木も。煙るような紅葉に、悠久の時を重ねたい。

学びの森 プロムナード【岐阜県・各務原市】

200m続く黄金のイチョウ並みを散歩。
市民の安らぎの場として親しまれている「学びの森」では、真っ直ぐに延びたプロムナードにある約70本のイチョウが一斉に黄葉。落葉が始まると、まるで黄色の絨毯を敷き詰めたかのような光景に。

霞間ヶ渓公園【岐阜県・池田町】

紅葉越しに眺める町並みにも和む。
春に桜が咲く様子を遠くから眺めると、薄桃色の霞がかかったように見えることからこの名が付いた公園。秋にはヤマザクラなどの紅葉樹約500本が色づき、春とは一味違った風景が広がる。

多良峡【岐阜県・大垣市】

清流に映える赤もみじを愛でに。
「飛騨・美濃紅葉33選」や「大垣景観遺産」にも選ばれた全長2.5kmの渓谷。秋にはケヤキやコナラなどの木々が色づき、山全体が紅葉に。紅葉期間中は渋滞緩和のため9時～16時まで一方通行規制。

養老公園【岐阜県・養老町】

カラフルな紅葉の中を滝まで散歩。
ヤマモミジやカエデ、イチョウなど園内では約3000本の木々が紅葉。「日本の滝百選」に指定された落差30mの養老の滝周辺、真紅のもみじと鮮やかな落ち葉の絨毯が美しいせせらぎ街道も必見。

鳴谷山 聖宝寺【三重県・いなべ市】

11月中旬には本堂を一般公開。
平安時代初期の創建。11月16日（土）～24日（日）には本堂を一般公開し、最終日にはご本尊の十一面千手観音像をご開帳。ご本尊の位置を視点に造られたという庭園や、池に映る逆さ紅葉が心を癒やす。

上野公園【三重県・伊賀市】

歴史情緒あふれる公園で秋の一日。
立派な石垣の上に立つ伊賀上野城を背にした紅葉が見事。同じ公園内にあり、松尾芭蕉生誕300年を記念して建てられた俳聖殿（はいせいでん）周辺が最ももみじの色づきが早く、散ったあとも美しい。

修善寺 虹の郷【静岡県・伊豆市】

紅葉を眺めながら海外旅行気分に。
50haの広大な丘陵地にイギリス村、カナダ村などがあり各国の情緒が味わえる。約1000本のもみじ林など、合わせて約2000本もの紅葉が園内を染める。

白糸ノ滝【静岡県・富士宮市】

滝周辺はマイナスイオンたっぷり。
絹のように細い滝が幾筋も流れる様は壮観。本滝の一部を除くほとんどが富士山からの湧水で、周辺をカエデやウルシの紅葉が演出。隣接の「音止の滝」には昨年展望台が完成。合わせて足を運んでみて。

11月下旬から見頃のスポット

岡崎市東公園【愛知県・岡崎市】

子どもにやさしい公園は、秋も綺麗な実力派スポット。
動物園に遊具、恐竜モニュメントなど子ども向けの施設が強調されがちな「岡崎市東公園」。実は園内に約1500本ものイロハカエデが植栽されており、街なかの紅葉狩りスポットとしてはなかなかの規模。昼間は公園でピクニック、日暮れからはライトアップされた紅葉を眺めながら、一味違った世界に浸る。そんな時間が過ごせるのも、緑豊かで施設が充実したここならでは。

国宝犬山城【愛知県・犬山市】

凛とした城の雄姿と紅葉のコラボ。
国宝指定五城の一つで、天守は日本最古とされる。天守前広場や、石の階段が鮮やかな登閣道の紅葉が見もの。同時期には遊覧船「桃太郎紅葉船」も運航（詳細は木曽川観光HP）。

愛岐トンネル群 秋の特別公開【愛知県・春日井市】

産業遺産を9日間だけ見学できる。
春日井市と多治見市にまたがる全長8kmのトンネル群。一度は人々に忘れ去られた廃線が40年ぶりに発見され、全13基のうち4基を春と秋に特別公開。

なばなの里【三重県・桑名市】

光に照らし出された幻想的な紅葉。
イロハモミジやヤマモミジなど400本以上が植えられ、同時期に開催するイルミネーションと相まって、オンリーワンの情景を作り出す。イルミネーションは10月19日（土）からスタート。

水沢もみじ谷【三重県・四日市市】

百人一首にも詠まれた紅葉名所。
約200mの谷間に約300本のもみじやイチョウが群生。この地の歴代藩主に大切に保護され、今でも県内屈指の紅葉名所として守られている。もみじ谷を起点に、宮妻峡までハイキングするのも楽しい。

熱海梅園【静岡県・熱海市】

早咲きの梅と遅めの紅葉がコラボ!?
紅葉時期が遅く、さらに11月中旬頃からは早咲きの梅が開花するため、運が良ければ紅葉と梅の花を同時に見られることも。イベント期間中は足湯のほか日によってジャズ演奏や甘酒無料配布を実施。

大草山展望台【静岡県・浜松市】

絶景展望台から紅葉と浜名湖を一望。
湖上を渡るロープウェイとしては日本唯一の「かんざんじロープウェイ」に乗って、標高113mの「浜名湖オルゴールミュージアム」へ！展望台から紅葉を眺めよう。

浜松城公園【静岡県・浜松市】

紅葉を眺めながら家康の足跡を辿る。
徳川家康ゆかりの浜松城を中心とした公園。日本庭園を中心にカエデやイチョウ、ケヤキなどが紅葉し園内を鮮やかに彩る。「せせらぎの池」周辺の湖面に映る紅葉も見もの。

方広寺【静岡県・浜松市】

ホッと休まる山寺でのひととき。
約650年前に創建された臨済宗の寺院。参道は深い緑に包まれ、立派な大杉や五百羅漢なども点在。イベント期間中は通常非公開の開山堂を公開するほか、重要文化財の釈迦三尊像もライトアップ。

法多山 尊永寺【静岡県・袋井市】

燃えるような紅葉を見ながら本堂へ。
“はったさん”と呼ばれて親しまれる真言宗の古刹。参道から本堂へ続く長い階段にたくさんのもみじが植えられ参拝客を和ませる。紅葉時期限定の御朱印や、150年以上の歴史を持つ厄除け団子も定番。

遠江国一宮 小國神社【静岡県・森町】

聖なる川×橋×紅葉。感動のリフレクション。
「小國神社」の秋をいっそう美しいものにしているのが、神域を南北に流れる宮川の存在。源流は本殿のはるか北、奥宮が鎮座する本宮山にあり、山からの清冽な水が静かに境内へと流れ込む。川沿いには大小のもみじが約1000本。穏やかな水面に紅葉が映る様は、えも言われぬ幽玄の世界。宮川に沿って散策路が整備されているので川縁に下りての撮影もできる。異世界に溶け込むような幻想的な景色を心に焼き付けて。

メタセコイア並木【滋賀県・高島市】

レンガ色に輝くシンメトリー絶景。
マキノ高原へと向かう全長2.4kmの並木道。車道の両側に約500本のメタセコイアが植えられ、春夏秋冬さまざまな表情を見せてくれる。じっくり眺めたい場合は「マキノピックランド」に駐車を。

※この記事は2024年8月6日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

• 
• 
• 
• 
•