日本全国から美しい初日の出を見られるおすすめの場所を紹介します。山頂やパノラマビューの展望台といった景勝地、水平線から昇る朝日を望む海岸など、絶景スポットをまとめました。元旦に初日の出が見られる各地の予定時刻も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【宮城県】三陸復興国立公園 岩井崎
吹き上げる波しぶきも朝日でオレンジ色に染まる絶景
海岸沿いに南北約250kmも続く、広大な敷地を有する「三陸復興国立公園」。自然が作り上げた景勝地が数多く点在する名所です。
中でも「岩井崎」では、松林に囲まれた美しい岬の先端から、波の浸食で生まれた洞窟に波が打ち寄せるたび潮が吹き上がるダイナミックな景観美を楽しめます。
波しぶきを見ながら初日の出が拝める場所としても知られており、雄大な太平洋の海岸線から日が昇り、あたり一面が鮮やかなオレンジに色づくさまは圧巻です。
宮城県気仙沼市波路上岩井崎1
陸前階上駅よりタクシーで約6分/三陸自動車道大谷海岸ICより約15分
あり(無料)
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(画像提供:気仙沼市階上観光協会)
【山形県】上山城
町を一望する名城の展望台から拝む初日の出
美しい城郭が特徴で、かつては“羽州の名城”と称された「上山城(かみのやまじょう)」。1692年、当時の幕府の命令により取り壊されましたが、1982年に再建し、城の内部は郷土資料館として多くの文化財が展示されています。
例年元旦は「上山城元旦登城」というイベントが開催され、近くにそびえる三吉山から昇る初日の出が望めます。
上山市中心部の小高い丘の上に建つ上山城の展望台から眺める、雪景色の町と真っ白い城壁を鮮やかに赤く染め上げる様子は息をのむ美しさです。
山形県上山市元城内3-7
【元日】7時15分~16時(最終入館15時30分)【元日以外】9時~17時15分(最終入館16時45分)
木(祝日の場合は直前の平日)
【大人】600円【高校・大学生】500円【小・中学生】200円
かみのやま温泉駅より徒歩8分/東北中央自動車道かみのやま温泉ICより約5分
あり(無料)
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(画像提供:公益財団法人 上山城郷土資料館)
【福島県】波立海岸
小島と鳥居越しに朝日を望む風光明媚な海岸
波の力で丸みを帯びた小石が敷き詰められた海岸。
海に突き出た「弁天島」という小さな島に朱塗りの鳥居があり、海岸の中央部付近では鳥居の奥から朝日が昇る美しい光景を見られます。海岸と弁天島をつなぐ朱塗りの橋付近もビューポイントです。
初日の出を見た後は、海岸の目の前にある「波立薬師」へ初詣に行くのもおすすめ。小さな達磨におみくじが入っている「達磨おみくじ」で、一年の運勢を占うのもいいですね。
(画像提供:いわき観光まちづくりビューロー)
【栃木県】那須高原展望台
眼下に広がる那須高原と、稜線から初日の出が昇る瞬間は感動もの
標高1048mの位置にある「那須高原展望台」は、茶臼岳の南側山麓に広がる那須高原や、遠くには福島・茨城・栃木の3県にまたがる八溝山地(やみぞさんち)を一望でき、大パノラマの絶景とともに初日の出を拝めます。
稜線から太陽が昇る瞬間に、見渡す山々が黄金色の光に染まる様はとても幻想的ですよ。
2010年には、NPO法人地域活性化支援センターから「恋人の聖地」にも選定された展望台。カップルで訪れるのもおすすめです。
栃木県那須郡那須町
24時間
なし
無料
那須塩原駅よりバスで約60分/東北自動車道那須ICより約25分
あり(無料)
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(画像提供:一般社団法人那須町観光協会)
【茨城県】大洗磯前神社
御祭神が降臨したとされる厳かな磯で新年を迎えて
大己貴命(おおなむちのみこと)・小彦名命(すくなひこなのみこと)の2柱を祀る「大洗磯前神社」。
県指定文化財の本殿や、高さ15.6mの大鳥居など見どころも多く、家内安全・海上交通の守り神として信仰を集めてきました。
神社の階段を下りた先にある磯は「神磯」と呼ばれ、2柱の御祭神が降臨されたと伝わる神聖な場所。例年、元旦には朝早くから多くの参拝客が集まります。
日の出とともに神職が神磯の鳥居に降り立ち、一年の安泰を祈願する「初日の出奉拝式」をはじめ、様々な神事も執り行われています。神社では午前0時から「若水祭」、午前6時から「歳旦祭」が行われますよ。
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
【開門・閉門】5月~8月:5時30分~18時、9月~4月:6時~17時【祈祷】8時30分~16時【朱印・授与所】8時30分~16時30分
なし
参拝無料
大洗駅よりバスで15分/東水戸道路水戸大洗ICより約10分
あり(無料)※混雑が予想されるため、分散参拝を
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(画像提供:大洗磯前神社)
【東京都】御岳登山鉄道ケーブルカー
ケーブルカーで気軽に行ける!関東平野を見渡す絶景ポイント
都心から車で1時間ほどでアクセスできる「御岳山」は、ニホンリスやニホンカモシカなどの生き物が生息する自然豊かな場所。2025年に開業90周年を迎えた「御岳登山鉄道ケーブルカー」で、山頂近くまで移動できます。
ケーブルカーの終点・御岳山駅正面にある広場「御岳平」や、御岳山駅から徒歩約30分の距離にある「武蔵御嶽神社」などが初日の出のビューポイント。関東平野一帯が見渡せて、条件が良ければ東京スカイツリー(R)や筑波山まで望めるのだとか。
例年、大晦日~元旦にかけてはケーブルカーが終夜運転しているので、気軽に行きやすいのも嬉しいですね。
東京都青梅市御岳2-483
7時30分~18時30分(大晦日~元旦は終夜運転)
なし
往復料金【中学生以上】1200円【小学生以下】600円
御嶽駅よりバスで約10分/圏央道青梅ICより約40分
あり(有料)
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(画像提供:御岳登山鉄道株式会社)
【神奈川県】真鶴岬
三ツ石に張られたしめ縄の中央から昇ってくる神秘的な日の出
神奈川と静岡の県境付近、真鶴半島に位置する「真鶴岬」。岬の最先端にある「三ツ石」と呼ばれる巨大な3つの岩を望む、海岸線の自然美が堪能できる景勝地として広く知られ、毎年多くのフォトグラファーが足を運んでいるそうです。
三ツ石に張られたしめ縄の中央から昇ってくる朝日は、日常では味わえない新年にふさわしい神秘的な光景です。
見る場所によって異なる姿を見せる“三ツ石の初日の出”。真鶴岬から少し西に位置する「番場浦海岸」からも、美しい日の出を見ることができます。
(画像提供:真鶴町役場産業観光課)
【山梨県】本栖湖
湖畔にそびえる「竜ヶ岳」の頂上から望むダイヤモンド富士
富士五湖のひとつ「本栖湖」は、旧千円札に描かれた風景です。元旦には例年大勢の人で賑わいます。
本栖湖畔にある「竜ケ岳」の頂上からは、元日朝7時40分頃、富士山頂に太陽が昇る「ダイヤモンド富士」を眺められます。日の出の瞬間が、ダイヤモンドの輝きに似ていることからこのような呼び名がついたのだそう。
駐車場は混雑が予想されるので、早めに出かけるのがおすすめです。
(画像提供:富士河口湖町 観光課)
【石川県】禄剛埼灯台
石造りの灯台越しに見える朝日がフォトジェニック
能登半島の最先端にある「禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい)」は、明治時代に造られたものながら、今なお現役で活躍。
「日本の灯台50選」「近代化産業遺産」に選ばれるなど、文化的・歴史的に価値の高い灯台です。海から昇る朝日と、海へと沈みゆく夕日が同じ場所で見られることで知られています。
さえぎるもののない開けた場所にあるので、初日の出を拝むのにもぴったり。日本海の水平線が広がる向こう側から、灯台越しに日が昇る光景はまるで絵画のような絶景です。
石川県珠洲市狼煙町イ-51
外観見学24時間※灯台内は見学不可。年に数回一般公開あり
なし
外観見学無料
能越自動車道のと里山空港ICより約1時間5分
あり(無料)
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(画像提供:珠洲市観光交流課)
【富山県】氷見海岸
水平線越しに立山連峰の背後から昇る朝日は圧巻!
富山湾に沿って湾曲して続く海岸線で、変化に富んだ美しさが人々を魅了する「氷見海岸」。水平線越しに浮かぶ北アルプスの美しい光景とともに、その向こう側から昇る雄大な朝日を眺められますよ。
このエリアには、海上に「けあらし」と呼ばれる朝霧が発生することもあります。気温が低い冬の朝、空気と海水との温度差によって生まれる現象で、運が良ければ幻想的な霧と初日の出の共演を楽しめるかも。
また、氷見市内には日の出のビューポイントが氷見海岸以外にも数カ所あり、市選定として「灘浦海岸」「島尾海水浴場」「朝日山公園展望台」など計7カ所が挙げられます。
(画像提供:一般社団法人氷見市観光協会)
【静岡県】伊豆パノラマパーク
絶景を楽しみながらくつろげる空間「碧テラス」で新年を迎えられる
葛城山頂にあり、絶景を楽しめるエリア、ショップやレストランが並ぶ山麓のエリア、山頂と山麓をつなぐロープウェイからなる「伊豆パノラマパーク」。
山頂のビュースポット「碧(あお)テラス」からは、富士山や駿河湾を一望する景観とともに初日の出を見られます。
急斜面を登っていくロープウェイは大迫力だと評判で、降りてすぐに360度パノラマの世界が広がります。
※ロープウェイは強風、悪天候の場合は運休の可能性あり
静岡県伊豆の国市長岡260-1
【ロープウェイ】9時~17時30分(上り最終17時)※元日のみ5時~【ショップ・レストラン】店舗により異なる
なし
ロープウェイ往復【中学生以上】3500円【小学生】1800円【3歳以上】900円
伊豆長岡駅よりバスで15分/伊豆中央道伊豆長岡ICより約1分
あり(無料)
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(画像提供:伊豆パノラマパーク)
【愛知県】日出の石門
長い年月をかけて、波で削られた岩礁の背後に昇る朝日が美しい
太平洋の荒波の浸食により、大きな岩の真ん中にまるで海へ続く大きな門があるかのように、ぽっかりと洞穴があいた神秘的な場所。
「沖の石門」「岸の石門」の2つの門を総称して“日出の石門”と呼ばれています。年月をかけて削られた岩に波が打ちつけられて音が反響し、自然の力強さが感じられますよ。
穴があいた岩礁の背後の水平線から太陽が昇る様は圧巻。例年、元旦には道路が一方通行になるほど大勢の見物客が訪れます。
(画像提供:渥美半島観光ビューロー)
【三重県】朝熊山
東海地方を一望する景勝地。展望台からの眺めは壮大
北峰から東海地方の広大なエリアを望めるビュースポット「朝熊山」。紀伊半島から突き出た志摩半島の最高峰で、初日の出の名所としても知られています。
伊勢と鳥羽を結ぶドライブウェイ「伊勢志摩スカイライン」で行ける朝熊山頂の展望台がおすすめのポイント。
伊勢志摩スカイラインは大晦日から元日にかけて終夜営業しています。道中の景色も美しいので、ドライブがてら立ち寄ってみては。
(画像提供:三重県観光開発株式会社)
【奈良県】信貴生駒スカイライン
ドライブ途中に立ち寄れる絶景ビュースポットから初日の出が拝める
「信貴生駒スカイライン」は、全長が約20kmと長く、様々なビュースポットがあるドライブコース。
夜景がきれいな場所としても知られる「鐘の鳴る展望台」や、大阪平野と奈良県西部を望む「パノラマ展望台」のほか、各所に設けられたパーキングエリアから初日の出を拝めます。
スカイライン内にある無料駐車場は混雑するので、早めに出かけるのがおすすめです。路上駐車はできないので、注意してくださいね。
奈良県生駒郡三郷町南畑~大阪府四條畷市上田原町
6時30分~23時
なし
走行ルートにより異なる。詳細は公式HPを確認
阪神高速道路水走出口より20分
なし
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(画像提供:株式会社近鉄生駒レジャー)
【鳥取県】皆生温泉
大山から昇る幻想的な朝日は必見!周辺にも絶景スポット多数
米子市の北側に位置し、日本海に面した海辺の温泉地である「皆生(かいけ)温泉」。
白砂青松の美しい海岸線と中国地方最高峰の「大山」を眺めることができ、「日本の朝日100選」「都市景観100選」「日本の水浴場88選」に選定されている景勝地です。大山の方向から朝日が昇るため、雄大な山容がシルエットとなり、幻想的な風情を醸し出します。
近くには、「日本の渚100選」「日本の白砂青松百選」に選ばれた弓ヶ浜、「日本の夕陽百選」の境港市があります。皆生温泉でゆっくり初日の出を見た後に、周辺の絶景スポットを巡るのもおすすめです。
(画像提供:皆生温泉旅館組合)
【島根県】地蔵崎
日本海の雄大な景色と、名峰「大山」の肩越しに昇る初日の出
島根半島の最東端にあり、日本海を見渡す大パノラマが美しい「地蔵崎」では、中国地方の名峰「大山」の方向から朝日が昇る様子を見られます。
例年、初日の出を見るため500名を超える人で賑わい、大山の山際からご来光が見えると歓声が沸き上がるのだとか。車で5分ほどのところに、えびす様の総本宮「美保神社」があるので、朝日を拝んだ後に初詣をするのもおすすめです。
※初日の出が見られる時間帯にバスの運行はなし。車またはタクシーでの移動を推奨
(画像提供:松江観光協会美保関町支部)
【広島県】弥山
眼下には原始林と瀬戸内海!元旦は山頂から日の出を見られる

宮島にある標高535mの「弥山(みせん)」。頂上の展望台からの眺めが見事で、360度の大パノラマを堪能できます。
眼下には、世界遺産にも登録された弥山原始林や、瀬戸内海とそこに浮かぶ島々が広がっています。雄大な景色とともに拝む初日の出も圧巻で、例年多くの人で賑わうのだとか。

頂上までは宮島ロープウェーに乗って、終点の獅子岩駅から歩いて目指します。20~30分ほど山道を歩くので、歩きやすい靴を用意し、懐中電灯・携帯電話・充電器・防寒着・飲料などの持参がおすすめです。
【徳島県】あわぎん眉山ロープウェイ
徳島平野が一望できる眉山の頂上から見える初日の出は絶景
元日の早朝から運転される「あわぎん眉山ロープウェイ」。
「阿波おどり会館」にある山麓駅から約6分で眉山(びざん)の山頂へ移動でき、標高290mから吉野川・新町川・助任川が流れる徳島平野を一望できるほか、瀬戸内海の淡路島や大鳴門橋、天気が良ければ紀伊半島まで眺められます。
紀伊水道の向こうから昇る初日の出は神々しい輝きを放ち、眼下の市街地を照らす壮大な景色が広がりますよ。
日の出時間近くになると、ロープウェイ上り便が混雑するので早めに利用してくださいね。
徳島県徳島市新町橋2-20 阿波おどり会館5階
6時~17時30分
なし
往復【中学生以上】1500円【小学生以下】800円
徳島駅より徒歩10分
なし(阿波おどり会館周辺に民間コインパーキングあり)
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(画像提供:あわぎん眉山ロープウェイ)
【香川県】四方指大観峰
小豆島唯一の高原から見る、山あい越しの朝日は圧巻!

小豆島の「美しの原高原」にあり、標高約777mの高台に位置する「四方指大観峰(しほうざしだいかんぼう)」は、島内でも屈指の眺望を誇る展望スポット。山あい越しにご来光が昇る、写真映えする絶景を堪能できますよ。

四方指大観峰からは寒霞渓や内海湾といった小豆島を代表する景勝地をはじめ、遠くには姫路・淡路島・四国の山並みまで一望できます。
初日の出を見たあとは、自然豊かな島をゆっくりと散策するのもいいですね。
【愛媛県】松山城
山並みから昇る朝日が松山市内を照らす、雄大な景色を堪能
松山市の中心部、標高132mの勝山にそびえる「松山城」。江戸時代に築かれた天守が現存するなど、広大な敷地に見どころの多いスポットです。
城の敷地は、天守があり最も重要な場所である本丸から、二之丸、三之丸へと段階的に広がって構成されています。
元日のみ、高台にある本丸へと続くロープウェイが6時から早朝運行され、初日の出を拝もうとたくさんの人が訪れます。朝日に染まる松山市内を一望できますよ。
ただし、ロープウェイは乗り場が混雑すると日の出に間に合わない可能性があります。本丸へは歩いて登ることも可能です。
愛媛県松山市丸之内1
山頂本丸広場【4月~10月】5時~21時【11月~3月】5時30分~21時※その他、天守やロープウェイ、リフトの時間は公式HPを確認(1月1日はロープウェイのみ6時から運行、天守は通常通り)
12月の第3水曜
天守観覧料520円
大街道停留所下車徒歩5分/松山自動車道松山ICより約25分
あり(有料)
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(画像提供:松山城総合事務所)
【高知県】桂浜
坂本龍馬の像とともに、水平線から昇る初日の出を拝む
太平洋を望む「桂浜」は、高知を代表する日の出スポットとして知られる景勝地。一帯に整備された「桂浜公園」内にある坂本龍馬の像とともに新年を迎えようと、たくさんの人たちで賑わいます。
水平線から昇る雄大な初日の出が海面にうつる光景は、まさに絶景!運がよければ、空気と海面の温度差で光が屈折し、まるでだるまのように歪んで見える“だるま朝日”を眺められることもあるのだとか。
車で行く場合、桂浜に向かう道は例年渋滞が発生するので、3時~4時に到着して日の出を待つのもおすすめです。
(画像提供:高知市商工観光部 観光振興課)
【長崎県】稲佐山展望台
標高333mの展望台から見渡す、真っ赤に染まる山や海
“1000万ドルの夜景”とも称される長崎の見事な夜景を望む「稲佐山展望台」。標高333mから長崎市街地をパノラマで見渡せるので、初日の出を拝むのにもぴったりの展望台です。
長崎港を中心としてすり鉢状に山々に囲まれた地形が特徴的で、山の向こうから日が昇り、長崎の街と海が朝焼けに染まる様子は絶景。
展望台のある稲佐山の山頂へは、スロープカーもしくはロープウェイで移動します。元旦のみ、6時から動いていますよ。
長崎県長崎市稲佐町364 稲佐山公園内
24時間
なし
無料
長崎駅よりバス・スロープカーで約45分/長崎自動車道長崎ICより約25分
あり(無料)
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(画像提供:ピクスタ)
【熊本県】大観峰
大パノラマが広がる「大観峰」で初日の出を拝める
標高936mにある「大観峰」では、田園地帯の広がる阿蘇谷や、東西に18kmも広がるカルデラの大パノラマを一望しながら、初日の出を拝めます。
大観峰から望む「阿蘇五岳」は、お釈迦様の寝姿に見えることから涅槃像にたとえられる、阿蘇随一のビュースポット。朝焼けに阿蘇の山々のシルエットが浮かび、徐々に朝日が顔を出す光景は絶景です。
気象条件が合えば日の出前に神秘的な雲海を見られることもありますよ。
(画像提供:阿蘇市)
【大分県】豊後二見ケ浦
大しめ縄で結ばれた夫婦岩が、年越しは夜通しライトアップ!
日豊海岸国定公園の中にある「豊後二見ヶ浦」は、長さ65m、重さ2tともいわれるしめ縄で男岩と女岩を結んだ「夫婦岩」が美しい、大分県佐伯市のシンボルです。
例年12月の第2日曜に、地元の有志が大しめ縄の張替え作業を行います。12月24日~1月4日にかけては夫婦岩がライトアップされ、大晦日から元旦にかけてはオールナイトでその姿を楽しめます。
朝5時からはコーヒーやぜんざいが振る舞われる他、しめ縄に使われたワラが入ったお守りが販売されるなど、元旦は多くの人で賑わうスポットです。
※行事等は変更の可能性あり
(画像提供:佐伯市上浦振興局)
【宮崎県】鵜戸神宮
神秘的な自然の洞窟に位置する神社で拝む初日の出
一帯が国指定名勝に指定されている「鵜戸神宮」。朱塗りの色鮮やかな本殿が印象的な神社です。
雄大な太平洋の断崖にある洞窟の中という風光明媚な地に位置しているため、まわりには珍しい形の岩が連なり、水平線から昇る朝日とともに美しく神秘的な光景が広がります。
社殿前の海岸には、「霊石亀石」と呼ばれる亀の形をした岩があります。そのくぼみに男性は左手、女性は右手で、粘土で作られた「運玉」という玉を投げ、見事入ると願いが叶うといわれているそうですよ。
宮崎県日南市宮浦3232
参拝時間6時~18時※元日は変更されるため、公式HPを要確認
なし
参拝無料
油津駅よりバスで約20分/宮崎自動車道宮崎ICより約50分
あり(無料)
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(画像提供:鵜戸神宮)
【宮崎県】都井岬
野生馬に出会えたらラッキー!宮崎を代表するビュースポット
国の天然記念物である野生馬・御崎馬が生息する「都井岬」。大自然に囲まれ、海から昇る初日の出を見られる岬です。
特に、崖の中腹にあるパワースポット「御崎神社」付近は、さえぎるものがない絶好のビューポイント。そのほか、「都井岬灯台駐車場」や、「都井岬観光交流館パカラパカ」下の広場も美しい朝日を望めます。
気温の下がる冬は姿を隠しがちな野生馬たちですが、運が良ければ出会えるかもしれませんね。
※御崎馬がいる自然保護区域に入る場合、入り口の「駒止めの門」にて野生馬保護協力金の支払いが必要
宮崎県串間市大字大納
駒止めの門開門時間【4月~9月】8時30分~18時【10月~3月】8時~17時30分
なし
野生馬保護協力金【普通車】500円【バイク】200円
串間駅よりタクシーで約30分
あり(無料)
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(画像提供:串間市役所 商工観光スポーツランド推進課)
※この記事は2025年10月20日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

















