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2023.07.28

【2023】青森のおすすめ温泉12選!浅虫温泉など日帰り・宿泊施設を紹介

浅虫、大鰐、蔦、古牧と、山中の秘湯からリゾート感たっぷりの宿まで、青森県の温泉はバリエーション豊かです。

この記事では青森のおすすめ温泉地を選定しました。温泉地ごとにじゃらんnetで評価の高い温泉宿や日帰り入浴施設をピックアップし、全12カ所をご紹介します。(2023年5月集計)

浅虫温泉

(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)
(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)

「浅虫(あさむし)温泉」は青森市の東部、陸奥湾に面した海沿いの温泉地です。かつて布作りのために温泉で麻を蒸していた頃の“麻蒸(あさむし)”という呼び名が、いつしか「浅虫」になったのだとか。

レトロな温泉宿と、海水浴やSUPといったビーチリゾートが併存することから“東北の熱海”との別名もあるそう。また“青森の奥座敷”とも呼ばれ愛されてきました。

(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)
(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)

青森市中心部から青い森鉄道利用で約30分、または車でも同じく約30分で浅虫温泉駅に行けるので、青森観光の宿泊地としても便利です。駅に隣接した道の駅「浅虫温泉 ゆ~さ浅虫」では日帰り入浴もできます。

泉質は無色透明で、サラリとした感触。四季を通じて楽しめる温泉郷です。

南部屋・海扇閣

陸奥湾を見渡す展望大浴場は開放感抜群

(画像提供:南部屋・海扇閣)
(画像提供:南部屋・海扇閣)

「南部屋・海扇閣(なんぶやかいせんかく)」は浅虫温泉駅そばの海沿いに建つ温泉旅館です。

9階の展望大浴場に露天風呂と内湯があり、どちらからも陸奥湾と、沖に浮かぶ浅虫温泉のシンボル・湯ノ島を一望できます。

(画像提供:南部屋・海扇閣)

夜には津軽三味線のライブが行われ、青森旅を満喫できます。じゃらんnetの口コミではお風呂はもちろんのこと、夕食ハーフビュッフェなどの食事や接客なども高評価の宿です。

■南部屋・海扇閣
青森県青森市浅虫蛍谷31
【日帰り入浴】12時~14時(最終受付13時)※変更の場合あり。詳細は公式ホームページを要確認 ※男女約20名で受付終了
不定
【日帰り入浴】大人1000円、小学生500円、幼児300円
【電車】青い森鉄道浅虫温泉駅より徒歩2分【車】青森道青森東ICより約15分
あり(無料)
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(画像提供:南部屋・海扇閣)

棟方志功ゆかりの宿 椿館

9つの自家源泉を持つ、画伯の愛した宿

(画像提供:棟方志功ゆかりの宿 椿館)

「棟方志功ゆかりの宿 椿館」は1687(貞享4)年の津軽藩の地検帳にも「つばきの湯」として名を残している、浅虫温泉随一の老舗温泉旅館です。かつては藩の陣屋でもあったのだとか。

(画像提供:棟方志功ゆかりの宿 椿館)

9つの自家源泉を持ち、大浴場や露天風呂で贅沢なかけ流しの湯浴みを楽しめます(加水)。4月下旬~10月には期間限定の貸切露天風呂も登場(要予約)。

(画像提供:棟方志功ゆかりの宿 椿館)

青森生まれの版画家・棟方志功は、夏の静養のためにここを常宿としていて、その間に残した多くの直筆作品が館内に飾られています。廊下を歩くだけで美術館めぐりをした気分になれますよ。

■棟方志功ゆかりの宿 椿館
青森県青森市浅虫字内野14
チェックイン15時、チェックアウト10時 ※日帰り入浴不可
不定
【電車】青い森鉄道浅虫温泉駅より徒歩6分 ※宿泊者は予約制で送迎バスあり【車】青森道青森東ICより約15分
あり(無料)
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(画像提供:棟方志功ゆかりの宿 椿館)

大鰐温泉

(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)
(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)

「大鰐(おおわに)温泉」は津軽平野の南端に位置する温泉郷です。800年以上の歴史を持ち、津軽藩の湯治場や庶民の療養にも広く利用され、“津軽の奥座敷”とも呼ばれてきました。

大鰐町内を流れる平川の川沿いと「ゆけむり通り」に温泉宿が建ち並んでいます。泉質は少し塩味のある塩化物ー硫酸塩泉。洗い上がりが肌に優しく、体のポカポカ感が長く続くと評判です。

弘南鉄道中央弘前駅から大鰐駅まで約35分で着きます。駅を出てすぐの「湯の駅 鰐Come(ワニカム)」では日帰り入浴も可能です。

大鰐温泉 不二やホテル

昔ながらの大鰐温泉の風情を残し、心安らぐ温泉宿

(画像提供:大鰐温泉 不二やホテル)

「大鰐温泉 不二やホテル」は平川の川沿いに佇む、1926(大正15)年創業という老舗温泉旅館です。

広いお風呂はじゃらんnetの口コミでも高評価。露天風呂が冬には雪見露天になることもあり、風情たっぷりです。

(画像提供:大鰐温泉 不二やホテル)

「スタッフの方が親切」「居心地がいい」との投稿も多く見られます。ゆっくり温泉を楽しむほか、弘前観光の拠点としてもおすすめです。

■大鰐温泉 不二やホテル
青森県大鰐町蔵館川原田63
チェックイン15時、チェックアウト10時 ※日帰り入浴不可
【電車】JR大鰐温泉駅より徒歩15分【車】東北道大鰐弘前ICより約10分
あり(無料)
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(画像提供:大鰐温泉 不二やホテル)

ヤマニ仙遊館

150年余の歴史。古き良き津軽の情緒が感じられる宿

(画像提供:ヤマニ仙遊館)

「ヤマニ仙遊館」は1872(明治5)年創業、多くの文人墨客や政治家に愛されてきた温泉旅館です。本館と白壁の土蔵は国の有形文化財に指定されています。

(画像提供:ヤマニ仙遊館)

創業150年を迎えた2022(令和4)年、男女浴場をリニューアル。文豪・太宰治や政治家・後藤新平が入浴した大正から昭和初期ごろのお風呂を再現していて、レトロな湯浴みが楽しめます。

(画像提供:ヤマニ仙遊館)

1897(明治30)年築の本館や、昔ながらの昭和ロマン棟などの和室も風情たっぷり。また、近隣にはそれぞれの食の好みに応じたいくつかの飲食店があり、大鰐温泉街の地域に触れる旅も楽しめます。津軽の古き良き情緒が感じられる老舗宿です。

■ヤマニ仙遊館
青森県南津軽郡大鰐町蔵館村岡47-1
チェックイン15時30分、チェックアウト9時 ※日帰り入浴不可
【電車】JR大鰐温泉駅より徒歩12分【車】東北道大鰐弘前ICより約10分
あり(無料)
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(画像提供:ヤマニ仙遊館)

酸ヶ湯温泉

(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)
(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)

「酸ヶ湯(すかゆ)温泉」は青森県のほぼ中央、八甲田山の山中に湧く温泉地です。江戸時代から湯治場として知られ、約300年の歴史を持っています。

狩人など山仕事の人たちに“鹿湯”と呼ばれていたのが、酸性の強い泉質からいつしか「酸ヶ湯」と呼ばれるようになったとか。pH2.0以下という強い酸性で、硫黄分を含み、療養に適した温泉(療養泉)として効能が認められています。1954(昭和29)年には、全国に先駆けて国民保養温泉地の第1号となっています。

「酸ヶ湯温泉旅館」1軒のみがあり、宿泊のほか、日帰り入浴も可能です。

酸ヶ湯温泉旅館

泉質も広さも圧巻。強い酸性なのに優しい肌触り

(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)

「酸ヶ湯温泉旅館」は大自然に囲まれた一軒宿。建物の規模が大きく、レトロな雰囲気が漂っています。

大浴場「ヒバ千人風呂」は約160畳もの広さ。熱湯・冷の湯・四分六分の湯・湯滝など、泉質の異なる4つの浴槽があります。混浴(女性専用時間あり)で洗い場もない、まさに湯治のための湯です。

男女別の「玉の湯」では、白濁した酸性の硫黄泉が楽しめます。こちらには洗い場が設けられています。

■酸ヶ湯温泉旅館
青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50
日帰り入浴【ヒバ千人風呂(混浴)】7時~18時(最終受付17時30分)※女性専用時間8時~9時【玉の湯(男女別)】9時~17時(最終受付16時30分)
なし
【日帰り入浴】大人1000円、小学生500円
【電車】JR青森駅よりJRバスで約1時間20分 ※酸ヶ湯温泉前停留所下車徒歩すぐ【車】東北道青森中央ICより約40分、青森ICより約50分、黒石ICより約45分
あり(無料)
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(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)

古牧温泉

(画像提供:星野リゾート 青森屋)
(画像提供:星野リゾート 青森屋)

三沢市の南部に位置する「古牧(こまき)温泉」は、青い森鉄道を利用して行けるアクセスの良い温泉地です。開湯は1970年代と比較的新しく、古牧という名前はすぐそばを流れる古間木(ふるまき)川など、付近の地名の“古間木”から取られたのだとか。

現在は「星野リゾート 青森屋」1軒のみがあり、広大な敷地を有するリゾートホテルとなっています。宿泊したユーザーからの口コミは高評価で、敷地内にある施設「元湯」では日帰り入浴も可能です。

隣接する公園には散策路もあり、周辺には豊かな緑が保たれています。

星野リゾート 青森屋

トロッとした名湯と、青森の文化をまるごと体験できる宿

(画像提供:星野リゾート 青森屋)

「星野リゾート 青森屋」は、“のれそれ(青森の方言で目一杯という意味)青森~ひとものがたり~”をコンセプトに、祭りや郷土料理など青森の文化を満喫できる宿です。約22万坪という広い敷地を持っています。

温泉はとろりとした泉質が特徴。露天風呂「浮湯」は湯船が池の上に張り出し、まるで池に浮かんでいるかのような雰囲気で、初夏の新緑、秋の紅葉が水面に映る様子が見事です。

(画像提供:星野リゾート 青森屋)

内湯の「ひば湯」は浴槽、壁、天井すべてに青森ヒバが使われていて、爽やかな木の香りが漂います。

(画像提供:星野リゾート 青森屋)

冬季(12~3月)には絶景雪見露天「ねぶり流し灯篭」も登場。睡魔を払い、けがれを川や海に流す行事「ねぶり流し」をもとにしているのだとか。ねぶたの山車と願い事を書いた紙を乗せた小灯篭が露天風呂の周りの池に浮かぶ様子は幻想的です。

(画像提供:星野リゾート 青森屋)
(画像提供:星野リゾート 青森屋)

また、敷地内にある「元湯」は宿泊者は無料で入浴できるほか、日帰り入浴も可能。伝統工芸品の津軽びいどろを使用した窓ガラスがなんともレトロな雰囲気で、ゆっくりと湯浴みを満喫できます。

■星野リゾート 青森屋
青森県三沢市古間木山56
チェックイン15時、チェックアウト12時【元湯・日帰り入浴】9時~21時
不定
【元湯・日帰り入浴】大人450円、小学生150円、幼児60円
【電車】青い森鉄道三沢駅より無料送迎バスで約3分 ※宿泊者のみ、要予約【車】第二みちのく有料道路六戸JCTより約3分
あり(無料)
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(画像提供:星野リゾート 青森屋)

蔦温泉

(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)
(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)

「蔦(つた)温泉」は十和田八幡平国立公園の蔦沼(つたぬま)近くにある温泉地です。ブナやケヤキなどの原生林に囲まれていて、山深い秘湯の雰囲気です。

1147(久安3)年にはすでに湯治小屋があったとの記録があるほど古くから愛されてきました。現在は「蔦温泉旅館」一軒のみがあり、名湯を守っています。

(画像提供:写真AC)
(画像提供:写真AC)

蔦温泉からは、蔦七沼を巡る遊歩道まで徒歩5分、奥入瀬渓流まで車で約20分ほど。観光の拠点としてもおすすめの温泉地です。

蔦温泉旅館

足下からふつふつと湧き上がってくるかけ流し湯

(画像提供:蔦温泉旅館)

「蔦温泉旅館」は蔦沼遊歩道の入口に位置し、豊かな深い森に包まれています。

浴室は、温泉の湧き出す岩盤の真上に浴槽が設けられていて、足下の板の間からお湯が湧き上がってきます。まさに地上に生まれ出たばかりの、空気に触れていないフレッシュな温泉。

ときどきポコッと「湯玉」と呼ばれる気泡が浮き上がってくるのも特徴で、少し熱めですが、浸かっているうちに不思議となじんできます。

(画像提供:蔦温泉旅館)

現在も正面玄関や客室として使われている本館は1918(大正7)年の建造。息づく歴史と豊かな湯の恵みが感じられます。

■蔦温泉旅館
青森県十和田市奥瀬蔦野湯1
チェックイン15時、チェックアウト10時【日帰り入浴】10時~15時(受付14時30分まで)※混み具合により繰上げ終了の場合あり
なし
【日帰り入浴】大人800円、小学生500円
【車】東北道黒石ICより約45分
あり(無料)
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(画像提供:蔦温泉旅館)

百沢温泉

(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)
(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)

「百沢(ひゃくざわ)温泉」は“お岩木さま”と呼ばれる日本百名山の一つ、岩木山の南のふもとに湧く温泉郷です。高原地帯に温泉宿が点在しています。

湯上がりのポカポカ感が持続する泉質から“熱の湯”とも呼ばれています。浴槽や湯口には温泉成分が彫刻のように固まった析出物がしばしば見られ、泉質の濃さが感じられます。

日帰り入浴施設が1軒あるほか、多くの旅館も日帰り入浴に対応しています。

アソベの森 いわき荘

ヒバの香り漂う大浴場で“熱の湯”を楽しむ

(画像提供:アソベの森 いわき荘)

「アソベの森 いわき荘」は岩木山麓の豊かな緑に囲まれた温泉宿です。

大浴場には青森ヒバがふんだんに使われ、“熱の湯”と呼ばれる泉質で体の芯から温まります。原生林に囲まれた露天風呂も開放的。

(画像提供:アソベの森 いわき荘)
(画像提供:アソベの森 いわき荘)

部屋は和室も洋室もあり、口コミでも温泉、料理、接客と軒並み高評価。ゆったりと百沢温泉を体験できます。

■アソベの森 いわき荘
青森県弘前市百沢寺沢28-29
チェックイン14時、チェックアウト11時【日帰り入浴】7時~10時(最終受付9時)、18時~21時(最終受付20時)※詳細は公式ホームページを要確認
【日帰り入浴】不定 ※詳細は公式ホームページを要確認
【日帰り入浴】大人700円、小学生400円
【車】東北道大鰐弘前ICより約40分
あり(無料)
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(画像提供:アソベの森 いわき荘)

奥入瀬渓流温泉

(画像提供:星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル)
(画像提供:星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル)

「奥入瀬(おいらせ)渓流温泉」は、特別名勝および天然記念物にも指定されている奥入瀬渓流の入口にある温泉地です。1963(昭和38)年の開湯と、比較的新しい歴史を持っています。

春~秋は渓流散策、冬は「奥入瀬渓流温泉スキー場」でスキーを楽しむなど四季を通して訪れる人の多いエリアで、いくつかのリゾートホテルや温泉旅館があります。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

奥入瀬渓流の自然を満喫しながら温泉宿に泊まる至福

(画像提供:星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル)

「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」は、奥入瀬川の渓流沿いに建つリゾートホテルです。“渓流スローライフ”をコンセプトに、渓流を望むレストランや、温泉、客室などを備えています。

「渓流露天風呂」は、鳥のさえずりやせせらぎの音、夜は満天の星と奥入瀬の大自然を身近に感じられます。

(画像提供:星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル)

冬季限定(12~3月)で登場する「氷瀑の湯」は圧巻!アイスブルーに輝く氷瀑は、実際に奥入瀬渓流に現れる氷瀑を再現したものなのだとか。

(画像提供:星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル)

ロビーにある岡本太郎作の大暖炉「森の神話」は、森の妖精や鳥、キノコなどが暮らしている様子を表しています。四季折々の景色を眺めながらくつろげるホテルです。

■星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
青森県十和田市奥瀬字栃久保231
チェックイン15時、チェックアウト12時 ※日帰り入浴不可
【車】東北道十和田ICより約60分
あり(無料)
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(画像提供:星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル)

恐山温泉

(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)
(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)

「恐山温泉」は、下北半島にある霊山・恐山に湧く温泉です。恐山は火山活動によってできた宇曽利山湖(宇曽利湖)の北岸に位置する霊場で、地元では“人は死ねば恐山に行く”と言われているのだとか。

霊界へと渡る三途の川や、白い砂の極楽浜、血の池地獄、無間地獄などがあり、漂う硫黄臭も相まってまさに異世界の雰囲気。

(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)
(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)

温泉は862(貞観4)年創建と伝わる恐山菩提寺の境内にあり、参拝入山すると入浴することができます。

恐山温泉

霊場の境内に湧く、硫黄臭漂う強酸性の湯

(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)
(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)

「恐山温泉」は、恐山菩提寺に参拝入山した人は誰でも無料で入ることができます(入山料は別途要)。かつては、まずここで身を清めてから参拝するための湯だったとか。

4つの湯小屋があり、男湯、女湯、男女入替制、混浴とそれぞれ用途が分かれています。どれも洗い場はなく、浸かるだけの湯。少し濁った熱めの酸性湯で、硫黄の匂いが感じられます。入る場合はタオルを持参しましょう。

■恐山温泉
青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
[参拝時間]6時~18時
例年11月~4月は冬季閉山(5月1日~10月31日入山可)
入山料【大人】500円【小・中学生】200円
【車】下北半島縦貫道横浜吹越ICより約1時間
あり(無料)
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薬研温泉

(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)
(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)

「薬研(やげん)温泉」は下北半島の山中、大畑川の川沿いに湧く温泉です。旅館・民宿のある「薬研温泉」と、2kmほど上流にある「奥薬研温泉」を総称して「薬研温泉郷」とも呼ばれます。

1615(元和元)年、大坂夏の陣で敗れた武将が落ち延びて来たときに発見したとの伝説があり、山中の静かな隠れ湯の雰囲気。泉質は弱アルカリ泉の単純泉で、さらりとした無色透明の湯です。

奥薬研温泉 夫婦かっぱの湯・元祖かっぱの湯

下北半島の渓谷沿いに湧く秘湯の露天風呂

(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)
元祖かっぱの湯

薬研温泉で日帰り入浴をするなら、上流側の奥薬研修景公園レストハウスにある「夫婦かっぱの湯」と、「元祖かっぱの湯」の2つの施設がおすすめです。

レストハウスの150mほど手前にある「元祖かっぱの湯」はなんと入浴無料!混浴ですが時間別で男女の利用を分けていて、野趣あふれる雰囲気です。

「夫婦かっぱの湯」はレストハウスに併設された町営の温泉露天風呂。ちゃんと男女別になっていて、川沿いの開放的な湯浴みが楽しめます。

■奥薬研温泉 夫婦かっぱの湯・元祖かっぱの湯
青森県むつ市大畑町赤滝山1-3
【夫婦かっぱの湯】4月・9~10月:9時~17時、5~8月:9時~18時、11~3月:10時~17時【元祖かっぱの湯】7時~17時 ※男女別利用時間は公式ホームページを要確認
【夫婦かっぱの湯】11月~4月末の毎週火曜【元祖かっぱの湯】水曜、11月上旬~3月冬季休業
【夫婦かっぱの湯】大人230円、小・中学生110円【元祖かっぱの湯】無料
【車】下北半島縦貫道横浜吹越ICより約1時間
あり(無料)
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(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)

桑畑温泉

「桑畑温泉」は下北半島北部の海沿いに湧く温泉地です。明治時代には温泉が利用されていたものの、近年まで営業用の外来入浴施設はなかったそうです。

現在は日帰り入浴施設「湯ん湯ん♪」があり、気軽に立ち寄り湯が楽しめます。食堂や休憩室も併設していて、地元の人たちの憩いの場になっています。

桑畑温泉 湯ん湯ん♪

津軽海峡から北海道まで見渡せる絶景露天風呂

(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)

「湯ん湯ん♪」は、2001年に廃校になった小学校の跡地を利用した日帰り入浴施設です。海を見渡せる高台に位置し、露天風呂からの眺めは絶景です。

天気が良ければ昼は北海道まで見渡すことができ、夜には海上に漁火が見えることもあるのだとか。泉質は薄い灰色をしたナトリウム・カルシウムー塩化物泉で、体の芯から温まります。

■桑畑温泉 湯ん湯ん♪
青森県下北郡風間浦村易国間湯ノ上1-1
【日帰り入浴】11時~20時(受付19時30分まで)
水曜(祝日の場合翌日)、露天風呂は12~3月休止(年末年始は臨時営業)
【日帰り入浴】大人400円、小学生150円、3歳~未就学児60円
【車】下北半島縦貫道横浜吹越ICより約1時間20分
あり(無料)
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(画像提供:(公社)青森県観光国際交流機構)

※この記事は2023年7月27日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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じゃらん編集部  じゃらん編集部

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