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2023.02.21

博多駅から徒歩・電車15分圏内で行ける!市内のおすすめ観光スポット11選【福岡】 

屋台にラーメン、もつ鍋、餃子。最近知名度を上げているぐるぐる鶏皮…。博多の魅力はどうしてもグルメにスポットという印象がありがち。ですが、博多にはグルメ以外にも魅力的なスポットがたくさんあります。その代表格の1つが、コンパクトシティ。

空港から地下鉄で5分の博多駅周辺は、緑あふれる公園や活気ある市場、美術館、神社など、オススメの観光スポットがギュッと集中しているんです。そこで、博多駅から徒歩または公共交通機関15分圏内で選んだオススメスポットをご紹介します。

※この記事は2023年1月31日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
記事配信:じゃらんニュース

博多駅から徒歩15分以内で行ける観光スポット

つばめの杜ひろば

博多駅の屋上!展望テラスにミニ列車とまるでテーマパーク

つばめの杜ひろば
展望テラスからの眺め。玄界灘に浮かぶ能古島や志賀島が見える

話題のグルメからカフェ、ショッピングと、ココにしかないスポットが目白押しのJR博多シティ。博多駅構内アミュプラザの屋上にあり地上から約2分でいけます。

そんな中でもここ「つばめの杜ひろば」は、博多駅最上階にある圧巻のビュースポットです。「四季」をテーマにした開放的な屋上庭園で、季節の草花が咲く空間はまさにオアシスのよう。

最大の特徴は展望テラス。福岡の街並みはもちろん、博多湾、飛び交う飛行機など、地上60mの高さからパノラマで一望できます。

つばめの杜ひろば
豊かな緑に囲まれた鉄道神社(画像提供:JR博多シティ)
つばめの杜ひろば
水戸岡鋭治氏デザインの「ドリームつばめ号」が運行中!※別のミニトレインが運行する場合もあり

他にも旅の安全を祈願できる「鉄道神社」や博多駅に出入りする列車を眺めることができる「列車展望スペース」、現在昇行中の「ドリームつばめ号」など、見どころ盛りだくさん!

駅直結なので電車やバスの待ち時間などに利用するのもいいかも。

■つばめの杜ひろば
[住所]福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 博多シティ屋上
[営業時間]10時~22時(※冬季は21時まで)
[定休日]詳細はHPを要確認
[アクセス]JR 博多駅直結
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住吉神社

全国に約2000社ある住吉神社の始原

住吉神社
地元の人からは「すみよしさん」と親しまれている住吉神社

博多駅博多口から徒歩8分。御祭神は、筒底男神(そこつつのをのかみ)、中筒男神(なかつつのをのかみ)、表筒男神(うわつつのをのかみ)の住吉三神。大阪の住吉大社、下関の住吉神社とともに日本三大住吉として伝わっています。

ご利益は身心の浄化・航海安全・相撲の神として崇められ、毎年11月には九州場所の成功と相撲の発展を願い、横綱が土俵入りを奉納。また、境内には古代の力士をかたどった「古代力士像」があり、その手に触れると力をもらえると言われています。

ほかに触れる場所により様々なご利益があると言われる「恵比須神像」、小判に描かれた龍と鯉を触ると恋愛成就や金運上昇などのご利益があるという「福分小判」など、見どころがいっぱいです。

■住吉神社
[住所]福岡県福岡市博多区住吉3-1-51
[参拝時間]6時~21時
[定休日]無し
[アクセス]JR 博多駅より徒歩10分
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東長寺

美しい五重塔と福岡大仏は必見!

東長寺
鮮やかな朱色が美しい五重塔が空にのびる

806年。弘法大師(空海)が中国から戻って開いた真言密教のお寺。敷地内には高さ26mの五重塔がそびえ立っていて、絶好のフォトスポットです。

東長寺
大仏殿に安置されている「福岡大仏」

東長寺の見どころポイントが「福岡大仏」。1988(昭和63)年からなんと4年の歳月をかけて造られたそう。高さ10.8m、重さ30t!釈迦如来像で、木造坐像としてはかなりの大きさを誇ります。ちなみに、高さ10.8mの理由は、煩悩の数108を表しているそう。

また、「福岡大仏」の台座の下には「地獄・極楽巡り」の入り口があり、真っ暗闇のゾーンがあります。暗闇のどこかに「仏の輪」があり、その輪っかを触ると極楽に行けるという伝承も。ぜひチャレンジしてみて!

東長寺
「福岡大仏」の拝顔料は1本のろうそくと3本のお線香で50円

他にも敷地内には六角堂があります。江戸末期に博多の商人が名古屋から宮大工を招いた1842(天保13)年に建立された仏殿です。瓦葺き宝形造りの二重屋根になっていて、福岡市指定の文化財の1つになっています。博多駅博多口から徒歩9分、お散歩がてら覗いてみてはいかがですか。

■東長寺
[住所]福岡県福岡市博多区御供所町2-4
[参拝時間]9時~17時
[定休日]無し
[拝観料]50円
[アクセス]JR 博多駅より徒歩9分
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キャナルシティ博多

買い物、ランチ、映画にカフェ、1日遊べる複合施設

(画像提供:キャナルシティ博多)
地下1階のサンプラザステージ(CANAL CITY HAKATA 2023 (C)FJ.Entertainment Works)

約4万3500平米の敷地に、ショッピングモールや映画館、劇場、ホテル、グルメなど、「楽しい」や「美味しい」、「最旬」が集結した一大エンターテインメント施設。

JR博多駅博多口からや天神の中心地・西鉄福岡(天神)駅からともに徒歩約10分と、好アクセスも魅力。施設内には約180mの運河(キャナル)が流れ、一歩足を踏み入れると、非日常的な空間が広がっています。

(画像提供:キャナルシティ博多)
「ダンシングウォーター」。本当に水がダンスしているよう(CANAL CITY HAKATA 2023(C)FJ.Entertainment Works)

運河では毎日、音楽に合わせて噴水ショー「ダンシングウォーター」が開催されています。開催時刻については公式HPをチェックしてみて。

夜には約2500インチ相当の施設壁面やガラス面を活かし、3Dプロジェクションマッピングと、ウォータースクリーン、照明演出や音響が加わった「キャナルアクアパノラマ」を上演。また日によってはスペシャルバージョンの噴水ショーも!

お買い物&食事、イベントも楽しめる複合施設は最高の観光スポット。気軽にエンターテインメントを体感するにはもってこいです!

■キャナルシティ博多
[住所]福岡県福岡市博多区住吉1-2
[営業時間]10時~21時 ※店舗により異なる
[定休日]無し
[アクセス]JR 博多駅より徒歩10分
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楽水園

春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉と風情抜群!街のオアシス

楽水園
博多駅近く、オフィス街の一角に突如現れる日本庭園

博多駅博多口から徒歩12分。明治時代の博多商人・下澤善右衛門親正が、明治39(1906)年に別荘を建てた跡地で、戦後は旅館「楽水荘」として使用されていましたが、平成7(1995)年に池泉回遊式の日本庭園として開園しました。

約3000平米の敷地があり、焼瓦と焼石を粘土で固めた伝統ある博多塀が取り囲みます。庭園内には自然石を配した滝など風流な景観を楽しみながら散策できるコースも。

また、庭を眺めながらお抹茶(500円)を味わうことができ、特に親正が建てた茶室を復元した「楽水庵」でいただくお抹茶は格別です(お茶会の利用がない場合に限る)。当時の博多豪商の優雅さを垣間見ながら、非日常空間を堪能してみませんか。

■楽水園
[住所]福岡県福岡市博多区住吉2-10-7
[営業時間]9時~17時
[定休日]火曜(祝日の場合翌日)
[料金]お抹茶500円
[アクセス]JR 博多駅より徒歩12分
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博多駅から電車やバス1本+徒歩で15分以内で行ける観光スポット

博多川端商店街

懐かしさと新しさが心地よく溶け合う、人情商店街

博多川端商店街
明治通り沿いの入口から入ると川端中央商店街

博多駅から地下鉄で3分。博多で最初に栄えた商業の町で、130年以上の歴史を持つ。老舗と新しい店とがうまく溶け合い、博多の下町情緒がどこか漂う商店街です。

明治通りの博多リバレインから櫛田神社、キャナルシティ博多を結び、博多川沿いに全長およそ400m。川端中央商店街と、上川端商店街の2つの商店街からなり、130軒を超える店舗が並んでいます。

博多川端商店街
冷泉公園通りから櫛田神社方面までが上川端商店街となる

博多の老舗はもちろん、お土産やグルメなどが充実していて、ファッション、飲食店、専門店などもバラエティ豊か。

また商店街の一角にある「川端ぜんざい広場」には、「飾り山笠」が一年中飾られていて、観光名所の一つにもなっています。福岡の地元商店街でグルメも観光も楽しんでみては。

■博多川端商店街
[住所]福岡県福岡市博多区上川端町
[営業時間]店舗により異なる
[定休日]店舗により異なる
[アクセス]JR 博多駅より徒歩15分
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福岡アジア美術館

世界で唯一!アジアの近現代美術専門の美術館

(画像提供:福岡アジア美術館)
地下鉄の中洲川端駅と直結と好アクセス

博多駅から地下鉄で3分。「あじび」の愛称で親しまれる福岡アジア美術館。福岡市がアジアとの交流の窓口として長い歴史があることから、「世界唯一の、アジアの近現代美術を扱う美術館」として1999年に誕生しました。

(画像提供:福岡アジア美術館)
アジアの近現代美術を紹介するアジアギャラリー

韓国や台湾、ベトナム、インドなど、東アジアや東南アジア、南アジアの23カ国・地域の作品を収集し、約4500点のコレクションを展示。まさにアジアンアートの「いま」を発信し続けているのです。

福岡アジア美術館
アートに関する本や雑誌を無料で閲覧することができるアートカフェ

作品鑑賞はもちろん、それ以外にも楽しみが点在。その1つが「アートカフェ」。アートとカフェと本が同時に楽しめるオープンスペースで、国内外のアジア・アート・旅に関する約1万冊の書籍が並べられています。

(画像提供:福岡アジア美術館)
ミュージアムショップでお気に入りのアート雑貨を見つけよう

また「ミュージアムショップロンホァ」ではオリジナルグッズやアジアの雑貨がずらり。アジアを旅した気分になります。

■福岡アジア美術館
[住所]福岡県福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7・8階
[営業時間]9時30分~19時30分(金、土は~20時)【ギャラリー観覧時間】9時30分~18時(金、土は~20時)※ギャラリー入室は閉室30分前まで
[定休日]水曜(休日の場合は翌日)、12月26日~1月1日
[アクセス]福岡市営地下鉄 中洲川端駅より直結
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福岡空港

ご当地グルメや話題のショップが集結。もはやショッピングモール!

(画像提供:福岡空港)
地下鉄の駅の改札を抜ければすぐ空港!吹き抜けのアクセスホール

コンパクトシティが魅力、と評される福岡の街。それを物語るのが福岡空港と博多駅の近さです。地下鉄でわずか5分という好アクセスは、日本の主要都市の中でもトップクラス。

そんな福岡空港は、2020年に国内線再整備工事が完了し、大きく生まれ変わりました。展望デッキのリニューアルや新たな商業施設が仲間入りし、ますます魅力溢れる施設に。

(画像提供:福岡空港)
博多うどんやあごだしカレーなど、8店舗が入るスタイリッシュな空間のフードホール「the foodtimes」

国内線旅客ターミナルビルの2階。「the foodtimes」では、フードコートスタイルで気軽に福岡の老舗の味から隠れた裏メニューを楽しめるのがポイント。ほかにも3階に福岡をはじめ全国の有名なラーメン店が集結した「ラーメン滑走路」もあります。

(画像提供:福岡空港)
ラーメン滑走路。わざわざ行きたくなるお店ばかり
(画像提供:福岡空港)
展望デッキの中にある「スカイプレイグラウンド」。全長約3.3mの巨大飛行機クッションが4機設置されている

リニューアルされた展望デッキ。滑走路が一望できる「空の特等席」として、飛行機の離発着を間近で眺めることができるほか、夜には足元に照明が灯り、イルミネーションスポットにも。

展望デッキの開放時間は7時~22時。飛行機に乗る目的ではなく、空港へ遊びに行く、という目的で訪れる人も多くいます。

■福岡空港
[住所]福岡県福岡市博多区下臼井
[営業時間]店舗により異なる
[定休日]無し(店舗により異なる)
[アクセス]福岡市営地下鉄 福岡空港駅直結
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(画像提供:福岡空港)

筥崎宮

福岡県きっての勝運の神様へ、レッツ祈願

筥崎宮
国指定重要文化財の楼門

博多駅からJR鹿児島本線小倉行き+徒歩で15分。勝負の神様を祀っていることで有名な「筥崎宮」。地元のプロスポーツチームなどが、毎年必勝祈願を行うほどです。また博多三大祭り「放生会(ほうじょうや)」でも有名です。

筥崎宮には国に指定された重要文化財が4つも点在しています。美しい「本殿・拝殿」、1549年に建立された「楼門」、1609年に黒田長政によって建立された石造りの「一之鳥居」、1587年に千利休により奉納された「石燈篭」と、どれも見応え抜群。

また、境内にはパワースポットも。触ると運が湧き出ると言われる「湧出石」や金運アップの「銭洗御神水」など。ほかにも「花庭園」や「あじさい苑」など花の名所もあり、四季折々の美しい花を咲かせます。隙間時間に、福岡の有名神社で、開運を。

■筥崎宮
[住所]福岡県福岡市東区箱崎1-22-1
[参拝時間]9時30分~17時
[定休日]無し
[アクセス]JR 箱崎駅より徒歩9分、福岡市営地下鉄 箱崎宮前駅より徒歩3分
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柳橋連合市場

地元の「ウマイ」が大集結、歴史ある博多の台所

柳橋連合市場
食材の購入やランチスポットとしてもおすすめ

博多駅からバスで9分。那珂川に架かる柳橋のたもとにある柳橋連合市場。元々は小売業でしたが、周辺に飲食店が多いことから現在はその半分程が卸売を中心としています。

設立は1918年。103年もの歴史をつなぐ「博多の台所」として市民の人に親しまれています。全長100mほどのアーケードには通路を挟んで、およそ40軒の小売店が並び、その多くが対面販売を行っています。特に午前中は料理店などのプロの料理人の買い付けが目立ちます。

お店は九州一同の魚が並ぶ鮮魚店が数多く、料亭などで使われる野菜を扱う青果店、福岡特産品の辛子明太子専門店が並び、ほかにもかまぼこ、和菓子やお茶など、お店の業種はバラエティ豊か。買い物だけでなく、鮮魚店が営む食事処なども増えており、特に各店舗自慢の海鮮丼は食べ比べができる程人気が高く、ランチの利用でも賑わっている市場です。

■柳橋連合市場
[住所]福岡県福岡市中央区春吉1-6-1
[営業時間]8時~16時(店舗により異なる)
[定休日]日曜、祝日
[アクセス]JR博多駅より西鉄バスで約6分、柳橋停留所より徒歩1分
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ベイサイドプレイス博多

グルメに絶景、温泉など充実のエンタメスポット

(画像提供:ベイサイドプレイス博多)
海風が心地よく吹き抜けるベイエリア。昼間の爽快な景色から冬は夜のイルミネーションまで美しい

博多駅からバスで15分。市営渡船や壱岐、対馬、五島列島へ向かう船が発着する博多ふ頭にある海辺のエンタメスポット。1階の巨大水槽「アクアリウム」では、約3000匹もの魚が泳ぎ、まるで水族館のような雰囲気です。

オープンエアのレストランや玄界灘でとれた海産物を扱う市場、九州各地のお土産を揃えるショップ、日帰り温泉施設などがあり、1日中遊べると評判。2階には大型遊具や絵本などで遊べる子ども向けの施設や、パリで星を獲得したシェフが腕を振るうフレンチレストランもあります。

季節ごとのイベントも盛んで、夏のビアガーデンや冬のカキ小屋など。楽しみがイロイロ豊富なエンタメ施設となっています。

■ベイサイドプレイス博多
[住所]福岡県福岡市博多区筑港本町13-6
[営業時間]10時~23時(店舗により異なる)
[定休日]無し(店舗により異なる)
[アクセス]【バス】西鉄バス 博多埠頭停留所よりすぐ
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(画像提供:ベイサイドプレイス博多)

まとめ

博多エリアの観光情報、いかがでしたか。ひと口に「博多」といっても、下町情緒溢れる商店街や市場から、しっとりとした日本庭園、もはや一つの観光地である駅ビルや空港など、いろんな楽しみ方があります。魅力的な名物グルメと合わせて、コンパクトシティならではの観光スポットを巡ってみてはいかがでしょう。

※この記事は2023年2月にじゃらん編集部が更新しました
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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