冬に旅行で行きたい観光スポットを紹介します!雪景色やライトアップのような美しい絶景、流氷、樹氷といった自然現象、体があたたまる温泉など、この時期ならではの楽しみが満載です。カップルや友人同士、家族旅行と冬の旅行を計画する際の参考にしてくださいね♪
【北海道】プユニ岬
自然が造り出した奇跡の絶景・白銀の大海原


北海道の東側、ロシアのシベリアから流れ着くオホーツク海の流氷は、例年2月中旬頃から3月上旬頃までが見頃です。
その流氷の絶景スポットとして知られるのが、プユニ岬。オホーツク海の中でも特に早い時期に、海全体が真っ白な流氷に覆われた様子を高台から眺められます。

さらに、海岸線やウトロ港も一望できます。夕日で白銀の世界が真っ赤に染まる様は圧巻ですよ。
(画像提供:知床斜里町観光協会)
【北海道】函館山展望台
雪できらめきを増す冬の夜景

北海道・函館山展望台から望む、夜の函館の街は“100万ドルの夜景”とも称されるほど見事な景色です。特に冬は空気が澄み、外灯やネオンの明かりが雪に反射して輝きを増す季節なのだそう。
ロープウェイを利用して、日没の30分ほど前に山頂へ行くと夕焼けの赤からブルー、そして漆黒へと移りゆく街に光が少しずつ灯っていく景色が眺められますよ。

また、例年12月~2月の間は「はこだてイルミネーション」が開催され、函館山の麓あたりの坂をきらびやかなイルミネーションが彩ります。
市内の教会などのライトアップも行われるので、時期を合わせて訪れてみてください。
※山頂駐車場は通行規制の時間帯あり。車両用登山道は冬季閉鎖
北海道函館市元町19-7
【4月20日~9月30日】10時~22時【10月1日~4月19日】10時~21時
なし※秋頃に法廷整備点検のため運休あり。詳細は公式ホームページを要確認
【ロープウェイ往復乗車料金】中学生以上1800円、子ども900円
【ロープウェイ山麓駅】十字街電停より山麓駅まで徒歩10分/道央自動車道大沼公園ICより函館山展望台まで55分
あり(無料)
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(画像提供:函館山ロープウェイ株式会社)
【山形県】蔵王ロープウェイ
厳しい気象条件が生み出す“スノーモンスター”は必見

山形県と宮城県にまたがる蔵王連峰では、例年12月下旬~2月下旬頃に樹氷が見られます。
樹氷とは、ロシアのシベリアから吹く風により針葉樹の一種であるアオモリトドマツが雪や氷に覆われる現象のこと。蔵王温泉街と山頂を結ぶ、蔵王ロープウェイからよく見渡せます。

蔵王の樹氷は“スノーモンスター”と呼ばれるほど大きな形をしており、それらが立ち並ぶ様子は圧巻です。

ロープウェイで登った先には蔵王温泉スキー場があり、樹氷を見ながら滑走できるコースやレストラン、展望台などが併設されています。
山形県山形市蔵王温泉229-3 蔵王ロープウェイ山麓駅
【蔵王ロープウェイ】8時30分~17時※夜間運行営業時は~21時(上り最終19時50分)
冬季期間中はなし※悪天候時は運休の場合あり
【ロープウェイ往復乗車料】中学生以上3800円、小学生1900円※変更の可能性あり。詳しくは公式ホームページを要確認
山形駅よりバスで50分/山形自動車道山形蔵王ICより20分
あり(無料※土・日・祝は有料)
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(画像提供:蔵王ロープウェイ株式会社)
【山形県】銀山温泉
ガス灯がともる温泉街に雪が積もる、ロマンチックな光景

大正ロマンの風情あふれる温泉地・銀山温泉。山形県の北東部に位置しています。大正末期から昭和初期に建てられた、三層や四層の木造旅館が川沿いに軒を連ねる街並みが特徴的です。

日が暮れると温泉街にガス灯の明かりがともり、ロマンチックな雰囲気になります。冬は静かに降り積もる雪とあわさって、まるで絵画のような冬景色が見られますよ。

銀山温泉の湯は、細かな湯花が混じった無色透明。熱めのお湯が体を芯から温めてくれます。
温泉街には共同浴場しろがねの湯や足湯などもあり、日帰り利用でも温泉を堪能できます。食べ歩きや散策も楽しいですよ。
山形県尾花沢市銀山新畑429
施設により異なる
施設により異なる
施設により異なる
大石田駅より市営バスで35分/東北中央自動車道尾花沢ICより30分
あり(無料)
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(画像提供:銀山温泉観光案内所)
【福島県】猪苗代湖
極寒の湖を彩る氷の芸術・しぶき氷と華麗な白鳥

福島県の真ん中に位置する猪苗代湖(いなわしろこ)。冬は、湖水が風にあおられて岸辺の木々に凍り付くしぶき氷が名物です。例年1月~2月の冬の最も寒い時期に天神浜から南側の林を抜け、長瀬川の河口に向かうあたりで見られます。

また、ロシアのシベリアから飛んでくる白鳥も、猪苗代湖の冬の風物詩のひとつ。湖の北東にある志田浜や、遊覧船乗り場近くの長浜に多く飛来します。
志田浜には、白鳥の湖像というブロンズ像も置かれているので、一緒に記念写真を撮るのも良いですね。
(画像提供:猪苗代観光協会)
【茨城県】大洗磯前神社
海に浮かぶ鳥居を波と霧が包みこむ

古くから家内安全や海上交通のご利益がある、茨城県の大洗磯前神社。鹿島灘にせり出した岩の上に建つ“神磯の鳥居”で広く知られています。
また、天気の良い寒い冬の日には海面から蒸発した水蒸気が、大気で急激に冷えることによって生じる気嵐(けあらし)が発生する場合もあります。鳥居が波しぶきと気嵐に包まれる様は、とても幻想的です。
また、太平洋から朝日が昇る前後に見られる神々しい鳥居の姿も絶景ですよ。
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
【5月~8月】5時30分~18時【9月~4月】6時~17時
なし
参拝自由
大洗駅よりバスで15分/東水戸道路水戸大洗ICより15分
あり(無料)
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(画像提供:観光いばらき フォトライブラリー)
【茨城県】袋田の滝
巨大な滝が凍てつく大迫力の冬景色

茨城県にある袋田の滝は、「日本三名瀑」のひとつで高さ120m、幅73mの大きさを誇ります。極寒の冬には滝全体が真っ白に凍結する氷瀑が見られるスポットです。例年、秋から冬にはライトアップも行われますよ。
じっくり鑑賞するには、滝つぼから約10mの距離にある第1観瀑台や、真上から滝の全景を見下ろせる第2観瀑台からの眺めがおすすめ。
さらに第1観瀑台のそばにある吊り橋を渡れば対岸の散策も可能です。渓流沿いを歩きながら風景を望めます。
茨城県久慈郡大子町袋田
【5月~10月】8時~18時【11月】8時~17時【12月~4月】9時~17時
なし
【袋田の滝トンネル利用料】大人300円、子ども150円
袋田駅よりバスで10分、終点下車徒歩10分/常磐自動車道那珂ICより50分
なし
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(画像提供:大子町観光協会)
【長野県】地獄谷野猿公苑
温泉に入る野生のニホンザルが観察可能

豊かな自然の中で野生のニホンザルの興味深い生態を間近で観察することができる、長野県の地獄谷野猿公苑。
寒さをしのぐために温泉に入るサル達の姿が印象的で、近年は“スノーモンキー”として海外の観光客からも注目を集めているそう。寒空の下、温泉でリラックスする姿は人間のようで親近感が沸きますね。※野生のサルなので、出会えないこともあります

地獄谷野猿公苑は山の中に位置し、車両の入れるエリアから30分ほど歩きます。冬場は、暖かい服装や滑りにくい靴で訪れるようにしましょう。
長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6845
【4月~10月頃】8時30分~17時【11月~3月頃】9時~16時
なし
【入苑料】18歳以上800円、小・中・高校生400円
【駐車場まで】上信越自動車道信州中野ICより30分
あり(無料)
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(画像提供:株式会社地獄谷野猿公苑)
【長野県】野沢温泉
雪に包まれた温泉街で、複数の外湯を巡る

長野県の野沢温泉は、昔ながらの風情が残る温泉街。開湯700年以上という長い歴史を持ちます。
ほのかに温泉の香りが漂う温泉街では、13カ所の温泉を巡る「外湯めぐり」も楽しみのひとつ。中にはお湯の温度がとても熱い施設もあるので、好みに合わせて選んでくださいね。

昔、ケガをした熊が傷を癒したという伝説を持つ熊の手洗湯は、あつ湯とぬる湯に分かれており、比較的入りやすいのでおすすめです。

また、共同浴場では温泉たまごを作れる場所もあります。土産店で購入できる生卵をお湯に浸けておけば、入浴している間にトロトロの温泉たまごができあがりますよ。
冬には、温泉街から車で5分程度の場所にスキー場もオープンし、広いゲレンデときめ細やかなパウダースノーでウィンタースポーツを楽しめます。
長野県下高井郡野沢温泉村
施設により異なる
施設により異なる
施設により異なる
飯山駅よりバスで25分/上信越自動車道豊田飯山ICより30分
なし
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(画像提供:野沢温泉マウンテンリゾート観光局)
【新潟県】越後湯沢温泉
スキーに温泉、日本酒まで!多彩に楽しめるスノーリゾート


川端康成の小説『雪国』の舞台として知られる、新潟県の越後湯沢温泉。冬はスキーと温泉が満喫できるエリアとして多くの人が訪れます。新幹線や車で行けるなど、都心部からのアクセスが良いのも魅力です。

温泉は多様な泉質のお湯に浸かることができ、気軽に立ち寄れる共同浴場も各所に点在。道の駅に併設の共同浴場「街道の湯」(入浴料:大人600円、子ども250円、3歳以下無料)には、露天風呂もあり、冬は雪見風呂を楽しめます。
また、新潟県は日本酒の名産地。越後湯沢駅構内にある「ぽんしゅ館」では、湯船に日本酒を注いだ酒風呂を満喫したり、100種以上の日本酒の試飲も可能です。
500円でおちょこ1個とコイン5枚が渡されるので、好きな銘柄を選びましょう。※銘柄によって必要なコインの枚数が異なります
新潟県南魚沼郡湯沢町
施設により異なる
施設により異なる
施設により異なる
越後湯沢駅より徒歩1分/関越自動車道越後湯沢ICより1分【街道の湯】関越自動車道越後湯沢ICより15分
施設により異なる
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(画像提供:湯沢町観光まちづくり機構)
【石川県】兼六園
雪景色の庭園に映える繊細な雪吊りの美しさ

石川県金沢市にある国指定の特別名勝・兼六園。土地の広さを活かして、池、築山(つきやま)、御亭(おちん)を配置した、回遊式の庭園です。敷地内を回遊しながら鑑賞することができます。
冬を迎える前に行われる「雪吊り」は、金沢の冬の風物詩。雪の重さから枝を守るために、ひとつずつ職人が手作業で縄を張っていきます。雪が積もり、真っ白に染まった庭園も水墨画のような美しさです。

また、例年2月中旬~下旬にかけて開かれる「金沢城・兼六園ライトアップ【冬の段】」では、ライトアップされた厳かで神秘的な夜の庭園が見られます。※開催日程は変更の場合あり。詳細は公式ホームページを要確認
石川県金沢市兼六町1
8時~17時※季節により変動あり。詳細は公式ホームページを要確認
なし
【入園料】18歳以上320円、6歳~18歳未満100円
金沢駅よりバスで15分/北陸自動車道金沢西IC・金沢東ICより30分
なし
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(画像提供:石川県金沢城・兼六園管理事務所)
【福井県】東尋坊三国温泉
越前がにも海を眺めながらの入浴も満喫できる贅沢な温泉地

福井県・東尋坊三国温泉は、越前海岸や東尋坊にほど近い場所にあります。三国漁港直送の穫れたての海の幸を味わえますが、中でも冬の越前がにが人気です。

底引き網で漁獲された越前がには、冷凍せず捕れたままの状態で持ち帰ってくるので新鮮。茹でがに、かにすき、甲羅焼き、お刺身など、いろいろな食べ方が楽しめます。

温泉は、海の近くにあるので海洋性ミネラルが豊富。保温・保湿効果が高いといわれており、体の芯まで温まって疲れを癒せそう。
夕日が沈む海を眺めながら温泉に浸かって、上質なかにをたっぷりといただくといった冬ならではの贅沢が体験できます。
福井県坂井市三国町宿~浜地
施設により異なる
施設により異なる
施設により異なる
三国港駅より徒歩10分/北陸自動車道金津ICより20分
なし
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(画像提供:福井県観光連盟)
【静岡県】河津川
鮮やかな桜並木で一足早い春を感じる

河津桜は、例年2月初旬~3月初旬に濃いピンク色の花を咲かせる早咲きの桜です。
静岡県の河津川沿いには約850本が立ち並び、圧巻の眺め。黄色い菜の花や真っ赤な館橋とのコラボレーションも見事です。

河津町内には約8000本の河津桜があり、毎年2月1日~2月末日にかけて「河津桜まつり」が開催されます。期間中はライトアップも行われ、昼間とは異なる趣の夜桜も楽しめます。
開花情報は公式ホームページで確認できるので事前に確認してくださいね。
(画像提供:河津町観光協会)
【岐阜県】白川郷
雪にすっぽりと包まれた幻想的な合掌造り集落

日本の原風景が広がる、岐阜県の白川郷。世界遺産にも登録された、合掌造りの家が立ち並ぶ集落です。
中でも冬は最もドラマチックな風景が見られる季節。合掌造りの建物が雪に埋まり、まるで昔話の世界のような景色が広がります。豪雪地帯なので、多い時には2~3mも積もるそう。

ちなみに合掌造りとは、手のひらを合わせた形のように見えることから名付けられたといわれています。

敷地内の建物は一般公開されているものや宿泊できるものもあり、農村の文化や暮らしに触れられます。実際にこの土地で生活している住民もいるので、迷惑にならないよう配慮しながら巡りましょう。
岐阜県大野郡白川村荻町
8時~17時※ライトアップなどイベント開催日を除く
なし
施設により異なる
東海北陸自動車道白川郷ICより5分
あり(有料)※8時~17時の間利用可(入場は16時30分まで)
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(画像提供:白川郷観光協会)
【滋賀県】メタセコイア並木
高原に続く約500本の並木道の雪化粧

滋賀県にあるマキノ高原への続く道として、約2.4kmに渡って続くメタセコイアの並木道。
新緑や紅葉のシーズンも綺麗な景色が望めますが、特に冬の時期、白銀の田園に約500本の木々が凛と立ち並ぶ姿は格別です。

樹高12mにも及ぶまっすぐ伸びた枝に着雪した様子は、気象条件が揃わないと見ることができない、とても貴重な風景です。
危険防止のため、路上駐停車は禁止されています。車から降りて散策する場合、並木沿いの農業公園マキノピックランドの無料駐車場が利用可能です。マナーを守って楽しんでくださいね。
滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野
散策自由
なし
無料
マキノ駅からバスで6分/北陸自動車道木之本ICより30分
なし※農業公園マキノピックランドの無料駐車場利用可
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(画像提供:びわ湖高島観光協会)
【京都府】貴船神社
積雪日の夜間のみ行われるライトアップが魅力

水の神様を祀り、縁結びのご利益がある、京都府の貴船神社。春日灯籠の朱色と雪の白さのコントラストが美しい石段の参道は、積雪日には夜にライトアップが行われ、より一層幻想的な風景が楽しめます。
ライトアップについては当日15時に公式ホームページやSNSで発表されるのでチェックしてください。

雪が深く積もると境内は厳かな雰囲気に包まれます。貴船神社は貴船山と鞍馬山とに挟まれた谷あいにあるため、訪れる際は歩きやすい服装や靴がおすすめです。
京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
【5月1日~11月30日】6時~10時【12月1日~4月30日】6時~18時※ライトアップ開催期間中は参拝時間延長
なし
参拝無料
貴船口駅よりバスで4分/名神高速道路京都東ICより50分
あり(無料)
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(画像提供:貴船神社)
【京都府】天橋立
一度は見ておきたい、冬の早朝に現れる幻の雪景色

「日本三景」のひとつとして知られる、京都府の天橋立(あまのはしだて)。幅約20~170m、全長約3.6kmの砂州に約6700本もの松が茂り、その形が天に架かる橋のように見えることから、この名が付いたそう。
白砂青松のイメージが強い天橋立ですが、雪景色も知る人ぞ知る絶景。寒い冬の朝、凍った松葉の一本一本にまで細かな新雪が積もった様子は格別です。日が昇ると松葉の雪化粧は溶けてしまい、長くは見られないため“幻雪の昇龍観”と呼ばれています。
天橋立を北側から一望できる傘松公園や南側から望める天橋立ビューランドは、展望スポットとしておすすめです。
京都府宮津市字文珠 天橋立公園内
散策自由
なし
無料
天橋立駅より徒歩5分/京都縦貫自動車道宮津天橋立ICより10分
あり(有料)
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(画像提供:天橋立観光協会)
【兵庫県】灘黒岩水仙郷
真っ青な空と海を背に可憐な水仙が咲き誇る

淡路島の南部に位置する灘黒岩(なだくろいわ)水仙郷は、1月上旬から2月中旬に見頃を迎える水仙の群生地。例年12月下旬から2月下旬のみ開園されているスポットです。
諭鶴羽(ゆづるは)山の斜面に可憐な水仙が咲き誇ります。諭鶴羽山は45度の急斜面で海に落ち込む地形となっており、独特の風景が見られますよ。
遊歩道沿いの紅白の梅並木とレモン色の水仙、青い海のコントラストは見事です。
開花情報は、南あわじ市役所の公式ホームページやSNSでチェックしてください。

2023年12月には、展望デッキやイートインスペースが新しく併設されました。
見晴らしの良い屋上の展望デッキからは、一面に広がる瀬戸内海や、国生み神話で知られる離島・沼島が眺められます。
兵庫県南あわじ市灘黒岩2
9時~17時(最終入園16時30分)
なし
【入園料】高校生以上600円、小・中学生300円
神戸淡路鳴門自動車道西淡三原ICより40分
あり(無料)
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(画像提供:南あわじ市商工観光課)
【愛媛県】肱川あらし展望公園
うねりを立てて流れる霧の川は圧巻

秋から冬にかけて、愛媛県の肱川河口付近で時折見られる、肱川あらし。よく晴れた日の朝に、冷気が霧を伴って川沿いを一気に流れ出すという珍しい現象です。
強風が音を立ててうねりながら長浜大橋を吹き抜け、霧の川が海へと流れ出る壮大な光景は、大自然の神秘を感じさせます。

肱川あらしを見るなら、肱川あらし展望公園がおすすめ。高台にある公園からは、瀬戸内海に浮かぶ島々や、国の重要文化財に指定されている道路可動橋・長浜大橋なども一望できます。夕日も綺麗に見られますよ。
愛媛県大洲市長浜甲788-1
散策自由
なし
無料
伊予長浜駅よりタクシーで15分/松山自動車道伊予ICより40分
あり(無料)
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(画像提供:大洲市役所)
【熊本県】黒川温泉
温泉街を温かく包む冬季限定の湯あかり

緑豊かな山々に囲まれた、熊本県の黒川温泉。田ノ原川沿いに30軒ほどの旅館が集まる温泉地です。
寒い冬には、温かい竹の明かりが川端通りを彩る「黒川温泉 湯あかり」が実施され、たくさんの鞠灯籠が温泉街を優しく照らします。2024年は12月下旬から開催です。
ちなみに湯あかりは、放置された竹林が周りの木々を枯らしてしまうのを防ぐため、伐採した竹を有効活用するプロジェクトとして始まったのだとか。

温泉は、豊富な湯量と効能が自慢。黒川温泉内にある26カ所の露天風呂から、好きな3カ所を選んで利用する「入湯手形」(1枚1500円)で湯めぐりを満喫できます。
温泉街には食べ歩きができる飲食店や土産店も充実しているので、ぜひ散策も楽しんでくださいね。
熊本県阿蘇郡南小国町満願寺
施設により異なる
施設により異なる
施設により異なる
大分自動車道日田ICより60分
あり(無料)
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(画像提供:黒川温泉旅館組合)
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※この記事は2024年09月11日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。