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2024.03.23

【東北】定番観光スポット14選!季節ごとのおすすめ絶景を紹介<2024>

宮城県をはじめ、6県が集まる東北地方は、世界遺産にも認定される山岳地帯や巨大カルデラ湖、美しい渓谷などが点在する自然の宝庫。

今回は東北の名所の中でも、春夏秋冬と季節ごとに見ておきたいおすすめスポットを厳選。見どころが多くて行き先に迷ってしまうという方も、ぜひ参考にして観光を満喫してみて下さいね。

記事配信:じゃらんニュース

春におすすめの観光名所

弘前公園【青森県】

弘前公園
重要文化財「弘前城天守」がそびえる本丸

青森県弘前市の中心部にある「弘前公園」は、総面積49万2000平米にも及ぶ公園。園内中央部の本丸には江戸時代に弘前藩を治めた津軽家代々の居城「弘前城」の天守が堂々とそびえています。弘前城天守のほか、丑寅櫓(うしとらやぐら)、辰巳櫓(たつみやぐら)、未申櫓(ひつじさるやぐら)の3つの櫓や5棟の城門が現存し、9棟すべてが国指定の重要文化財。また、公園全域が国史跡に指定されているなど歴史的にも貴重な場所です。

日本有数の桜の名所としても知られ、例年4月下旬~5月上旬が見頃。春は花見客などで大いに賑わいます。

弘前公園
雄大な岩木山をバックに濠を彩る桜。散りぎわには花びらが濠一面を埋めつくす、花筏が楽しめる
弘前公園
さくらまつり中は夜にライトアップを実施。水鏡に映し出された桜も綺麗

公園内には樹齢100年を超えるソメイヨシノが400本以上もあります。なかでも弘前公園最長寿のソメイヨシノは開花すると見惚れるほどの美しさです。ほかにも弘前公園発祥の八重桜である弘前雪明かりをはじめ、ヤエベニシダレやウコン、カンザンといった様々な品種が咲き誇ります。

■弘前公園
[TEL]0172-33-8739(弘前市役所 公園緑地課)
[住所]青森県弘前市下白銀町1
[営業時間]24時間開放
[定休日]なし
[料金]入園無料 ※一部有料区域あり
[アクセス]【車】東北道 大鰐弘前ICより25分
[駐車場]なし ※近隣の有料駐車場を利用
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北上市立公園展勝地【岩手県】

北上市立公園展勝地
頭上を覆う桜のトンネルは見ごたえ満点!

「みちのく三大桜名所」「日本さくら名所100選」に選ばれる桜の名所「北上市立公園展勝地」。公園横を流れる北上川に沿って約2kmの桜並木が続き、開花シーズンになると園内一帯をピンク色に染める春らしいロケーションに様変わりします。

北上市立公園展勝地
公園一帯を囲むように桜の木々が並ぶ。5月に入るとツツジが見頃となる

桜の木は約1万本あり、例年4月上旬~下旬はソメイヨシノ、5月上旬にはカスミザクラが開花します。開花時期に合わせて「北上展勝地 さくらまつり」が開催されます。

■北上市立公園展勝地
[TEL]0197-72-8279(北上市役所 都市計画課)
[住所]岩手県北上市立花10
[営業時間]終日開園
[定休日]なし
[料金]入園無料
[アクセス]【車】東北道 北上江釣子ICより12分
[駐車場]200台以上(さくらまつり期間中は有料)
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小岩井農場まきば園【岩手県】

小岩井農場まきば園
春は雪に覆われた岩手山をバックに桜の絶景が見られる

「小岩井農場」は、総敷地面積が約3万平米を誇る広大な複合型農場。体験施設や食事処、歴史的な建物など多くのスポットが点在していますが、春は桜の名所としても知られる場所です。

エドヒガンと呼ばれる一本桜が咲き、例年4月下旬から5月上旬に最盛期を迎えます。元々は暑さに弱い牛たちのための日陰樹(ひいんじゅ)として植えられたもので、牛の巨体を覆い隠すほど立派な大樹。

桜が開花すると白や薄ピンク色の花々が農場を彩る光景が広がります。早春や春には「まきばフェスタ」が開催され、桜観賞と合わせて様々な催しが楽しめますよ。

小岩井農場まきば園
園内に美しい桜のロケーションが広がる
小岩井農場まきば園
宮沢賢治ゆかりの地として知られる「小岩井農場」

秀峰・岩手山を一望する絶好のロケーション。牛や馬、羊たちがのびのびと暮らす農場ではエサやり、乗馬、おやつタイムの見学などふれあい体験もできます。多彩なアクティビティで遊べるほか、国の重要文化財に指定される建造物の見学ツアーも行われています。

■小岩井農場まきば園
[TEL]019-692-4321
[住所]岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
[営業時間]【4月中旬~11月上旬グリーンシーズン】9時~17時30分(最終入場16時30分) ※冬季営業は未定、各施設の営業時間は異なる、公式HPを要確認
[定休日]なし
[料金]【4月中旬~11月上旬グリーンシーズン】中学生以上800円、5歳~小学6年生300円 ※冬季営業は未定、公式HPを要確認
[アクセス]【車】東北道 盛岡ICより50分
[駐車場]1500台(無料)
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夏におすすめの観光名所

白神山地【秋田県、青森県】

白神山地
手付かずの自然が残る「白神山地」。夏は避暑地として散策に訪れる人々も多い

秋田県北西部と青森県南西部にまたがる「白神山地(しらかみさんち)」とは、約13万haにも及ぶ広大な山地帯の総称のことです。一帯にはブナをはじめとする落葉広葉樹林が広がり、この中には多種多様な動植物が生息。貴重な生態系が保たれていることから、1993年に世界自然遺産に登録されています。

山地帯へは整備された歩道や指定ルートから入山可能。山の大自然は季節を問わず圧倒的な美しさを見せてくれますが、特に夏の深緑は見ごたえがあります。頭上高くまで生い茂る木々の葉が日差しを和らげ、涼しく過ごせる避暑地となっています。

白神山地
指定ルートを歩くことやゴミの持ち帰り、焚き火や魚釣りの禁止など入山マナーを厳守

白神山地内は樹齢400年以上のブナの巨木などのほか、運が良ければサンショウウオやカエル、カモシカ、サルなど森の生き物たちに出会えるかもしれません!初心者は整備された歩道を歩くと気軽に楽しめますよ。

※動きやすい服装と靴で出かけましょう。核心地域内は事前に入山手続きが必要(公式HPを要確認)

■白神山地
[TEL]0172-85-2810(白神山地ビジターセンター)
[住所]青森県西津軽郡深浦町ほか
[営業時間]終日開放
[定休日]なし
[料金]入山無料
[アクセス]【車】東北道 大鰐弘前ICより50分(白神山地ビジターセンター)
[駐車場]なし
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磊々峡【宮城県】

磊々峡
長い年月をかけ、川に侵食された巨岩・奇岩が並ぶ光景は迫力満点

宮城県の一級河川・名取川(なとりがわ)が流れる秋保温泉街にある渓谷「磊々峡(らいらいきょう)」。川の流れに沿って巨岩・奇岩が点在し、頭上を覆うように木々が生い茂る景色は人々にやすらぎを与えています。

磊々峡
奇岩がごろごろと重なる様から、その名が付いた宮城の名勝地

夏は新緑が映える渓谷美が広がることから、「杜の都・仙台 令和版 わがまち緑の名所100選」に選ばれています。

「時雨滝(しぐれたき)」「天斧巌(てんおのいわ)」といった見どころが多く、川や滝から響く水の音がなんとも涼しげです。ビューポイントの「覗橋(のぞきばし)」の下流には約650mの遊歩道が整備され、鮮やかな新緑を横目に散策が楽しめます。

■磊々峡(らいらいきょう)
[TEL]022-398-2323(秋保温泉郷観光案内所)
[住所]宮城県仙台市太白区秋保町湯元
[営業時間]終日開放
[定休日]なし
[料金]入場無料
[アクセス]【車】東北道 仙台南ICより15分
[駐車場]約38台(秋保・里センター駐車場)
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あぶくま洞【福島県】

あぶくま洞
天井までの高さは約30mにもなる「滝根御殿」

公開部は約600m続く鍾乳洞「あぶくま洞」。洞内には天井から垂れ下がった鍾乳石をはじめ、床下に蓄積した石筍(せきじゅん)が点在し、悠久の時が創り出した自然の造形美を楽しむことができます。

年間を通じて洞内の平均気温が15℃前後と、真夏でも涼しく過ごせる場所です。コースは一般と冒険気分が楽しめる探検コースが用意されています。動きやすい靴と服装は必須で、夏場でも寒く感じることがあるので上着を持っていくといいですよ。

あぶくま洞
一般コースは所要40分ほど。オプションで狭い道を進む探検コース(追加10分)もある

鍾乳石は地下水が滴り落ちた際の浸食作用でできたもの。洞内最大のホールや「滝根御殿」「妖怪の塔」「クリスタルカーテン」などで間近に観賞可能。そのほか、調光システムを導入した「月の世界」といった神秘的な演出を施したスポットもあり、ワクワク感を引き立ててくれます。

■あぶくま洞
[TEL]0247-78-2125(あぶくま洞管理事務所)
[住所]福島県田村市滝根町菅谷東釜山1
[営業時間]【3月上旬~10月下旬】8時30分~17時【11月上旬~2月下旬】8時30分~16時30分
[定休日]なし
[料金]高校生以上1200円、中学生800円、小学生600円、探検コースは別途300円
[アクセス]【車】磐越道 小野IC、田村スマートICより20分
[駐車場]700台
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五色沼【福島県】

五色沼
「五色沼」最大の「毘沙門沼」。5~10月は手こぎボートのレンタルもできる

磐梯山(ばんだいさん)の山頂北側に広がる「五色沼(ごしきぬま)」は、水蒸気爆発によって山が崩壊して形成された湖沼群の総称です。

湖沼群の中でも最大の「毘沙門沼(びしゃもんぬま)」をはじめ、「弁天沼(べんてんぬま)」「るり沼」など大小合わせて30ほどあり、エメラルドやパステルといったように沼によって水の色が異なるため神秘の湖沼と呼ばれています。

五色沼
「弁天沼」は透明度が高く水中を泳ぐ魚も見られるそう

周囲約4kmの遊歩道が整備され、夏はハイキングにベストなシーズン。この時期、湖沼はターコイズといった宝石のように美しく色付きます。

初心者向けのハイキングコースは平坦で歩きやすく、片道1時間30分ほどの道のりです。裏磐梯観光協会とビジターセンターのそれぞれにある「五色沼自然探勝路入口」から入りましょう。

■五色沼
[TEL]0241-32-2349(裏磐梯観光協会)
[住所]福島県耶麻郡北塩原村桧原
[営業時間]終日開放
[定休日]なし
[料金]入場無料
[アクセス]【車】磐越道 猪苗代磐梯高原ICより25分
[駐車場]約120台(裏磐梯観光協会)
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秋におすすめの観光名所

鳴子峡【宮城県】

鳴子峡
渓谷を覆い尽くす紅葉風景

大谷川が流れる深さ100mの大渓谷「鳴子峡(なるこきょう)」は、春から夏は緑の木々が渓谷を覆い尽くし、大自然を間近に感じられるスポット。そして例年10月中旬から11月中旬にかけては、一面を赤や黄色に染める紅葉風景に様変わりします。

駐車場付きの「鳴子峡レストハウス」を起点に、「回顧橋」までと「大谷橋」から約230m地点までに遊歩道が整備され、壮大な景色を見ながら秋散歩を満喫できます。「鳴子峡レストハウス」から一周2.2kmの鳴子峡大深沢遊歩道もあり、秋には頭上まで伸びた木々がトンネルを作り出し、紅葉狩りを楽しむ人々で賑わいますよ。

■鳴子峡
[TEL]0229-83-3441(鳴子温泉郷観光案内所)
[住所]宮城県大崎市鳴子温泉尿前~星沼地内
[営業時間]【遊歩道開放時間】9時~16時 ※11月下旬~4月下旬は遊歩道、見晴台など一部閉鎖
[定休日]なし ※11月下旬~4月下旬は閉鎖
[料金]入場無料
[アクセス]【車】東北道 古川ICより1時間10分
[駐車場]253台(鳴子峡中山平側駐車場、10月上旬~11月中旬の紅葉シーズンのみ有料)
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須川湖【秋田県】

須川湖
雄大な栗駒山と湖、紅葉のコントラストが綺麗
須川湖
山の中腹にあり、気温が低いためお出かけの際は服装に注意

秋田、宮城、岩手にまたがる「栗駒山(くりこまやま)」の中腹にある「須川湖(すかわこ)」。例年10月下旬~11月中旬になると、湖の周囲を覆うブナ林が赤や黄、オレンジと美しく紅葉します。

湖は透明感が高いため、秋は紅葉が湖面に反射してより一層優美な景色を作り出します。周囲に整備された遊歩道は散策にぴったり!貸しボートを利用して紅葉を間近に観賞するのもおすすめです。

■須川湖
[TEL]0182-47-5255(須川湖キャンプ場管理棟)
[住所]秋田県雄勝郡東成瀬村椿川仁郷山国有林
[営業時間]終日開放
[定休日]なし
[料金]入場無料
[アクセス]【車】東北道 一関ICより1時間
[駐車場]約20台
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角館武家屋敷通り【秋田県】

角館武家屋敷通り

山城・角館城跡の麓にある「角館(かくのだて)武家屋敷通り」。角館地方を領していた芦名義勝によって築かれた通りには、その名の通り武家屋敷が立ち並び、“みちのく小京都”と称されるエリアです。

秋には一帯を鮮やかな紅葉が埋め尽くし、歴史を感じる武家屋敷群を艶やかな雰囲気に変えます。

角館武家屋敷通り

半径2kmとコンパクトなエリアで散策も気軽に楽しめます。石黒家、河原田家など地元にゆかりある偉人たちが暮らした屋敷の中には市指定史跡の貴重な建物も残っており、実際に見学することも可能。

国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された武家屋敷通りをはじめ、風情溢れる街並みと共に鮮やかに色づく紅葉を見るのもいいですね。

■角館武家屋敷通り
[TEL]0187-54-2700(仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」)
[住所]秋田県仙北市角館町
[営業時間]終日開放 ※営業時間は店舗により異なる
[定休日]なし ※定休日は店舗により異なる
[料金]入場無料
[アクセス]【車】秋田道 大曲ICより50分
[駐車場]130台(市営桜並木駐車場、1台500円、利用時間8時30分~16時30分)
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冬におすすめの観光名所

八幡平ドラゴンアイ【秋田県】

八幡平ドラゴンアイ
積雪量や雪解け、天候の状況などの条件が揃うと“開眼”する幻の絶景
八幡平ドラゴンアイ
雪解け後も壮大な景観を見せてくれる

秋田、岩手にまたがる山「八幡平(はちまんたい)」の頂上付近で見られる「八幡平ドラゴンアイ」。通常は自然と山々を見渡せる「鏡沼」と言われる優美な沼ですが、冬季は氷が張り、雪が積もると一面が白銀の世界に!

また雪解け過程の5月中旬~6月中旬にかけて、青く澄んだ水面の中央に丸く雪が残るさまが、まるで竜の眼のように見えることから「ドラゴンアイ」という名が付けられました。

冬季は美しい雪景色が見られ、“開眼”と言われる自然現象「ドラゴンアイ」が見られるのは、5月中旬~6月中旬にかけての限られた季節だけなんです。沼の近くまで行くことができますが、雪上を歩くため滑りにくい靴で出かけましょう。

■八幡平ドラゴンアイ
[TEL]0186-31-2714(八幡平ビジターセンター)【冬季(11~4月)】0186-25-8846
[住所]秋田県仙北市田沢湖玉川
[営業時間]終日開放
[定休日]なし
[料金]入場無料
[アクセス]【車】東北道 松尾八幡平ICより車で40分(山頂)
[駐車場]107台(有料、八幡平山頂駐車場)
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蔵王の樹氷【山形県】

蔵王の樹氷
山の植生にできる雪と氷の芸術品。別名“スノーモンスター”と呼ばれる「蔵王の樹氷」

奥羽山脈の一部をなす蔵王連峰に冬季だけ現れる「蔵王の樹氷(ざおうのじゅひょう)」。多くの樹氷ができるのは世界的にも珍しく、別名“スノーモンスター”と呼ばれる自然現象です。

多量の過冷却水滴と雪が一定方向に強風で吹くこと、着氷・着雪しやすい常緑針葉樹が自生していること、平均2~3m程度と適量の積雪があることの3つの気象条件が揃うため、不思議な樹氷が生まれるのだとか。

蔵王の樹氷
山に自生する「アオモリトドマツ」に着氷し、美しい樹氷を作り出す

見頃は例年12月下旬~3月上旬。年末年始や樹氷が特に美しいとされる1月下旬~2月下旬にはライトアップが行われるので、雪と氷の絶景を幻想空間の中で楽しむのもおすすめです。

蔵王中央ロープウェイ山麓線・山頂線で「地蔵山頂駅」へ行くと、樹氷が広がる樹氷原を間近に見ることができます。ロープウェイの車窓からも樹氷群の眺望をぜひチェックしてみて下さいね!

■蔵王の樹氷
[TEL]023-694-9328(蔵王温泉観光協会)
[住所]山形県山形市蔵王温泉
[営業時間]終日開放
[定休日]なし
[料金]【蔵王の樹氷】入場無料【蔵王中央ロープウェイ山麓線・山頂線】往復 中学生以上3800円、小学生1900円
[アクセス]【車】東北道 山形蔵王ICより30分 ※蔵王温泉街
[駐車場]約200台(蔵王中央ロープウェイ駐車場、2023年12月下旬~2024年3月末は1日1000円、平日無料)
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厳美渓【岩手県】

厳美渓
天然記念物にも指定される「厳美渓」
厳美渓
冬季は渓谷全体が雪に覆われ、神秘的な白銀の世界に変わる

名峰・栗駒山から流れる磐井川に広がる名勝地「厳美渓(げんびけい)」。川の水が長い年月をかけて巨岩を侵食したことでできた約2kmの渓谷で、各所で深淵や滝、甌穴(おうけつ)といった自然の造形美が観賞可能です。

渓谷の周囲には木々が生い茂り、夏の新緑や秋の紅葉など四季を問わず、魅力的な景観を織りなしています。中でも、雪が降り積もり一面を白銀の世界に変える冬の絶景は見逃せません!川から聞こえる癒しのせせらぎと共に、水墨画のような風情溢れる景観が楽しめます。

厳美渓

川に架かる「御覧場橋(ごらんばばし)」をはじめ、3つの橋がビューポイント。周辺には、名物「かっこうだんご」の販売店や温泉神社、温泉施設などもあるので、合わせて立ち寄ってみるのもいいですよ。

※「御覧場橋」と散策路は冬季閉鎖。「かっこうだんご」は12月~3月上旬休み

■厳美渓
[TEL]0191-23-2350(一関市観光協会 ※問合せ先)
[住所]岩手県一関市厳美町滝ノ上地内
[営業時間]終日開放
[定休日]なし
[料金]入場無料
[アクセス]【車】東北道 一関ICより8分
[駐車場]約50台
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大内宿【福島県】

大内宿
建物は住宅兼店舗として利用され、食事処や土産店、歴史資料館などが点在する
大内宿
風情を色濃く残す街並みは国指定の重要伝統的建造物群保存地区

福島県南会津の「大内宿(おおうちじゅく)」は、江戸時代には会津若松と日光を結ぶ宿場町として栄えたスポット。茅葺き屋根の建物が軒を連ね、400年以上経つ今でも江戸時代の面影を残しています。

冬には雪が降り積もり、一帯が綺麗な雪景色に変わります。懐古な街並みを散策するのと合わせて、名物「ねぎそば」など郷土の“あったか”グルメを堪能したり、銘菓や民芸品が揃う店舗で土産選びを楽しんだりもできますよ。

大内宿
日没から各店舗の軒先に灯りが付けられ、幻想的な雰囲気に変わる

例年2月上旬には「大内宿雪まつり」が開催されます。御神火が灯された雪灯籠が登場し、華やかな景観に変わるほか、夜空を彩る花火が打ち上げられ、祭りを大いに盛り上げます。

■大内宿
[TEL]0241-68-3611(大内宿観光案内所)
[住所]福島県南会津郡下郷町大内
[営業時間]終日開放
[定休日]なし
[料金]入場無料
[アクセス]【車】東北道 会津若松ICより50分
[駐車場]約400台(大内宿駐車場、1台500円)
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まとめ

東北の季節を感じる絶景名所から、気になるスポットを紹介しました。

山や湖、鍾乳洞など自然が作り出した壮大な景色には圧倒されますね!季節に彩られた雰囲気も神秘的で、忘れられない感動の体験になること間違いなしです。
今度のお出かけは、季節に合わせた東北の旅を計画してみて下さいね。

※この記事は2024年2月28日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

GAKU(J.9)  GAKU(J.9)

株式会社J.9(ジェイ.キュー)所属のライター。福岡・東京を拠点に観光情報誌、情報WEBサイトで日本各地のグルメ、イベント情報などを日々発信しています。Twitterで食べたい!行きたい!情報を随時更新中。 @GakuKael(https://twitter.com/GakuKael)、株式会社J.9( http://j9-fukuoka.com/about/)

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