四万十川、室戸岬などの絶景スポットのほか、鰹の藁焼き、鍋焼きラーメンといった美味しい食べ物も豊富な高知県。今回は主要エリア別に、おすすめの観光スポットやご当地グルメをピックアップしてみました。最後には、エリアごとの魅力を堪能できる1泊2日モデルコースも紹介します!
高知県ってどんなところ?
自然もグルメも文化も、すべて揃った観光パラダイス

四国南部に位置する高知県。総面積は7104平方キロメートルと四国4県の中では最も広く、特に東西に長いのが特徴といえます。県の西部から東部までは、直線距離でなんと200km弱。高速道路の未開通区間も多いため、事前にしっかりエリアを絞って観光プランを立てるのがベターです。
この記事では、6つのエリアに分けて観光名所を紹介します。
1:高知城などがある交通や文化の中心・高知市エリア
2:中心部から距離が近く比較的回りやすい物部川エリア(南国市・香美市・香南市など)
3:海沿いに観光地が点在する安芸・室戸エリア(室戸市・北川村など)
4:絶景スポットが数多い仁淀川エリア(仁淀川町・いの町・越智町など)
5:山あいに非日常な自然スポットが散らばる奥四万十エリア(四万十町・梼原町・津野町・須崎市など)
6:さまざまなアクティビティが楽しめる四万十・足摺エリア(四万十市・土佐清水市など)
最後には、複数のエリアを効率よく回るモデルコースも掲載していますので、参考にしてくださいね。
主要都市からのアクセス
■東京方面から:高知龍馬空港が市街地に近いため、飛行機のアクセスが便利。また新幹線を利用する場合は、岡山駅から特急列車に乗り換えることになります。
[飛行機利用]成田空港から高知龍馬空港まで約1時間45分、羽田空港から高知龍馬空港まで約1時間25分
[新幹線利用]東京駅から東海道新幹線・山陽新幹線経由で岡山駅まで約3時間15分、岡山駅からは特急南風に乗車してJR高知駅まで約2時間40分
■大阪方面から:本数は少ないですが、神戸空港から高知龍馬空港まで1日1往復のフライトがあります。新幹線利用の場合は、岡山駅から特急列車に乗り換えることになります。
[飛行機利用]神戸空港から高知龍馬空港まで約45分
[新幹線利用]新大阪駅から山陽新幹線経由で岡山駅まで45分、岡山駅からは特急南風に乗車してJR高知駅まで約2時間40分
高知市エリアのおすすめ観光スポット
桂浜 海のテラス【高知市】



雄大な太平洋に面し、月の名所としても知られる桂浜公園。2023年3月、園内の一角に新しい複合商業施設がオープンしました。「桂浜 海のテラス」と名付けられた施設内には、鰹のタタキや四万十ポークをはじめ高知ならではの味覚を楽しめるレストラン「桂浜美食館 神」や、高知県内の物産や地酒を取り揃えた「SOUVENIR SHOP BOOTS」など個性豊かな店舗が並んでいます。
また敷地の中央に整備された屋根付きの「UMI-NO TERRACE」では、各店で購入したグルメなどを自由に飲食が可能。
季節のイベントが開催される屋外ステージや、桂浜の歴史や高知の文化を学べるミュージアムなどもあります。
088-841-4140(桂浜公園管理事務所)
高知県高知市浦戸6
施設により異なる
なし
【車】高知東部道高知南ICより15分
500台(1日400円)
「桂浜 海のテラス」の詳細はこちら
「桂浜 海のテラス」のクチコミ・周辺情報はこちら
桂浜水族館【高知市】



名勝「桂浜」の浜辺に建つ水族館。アットホームな雰囲気で、観光途中に気軽に訪れることができます。
館内では、高知県の海に生息する魚を中心に、川魚や深海魚など約220種4000点の生き物を展示。特に高知県特産の怪魚・アカメの群泳は、ほかの水族館ではなかなか見られない貴重な光景となっています。
また、動物たちの飼育エリアは開放感にあふれていて、トドやアシカ、ウミガメにペンギン、カピバラといった多彩な動物たちに、柵越しでえさやり体験も挑戦できます(えさは有料)。飼育員が手書きしたお魚解説板には、魚の名前だけでなく調理方法や味も紹介されているので要チェック。爬虫類や両生類・古代魚が展示されている新エリア「アキラの部屋」も訪れてみましょう。
見学の後は、マリンショップにてオリジナルグッズなどのお土産を購入できます。
088-841-2437
高知県高知市浦戸778 桂浜公園内
9時~17時
1月1日
【入館料】高校生以上1600円、小・中学生600円、3歳以上400円
【車】高知東部道高知南ICより15分
なし(有料の市営桂浜公園駐車場を利用)
「桂浜水族館」の詳細はこちら
「桂浜水族館」のクチコミ・周辺情報はこちら
ひろめ市場【高知市】



飲食・物販あわせて約60もの店舗が軒を連ねる大型の屋台村。土佐藩の家老・深尾弘人蕃顕(ふかおひろめしげあき)の屋敷がかつてこの場所にあったことから、「ひろめ市場」の名前が付けられています。各店で高知の郷土料理や酒のつまみをオーダーし、共有型のフードコートに持ち寄って味わうのがこちら流。
鰹のたたきやクジラの串カツなどが味わえる土佐料理店のほか、高知名物の屋台餃子、エスニック料理など幅広い店が集まっています。
定番の観光地でありながら地元民の利用が多いのも魅力で、活気あふれる雰囲気の中で、相席した人との交流を楽しむこともできます。食事後のトレイやゴミは、自分たちで責任を持ってゴミ箱へ片づけましょう。
088-822-5287
高知県高知市帯屋町2-3-1
月~土10時~23時、日9時~23時※店舗により異なる
不定、1月1日※休みは年6日程度(1月・6月・10月)
【電車】とさでん大橋通電停より徒歩2分【車】高知道高知ICより15分
180台(30分200円)※施設利用で割引あり
「ひろめ市場」の詳細はこちら
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高知城【高知市】


慶長16(1611)年に土佐藩の初代藩主・山内一豊が築城。享保年間の大火で一度はほとんどが消失したものの、宝暦3(1753)年に、創建当時の様式のままで大部分が復元されました。
外観は四重五階、内部は三層六階の天守に加え、大火を逃れた追手門(おうてもん)、山内一豊と妻・見性院が居宅としていた本丸御殿(懐徳館)など城域内にある15もの建築物が国の重要文化財に指定されています。
見どころが多いので、余裕を持ったスケジュールで訪れるのがおすすめ。天守内では、高知城の歴史を分かりやすく解説したパネルも展示されています。また毎日2回開催のボランティアガイドによる無料定時ガイドでは、土佐弁を交えた案内を聞きながら、城への理解を深めることができます。
088-824-5701(高知城管理事務所)
高知県高知市丸ノ内1-2-1
高知城天守・懐徳館などは9時~17時(最終入館16時30分)
2023年12月26日~2024年1月1日
入園無料※高知城天守・懐徳館などは18歳以上420円
【電車】とさでん高知城前電停より徒歩5分【車】高知道高知ICより15分
65台(1時間370円)
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物部川エリア(南国・香美・香南など)のおすすめ観光スポット
龍河洞【香美市】



1億7500万年もの歳月を経て形成された全長約4kmの鍾乳洞。現在はそのうち約1kmが一般公開されていて、細い通路を進みながら、さまざまな形状の鍾乳石を見学できます。
高さ11mにおよぶ洞内最大の鍾乳石「天降石」や、弥生時代の土器が約2000年かけて鍾乳石と一体化した「神の壷」をはじめ、自然の神秘を体感できる見どころがたくさん。通常の観光コースは、1周40分ほどで回ることができます。さらにディープに楽しみたい方は、ヘッドライトの明かりだけで進む冒険コース(観光コース料金+1人1700円)もあります。
出口近くにある「逢坂峠」の壁面には、宇宙や生命の歴史を表現した壮大なスケールのプロジェクションマッピングが投影されています。
0887-53-2144
高知県香美市土佐山田町逆川1424
8時30分~16時30分※3月~11月は17時
なし
【観光コース】高校生以上1200円、中学生700円、小学生550円
【車】高知道南国ICより25分
600台(無料)
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香美市立やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム【香美市】



国民的な人気を誇るキャラクター・アンパンマン。作者のやなせたかし氏の故郷である香美市香北町の山あいに、作品の世界観にどっぷりと親しめるミュージアム施設があります。
屋外で出迎えてくれるのはアンパンマンやばいきんまんなど、登場キャラクターたちを模した大小のオブジェ。館内にはアンパンマンの世界を再現したジオラマや、やなせ氏の直筆による高さ約4mの大壁画などが展示され、絵本やアニメの世界に入り込んだ気分を味わえます。
またミュージアムの裏手には、多彩なやなせ作品を展示する「詩とメルヘン館」も併設。ミュージアムショップでは、クリアファイルやサブレといったオリジナルグッズが買えるので、お土産におすすめです。
0887-59-2300
高知県香美市香北町美良布1224-2
9時30分~17時(最終入館16時30分)
火(祝日の場合は翌日休)、2023年12月26日~2024年1月1日
【やなせたかし記念館共通券】大学生以上800円、中・高校生500円、3歳~小学生300円
【車】高知道南国ICより35分
50台(無料)
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安芸・室戸エリア(室戸市・北川村など)のおすすめ観光スポット
北川村「モネの庭」マルモッタン【北川村】



フランス印象派の巨匠クロード・モネがこよなく愛した自宅の庭を再現。約3万平方メートルの広大な敷地内に、バラのアーチが美しい「花の庭」や地中海の植物などが植えられた「ボルディゲラの庭」など、3つの庭園が広がります。
なかでも注目は晩年の名作『睡蓮』そのままの景色が広がる「水の庭」。静かな水をたたえた池には色とりどりのスイレンが浮かび、さらに池畔には藤や柳、桜など日本でも馴染みの深い樹木が植えられています。
クロード・モネ財団の指導を仰ぎながら手入れが行われているため、再現度の高さや美しい空間構成は、まさに見事のひと言。庭園散策を楽しんだ後は、地元・北川村の食材を使ったメニューが並ぶカフェで休憩するのもいいですね。
0887-32-1233
高知県安芸郡北川村野友甲1100
9時~17時(最終入園16時30分)
6月~10月の第1水※12月~2月は休園
【入園料】高校生以上1000円、小・中学生500円
【車】高知道南国ICより1時間10分
100台(無料)
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室戸岬【室戸市】


太平洋へと突き出した四国最南端のV字の岬。世界ジオパーク認定の「室戸世界ジオパーク」の中心的存在で、海岸線の多くが室戸阿南海岸国定公園にも指定されています。
岬の先端近くに立つ中岡慎太郎像から、若き弘法大師を模した室戸青年大師像まで、約2.6kmにわたって続くのが乱礁(らんしょう)遊歩道。南国特有の亜熱帯植物などを観察しながら、ダイナミックな地形の間をのんびり散策できます。
記念撮影をするなら、室戸岬のシンボルでもある白亜の「室戸岬灯台」付近がおすすめ。そのほか四国霊場第24番札所の「最御崎寺」や、平安時代に弘法大師が修行したと伝わる「御厨人(みくろど)窟」など周囲に見どころが豊富です。
仁淀川エリア(仁淀川町・いの町・越智町など)のおすすめ観光スポット
にこ淵【いの町】


「仁淀ブルー」とは、清流・仁淀川流域の透明度が高い水の色を表現した言葉。エメラルドグリーンともターコイズブルーとも異なる特有の青色を体感できるのが、仁淀川の支流・枝川川の上流にある、にこ淵です。
青い水をなみなみと湛える滝壺は、水神の化身・大蛇が棲むという伝説が残る聖地。一帯には神秘的な雰囲気が漂い、宝石のようにきらめく水面が心を癒してくれます。神聖な場所のため、滝壺への入水や周辺での飲食は禁止となっています。
徒歩15分ほどの場所に無料駐車場が整備されていますが、滝壺へと降りる坂道と階段は勾配がきついため、歩きやすい靴で訪れてください。
088-893-1211(いの町観光協会)
高知県吾川郡いの町清水上分2976-11
散策自由
【車】高知道伊野ICより1時間
20台(無料)
「にこ淵」の詳細はこちら
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安居渓谷【仁淀川町】


石鎚山(いしづちさん)から流れ出る仁淀川水系・安居川沿いに広がる約10kmの渓谷も、「仁淀ブルー」を観賞可能なベストスポット。遊歩道を散策したり、滝などの名所を車で巡りながら、深みのあるブルーを間近で眺められます。
特に訪れておきたいのが渓谷の上流に位置する「水晶淵」。最寄りの無料駐車場からは徒歩5分ほどの距離にあります。一帯は流れが緩やかで、流れる水は川底まで見通せるほどの際立った透明度。
季節や時間帯、天候などにより光の射し込む角度が変わり、濃いブルーや緑がかったブルーなど異なる表情を楽しめるポイントです。大小の滝や切り立った断崖など周辺景観も変化に富んでいて、大自然を満喫できます。
0889-35-1333(仁淀川町観光協会)
高知県吾川郡仁淀川町大屋
散策自由
【車】高知道伊野ICより1時間10分
100台(無料)
「安居渓谷」の詳細はこちら
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奥四万十エリア(四万十町・梼原町・津野町・須崎市)のおすすめ観光スポット
四国カルスト【梼原町など】


高知県から愛媛県にかけて広がるカルスト台地で、「日本三大カルスト」のひとつにも数えられています。東西約25km、南北約3kmと広大で、草原から石灰岩が顔を覗かせる光景は非日常感たっぷり。
ドライブ時は尾根筋を東西に走る県道383号線(四国カルスト縦断線)を利用しましょう。周辺は牧畜業も盛んで、春から秋にかけては車窓から土佐あかうしがのんびり草を食む姿を眺めることができます。
途中、風力発電の風車がある「姫鶴平(めづるだいら)」や遊歩道が整備された「天狗高原」などの観光ポイントにも立ち寄ってみましょう。標高1456mにある「五段高原」の五段城からは、石鎚山や太平洋を一望できます。
0889-65-1250(梼原町役場産業振興課)
高知県梼原町永野など
散策自由
【車】高知道須崎中央ICより1時間30分
各所に無料駐車場あり
「四国カルスト」の詳細はこちら
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フォレストアドベンチャー・高知【津野町】


「四国カルスト」の麓の町として知られる津野町。その大自然を活用し、地上から約10mの樹上に張られたケーブルなどを使って、スリル満点のアクティビティに挑戦できます。
初心者向けのキャノピーコースには20種のアクティビティと5本のジップスライドがあり、キッズからシニアまで幅広い年齢層の人が楽しめるコース設定になっています。所要時間は平均1時間~1時間30分ほどですが、それぞれのペースで焦らずに進みましょう。また経験者向けには、300mを超える2本のロングジップスライド、スリル満点のターザンスイングなどがあるアドベンチャーコースも用意されています。
体験中はドリンクホルダーやショルダーポーチを無料で借りられるほか、終了後はシャワールームの利用も可能です。
080-2347-3318
高知県高岡郡津野町芳生野乙5422
8時~17時(アクティビティ受付は9時~14時30分)
不定休※冬期は要問合せ
【キャノピーコース体験料】1人3100円(身長110cm以上など諸条件あり)【アドベンチャーコース体験料】18歳以上4100円、17歳以下3800円(身長140cm以上または小学4年生以上など諸条件あり)※各詳細は公式ホームページを要確認
【車】高知道須崎東ICより1時間
30台(無料)
「フォレストアドベンチャー・高知」の詳細はこちら
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四万十・足摺エリア(四万十市・黒潮町・土佐清水市・大月町)のおすすめ観光スポット
足摺岬【土佐清水市】


高さ約80mの断崖絶壁から一面の大海原が望めるビュースポット。黒潮(日本海流)の本流が岸に接岸する希少な場所で、紺碧の大パノラマを堪能しましょう。
岬のシンボルとなっているのが高さ18mの「足摺岬灯台」。大正3(1914)年から海の安全を見守り続ける白亜の灯台は、すぐそばまで歩いて近づくことが可能です。
周辺には遊歩道が設けられていて、押した際の揺れ方により孝行心がわかると伝わる「ゆるぎ石」など、道沿いに弘法大師ゆかりの「足摺七不思議」が点在しています。
荒波の海食で生まれた「白山洞門」や高さ6~7mの花崗岩が林立する「唐人駄場遺跡」も近く、時間があれば立ち寄ってみましょう。
四万十川 屋形舟 さこや【四万十市】


日本最後の清流と呼ばれる四万十川を、屋形船の上から優雅に満喫できます。水面を吹く風を感じながら、川沿いに広がる四季折々の自然を体感。屋形船は、増水時に橋自体が水面下で沈むことで知られる「佐田沈下橋」近くをスタートし、上流の「三里沈下橋」までを往復する50分ほどのコースが基本となります。
途中の瀞(とろ)と呼ばれる流れが緩やかな場所では、エンジンを切って櫓の推進力だけで航行。事前に予約しておくと、無料で櫓を漕ぐ体験も可能です。
船頭自身が四万十の川漁師でもあるため、川を知り尽くしたプロによるガイドは必聴。毎年7月1日~10月15日の漁期には、舟上からの投網(とあみ)漁の実演も見学することができます(要予約)。
090-5147-4023
高知県四万十市佐田 佐田沈下橋たもと(集合場所)
9時~17時(予約優先で随時運航)※冬期は要予約
不定
【乗船料】中学生以上2000円、小学生1000円
【車】高知道黒潮拳ノ川ICより1時間
40台(無料の佐田沈下橋駐車場を利用)
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withRIVER【四万十市】


観光名所「三里沈下橋」を拠点に、SUP(スタンドアップパドルボード)やカヌーのアクティブ体験ができる施設です。
コースは2種類で、時間に余裕がある人は、経験豊富なガイドとともに約3時間かけて川下りを楽しむ「半日ツアーコース」がおすすめ。ツアー途中にはお茶とおやつでの休憩タイムも取られていて、ゆったりとした気分で四万十川の大自然を満喫しましょう。
また初心者や時間がない人、体力に自信がない人向けには「おてがる体験コース」もあります。沈下橋の周辺で、SUPとカヌーを1時間(または1時間30分)で気軽に体験できるプログラムとなっています。どちらのコースも最後には沈下橋からのジャンプを体験できます。
0880-49-0119
高知県四万十市三里1841
3月~11月中旬8時~18時
木(8月はなし)※11月中旬~2月は休業
【おてがるコース】1人乗りSUP60分3000円、1人乗りカヌー60分3000円など※詳細は公式ホームページを要確認
【車】高知道四万十町中央ICより1時間20分
20台(無料)
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高知県のおすすめグルメ
鰹のタタキ/藁焼き鰹たたき 明神丸 ひろめ市場店【高知市エリア】


高知グルメが集まる「ひろめ市場」の名物店。水産会社が直営する鰹のタタキの専門店で、店頭では豪快に炎が上がる伝統製法「藁焼き」の様子を見学できます。藁は火力が非常に強く、燃焼温度は約1000度にまで達するとか。これにより表面がムラなく焼き上がり、煙の香りが鰹の風味を一層引き立ててくれます。
一番人気のたたき定食は、ご飯と味噌汁付きの中サイズ(7切れ)で1200円。そのほか小サイズ(5切れ・1000円)、大サイズ(10切れ・1600円)もあります。
食べ方は定番のポン酢ダレも選べますが、同店が創業以来こだわり続ける塩たたきもおすすめ。職人が丁寧に作った黒潮町産の天日塩が、鰹本来の濃厚な旨みを際立たせてくれます。
高知県高知市帯屋町2-3-1 ひろめ市場内
月~土11時~21時、日10時~20時
不定※ひろめ市場の定休日に準ずる
【電車】とさでん大橋通電停より徒歩2分【車】高知道高知ICより15分
180台(30分200円)※店舗利用で割引あり
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鍋焼きラーメン/鍋焼きラーメン まゆみの店【奥四万十エリア】


高知市の南西40kmほどに位置する須崎市の名物グルメが「鍋焼きラーメン」。歯応えのある細麺にネギやちくわ、生卵をのせ、土鍋でアツアツに煮込むのが基本スタイルになっています。
そんな個性派ご当地ラーメンを味わえる店の1つが「まゆみの店」。素朴な雰囲気が漂う店内では、元祖店をリスペクトしたしっかりとした味付けの「鍋焼きラーメン」を楽しめます。スープは四万十親鶏のガラをベースに、甘みのあるタマネギをたっぷりと使用。
最近では、スパイスを効かせたスープが自慢の「カレー鍋焼きラーメン」(並・1150円)などの創作系の新メニューも好評とか。鍋焼きラーメンの奥深い世界を堪能してください。
0889-42-9026
高知県須崎市栄町10-14
平日11時~15時、土・日・祝11時~17時※売切れ次第終了
水、第1日曜(祝日の場合は営業)、2023年12月31日~2024年1月2日
【電車】JR土佐新荘駅より徒歩10分【車】須崎道路須崎中央ICより5分
10台(無料)
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清水サバ/土佐清水さかなセンター 足摺黒潮市場【四万十・足摺エリア】



土佐清水のブランド魚「清水サバ」をはじめ、豊富な漁獲量で知られる清水港。すぐ近くに位置する漁具倉庫風の建物内には、活気ある市場のほか漁師料理レストラン、地元の特産品が充実したショップなどが並びます。
レストランで一番人気のメニューは「土佐の清水サバぶっかけ丼」。朝どれの活け締め清水サバの旨みを、自家製ダレが見事に引き立てます。また、名産の宗田節を使った「漁師茶漬け」(1200円)もおすすめ。
ショップには、土佐の漁師が漁場に必ず携行していたという昔ながらの「漁師みそ」のほか、地元ならではの品が数多く揃います。
市場内では海上遊覧船や漁業体験など、各種海上観光の受付も行われています。
0880-83-0151
高知県土佐清水市清水932-5
8時30分~16時(レストラン11時~14時)
なし
【車】高知道四万十町中央ICより1時間25分
20台(無料)
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四万十ポーク/ゆういんぐ四万十【奥四万十エリア】



四万十川の中流域に位置する大型の観光物産センター。高知道の南端にあたる四万十町中央ICからすぐの場所にあり、四万十エリアの東の玄関口として常に賑わいを見せています。
館内の「おにぎりカフェ」ではテイクアウトフードが充実。ブランド豚100%の「四万十ポークバーガー」(480円)、ゆずカツオや生姜などを具材とするおにぎり(1個160円~180円)など、気軽にご当地の味を楽しめます。
またレストランには特産の仁井田米を味わえる定食や丼がずらりと並び、毎朝7時~10時には朝食バイキング(大人550円)も実施しています。四万十川町内で生産された農産物や県内の銘菓・地酒が揃うショップにも、ぜひ立ち寄ってみてください。
0880-22-5188
高知県高岡郡四万十町東大奈路514-14
7時~20時(レストランはLO19時30分)
なし
【車】高知道四万十町中央ICより1分
90台(無料)
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1泊2日おすすめモデルコース
公共交通機関の利用も便利!高知市内の名所いいとこ取り1泊2日コース
路面電車や路線バスなど交通網が比較的発達した高知市内。桂浜周辺、高知城周辺という二大観光エリアの間も、公共交通機関で手軽に移動ができます。このコースは、初日に桂浜をしっかりと観光。高知市中心部で宿泊して、翌日は高知城近くの観光地を巡るルートになります。

【1日目】
高知龍馬空港
↓リムジンバス・路面電車で約1時間10分
「桂浜水族館」で観光
↓徒歩約5分
「桂浜 海のテラス」で食事
↓路面電車で約40分
高知市内で宿泊
【2日目】
↓路面電車で約15分
「高知城」で観光
↓徒歩約8分
「ひろめ市場」でお土産購入
高知の豊かな芸術文化を体感。県東部のアートスポット巡り1泊2日コース
初日は高知市内から少し足を延ばして、龍河洞などがある香美市周辺を観光。県東部の中心都市・安芸市内で一泊をしたのち、翌日は旅の最終目的地となる四国最南端の室戸岬へ。周辺には個性的なミュージアムやアートを感じる自然スポットが多く、感性を刺激する有意義な休日になりそうです。

【1日目】
高知龍馬空港
↓車で約20分
「龍河洞」で観光
↓車で約20分
「香美市立やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」で観光
↓車で約1時間
安芸市内で一泊
【2日目】
↓車で約30分
「北川村『モネの庭』マルモッタン」で観光
↓車で約40分
「室戸岬」で観光
圧倒的な大自然に感動!アクティブ体験も満載の県西部1泊2日コース
高知県の西部には、非日常感たっぷりの自然スポットがたくさん。仁淀ブルーや一面のカルスト地形など普段はなかなか見られない絶景を堪能したら、翌日はSUPやカヌーなどリバーアクティブにもチャレンジしてみて。スポット間の距離は長めですが、車窓を流れる景色をのんびり楽しみながら進みましょう。

【1日目】
高知龍馬空港
↓車で約1時間15分
「にこ淵」で観光
↓車で約1時間40分
「四国カルスト」で観光
↓車で約2時間15分
四万十市内で一泊
【2日目】
↓車で約20分
「withRIVER」でアウトドア体験
↓車で約1時間10分
「ゆういんぐ四万十」でお土産購入
まとめ
高知県内には歴史やグルメ、自然地形など見ておきたいスポットはまだまだたくさんあります。行きたいエリアが決まったら、モデルコースなどを参考にして、さらに詳しい情報を調べてみるのもおすすめですよ。
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※この記事は2023年12月18日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。